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2018年11月24日土曜日

基礎の仕上げ

建築家「伊藤誠康」先生が基本設計をしていただいた
鎌倉市七里ヶ浜のガレージハウス(当社売り主の建売住宅です)

年内完成に向け、急ピッチで工事が進んでいます。

一昨日は、玄関土間の洗い出しと基礎巾木の仕上げ塗をするため
左官屋の飛鳥工業さんが現場で鏝を握りました。

まず、玄関内部の洗い出し。

1分の大磯砂利を注文していたのですが・・・
袋を開けてみると、粒が7厘~2分5厘ぐらいの幅で混ざっています。
個人的には、粒ぞろいよりこの方が好きなのですが
大親方の早川さんは、顔を曇らす。

「う~ん、俺は1分で注文したんだよ!」
怒ってます。
「最近、中国産だから粒がバラバラなんだよ!」
「いい加減だよな~!!」

とりあえず、モルタルに砂利を混ぜて、塗っていきます。


塗り始めて数分後・・・
「だめだ!止めた」
「格好がつかない!!!」
そして私に・・・
「全部剥いで、やり直したいのだけれど、工期もらえない?」
とおっしゃる。(^^;)

立ち上がりの箇所は、塗り厚が薄いので
砂利が1分以下にそろわないと、大きな粒が後で取れ落ち
穴みたいに開いてしまう可能性があるとのこと。

「どうにか収めてよ」という私に
「仕上がりがかっこ悪いから、ダメ!!」と首を縦に振ってくれません。

致し方なく、砂利を取り直すこととなりました。
1週間後に再工事となります。(TT)

その間、基礎巾木の下塗りを「親方」の早川さんが塗ってきます。


2日前にモルタルで1度下塗りした基礎まわりを
上からエスケー化学の「ベルアート」で塗っていきます。


深基礎の部分も含め、建物外周をぐるっと下塗り。
外壁の塗料と全く同じものです。(贅沢)

樹脂製の外壁用左官仕上げ材なので、汚れに強い。
なので、白に塗っても大丈夫なのです。

下塗りが終わったら、鏝で仕上げ塗り。 


鏝で横引きにテクスチャーをつけてもらいました。


一般的に、ここはモルタルの刷毛引き仕上げとなります。
最近は、樹脂系の基礎用仕上げ材もよく使われます。

本物件は、正面のガレージが高基礎として見えるため
特別に外壁材で仕上げてもらいました。

贅沢です。(^^)





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