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2019年10月29日火曜日

Z1R

ここ2ヶ月ほど
バタバタの日が続き
当社ホームページが
放ったらかしとなっておりました。

1か月ぐらい
見て見ぬふりをしていたのですが
数日前に恐る恐る見てみたら
瞬時に青ざめる管理者の私。


先日完成した
西御門の建売住宅の写真が
1か月前のものだったり

建築工事が佳境に入った
上町屋の2棟現場などは
なんと現場写真が更地だったりと
洒落にならない事態です。

一昨日から慌てて
昨日も
午前中の案内を2件こなし
午後、更新作業をしていると

事務所の前に
「ブウォ~ン!!!」
という音とともに
黒い塊が止まりました。

シルエットを見ただけで
「ピン!」ときた私。

すぐに事務所をでて
出迎えました。
音の主は、これです。



昭和50年代に発売され
当時は不人気で
販売台数がとても少なく
数あるカワサキのオートバイの中でも
プレミア中のプレミア車となっている
「Z1R-Ⅱ」です。

私の古くからの
バイク仲間が乗ってきました。

完全にレストアされ
カスタムが施されており
40年前のバイクなのに
時速200kmを
簡単に振り切るそうです。

現在・・・
リッターバイクを卒業している私。
その私に
彼は、こう言い
ヘルメットを手渡しました。

「乗ってみて!」

いやいや、そりゃ無茶ぶりです。
そうやすやすと
跨げるバイクではありませんよ。(^^;)
だって、時価400万円は
裕にする代物ですから。(汗)

「いいから、ちょっと乗ってきてよ!」
と、グイグイヘルメットを
押し付ける彼。

これは・・・
カワサキ直列4気筒の轟音を味わせて
バイク熱を目覚めさせようという
あからさまな工作です。

そして、一気にまくし立てて
私があこがれていると公言する
『GPZ1100』か
『CBX1000』を
買わせようという魂胆です。

GPZ1100とは
空冷最強と謳われ
120馬力をはじき出した
昭和50年代のモンスターバイクです。

カスタム店「サンクチュアリ」さんの
コンプリートマシンはこんな感じ



http://www.ac-sanctuary.co.jp/

カッコいい!!
正味、400万円ほどです。(大汗)

CBX1000とは
ホンダが何を思ったのか
オートバイに6気筒のエンジンを積んだ
狂気のバイクといわれる
昭和50年代の代物です。

カスタム店「ジェイズ」さんの
コンプリートマシンはこんな感じ。


http://jays-mc.jp/index.php?

こちらも、正味400万円ほどです。(冷や汗)

どちらも、走行等に問題があり
当時、全然売れず
現在、球数が極端に少ない車種です。

今、実は
これら昭和40~50年代のバイクが
バブルとなっています。

数年で、倍ほどまでに
価格が高騰しており
トヨタの中型サルーン車
「マークX」よりも
高額だという
意味が解らない状態となっています。

なぜかというと
当時買えなかった子供達が
40~50歳代になり
「死ぬまでに一度、自分のモノにしたい」
と、昭和中期の団塊世代の
恋愛のようなメンタルで
無理をしてでも金を工面し
手に入れているからです。(^^;)

でも、400万円は無理でしょ!
その半分の200万円でも無理。

でも、Z1R-Ⅱ、カッコいいな~!!
すげーなぁ~!!
美しいな~!!!

彼の愛車が目の前にあるだけで
彼の工作は成功しているようです。

今後、これらバイクは
増えることはなく
年々、事故や寿命で
頭数が減っていくので

ドンドンと高額になっていくことが
予想されます。

あと10年ぐらい経ったら
500万円はするのだろう。

そう考えると
資産運用として成り立つのかな?
でも、置く場所が問題だ。

というか、そんな金
逆立ちしてもないのだけれど。

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