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2020年1月14日火曜日

恐竜ランド

年末旅行3日目。

熊野古道という案を出しましたが
「歩く」「登る」
というワードが出た時点で
妻と息子からNG。
娘が唯一「良いよ~」と言いましたが
彼女は、ほとんど私の肩の上。
肩車する羽目になる私もNG。

ということで・・・
まず、和歌山城を目指すこととなりました。

護摩壇山越えの道のり。
カーナビの予想では
峠道を走り2時間後の到着です。

宿を朝9時に出発。
すると・・・
北上する道は、いたるところこんな有様。



半分以上、崩れてます。

和歌山に超巨大台風が来たのって
3年前ですよね?
国道が未だに復旧が進んでいないなんて
関東の我々は、全く知りませんでした。

道路陥没・崖崩れが
次々に現れるのを見るにつけ
東京オリンピックに何兆円もつぎ込み
この国は何をやっているのだろう?
運転しながら・・・
無性に腹が立ってきました。

全く初めて通る道なので
カーナビが頼りです。
ただ、我が家のカーナビはパナソニックでして
ちょっと「おバカ」な所があります。

半分程度来たかな?という所で
カーナビが指す先の道が
明らかに「違うんじゃない?」という
分岐点に来ました。

片方は、2車線の舗装道。
もう片方は、幅2.5mのガタガタ道。

カーナビは、2.5mの道を指し示しています。
先を覗くと山深く真っ暗。
しかも、路面が枯葉で覆い尽され
車が通っていないことが分かる状況。(^^;)

妻、すぐさま
「この道はダメでしょ?」
と、不安顔になり
「引き返した方が良いんじゃない?」
という。
子供達も「怖い~」と言う。

でも、男って女性と違い
こういう時って
不安より冒険心が先に来る生き物でして

私の独断で突き進むこととなりました。

しかし
それが本当に酷い道でして・・・


車が1台やっと通れる幅で
右も左も絶壁の道。
そして、永遠と続くヘアピンカーブ。

これ、対向車来たらどうなるの?

でもパナソニックのカーナビは
ここを行けと言っている。

一歩間違えたら遭難してしまい
ところどころ落石しているので
命も危ないような状況ですね。(^^;)

助手席の妻は
ずっと顔が引きつったまま
急こう配を下り続けました。

30分走ったあたりで
少し開けたところに出てホッとすると
息子が「あ、見て!!!」と大きな声。
ゆびさす先を見てみると
「恐竜ランド」というボロボロの看板。

恐竜大好きの息子です。
「トン、行きたい!行きたい!行きたい!!!」
と大騒ぎ。

ということで・・・
急きょ、行先変更です。

看板の矢印方向へと曲がると
今度は急な坂を登り始め
これまた「林道」を進みます。

どんどんと山深く入り込み
またも不安になる。

4kmほど走ると
山林が突然開けて、ドンと到着。


怪しさ120%!
はるか人里離れた山中に
突然現れた「恐竜ランド」の不気味さたるや
尋常ではありません。

この独特の雰囲気を言い表すのは
かなり難しいですが
個人的にピッタリ当てはまるのは・・・

「楳図かずお」

まさに、楳図漫画の世界です!!


おどろおどろしさが
漂流教室に出てきた「恐竜の世界」と
全く同じなんです。(汗)


奥の方にある
あの建物が受付かしら?


その建物の横に
洞窟らしきものが見えます。(^^;)
こ、怖い。


建物に行ってみると
男性が一人いらっしゃり
大人900円、子供600円とおっしゃる。

どうやら、洞窟に入る料金のようです。

周りを見渡しても
恐竜のオブジェは数体ありますが
この洞窟以外、何もありません。

ここまで来たら・・・
入らないと・・・、ダメですよね。


家族4人で
恐る恐る入洞。


長谷寺の洞窟のように
とても小さいものを想像していましたが
中は、とても深く
さらにいくつもの道に分かれており
川口浩探検隊を彷彿とさせます。



険しい。


奥の方に行くと
さらに奥深く下りていく道が。

しかも地獄と書いてあります。


オブジェも照明も
なんとも、おどろおどろしい。

子供達は半泣きで
「生きたくな~い」と躊躇しましたが
妻は笑いながら先にドンドン行ってしまい
仕方なく、我々も後を追います。

最下部には、こんな地獄が・・・っ!!


凄いな。
よくもまあ、こんなものを作ったものだ。
まさに、異世界です。

洞窟探検に40分。
思いのほか楽しめました。

洞窟から出て
不愛想な受付を通り過ぎ
車に乗りこみ
エンジンをかけて出発すると

恐竜ランドを背にして
とても不思議な感じを覚えました。

千と千尋の神隠しで
最後に主人公が
両親とトンネルを出るとき
みたいな・・・。

ちょっと怖くなって
振り返ることも出来ず
私に至っては
バックミラーを覗くことも出来ませんでした。(笑)

つづく



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