Translate

2020年5月14日木曜日

川砂利の洗い出し工事

当社売主の新築分譲住宅
JR横須賀線北鎌倉から徒歩8分
「鎌倉市台2棟」のB棟にて

昨日より・・・
藤沢の左官職人「飛鳥工業」さんの手で
川砂利の洗い出し工事が
始まりました。



玄関の内側と外側の床面を
「桃山色」で仕上げます。



当初は「2分石で良いね」と
親方の早川会長(社長は息子さん)に言われ
二つ返事でOKを出していましたが
その後、現場を確認した早川親方より
「ネット型の方がよさそうだ」
と相談を受けました。

本物件は、玄関の上がり框が
2段上がりとなっており
その袖も全て洗い出しで仕上げとなりますが
通常の洗い出しの場合
『水で洗い出す』作業が必須です。

ただ、框が「無塗装の集成材」となっているため
洗い出すと木部が汚れて心配とのこと。

ネット張りであれば
洗い出すことなく、スポンジで拭き取り仕上げが
出来る等ことで
ここは、プロの提案に従う事としました。

昨日、下地調整し
接着剤を付けて
ネットを張って行きます。

まずは、玄関内部です。



ネットは、ファイバーメッシュに
砂利があらかじめ接着されており
それを下地調整した壁・床面に
型取りしながら切って



貼り付けていきます。



2分砂利なのですが
思ったより大粒です。

親方曰く
「仕上がったら半分に見える」
とのこと。

砂利は接着されているとはいえ
ボロボロと取れてしまいます。



その取れたところは
穴が開いてしまうので
職人さんが一個一個
川砂利を充てんしていきます。



手間がかかります。

注文住宅でも、最近はあまり見なくなった
川砂利の洗い出し仕上げです。
職人の腕により出来上がりが全然異なり
また、とてもお金がかかるので
ビルダーの選択肢には中々入らないのが
実情と言えます。



でも、仕上がりは物凄く美しい。
日本が持つ職人技術です。

この上から、モルタルを鏝で塗り付け
最後、スポンジで洗う事となります。

昨日、床面も全て貼り終わると言っていたので
今日、仕上がっていると思いますので

明日、時間があれば
写真にて紹介したいと思います。

本物件は、室内も左官仕上げです。
「珪藻土」を塗り込んでいます。

併せて、写真をご紹介できればと思います。
ご期待ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿