「今年は私の生まれ年だったんだ!」
兎か~。
「癸卯」という干支で
希望が芽吹き
消費税増税なんて
なんと40年前。(^^;)
常に視聴率20%を超えて
再々々々々放送がされて
我々世代から下の人たちも
2022年の今年になり
(新しいのは見る気がしないが)
鎌倉市梶原にて・・・
建売住宅を手掛けるため
4000万円台の土地を
2件、購入しました。
梶原という土地は
住民協定があり、分譲は出来ないので
80坪以上ある土地を
そのまま1宅地で利用する計画です。
早速、建築家の伊藤先生を
お忙しい中、お呼び立てして
現地を案内して
「どんな家を建てようか?」
と、ディスカッションしました。
そのうち一つに・・・
私が夢見る「アレ」を
作ってみたいと思い立ち
伊藤先生に依頼。
私が広い土地を手に入れたら
個人的にやってみたい事
というより喉から手が出るほど
欲しいもの。
それは・・・
アメリカンガレージのある家。
昨今・・・
ゼロエネ住宅やら
ZEH住宅やらと
あたかも断熱性能や気密性能を
高めることが
「地球にやさしい」と
考えている節が
国の住宅政策に
見受けられます。
が・・・
しかし・・・
本当にそうなのでしょうか?
今、自然破壊をしているのは
化学製品です。
大量生産で生まれる
再利用できない工業製品の数々。
それを大量消費することが
地球にダメージを与えています。
現在の住宅の潮流は
「電気や灯油の使用量を減らす」
事だけに注力されており
本来考えなければならない
「ゴミを出さない」
という基本は
一切ないがしろにされています。
地球温暖化の中
外気が40℃近くになる
現在の真夏にて
いくら断熱性能を上げても
冷房機器を使わない家は
皆無です。
実は、断熱性能なんて
「ある程度」で全然よくて
国が推し進める
ゼロエネ住宅なんて不要なんです。
全館空調にして
24時間電気使って冷暖房回してたら
本末転倒でしょ?
「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてるんだ!」
とは良く言ったもので
住宅は建築時も解体時も
大量のゴミを排出します。
新築住宅1棟を建てるのに
多いところで2tトラック
3台分のゴミがでます。
地球を守るという観点で
住宅業界に一番必要なのは
性能の数値化なのではなく
「ゴミを減らす」
こと一点です。
そして、日本だけでいえば
「国産の自然素材を使う」
こと。
日本の住宅木製建材の自給率は
今まで30%台でした。
70%近くを外国産がしめており
その外国木材の中には
違法伐採されたものも多く
自然破壊に繋がっています。
現在、日本はコロナ禍で
外国産が輸入されなくなり
国産材が「しかたなく」使われていますが
それでも、40%程度にとどまり
危機的状況でも大半を輸入に頼っています。
国内林業が疲弊し
杉・檜が繁殖しすぎて
国民の多くが杉花粉症・檜花粉症で
苦しむ中でも
企業は安い輸入材を買う。(^^;)
本来ならば国が
輸入材に高い関税をかけ
国産材にシフトするように
政策転換すればよいのですが
欧米の圧力にとことん弱腰で
商社系の大手企業の利権に
どっぷり浸かっている政治家が
政策を決めているので
コロナが収まった今
ここ3年で復調した国産の需要が
一気に落ちている。(失笑)
地産地消をすれば
海外から運搬時にかかる
多大な電気やガソリン燃料が不要になり
過剰梱包で出るごみも無くなる。
外国に落ちていた金が
国内で回るようになり
国内の雇用も生み
日本の杉やヒノキを消費すれば
社会問題になっている
花粉症対策にもなる。
これが本当のサスティナブルだと
思うんだけどな~。
なんだか話が取っ散らかってしまいましたが・・・
なぜこんなことを書いたかというと
実は、単純に当社が標準採用する
断熱材の動画を紹介したかったです。(^^;
それが全く違う方向の話になってしまい
申し訳ありません。
下記、本題です。
国内の疲弊する林業を支える
日本の大手製紙会社の材木会社が手掛ける
日本製紙木材株式会社が
https://www.np-l.co.jp/index.html
古紙をリサイクルして特殊加工し
住宅の断熱材に再利用する
スーパージェットファイバー断熱。
https://jet-npl.com/
凄いんです。