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2024年8月23日金曜日

須川高原温泉

最終日の宿は
名峰「栗駒山」の山頂に
ほど近い場所にあります。

(写真は林野庁のHPより)

日本でも珍しい「ブナの原生林」が広がり
山全体が国指定の国立公園に指定され
生態系保護地域となっており
どこに行っても乱立する「杉」が
一切ない珍しい山なんです。

車40分ほど登っていくのですが
この道が凄くて・・・



すれ違いが出来ないような
細い急カーブが続く峠道。
バイクで峠道を走り慣れている私ですが
ここは、本当に怖い。

後で宿の方から教えてもらいましたが
16年前に起きた内陸地震により
多くの場所で地滑りが起きて
道の整備が行われたそうです。
整備が行われた場所は
高規格の2車線になっていて
大分走りやすくなったとの事。

逆に旧道と整備道が入り組んで
突然広くなったり
突然狭くなったりで
怖かったりします。(^^;)

この道路にバスが通っていて
2度ビックリ。
1度、すれ違いましたが
運転手さんに脱帽です。

夕方、到着。


日本中を旅するユーチューバーとなった
寺門ジモンが「日本一の温泉」と言っていた
毎分6000リットルの源泉が溢れ出る
須川高原温泉っ!!
http://sukawaonsen.jp/


お風呂等、撮影禁止だったので
宿の写真を拝借。

女湯



100人入っても余裕の大きさ。

超高温の「霊泉の湯」

ここは、熱すぎて足だけしか入れませんでした。
病気を何でも直してしまうのだとか。

男湯

絶景!!

元々、名物とされた「千人風呂」という
巨大なお風呂があり
地震で倒壊して、現在に至るそうです。

泉質は、青みがかった白濁のpH2.2の強酸性で
全国的に珍しい
明礬泉(or草津温泉)と緑礬泉(or別府温泉)が
まじりあった秘湯とのこと。

草津と別府を一度に味わるとは
そのヤバさが分かりますね。

早速ひとっ風呂あびて・・・
疲れが吹っ飛びました。

お湯がとても強いので
長湯が出来ませんが
5分お湯につかって、出て涼み
5分お湯につかって、出て涼みの繰り返し。

山形が故郷の妻は
「蔵王の温泉に匹敵する強酸性だ!」
「でもなんだか柔らかくない?!」
と大喜び。

山荘にて早めの晩御飯。


晩御飯後・・・
山荘で、元副支配人の方の
紙芝居を見ました。


名物おじさんなんですって。
この方が、温泉の泉質から
山のブナ原生林のすばらしさ
過去の噴火や有毒ガス
過去の被災状況まで
全て教えてくれました。



紙芝居に興味がある方は
下記をご覧くださいませ。


さて、寝る前にまた
垂涎の温泉に入りませっせ。


ちなみにお部屋にはエアコンが無く
「こりゃ熱帯夜でヤバいんじゃないか?」
と、到着時点でビビりましたが
8月10日の真夏の夜なのに
とても涼しくてエアコン要らず。

逆に寒いぐらいでした。

こんなところで
何にもせず
2泊3日ぐらい
温泉三昧したいな~!!

心底そう思わせる、素晴らしい温泉です。

つづく

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