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2015年9月29日火曜日

AB型の宿命

最近・・・

「血液型は性格には関係しない。」

というのが、定説なんですって。

実際に、血液型による性格判断って、日本だけのことらしい。(^^;)
知らなかった。

でも・・・
AB型って、やっぱり人と違っているように思うんです。

例えば、時計を選ぶとします。
私が目が行くものと言えば・・・



こんな風変わりなものです。

要は、世間一般と「異なるモノ」に惹かれます。

この時計をネットで見つけた時は、背筋が「ぞぞぞ~」としましたもの。

同じメーカーに、さらに魅了される時計が・・・


これ、欲しい!!

もっと良いと思ったのがこれ!!


即、購入っ!!!

と思ったら、どこも売ってません。
売り切れ。

で、表記の「Duim」というメーカーを検索してみたら・・・

なんと、中国メーカー。

あっちゃ~、そう来ましたか。
中国製は、買えないな。(TT)

私、個人的に「頑張れ日本!」を掲げています。

よって、スマホも、スマホから撤退したパナソニック製です。
機能が劣り、使勝手が悪いですが、頑張って使っています。

皆が持っている「iPhone」や[iPad」は、その性能に驚きますが・・・
絶対買わないと決めています。

家のパソコンは、アップル製?
ノンノン、東芝です。

コードレス掃除機は、ダイソン?
ノンノン、パナソニックです。

髭剃りは、ブラウン??
ノンノン、日立です。

扇風機は、エレクトロラックス??
ノンノン、三菱です。

AB型は・・・
①何を考えているか解らない。
②風変わり。
③人と違う事をする。

そんな風に言われていますが・・・

④ヘンなところが頑固。

というのが、ミソだと個人的に思っていました。

知人のAB型は、皆、4つが当てはまります。
それが、全く関係ないとしたら・・・

どうなんですかね??

2015年9月28日月曜日

注文住宅F様邸完成!!

一級建築士事務所アトリエIs、建築家「伊藤誠康」氏が手掛けた
鎌倉某所のF様邸、完成しました。


とても、個性的な仕上がりとなりました。

最大の特徴は、湖畔というところ。
それを最大限に生かす、空間設計です。

一般的には、邪魔者とされ、廊下の片隅に追いやられる階段。

それを、家のメインにし・・・


その階段が、この家の最大の特徴になっています。


開放的!!

個性的で面白い。(^^)

それでいて・・・

住みやすい。
動線が良い。

この2つが最も重要です。

でも、なぜ、階段を家の中心に持ってきたのか??


これが、答えです。

階段を下りながら見る湖畔の景色。

そして、踊り場にウッドデッキ。
ウッドデッキからは、湖畔が自分の庭のような景色。

設計力って、凄いですね。

常人では、こんな設計は絶対に出来ません。

完成した後・・・
今日は、家具の搬入や水道の検査等々がありましたが・・・

皆、家に入るなり「なんだスゲ~な、この家!!」と、驚嘆。

東京電力の検査の人に至っては・・・

「こんな家見たことない、住む人がうらやましいっ!」

と、目を丸くしてました。

個人的に、私が住みたいぐらいです。(苦笑)




2階には、フリースペース。
この窓からも、湖畔を一望。

景色がまるで、絵画のよう。


造作も多く・・・
収納豊富。
これぞ、注文住宅ですね。


2F、廊下。
景色を見ながらの絶景廊下。


玄関も特徴的。
広くないですが、狭くない。

2段上り框にして、ベンチを一体造作。
このベンチ、物凄く機能的です。

バリアフリーで、上り框を無くす傾向がありますが・・・
逆に高くする発想により、年をとっても靴の脱ぎ履きが楽になる。
これも建築課ならではの発想です。



ちなみに、上部にあるのは、自転車掛け。

ここに施主様の趣味である自転車を宙吊りで設置します。(^^)

仕上がり抜群。
伊藤先生、有難うございました。

ちなみに、こんな家は・・・
建てる側は、とっても大変です。
普通の家と比べ、手間が倍かかります。

手間が倍かかるという事は、費用も倍かかると思ってください。
これだけやると、普通、建物だけで最低でも坪単価80万円ぐらいです。

それ以外で別途・・・
設計料・外構工事費用・ウッドデッキ・地盤補強費用・保証料等が掛かります。

建築家にフル設計を依頼すると、建築費の10%を支払います。
設計・監理で240万円です。

30坪だとすると、建物本体で2400万円
他全部込みこみだと、普通、2800万円ぐらい掛かるでしょう~。

う~ん
我が社がお客様にご提示した金額・・・
ここでは言えないですが・・・

安すぎです。(TT)

でも、今日、お客様がよろこんで下さり、本懐です。



2015年9月27日日曜日

心理学?

先日、某番組で興味深い内容の議論がありました。

女性と男性の性格についてです。
同じ問題が起きた時・・・
その対応の取り方が、決定的に違うのですって。

それは・・・

■女性は、完全な白黒を付けたがる。
■男性は、先延ばしをしたがる。

これは、遺伝子の中で、すでに組み込まれていて・・・
万人に当てはまるのだとか。

これを聞いて、「なるほどな!」と思いました。

女性は、より優秀な異性を選ぶ本能がある。
より強い子孫を残こそうとする潜在意識が強い。
よって、生物としての強さを直感で見極める力があるそうです。

また、今では便利な世界に守られていますが・・・
ちょっと前までは、子育ては死と隣り合わせ。
すぐに判断をしないと、死につながっていた現実があります。

だから、女性は直観力に頼り、決断力がある。

男性は、群れの中でうまく立ち回る術に長け・・・
問題があっても、「なあなあ」で解決していくという潜在意識が強いのだそうです。
異性を選ぶのも、本能でより多くの子孫を残すようインプットされているので、相手を選ぶ機能は、限りなく低いのだとか。

つまり、事なかれ主義で、場当たり的と言えます。

「男性は問題を先延ばしにしたがる」

これは、今まで41年間生きてきて、物凄く腑に落ちます。
他人にも自分にも多々当てはまる事があるのです。

また、不動産を購入する時も、同じです。

女性は、直感で買います。
なので、買主が女性主導の場合・・・
物件を見てから申し込みをするまでが、とても速い。

逆に男性は、よくよく考えてから買います。
なので、買主が男性主導の場合・・・
物件を見て、すぐに申し込むことは、ほとんどありません。

そして、面白い事に・・・
男性の場合、考えれば考えるほど・・・

「負の部分や粗を探していく。」

作業をするのです。

例えば・・・ 新築分譲住宅を見て、とても気に入ったお客様がいます。

ご案内して、直後「欲しい!」と仰る。

「申し込みされますか?」と聞くと・・・
「数日、考えて申し込みます。」と仰る。

「でも、間違いなく買うと思う。」と、仰って帰られる。

数日たち、なんの連絡もない。
こちらから電話してみると・・・

「色々と考えたら、ちょっと気になるところがあった。」
「いま、どうしようか悩んでる。」

となり・・・
翌日には・・・

「やっぱり、買うのを辞めます。」

となります。
これ、とっても多い。

実は、女性には無いんです。
今まで、女性が買主の時は、経験したことがありません。

殆どの男性は、持ち帰ります。
そして、何を考えるかというと・・・
悪いところをドンドンとピックアップしていきます。

そして、それが、いつのまにか良いと思ったいた意識を消してしまうのです。

結果・・・
「もう少し探してみようかな?」
という結論に至ります。

これ、「先送り」です。(^^;)

なるほど、これは男女の遺伝子の差なんですね。
妙に納得してしまいました。

ここで、優秀な営業マンの場合・・・
うまく背中を押してあげて、ご主人を購入に導いてあげることができるのですが、私はこれが苦手。

優秀な営業マンでも雇おうかしら??

買って頂いたら、損は絶対させません。
それだけ、自信のある家造りをしています。

せっかく気に入って頂いたお客様です。

それが、遺伝子や潜在意識が邪魔をして買えないとしたら・・・
なんだか、悲しいですもの。

2015年9月26日土曜日

注文住宅K様邸、上棟

ま~
天気予報が当たりません。

先週、週間天気予報では、「週末は晴れ」でした。
それが週明けたら、「金・土・日が雨マーク」となり
火曜日になると、「木曜日にも雨マーク」

外構工事中の物件もあります。
外構工事で困るのは、コンクリートミキサー車。

2日や3日雨が続くと、コンクリート打設を、その地方の業者が全て順延します。
すると、晴れの日に、工事が集中するのです。
基礎工事・RC造建物工事・駐車場土間コンクリート工事etc

一度、予定を取っていたコンクリートミキサー車。
当日の雨の見てキャンセルすると・・・
他社は事前に予約を取り直しているので、晴れた日に簡単に取り直すことが出来きません。

連休明けの24日、建築吉日のため上棟予定が多くあったようですが、雨予報。
25日も建築吉日のため、上棟予定が多くあったようですが、雨予報。
26日も雨。

すると、28日月曜日には建物の上棟も集中します。

そうなると、大工が足りなくなります。
クレーン車も足りなくなります。
材木屋の配達も足りなくなります。

そうなると、取り合いです。
ただ、当社のような弱小工務店は、まず、大手にはかないません。(^^;)

在来工法の上棟は、大工さんが8人集まらないと出来ません。
クレーン車も丸一日必要です。

そうなると、1週間以上、予定だ伸びる可能性があります。

新築住宅の御客様の多くが、賃貸住宅にお住まいです。
大体、退去日を決め、その退去日に向けて完成を進めます。

1週間遅れることは、お客様に多大なご迷惑をお掛けすることとなります。

なので、天気予報を当てにせず・・・
柔軟に判断をしなければなりません。

鎌倉市台の注文住宅「K様邸」は、26日(土)の予定でした。
天気予報は、2日前まで雨。

普通であれば、ここで順延です。
しかし、前日まで引っ張りました。

すると、金曜日の段階で「雨のち曇り」に変わりました。
金曜日の午後には「朝方に雨が上がる」という予報に変わり・・・

土曜日、決行を決断!!!



今日、朝、無事雨が止み、上棟っ!!!!

大工の皆さん、直前まで対応して頂き、有難うございました。

この住宅を叩く大工の山崎さんは・・・
「今日逃したら、来週は大工の仲間を集めるのは難しかった」
といい・・・

クレーン会社も・・・
「来週の月曜日は、うちだけで9件の依頼だよ。2台しかないのにどうしろっていうんだ。」
と、困り顔。

いや~
良かった。

来週は、天気予報は全部晴れ模様。
ですが・・・
さて、この天気予報は、当たるのか否か???

2015年9月25日金曜日

小田原こどもの森わんぱくランド

入口で乗った機関車の他に・・・
園内の一般道は、こんな機関車が走っています。

電車好きの息子。
乗りたくて、うずいています。

園内が広いため、乗ったら楽ですが・・・
有料なんです。

一日フリーパスがあるので、朝一から夕方まで遊ぶのであれば重宝しそう。


しかし、とにもかくにも、景色が良い。

遊びながら丹沢の山々が一望。

子供は、景色に見とれることなく、無我夢中で遊んでいますが。(^^;)


アスレチックを巡る中・・・

凄いものがありました。

本物の、本格的な吊り橋!!



下を覗くと、小川。

いや~、まさか、我が家から1時間もかからないところに・・・
こんな大自然の吊り橋を味わえるとは、思ってもいませんでした。

妻、真ん中でビョンビョン跳ねて、揺らします。(^^;)
恐るべし。

ここは、キャンプが出来る場所もあるようです。
テント張って、一泊してピクニックなんて、最高の公園です。
しかも、小田原駅からほど近いところです。
バスで、10分も掛からない。

吊り橋を渡り、最初に目に飛び込んでくるのは・・・

これです。


土手すべり!!!

しかも、超急斜面。

僕が子供の頃、結構無茶した遊びをしましたが・・・
こんな急斜面を段ボールで滑走した経験は有りません。

今の時代、段ボールで土手を滑ったことのある人って、20代でも居るのでしょうか??

滑る気マンマンの息子。
頂上付近に行き、足を擦りむいた女の子が泣いているのを見て・・・

「やっぱり、辞めておこうと思かな~。」と、尻込み。(笑)

息子よ、今度、段ボール持ってきて、チャレンジしようぜ!!

その横には・・・



風雲たけし城っ??

すっごい、ジャングルジムがっ(□゜;)

このスケールのジャングルジム、私、初めて見ました。

息子は、「忍者屋敷だ!」と、叫んだ直後・・・
あっという間に居なくなり・・・

娘も「ニンニンッ!」と言いながら・・・
逃げまくります。


この遊具で、30分、みっちり遊びました。

息子、汗びっしょり。
娘、涼しい顔。

女性は、子供でも汗がかき難いのですね~。
不思議。

帰りも、吊り橋。

息子は、ダッシュで渡り、その後をベビーカーで追いかける妻。



5時には、閉演です。

午後2時ごろ到着しましたが、3時間で両親はギブアップ。

娘と息子は、「まだ帰りたくない!」と、本気の涙。(笑)

いや~、ここは良いです。
絶賛します。

かき氷も200円ですよ!!

隣接する施設に、国内最大のトレジャーフォレストもあります。
http://fa-odawara.foret-aventure.jp/

まだ、5歳と3歳じゃ無理ですが・・・
小学生になったら、家族でチャレンジしたいと、今からワクワク。

ご存知ない方、「小田原こどもの森わんぱくランド」は超おススメします。
http://odawara-jigyo-kyokai.jp/wanpaku/

個人的に、ソレイユの丘よりも、全然上です。(^^)

2015年9月24日木曜日

小田原わんぱくランド

今週の定休日は・・・

「小田原こどもの森公園わんぱくランド」に行ってきました。

ここの滑り台は、関東一です。
なにがって、これです。



景色です。

絶景滑り台っ!!

公園という表記ですが・・・

普通の公園ではありません。

山ひとつが、丸々アスレチックになっているぐらいの規模。
その山を巡り、4か所のアスレチックを巡るのです。

入口は、期待させません。



駐車場からの入り口。
このトンネルをくぐると・・・

ドドンと、階段。



ベビーカーの娘を持ち、登ります。

この階段を抜けると・・・

また階段。


この時点で、覚悟する私。

「こりゃ、バリアフリー無視だぞ」
「気合入れなければ」

腰の様子を確認し、今日はどうにか持ち応えられそうです。

階段を上ると・・・


突然、アトラクション。

これは、有料です。
でも、子供たち、これを見たら・・・
「やりたい、やりたい」と連呼&合唱です。




出鼻をくじかれる我が家。(^^;)

地図を見ると、広大です。



とりあえず、入口で30分費やしました。(TT)

次の場所へは、機関車に乗っていきます。



乗車すること10分ぐらい、到着すると、アスレチックが山間に次々に見えてきます。

これが、駅です。



一山超えると、冒頭の滑り台があります。
その滑り台も、大きなアスレチックの一部となっています。



アスレチック上部には、トランポリン。

息子、狂喜乱舞。

さらに、一山超えると・・・



ターザンロープ。

さらに、高速ローラー滑り台。



ちなみに、さっきの絶景滑り台は・・・
この写真の鉄塔のふもと辺りにある、青いアスレチックです。

広大さが解って頂けるかと。

つづく

2015年9月22日火曜日

鎌倉今世紀最大の・・・

シルバーウィークですね。

敬老の日が入っているから、シルバーなのかな?
と思っていましたが・・・
ただ単に、ゴールデンウィークのゴールデンに対抗しただけなんですって。(^^;)

なんでも、5連休は、6年ぶりだそうです。
次に9月にシルバーウィークが出現するのは、11年後の2026年なのだとか。

それにしても・・・
鎌倉は物凄い人出です。
大渋滞につぐ大渋滞。

人出の多さは、個人的な感覚的では、今世紀最大です。

あまりのすさまじさに、鎌倉駅周辺には近づけず・・・
まったく、仕事になりません。

この状況は、お隣の藤沢でも起きているようです。
この写真をご覧ください。


今日の江ノ島の写真です。

江ノ島大橋が、人でビッシリ。
初詣でも、こんなになりませんよ。(゜゜;)

ちなみに・・・
鎌倉の観光客は、景気によって大きく左右されると言われています。

景気が良くなったら増えると思われがちですが
実は鎌倉は、不景気になればなるほど、観光客が増える傾向があります。

皆、お金がないと・・・
近場で済ませようとする。

鎌倉は都心から数百円。
神社仏閣の入場料も、無料~300円程度。

とてもお金が掛からない観光地なんです。

5連休・・・
お金があったら、北海道や沖縄に行きたいですよね~
もっと裕福だったら、海外旅行でしょうか??

でも、海外旅行なんて、夢のまた夢ですね~

我が家が出来るのは、伊豆ぐらいがMAXかな。
でも、連休中に家族で2泊3日したら、10万円は飛んでいきます。

そんな金、どこにも無い。(TT)

もっと、頑張って働かなければ。
頑張ろう。

2015年9月21日月曜日

完成引き渡し

鎌倉市玉縄にて・・・
新築住宅の引渡を行いました。



引っ越し前日に、ギリギリの完成です。(^^;)

無事に完成して、ホッと肩の荷を下し、次の現場に全神経を振り向かせています。

本物件は、建築家「伊藤誠康」氏による設計です。
よって、とても個性的。


この写真は、吹き抜け上部のものです。



吹き抜け上部にロフトがあり・・・
子供たちの遊び場となります。

ロフトと2F廊下ともに開放型。
落下防止に木格子を大工の山崎さんが造作。

これを下から見ると・・・



なんとも、立体的な空間となっています。
これぞ、建築家の醍醐味です。(^^)
立体設計ですね。

設計は平面で行うため・・・
普通の設計士が引く図面は、平面的なんです。
よって、出来上がったものは何とも平凡となります。
ちょっと頑張っても、勾配天井程度。

逆に、無理に立体を表そうとする建築家も居ます。
しかし、能力が見合っておらず、構想に無茶があるので、住む側への心遣いはゼロ。
「建築家のデザイナーズハウス」という家で、今まで、酷い間取りの家をいっぱい見てきました。

個人的に、細かいステップフロアや・・・
至る所に段差がある家は・・・
最低だと思います。

年を取ったら、段差や急な階段は凶器でしかありません。

伊藤先生の家は、気遣い・心遣いがあります。

玄関は、また特徴的。



パッと入ると、下駄箱がありません。

目の前には、飾り棚。

左側の引き戸を開けると・・・



大容量の開放型シューズボックス。
鎌倉は湿気が多いので、山に近い家は、扉のある下駄箱は、カビだらけになります。

よって、下記のように間仕切り壁を造作し、下駄箱の扉を無くしたのです。



玄関の上りは、2段の框。

上段にベンチを造作し、お年寄りでも靴の履き脱ぎを楽に。



本物件は、建築の現場監修まではお願いしていませんので・・・

框はタモの無塗装集成材、床は塗装品となっています。

伊藤先生が監修まで手掛けた場合は・・・
框は無垢無塗装の杉板、床も無垢無塗装の杉板になります。
土間は、洗い出しとなるでしょう。

今回は、予算が無く、私が全て監修しました。

予算が無いと言っても、そこいら辺の注文住宅よりも断然金が掛かっていますが。

とにもかくにも・・・
これから、この家を舞台に、良い生活が生まれますように。(人ー)

2015年9月20日日曜日

片付け

最近、忙しすぎて・・・
会社のディスクの上が書類の山となっていました。

現場がてんやわんやで、落ち着いて自分の机を片付けることが出来ないのです。

見積もりや請求書、ローン計算書や伝票etc・・・
重要書類で溢れていて・・・
そんな机に腰を掛けるだけで気が動転します。

でも、事件は会議室ではなく、現場で起きます。(^^;)
書類を整理することなく、行かなければならない。

会社で接客を行う会議室も、建築資材やサンプルの山。
人がまともに座れなくなってきました。

だから、会社に帰ると・・・
気が気ではないのです。
なんだか、落ち着かないのです。

そんな日々。
昨日は、ちょっと朝から軽い錯乱状態。
自分のディスクに腰を下ろし、パソコンを付ける。
朝、溜まっているメールの返信をしながら、目の前の書類の山が目に入る。

気が動転します。

電話はバンバン鳴り、案内や打ち合わせ、新規物件やリフォーム依頼、クレームやトラブル相談などに応じます。

そんな中でも、建築現場はドンドンと進んでいくので、待ってくれません。
行かなければならない。

業者から来た見積もりは大量。
整理して、お客様用に作り直し、メーカーや問屋さん、お客様との間に入り金額の折衝しなければならないのですが、ひとつの建材も数社から合い見積りを取るので、見積り比較も必要です。

サイディング・サッシ・材木・建具・板金・基礎工事・外交工事・水道工事・電気工事・電材・トイレ・キッチン・浴室etc・・・

全部別々に出てくる見積もりなので、1棟でも山のよう。

精神的に、にっちもさっちも行かない状態になり・・・
さて、どうすると思います??

そんな時、私の場合「お片付け」をすることにしています。
仕事を放っぽりだして、お掃除です。
朝から、半日かけて、ディスクと会議室を整理整頓しました。

机の上からは、ダンボール2個分の紙ゴミが出ました。(^^;)
会議室からは、廃材がダンボール8個分ぐらい。

おかげで、ディスクからは書類の山が消え、ピッカピカ。
会議室も見違えました。

すると、面白いんです。
心が、落ち着くんです。

スっと、錯乱・混乱していた自分の精神が・・・
その机と部屋に身を置くだけで、退いていくのです。

そして、サクサクと仕事が進む。

「精神的に混乱したら、どんなに忙しくてもお片付」


これ、私の必殺技となっています。
公私ともにです。

家でも、心が混乱したら、家の中やお庭をお掃除します。
草むしりも、オススメです。


先日、新聞で・・・
「老前整理コンサルタント」
という聞きなれない職業を目にしました。

株式会社くらしかる代表の片岡洋子さんが言います。

なぜ、今これほど片付けが注目されるのか?
多くの家にモノが溢れているためです。
その理由は、「和」から「洋」への変換です。

かつては自分で縫った浴衣を何年も着て
古くなったらオムツにし、最後は雑巾にするなど
使い切るまで捨てませんでした。

今は簡単に安い既成品が手に入る一方
誰も手放し方を学んでいません。

片付けで大切なのは「この先の暮らし方」を考える事なのです。

片付けを始めた人は
「もっと早く始めれば良かった」
と言います。

片付けは、秩序と安心をもたらします。

大切なものをきちんと使う事で
自分を慈しむ暮らしが実現できるのです。

「片付けは、秩序と安心をもたらす。」

本当に、その通りだと思います。
秩序を得るには、何はともあれ整理整頓。
ただし、物が溢れる中で整理整頓しても、落ち着かない。

分担して、不要なものを捨てる。
そうすることで、安心が生まれるのです。

日本は、まさに同じです。

今、日本はモノに溢れて混乱してますよね。
法律も多すぎて、錯乱しています。
そろそろ、整理整頓してはいかがでしょうか??

物や情報が溢れる空間に身を置くと・・・
人は混乱します。

混乱の中に身を置くと、人は、混沌に沈んでいきます。
すると、人は、平静を保てなくなります

これ以上、乱雑に法律や省庁、出先機関を増やしていくのは・・・
自殺行為です。

公共事業、原発、リニア、箱モノ、整理整頓。
将来、こどもたちにの負担となるものは、捨てましょうよ。

それには、霞が関を整理整頓しないと・・・
日本の混迷はより一層深くなっていくと思うんです。
それが出来るのは、政治家だけ。

政治家は、正義の味方であるべきで。

しかし・・・ 国立競技場一つとっても、あの闇ですから。

ゼネコンや企業に金を落とす行為は、片付けられない現代人病と同じです。
今、政治家に必要なものは、片付ける能力ではないですか?

民主党、なんとも不甲斐ないですが・・・
「事業仕分け」
という視点は、とても良かったと思います。

整理コンサルタント
学んでみたいです。

是非、政府に「整理コンサルタント」を派遣したい。

魅力的ですね。



2015年9月19日土曜日

善悪のスイッチ

東京新聞・・・
2015年6月14日の「あの人に迫る」にて・・・

霊長類学者「かわいまさお」さんのインタビューを紹介します。
(一部抜粋)

何故、霊長類学を選んだのか?
大きな動機は、戦争です。
知人に中国でたくさん人を殺したという人が居たのですが
田舎に帰ったらコロッと忘れて、物凄く良いおじさんになったのです。

スイッチを切り替えるように、善悪が変わる人間とは
一体何なのか?
知りたかった。

人間だけが文化を持つと言われていたけど
宮崎県の幸島で、一匹のサルがイモを海水で洗いはじめると
やがて群れ全体が真似をしました。
それから文化に興味を持ったんです。

動物には善も悪もない。

人間の最大の発明は「悪の世界」です。

それは文化によって作られた。
文化は本や電気を発明した一方で、武器原発を造りました。
人間は文化を持つことで、自然から離れてしまった。

文化は反自然的です。

そこに気を付けないと・・・
物凄く怖い。

人間は、戦争をして無茶苦茶する一方で
愛とか平等を徹底的に説く。
個人の中にも両方ある。

人間は必ず悪を持っているから・・・
無くそうとしてもダメで・・・
抑えながら良いところを伸ばすべきです。

人間はみんな緑が好きです。
それは先祖がサルだから。
サルは4千万年もの間、森で生活をしてきたのです。
よって、上下左右ぜんぶ緑の中にいることが遺伝子に入り込んでいます。

十六年前から、ジャングルスクールというものをやっています。
小学六年生から、ボルネオに連れて行きます。
たった八日間ですが・・・
子供たちは急にたくましくなります。

ボルネオにはヤマヒルがたくさんいます。
体に付くと、血が止まらない。
でも二日も経つと、子供たちはそのヒルを捕まえて遊んでいます。

今は子供だけの世界が無くなってしまった。
大人の目がありすぎます。

特に母親の目。

子供が一家に4人いた時代と違って・・・
一人に親のエネルギーが向かって、色んなことを言いすぎます。

自然の中で遊ぶ機会を大人が奪ってしまったら
返してあげないといけません。

動物たちにも感情があります。
子が死んだチンパンジーやニホンザルは・・・
ずっと子の死体を持っている。
じっと子を見て、悲しんでいるなと、思う。

けれど科学は・・・
「何分間子供を見つめていた」
とだけ、論文に書く。
それが科学的データと言われるものです。

日本は、戦前、本当に貧乏でした。
格差は、今どころではありません。

戦争に負け、日本は本当に良い国になりました。

でも、今は違う方向に向かっている。
心配です。

全てにおいて興味深いですね。

また・・・
科学的という表現には、感覚・感情は排除されているということを初めて知りました。
ほほ~
よく政府が科学的根拠と言いますが・・・
なるほど、はなから人の精神性を除外しているわけですか。

だから、原発は「科学的に証明されている。」と、逃げを打っている。

メルトダウンで多くの人が精神疾患に陥っても、科学的根拠がないで終わらせられてしまっている。

結論として、科学的という言質を盾にする人間は、非人道的な輩だということです。

勉強になりました。




2015年9月18日金曜日

注文家具

昨日は・・・
翌日に引き渡し予定のT様邸にてテンヤワンヤ。(^^;)

雨にたたれて、外構もギリギリ。
濡れ縁・パーゴラも作っている途中で、雨雨雨。

明後日引っ越しが決まっているので、何とか間に合わせなければなりません。

室内は、リペア・建具調整・物干し金物取り付け・造作家具の仕上げ・・・
現場に付きっきりで、段取りに追われます。

さて、間に合うのか???

室内の音の鳴らない工事は、夜になっても続けます。
ご周辺の御住民の方々、大変ご迷惑をお掛けしました。

午後9時を回り・・・


静まり返ったリビングでは、造作家具の最終調整をしています。

注文部品を並べて、取り付け位置を確認するのは・・・
藤沢市に工場を構える注文家具屋さんの「富士工芸」の若大将ケースケ。

私の高校の頃の同級生です。(^^)

施主のT様は、キッチン収納をご自身で買われる予定でしたが・・・
急きょ、追加工事として造作家具でお受けしました。

ランバーコアで棚を作り、カウンターはナラの集成材。
扉は、ナラの突板(柾目)です。


作業は、午後10時ごろ終了。(TT)

扉4枚・引出・引出棚と、取り付け完了となりました。

次の日、仕上がりを明るいところでチェック。


中々、良い仕上がりになりました。

フルオーダーの造作食器棚は、サイズを自由に操れるのが利点です。
この食器棚は、奥行650mmです。

デメリットとしては、システムキッチンに比べると、機能に劣ること。

今回はとてもシンプルで、良い仕上がりとなりました。

材料/5万円
注文家具部位/5万円
大工手間/5万円
塗装/3万円

合計18万円也。