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2019年9月28日土曜日

風が吹けば屋根屋が儲かる

台風15号の被害で
未だに建設業界は混乱中です。

倒木・がけ崩れ・道路管漏水・道路雨水管の土砂詰り
河川の護岸崩れや公園のフェンス倒壊の処置のため
公共工事の依頼が殺到していますが
中々、進んでいない状況があります。

その原因の一つに交通誘導員不足があります。

人員不足が深刻と言われていた職種ですが
これほど不足するとは、思ってもみませんでした。

今、公共性の高い方に交通警備員(誘導員)が取られてしまい
我々のような工務店が扱う工事に対する
交通警備員が居なくなってしまいました。

今まで交通誘導員は2日前に依頼しても大丈夫でしたが
今は、1カ月先でも予約が取れません。
大きなゼネコンなどは優先されますが
小さい工務店の依頼などは、もう無視のような状況です。

また、多大な被害が出ている千葉の方は
元々、多くの職人が人手不足の状況で
東京電力の復旧工事においても
交通警備員の手配が出来ず
「いくらでもいいから、誰か来て」
という状況なので
高額の報酬に
首都圏の交通警備員の多くが
千葉に出張しているという話も聞きます。

警備会社は人員を急募しています。
ですが、元々成り手がいない職種なので
通常は雇わない高齢者を雇用しており
いたるところで70歳後半の誘導員を見かけます。
これが、交通誘導がままならなくて
物凄く危ない。(^^;)

栄光学園の崖崩れの通行止め箇所などは
80歳を超える高齢者が誘導員をしていて
暑さに立っているのがやっとの状態です。(汗)

また、板金屋さんも大忙し。
屋根のトタンや板金、雨どいの補修をする仕事ですが
当社が付き合っている板金屋さんは
鎌倉と藤沢だけで、50件ほどの依頼を抱えてしまっています。

千葉の個人の板金屋さんなどは
今回の台風被害で
3年分の仕事が溜まってしまっているそうです。

板金屋さんだけではありません。
大工さんを筆頭に
サッシ屋さん・防水屋さん、電気屋さん・ペンキ屋さん
左官屋さん・サイディング屋さん・水道屋さん
植木屋さん・樵夫さん・・・etc

皆、人手不足。

ただでさえ、職人さんは不足しているのに
夏の終わりの台風一つだけで
これだけ打撃をうけるなんて、末恐ろしいです。

気候変動に、戦々恐々です。

当社でも、
10月1日から予定したリフォームのお宅が
今でも全く予定が組めません。
また、10月1日から解体を予定していた住宅も
交通警備員が確保できず、1カ月の延期となりました。

このまま少子高齢化が進むと
一体全体どうなってしまうのでしょう?

胃が痛いです。


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