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2024年8月24日土曜日

達谷窟

夏季休暇、最終日

須川高原温泉で朝風呂を浴びて
朝飯食って、いざ鎌倉へ!!

栗駒山から鎌倉まで
7時間半の道のりを
ひたすら車を運転します。

帰る途中・・・
妻が「そこは寄らせてっ!」というので

達谷窟(西光寺)へ
https://iwayabetto.com/top.html

なんだか、この付近だけ
日本昔話の世界にタイムトリップしたみたい。

風情が物凄いです。

達谷窟へは、鳥居をくぐっていきます。

 

息子が・・・
「なんでお寺なのに鳥居があるの?」
と聞いてきたので

明治時代に日本政府が
神道を国教化するために
神社とお寺を分離する命令を出し
それまで混同していた神社仏閣が
国策として分けられたんだよ。
そして、仏教弾圧により
鳥居や仏閣の取り潰しが
日本全国で起きたんだ。

でも、重要文化財は
壊されずに残っているケースが多く
このお寺も国指定史跡なので
昔の鳥居が残っているんだろうね~。

ちなみに神道の国教化の結果・・・
天皇が天照大神の子孫として
現人神(あらひとがみ)とされたのだけれど
昭和天皇は自分を神扱いする側近に
「私は普通の人間と人体の構造が同じだから神ではない。そういう事をいわれては迷惑だ。」
といったのは、有名な話なんだよ。

そう説明すると
息子が「またまた嘘ばっかり!」と
私の顔を見て笑います。

学校の勉強が大嫌いな息子よ!?
社会科で習わなかったか?!
まあ、私が中学生のころは
田んぼでザリガニばっかり取ってたから
勉強嫌いな血は・・・
争えないのかな。(TT)

そんな話をしているうちに
有名な毘沙門堂の前に到着。

普通に内部へ入ることが
出来るんですね。ビックリ。


内部は撮影禁止でしたが
お堂の中から見える景色が・・・
凄い!!

きっと平安時代と
おなじ景色だと思われます。


本当にここのお寺にいると
現代と切り離された
異世界にいるような感覚になります。

お堂から外に出て
約1000年前に
源義家が弓で掘ったという
大磨岩佛を見上げ



国指定史跡を満喫。
ちなみに鎌倉幕府を開いた源頼朝は
源義家の玄孫にあたります。

鎌倉とゆかりがありますね。
さて、再度「いざ鎌倉へ!」

東北自動車道から、永遠と南下。
途中、SAで食事をして
福島県の県境に入るころに
助手席の息子が・・・
「どうしても寄って欲しい所がある!」
と、私に嘆願。

疲れてるから、無理だと突っぱね続けましたが
「電車で来たら4時間かかる。」
「交通費だけで2万円を超える。」
「これを逃したら、もう来れない。」
「今行くのが絶対に正解だと思う。」

と、半泣きになりながら永遠と話すので・・・
栃木県で高速道路を降りて・・・

午後3時、寄り道。



那須ハイランドパークですって。
もう、どうにでもなれ!!

ジェットコースターに乗る子供達を横目に
猛暑の中
園内の椅子に座り
ただひたすら待ちます。



夕方5時まで粘られ・・・
再々度「いざ鎌倉へ」

するとどうでしょう!
宇都宮の手前で、大渋滞が発生。
一切動きません。

こりゃ、参った。(TT)

仕方が無いので、宇都宮の手前で
高速道路を降りて
近くのスーパー銭湯を探し
40分かけて到着。
ここで2時間ぐらい時間をつぶして
渋滞を交わすこととしました。

結局・・・

鎌倉の家に着いたのは
深夜0時57分なり。



今回の旅の総走行距離は
2180kmなり。

お父さん、よく頑張ったと思います。
これにて・・・
2024年の夏季休暇の旅行記は
終わりです。

お付き合い頂き、有難うございました。

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