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2018年11月19日月曜日

日本酒

日本酒がフィーバーしているそうです。
海外で。

日本での消費量が減少の一途をたどり
国内では、毎年、出荷量が3%程度減り続けている日本酒。
「衰退の一途」と言われていた酒造が・・・
日本全国でつぎつぎに新規に建造され
新しい酒造会社が次々と生まれているとのこと。

ニュースでは、聞いていましたが
まさかここまでとは、思ってもいませんでした。

なんでも国内の衰退に並行して
海外への輸出量が毎年10%もプラス成長しているというのです。

先日、山形から妻の両親が来ました。
娘の七五三のため、遠路はるばるです。
山形は、日本週数の日本酒の里。
よって父は酒豪です。
その父をもてなすため、事前に地元の酒屋さんへ
七五三の前に日本酒を探しに行きました。

これがなかなか難しい。
まず、私が日本酒の「ズブの素人」ということと・・・
日本全国でも山形ブランドは銘酒がずらり。

・出羽桜酒造の「出羽桜」
・高木酒造の「十四代」
・楯の川酒造の「楯野川」
・亀の井酒造の「くどき上手」
・東北銘醸の「初孫」

etc
この他にもキラ星のごとく有名な銘柄がひしめいています。

その中の出羽桜酒造は、山形県天童市に所在し・・・
父と母は、その天童市に住んでいるのです。(^^;)
ハードルが高い。
いつも毎年、日本酒を選ぶときは、ドキドキするのです。

一人向かったのは、「さけはアート」と言い切る
大船の老舗酒屋の菅野商店さん。
http://www.ne.jp/asahi/osake/sugano/index.html

毎年、山形から父が来ることになると
ここで酒を吟味するのですが

今年は、陳列されるお酒に大きな変化がありました。

「見たことない産地の、見たことない日本酒がならんでる。」
「みな、ワインボトルみたいになってる。」
「しっかりと梱包されたものが多く、その梱包が派手になってる。」

目が行ったのは・・・
この三種。



左は、山形の銘酒「山法師」の純米大吟醸。
関東圏ではあまり見ないお酒です。

右の「S.tokyo」と書いてあるのは
地元神奈川の丹沢で作られている「松みどり」
http://www.matsumidori.jp/kaisya.html

東北の各地域や関西や愛知の産地は有名ですが
地元神奈川の酒造があることはほとんど知られておらず
私も丹沢に歴史ある酒造がある事は、昔聞いたことがある程度で
ほとんど知りませんでした。

そして、真ん中が三重産の「作」

たぶん、神奈川と三重の日本酒は、お父さん飲んだことが無いはず!
ここは、山形の銘酒と飲み比べてもらおうと考え
この3つをセレクトしてみました。

こんな他愛もない事で・・・
地元丹沢に「200年の歴史」がある酒造があることを認識し
しかも、今まで細々く地消されていた日本酒が
世界に目を向け、今、羽ばたいていることを知りました。

凄いことですね。

これは、すべてのことに言えます。

先日も、日本の住宅技術である「木造軸組み工法」が
中国政府に認められたニュースを聞きました。

これからは、本当の意味で
グローバル化が進んでいくことでしょう。
となると・・・
日本の最大の商売先は、中国を含めた東南アジアです。

ちなみに日本酒がブームになっているのは
中国(台湾・香港)がダントツで
その消費量の伸び率は、今年だけで前年の74%増。
日本食もブームになっており、すごい盛り上がりなのだそうです。

でも、日本の子供たちが勉強をする外国語の比率は
約98%の人が「英語」という様。
中国語は、なんと1%にも満たない。(汗)

なみに、一番日本酒を飲んでいる外国は韓国ですって。
人口3.2億人のアメリカが日本酒の輸入量が5780klに対し
人口0.5億人の韓国の輸入量が4797kl。

これを見ると・・・
いかにアメリカ向きの教育を受けているのかが
手に取るように解るのです。

東南アジアに目が行っている子供たちなんて
今の日本の義務教育環境では、皆無でしょうね。(^^;)

これからの日本のグローバル化は
東南アジア人を中心に急激に進んでいきます。
そんな時代に重宝されるのは
間違いなく中国の標準語である「北京語」となるでしょう。

そして、これから高度経済成長を迎え世界が目を向ける
ミャンマーやベトナム・タイの言葉。

学生諸君、ミャンマーはビルマ語だぞ!!
ベトナム語やタイ語のどれか一つでもマスターすれば

将来、食いっぱぐれすることは、絶対に無い!

アメリカばかり目を奪われている日本ですが
若い世代は、アジアに目線を変えるべきです。(^^)


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