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2020年1月17日金曜日

高野山

2019年の大晦日。
3泊4日の年末旅行も
最終日となりました。

朝5時に起きて
日本三美人の湯を堪能し
8時にご飯。
9時に竜神温泉を出立。

これから8時間かけて、鎌倉に帰ります。

ちなみに和歌山は吊り橋が多い。
宿の近くにも、こんな木造の吊り橋がありました。



小さな集落に、必ずというほど吊り橋がある。
スリル満点の生活です。

さて・・・

南下して高速道路に乗るか?
それとも、北上して峠を越えるか?
迷いましたが・・・
高速道路に乗ってしまうと旅情がない。

ということで、北上をチョイス。
護摩壇山の峠を越え
奈良の方に抜けていく道です。

「奈良の大仏にでも寄って行こうかしら?」
そんなことを思いながら
1時間ほど、ひたすら峠道を走っていると

3つ目の山の頂き付近で
突如、凄い建物がドンと現れました。



黒沢映画の「羅生門」か!!

車でス~っと通りすぎましたが
1kmほど進んだところで
どうしても気になったので
「ちょっと引き返していい?」
と、妻に了承を得て
狭い峠道をUターン。

戻ってみると「高野山」と書いてあります。

もしかして
織田信長に焼き討ちされた
あの高野山ですか?!!

標高約1000mm。
凄い山の上にあるんですね。
仏教の聖地として
昔の人は、こんな山の奥深くまで
歩いて参拝したんでしょうか?

そして、こんなところに
織田信長は攻め込んだのか。

全くの予定外ですが・・・
参拝することとしました。

さっきの山門は
昔のものなのでしょうか?

車でこの山門の裏を奥に進むと
何もなかった山の中に
突如、とてもキレイな街が現れビックリ。

観光地となってますね。
歩道に、多くの外国人が歩いてる。
反対側がメインの入口なんですね~。

パーキングに車を停め、歩いて散策。
すると、新しい山門がありました。


ここがメインかな?


凄い迫力です。
そして、なんとも独特な雰囲気。


中に入ると、広い!!
目の前の本堂にお参りをして
厳粛な内部を参拝。

本堂の横にある建物。
チベットを紹介するテレビ番組で見た
グルグル回す建物だ。


家族4人でグルグル回しながら
祈祷。

国宝的な建物を見て回り


今にも神様が出てきそう。


古い大塔。
凄い厳正な空気。


そして遠くに新しい大塔。


物凄く大きい。


娘の大きさと比較してください。
余りの大きさに圧倒されます。

中に入る事ができます。
その中には
巨大な大日如来像から
様々なご神体が鎮座していて、圧巻。

余りの凄さに
我が家の暴君たちも言葉を失い
静かに見上げていました。

不肖45歳の私ですが・・・
その人生において拝見した仏殿や仏体の中で
一番、圧倒されました。

1時間以上、滞在。
妻は、子供たちのお守りを買い
「もう来ること出来ないから・・・」
と、御朱印帳まで買ってました。(^^;)

さて、もうすぐお昼です。

高野山を後に、急ぎ帰路に戻ります。
頑張って、下山し・・・
奈良市内に付いたのは、午後1時過ぎ。
市内で昼食をとり

その後は、永遠と高速道路を走ります。

途中、休憩を取りながら
鎌倉の家に着いたのは
午後8時過ぎとなりました。

車の走行距離は
4日間で1722km


疲れた。
ただただ、疲れました。

家に帰り、いの一番に私が思ったこと。
「タクシー運転手って凄いな!」

タクシー運転手という仕事は
1日平均で約300km走るそうです。
それを毎日です。
しかも、ノルマを背負い
都度、初見の人を接客をしながらですから
もう、感服です。

タクシー運転手の気持ちが分かった
2019年最後の日となりました。

おわり


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