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2019年9月23日月曜日

ゲノム編集食品の表示撤廃

先日、新聞紙面にて
一般人は見るだけで敬遠しそうな「科学的」な
ニュースがありました。

厚生労働省は
狙った遺伝子を切断する「ゲノム編集」技術で
開発した食品について
従来の品種改良と同じであるとして
同省へ届け出だけをすれば
安全審査を一切受けていなくても販売を認めることを発表。

また、その届け出を行った食品に対し
消費者庁は「遺伝子組み換え」という食品表示を義務化せず
ホームページなどでの任意の情報提供だけを求める方針を示した。
消費者団体などから食品表示を求める声があるが
安全面では従来の品種改良と同程度のリスクであり
科学的にも見分けられないことなどから判断した。
早ければ年内にも流通する。

ゲノム編集された食品は製造元のアメリカでも
まだ食品の販売は行われていない。
欧州では、司法裁判所が18年7月に
遺伝子組み換えと同様に規制するとの判断を出し
慎重に議論を進められている最中で
実際に販売は行われていない。

日本で流通が始まれば、世界で初めてとなる。

という、なんだかとても難解なの話です。
さて、この手のニュースは
我々一般人が一番苦手とするところなので
何を言っているか、サッパリです。

ただ、日本政府がまた・・・
「科学的」という言葉を盾に
何かを緩和したというのだけが伝わってきます。

この件に関し・・・
元農林水産大臣の山田正彦さんが
強い警笛を鳴らしています。
(以下転載)

大変なことがこれから始まろうとしています。
これまで遺伝子組み換え食品は
5%以上も混入があれば 
表示義務が課されていました。

ところが消費者庁は
9月18日に遺伝子切除技術によるゲノム編集は
その必要がないことを明らかにしました 。

9月20日から米国では売れなくなった
ゲノム編集の大豆・ナタネが
日本に輸入されることになりました。

おそらく安倍首相が日米FTAで
約束した事ではないでしょうか。

これからは、ゲノム編集された大豆等を使った
豆腐、納豆、醤油、味噌が
遺伝子組み換えではない食品として
普通に販売されることになります。

消費者庁の説明では
ゲノム編集は、遺伝子組み換えとは異なり
遺伝子を切り取るだけで
新しい種の遺伝子を組み換えて入れてないので
従来のアミノ酸に変わりはない。
と言うのです。

騙されてはなりません。

私は米国でゲノム編集について
消費者、識者、学者はどう考えているか調べました。

『ゲノム編集』という言葉は、アメリカにはありません。
話しているうちに
「何だ、ニューGMOのことか。」
と、皆口をそろえます。

GMOとは「遺伝子組み換え作物」のことです。

日本政府が説明してるような物では全くなく
アメリカでは、最新の遺伝子組み換え技術とされているのです。

GMOの世界的な権威である
カリホルニア大学教バークレー校の教授である
イグチヌアス・チャペルさんに話を聞きました。
同教授は最近、ドイツ銀行からゲノム編集について
投資の継続の是非を相談されたのですが
説明を聞いた同銀行は、投資を中止したという話から始めました。

ゲノム編集は
ある遺伝子を特定して
クリスパーキャスナインの技術で(※モンサントが特許を取得)
切り取るのだと聞いていましたが
実際は、切り取るのではなく
遺伝子を破壊するのだそうです。

必ず回りの遺伝子も傷つけ
さらに遺伝子は互いにコミュニケーションを取っているので
遺伝子の作用そのもののバランスが壊れるので
『100%、副作用が出ます。』
と、彼は断言しました。

そして、2週間前
乳量を増やすためにゲノム編集した牛が
「頭から角が消えました。」
と写真で示し、これも副作用ですと仰った。

どのような副作用が出るかについて
莫大な時間と費用をかければ調べることができますが
企業はビジネスですから
すぐに商品にしているのが現状です。

日本で、GMOについて
30年も調べてきた天笠啓祐さんが
その副作用について、こう述べています。

中国で生まれたゲノム編集の双子の赤ちゃんは
父親がエイズに感染していたため
エイズウイルスの遺伝子だけを破壊したところ
双子の赤ちゃんは
インフルエンザに感染すると重症になりやすい
認知機能に障害をもたらす可能性が高い等
色々な弊害を持つことが分かってきているとのこと。

また、米シンプロット社のゲノム編集したジャガイモは
アスパラギンの生成する遺伝子の働きを阻害したそうです。
アスパラギンは、病原体に対する防除に重要な働きをする大切ものです。

じゃがいもは、黒くなりますが
その黒い部分を私たちは、切り除いて食べています。
黒くならないようなにゲノム編集したじゃがいもは
その弊害としてアスパラギンを失ない
食べた人は、知らぬ間に
血管を収縮させるチラミンを蓄積することになるそうです。

それらの事実を明らかにした元モンサントの社員がいます。
最近、本が出版されましたが
業界からの圧力により直ぐに絶版とされ
その著者は、現在行方不明となっています。

チャペル教授は、大変な人格者で
私の不躾な質問にも丁寧に2時間もかけて
説明していただき感動しました。

帰る際、私が長崎の平和の鐘のミニチュアを渡したら
チャペル教授は顔色を変えて
「あの原子爆弾はこのバークレー校で作り
ここの港からテニソン島に運ばれました。
日本に大変申し訳ないことをした。」
と、謝られたのです。

そして・・・
「この原子爆弾とゲノム編集は全く同じ物です。」
と仰った。

化学は、人間が利用しようとするものだけを取り出し
他にどのように恐ろしいことが生じてくるかを
一切、知らせようとしないのです。

しかし 諦めることはありません 。

いくら政府が世界と逆走して
日本だけがゲノム編集を安全なものとしても
私たち市民は、戦う術があります。

種子法が廃止されて2年になりましが
年内に少なくとも20の道県で種子条例ができそうです。

日本で普通に売られている猛毒除草剤
『ラウンドアップ』
も、小樽市のお母さん達の署名で
ダイソーが販売を辞めたように
ゲノムの規制を求めて署名活動も大切です。

また、埼玉県の鴻巣市では
市民が市議会議員を通じて
ラウンドアップの使用を禁止するように
市議会に審議を求めました。

福岡県の宇美町では
町のラウンドアップの使用を既に禁止しています。

このように請願、嘆願等を地方議会に求める市町村は
太田市・宇治市・塩尻市・伊奈町と増えています。

残念ながら、鴻巣市では
賛成小数で否決されましたが
2回3回と続げていけば
地方から、ラウンドアップ同様ゲノム編集について
規制すること必ずはできると思います。

解ります?
この、物凄い大きな問題点。

安倍総理大臣は・・・
アメリカから数百億円規模のトウモロコシを購入すると
今年の8月末に発表しました。
その直後の9月、日本政府はゲノム編集された食品は
「遺伝子組み換え」ではないと発表し
安全検査はしないと宣言。
さらに表示義務も外すと言い出しました。

気持ち悪い。
アメリカ様のために
日本政府主導で日本企業に買わせて
それを日本で高く売るために
日本人の食の安全を支えている規制を
一気に緩和したと思えます。

安全性は何一つ証明されていません。
逆に危険とされているものです。
それを科学の素人の政治家が
「科学的に証明された」と政治判断し
日本国内で一切の検査をせず

日本国内で流通させようというのです。

頭、おかしいですよね?

これを機に、これから日本には
アメリカからニューGMO食物が
一気に流れ込んでくるでしょう。

それを我々は、普通の食品として
食べることとなります。

それななのに、このニュースを日本国民は右から左です。
マスコミが騒がなければ、波風立たない。
企業から金をもらうマスコミは、知らぬ存ぜぬ。

欧州だったら、暴動ですね。

日本人の安全を売るというのは・・・
日本が持つ「世界一の品質」を破壊したこととなります。
また、「世界一の安全」な国日本を捨てることにもなります。

『売国』とは、まさにこの事をいうのでしょう。

日本を売り渡してます。

日本人は実験体と化すでしょう。

本当に、今の政府は
金に目がくらみ、最低最悪の事ばかりしてくれます。

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