Translate

2020年7月26日日曜日

PCR検査

昨日のブログで・・・

症状が出てから医者にかかり
医者が必要とみなさないと
受けられないPCR検査で
なぜ「無症状者」が居るのか?

という疑問に対して
とてもためになる
専門的なお話を
コメント欄に投稿頂きました。

陽性者の濃厚接触者は
無症状でもPCR検査を受けられます。
現状のPCR検査は
検査対象の方が感染していることを
確定させることを目的とした検査であり
偽陰性(感染しているのに陰性)の確率も高いのです。

このため、PCR検査は
感染していないことの証明にはなりません。

PCR検査で陰性の人が実は感染者で
他人に感染させてしまうこともあるわけです。
さらに言うと・・・
偽陽性(感染していないのに陽性)の可能性もあり
無差別にPCR検査を行うと
たとえ偽陽性の確率が0.1%だったとしても
10万人のPCR検査を行うと
100人の陽性患者が出ることになり
医療リソースを無駄に消費してしまうことになります。

現状のPCR検査対象者の選定方法は
PCR検査の精度を考慮すると理にかなっています。

なるほど。
コロナ感染者と分かった人の
家族や職場の同僚、濃厚接触した友人などは
受けられるのですね。
そして、PCR検査というものを考えれば
今の状況が最善だという事です。

現在のニュースでは
PCR検査の結果が2日~3日掛かるように
報道されています。
そのなかで、短時間で検査が出来る検査キットが
出たというニュースを最近よく目にします。

厚労省のHPを見ると
同じPCR検査でも・・・
色々な種類があるんですね。



LAMP法・抗原検査も含み
日本で認可されている検査方法は
10種類。

う~ん
もう、こうなってくると素人として
拒否反応が出てきます。

どうやら、現在・・・
二種類の検査方法があるようです。

■PCR
・正式名称「ポリメラーゼ連鎖反応」という。
・遺伝子配列を特殊な方法で増幅させる方法。
・鼻や咽喉の粘液を検体とする。
・唾液でも可能だが、正確性に劣る。
・判明までに時間が掛かる。

■抗原検査
・ウイルス性のタンパク質の有無を調べる方法。
・鼻や咽喉の粘液を検体とする。
・唾液でも可能。
・簡易検査で15〜30分ほどで結果が判明。
・正確性は、PCRに劣る。
・発症後2〜9日目では、PCRと同等。

感染してすぐだという判断ができれば
富士レビオという会社が許認可を受けた
エスプラインという抗原検査が良いのですね。

ただ、これも自分では決められず
医師の判断等に委ねられることとなります。

最近・・・
これらとは別に政治家の口から
「抗体検査」というワードをよく聞きますが
これは、上記二つとは異なり
過去に感染したかどうかを
調べるもののようです。

■抗体検査
感染後、体内生成されるIgM抗体やIgG抗体の有無を調べる方法。
採血が必要。
検査結果は、数分。

これは、抗体があるかどうかを調べるため
すでに治った人も「有り」となります。
なので、感染中かどうかの判断にはならないとのこと。

抗体検査は・・・
普通の内科で受けることが可能のようです。
例えば、大船のほなみクリニックさん
費用は保険適用外となり、自費のようです。
大体、1万円前後のよう。

となると・・・
抗体検査を受けてから
田舎に帰るという方法は可能ですね。

検査結果票を車に張り付けておいて
何か言われたら
「抗体検査を受けてます」を言う事ができる
・・・かな?

でも家族4人で4万円の出費となります。
思案中です。


0 件のコメント:

コメントを投稿