バイクの話のつづきです。
興味のない方には
全く響かないお話となりますが
何卒、ご容赦ください。
さて、レブル250の中古を
ヤフオクの個人間売買で
手に入れて
早速、自分色に染めていきます。
(と言っても妻のバイクですが)
まずは、マフラー。
レブル250のノーマルマフラーは
とにかく・・・ダサい。
子供が持ち歩く
水筒のようなモノが
ボンと付いており
音も「ホンダどうした?」
と思うほど
味が無く、静かすぎる。
「バイクの魅力は?」
と聞かれたら
私はいの一番に
「排気サウンド」
と答えます。
音は、バイクの命です。(個人的に)
でも、ただ音が大きいだけではダメ。
程良く「心地よい音」でなければならず
さらに、細かいアクセルワークに
呼応しながら
しっかりと吹け上がる必要がある。
レブル250の社外マフラーは
さほど種類が出ているわけではなく
認可品で私が見つけたのは
約5種類ほど。
その中で選んだのが、これです。
SP忠男「POWERBOX」
パワーボックスサイレンサー
です。
元々、POWERBOXパイプ(耐熱ブラック)
が付いていた車体ですが
サイレンサーはノーマルでした。
スリップオンのサイレンサーであれば
好きなものが付けられます。
最終選考に残ったのは
SP忠男の他に
①モリワキエンジニアリング
「ネオクラシック」
②オーバーレーシング
「SSメガホンマフラー」
ただ、ネット上では
モリワキのネオクラシックの評判が悪い。
すこぶる悪い。
という事で、排除。
オーバーレーシングのSSメガホンは
恰好が良く、価格も安い!!
これに決定か?と思いましたが
音がだいぶ大きいよう。
どちらにするか悩みましたが
SP忠男の決め手は、これです。
https://sptadao.com/chu/category/rebel250/
パワーボックス開発者の
計画~開発~完成まで道のりが
手に取るようにわかるブログ。
そこに、日本人の職人気質を見たのです。
ナップスで特売をしており
52000円で購入。
2800円の取付代を払い
その日に取付。
う~ん
カッコ良い!!
パワーボックスのエキパイ&ノーマルマフラー
の車体を埼玉~神奈川まで
高速から一般道まで運転して
持って帰って来た私。
その感想は正直
「ちょっとドン臭い。」
というものでした。
過去、カリカリにいじった
V-MAXに乗っていた私ですから
250ccの単気筒を
そう感じても仕方ないかなと思っていました。
それが・・・
SP忠男のサイレンサーに取り替えて
ひと乗りした後の一言。
「全然違うぞ!」
「こりゃ、別の乗り物だ!」
乗っていて楽しい。
そして、心地よい。
アクセルが気持ちよく開ける。
音も静かながらトルクフルで
アクセルレスポンスも全然よくなった。
もし・・・
レブル250のマフラー交換を
考えている方がいたら
絶対、SP忠男のパワーボックスに
した方が良いと思います。
超絶、お勧めです。
SP忠男さんの開発ブログ、そのままです。
嘘偽りが微塵もありません。
ちなみに・・・
マフラーを変えたら
この角度の写真が一番良くなりました!!
去年の11月に
ちょこっとご紹介した
オートバイ「レブル250」
http://heisei-shonan.blogspot.com/2019/11/blog-post_23.html
実は・・・
ブログに掲載した後
気になって気になって
仕方がなくなってしまい
密かに購入の検討をしてたのですが
新車だと乗り出しで60万円以上。
程度の良い中古車も
乗り出しで55万円前後。
う~ん、高い。
個人的な感覚(昭和的な)では
250ccのバイクが
50万円を超えるなんて
どうしても納得ができないのです。
(^^;)
グーバイクなどで
中古のレブル250を検索すると
殆どが50万円以下なのですが
掲載価格は全部「整備費別途」となっており
45万円の車体でも
整備費等が別途6万円前後かかり
総額が50万円を超えます。
これ、いわゆる「二重価格」です。
我々が扱う「住宅」でも昔は
販売価格3980万円(税込)と書いてあり
広告の説明欄に小さく
「別途設備負担金30万円」などと
よく書いてありましたが
今では、公正取引協議会が規制しています。
よって、不動産売買では
「別途費用は売買金額に算入しなければならない」
となっています。
野菜や魚を買うのに
「別途加工代」なんて絶対無いでしょ?
なぜ、バイクや車だけ
それが許されるのでしょう?
しかも、その整備費が業者によって異なる。
3万円だったり10万円だったり。
買う側が、混乱します。
辞めません?これ。
なぜ、辞めないのかしら?
納得いかないのです。
話が大きくそれたので
元に戻ります。
安いバイクを見つけては
「整備費」に頭を抱え
1カ月が過ぎました。
年末が近づいた深夜。
布団の中で寝ぼけながら
ヤフーオークションを見ていたら
発見!!
妻が以前、このバイクを見た時
「黄色が可愛い」
「ハンドルが遠いな」
と言っていたのですが
その黄色の車体で
ハンドルが交換されている
走行距離が少ない
レブル250の個人出品の
新規出品です。
オークションの場合
個人出品は
整備費等はありません。
しかも通常の廃車売買ではなく
名義変更取引ができるため
自賠責保険も引き継ぎ
新規加入が不要です。
価格は、42万円!!
42万円ぽっきりですよ。
相場より10万円安い。
「う~ん」
「もっと値段は跳ね上がるな~」
「最安値という事は絶対無いな」
「でも、ダメ元で入札してみるか」
落札できないという前提で
ポチッとボタンを押したんです。
もちろん、妻には内緒です。
すると、どうでしょう。
1日経ち、2日経ち・・・
私の他に・・・
だれも入札しません。(^^;)
そして最終日の午後11時。
なんとそのまま・・・
最安値で入札成立と相成りました。
マジかっ!!
心底ビックリ。
そこで妻に初めて告白すると
妻、第一声は「マジかっ!」
それが、12月27日のことです。
新年が明けて早速、車で埼玉へ。
出品者のご自宅で車両を確認し
その場でお金を現金で払い
鍵と書類を受け取り
3時間掛けて、私が運転して帰宅。
次の日、横浜の陸運局に行き
名義変更手続き。
その場で新しいナンバープレートを受け取り
はれて・・・
妻の新「愛車」となりました。
全所有者がすでに・・・
■エキパイ/SP忠雄パワーボックスパイプ
■バックレスト/ハリケーングラブバー バックレストHA6410B
■バックサポート/DAYTONA サドルバッグサポート
■ハンドル/ハリケーンHB0264B
■ハンドル/ウェイトバランサー
■グリップ/デイトナプログリップ
■サイドバック/デグナーNB-148
■USB/ニューイングUSB電源
■インジケーター/Alproシフトインジケーターギアポジション
■タコメーター/KOSOコンパクトデジタル
■スクリーン/ワールドウォークWS-26-1LS
と、10万円を軽く超える
カスタムがされている車両です。
しかも、ピッカピカ。
傷一つない。
これは、お買い得でした。
こんなところで運をつかって
大丈夫だろうか?
写真は、ノーマルマフラーを
私が新しく
「SP忠雄パワーボックスサイレンサー」
に取り換えた後の写真です。
跨った妻の感想。
「足つきが凄いっ!」
「軽いっ!」
「乗りやすいっ!」
158cmの妻でもベタ足。
「こりゃ、立ちゴケしないわ!」
と満面の笑み。
イケメンの不倫相手に跨がり
ご満悦です。(^ー^;)
つづく
作家?数学者?の
森田真生さんのコラムが面白かったので
東京新聞より転載します。
小さな子供は
財布など持たずに
外の世界に飛び出していく。
彼らは
誰のものでもない
落ち葉を拾い
真っ赤に実った果実を摘み
まん丸の石ころを掴み
川の透明な流れに
身を乗り出してのぞき込む。
彼らの世界の境界の無さは
見ている親をハラハラさせることもある。
「その木の実は
お隣さんのものだから
勝手に積んではいけないよ。」
「そのお寺の小石は
無断で持ち帰ってはいけません。」
「買わないものには
触らないの!!」
大人の世界では
あらゆるものが
誰かのモノとして囲い込まれている。
誰かのモノを
自分のモノにするためには
正当な対価を支払う必要がある。
だから大人は
出かけるときには
財布を忘れてはならないのである。
財布が無いと出かけられないのは
地球上でも
人間だけだろう。
セミは木に止まる前に
木の「使用料」を心配していない。
ミミズは土中で眠るために
土の「宿泊料」を支払う必要はない。
自然は、お互いに分け合い
与え合っている。
大自然においては
全てが等しく
誰のものでもない。
これを
価格という一つの尺度に染め上げ
所有の権利を争い合っているのが
人間という
不思議な生き物である。
人間は、引き返すことが
できないのでしょうか?
人が作り出した機械が
人工知能を与えられ
人の価値観だけで
すべてを判断するようになると
自然は、やはり失われていく一方で
より一層、人と自然が敵対していく。
そして、人工知能が
人を凌駕するようになると
もう、人間は・・・
自然を取り返すことが
出来なくなるなるのではないか?
そんな気がして
なりません。
メモのつづき
「蟷螂はバッタにならない」
というメモは・・・
なんだったっけかな?
たぶん、カマキリ先生こと
香川照之さんの
お話をどこかで見たのだと思います。
蟷螂に生まれてきて
バッタの動きをするやつはいない。
野生は
ああしなさいとか
こうしなさいとか
言われることはなく
誰にも教えられず
子も本能だけで生きている。
という話だったかな?
これに何を感じ入ったのかというと・・・
人間とはなにか?
という問いに対し
明確な答えとして
やはり「自制」なんだなと。
人間の子は
本能の塊です。
欲望のまま生きようとします。
でも、人の社会では
理性を求められ
人の決めた道理にそった
自制を求められます。
本能の赴くままでは
生きていけないのです。
よって、親が
幼少の剥き出しの本能を
ことごとく制していく。
そして、義務教育で
本能の部分を完全に削ぎ落していく。
親や先生が子供に
「ああしなさい。」
「こうしなさい。」
というのは・・・
蟷螂にバッタの動きをさせるがごとく。
カマキリ先生はこのようなことも
仰っていました。
蟷螂からの一番の学びは
「飢えていることの大切さ」だ。
野生にいるカマキリを捕まえ
バッタを目の前に置くと
瞬時に狩って
あっという間に食べ尽くす。
翌日、カマキリと同大の
バッタを与えてみると
また、瞬時にカマで捉え
息の根を止めるために
ビュンビュンと振り回し
ペロリと平らげた。
ところが・・・
3日目から様子が変わり
与えたバッタを途中で落とし
4日目からは
あんなに獰猛なカマキリが
目の前のバッタを狩ろうともせず
5日目には身動きもしない。
眼光の鋭さも無く
一日中
じっとしている蟷螂を見た時
「常に飢えていないとダメになってしまうんだ」
と理解した。
満たされた状態がいかに醜いか。
人間も同じだ。
教育という名のもとに
過度に自己抑制された動物が
人間であり
その人間が
物にあふれた社会に身を置き
日々決められた生活をしていると
「生」に怠慢になるのですね。
そして、全てにおいて
鈍感になっていく。
なるほど。
今の日本社会を見て
とても納得してしまうのです。
気になった記事や語録を
自分のスマホの中の
カレンダーに雑にメモ書きして
保管する癖が最近ある私。
時間がたつと
「何に感化されたんだっけ?」
となり、メモした意味も
忘れてしまいます。
今、スマホのカレンダーを見ていたら
3つ、メモを発見。
「彼岸花」
「蟷螂はバッタにならない」
「武田真治、おばあちゃん」
今、見返してもよくわからない。
まだ、さほど古くないメモなので
自分の頭の中を整理したいと思います。
■まず一つ目
「彼岸花」
これしか書いてありませんでしたが
たしか・・・
なぜ、彼岸花という名前なのか?
という記事をみて「知らなかった~」
と感心した際のメモかと思います。
彼岸花は別名「死者の花」とも言います。
なぜ、死者の花が
少し前の日本で多く群生していたのか?
なぜ、全国の田畑にあったのか?
そして、なぜ現代社会で全く見なくなったのか?
彼岸花には毒があることを
私は知りませんでした。
葉や茎、球根すべてに
アルカロイドという強い神経毒を持つ。
彼岸花といえば墓地ですね。
昔は、多くの墓地に植えられていたそうです。
現代では、火葬が主流ですが
昔は土葬だったため
昔の人、特に田舎の町や村では
故人を動物から守るため
毒があり動物が嫌う彼岸花を
お墓の周りに植え、動物対策とした。
彼岸花は、9月中旬に花を咲かせます。
だから、昔の農村では
お彼岸の時期に墓地で彼岸花が満開。
お墓参りの時に満開となるので
彼岸花という名前になり
さらに「死者の花」という
別名が付いたのだとか。
この彼岸花は、少し前の日本では
全国の田畑でも多く見られたそうです。
でも、毒がある植物が作物と一緒に合ったら
危険なように思えます。
なぜ?
理由は簡単でした。
日本の農業に農薬が入ってきたのは、最近です。
その前は、完全無農薬でした。
田畑は常に大小多く動物に狙われ
虫の被害も深刻。
その農作物を守るため
動物除け虫よけとして
田畑の畦道や畦畔に
彼岸花が植えられたのだそうです。
さらに、その昔
年貢が厳しい時代に農村では
彼岸花を毒抜きをして食べていたそうです。
彼岸花は毒物なので年貢の対象外。
非常食として重宝されたのだとか。
現代の田畑で見なくなったのは・・・
農薬の普及で単純に不要になったことと
年貢がなくなったからだと。
こんな話を聞いたら
凄く面白い花だと思いません?
そして、日本人にとても根付いた
地の花だったのです。
現代の人は「死者の花」として
不吉なものと思っていますが
全く違ったものだったことを知り
とても驚くとともに
知らないってことは
本当にダメなことだなと
あらためて認識したメモとなりました。
JR大船駅徒歩圏内で
また新しくラーメン屋さんが出来た
という話を聞き
さらに「無添加ラーメン」という
噂を聞いたので
先週の日曜日のお昼、行ってきました。
大船駅を背にして
小袋谷の交差点を北鎌倉方面に進み
二葉会館の手前に旗が出ていました。
その名も「麺屋でこぼこ」さんです。
他のブログ等をみると
すこぶる評価が高かったので
物凄く楽しみ。
場所は、以前・・・
くるまやラーメンだったところかしら?
お店は小さく
店内に入ると、ワンオペです。
最近、ワンオペのラーメン屋さんが
多いですね。
食券機で醤油ラーメンの大盛を買い
ワンタンをトッピング。
席に着くと
こんなウンチクが貼ってありました。
期待が膨らみます。
シジミですか!!
さて、10分程度で来ました。
く、黒いですね。
しかも鶏油が膜になるぐらい浮いている。
鶏油のディテールは・・・
藤沢南口の「ら塾」に似てます。
でも、ラーメンの鬼系ではない。
見た目ほど、しょっぱくありません。
味のバランスは良いのですが
でも、何だろう?
カツオ・煮干し・シジミ
どれも、主張が無く
鶏の強さだけが引き立っています。
もう少し魚介を強くしたほうが
良くなりそう。
食後、残り香が少なく
鶏油だけが残り
口元がベタベタします。
口の中もベタついてしまい
車を運転しながら、何度もお茶でうがい。
人気店「ら塾」でもこれがダメで
美味しいのだけれど、足が向かない私です。
「ラーメンは食後の残り香が命」
と個人的に思っている私には
ちょっと苦手なタイプでした。
でも、繁盛しており
「好み」が分かれるラーメンですね。
今後の進化に期待したいです。
ご馳走様でした。
★★★☆☆☆
先々週の休みの日
待望の映画を見てきました!!
「この世界の片隅に」
のノーカット版
「この世界のさらにいくつもの片隅に」
です。
この界隈では
辻堂のテラスモールにある
109シネマズ湘南だけの上映で
午後3時ごろと
午後7時頃の2回だけです。
私たちが見たのは
平日の水曜日の午後3時でしたが
座席の8割が埋まっておりビックリ。
アナと雪の女王でも
ヒックとドラドンでも
上映開始と同時に
イオンシネマで見ましたが
ほぼ貸し切り状態だったので
本当に驚きました。
しかも、アニメ映画なのに
観客の大半がご年配の方々。
子供連れは、我々だけ(汗)
2時間48分という長丁場の上映でしたが
あっという間でした。
前作は映画館で2回見て
今回で3回目ですが・・・
妻は、きっちりと号泣していました。(笑)
私も、感動。
娘も、感動。
ただ・・・
息子が、今回はダメだった。
見終わった後
「意味が分からない」
と、一言。
「本当に75年前に日本にあった話なんだよ」
と、妻が一生懸命説明しますが
全く腑に落ちないみたい。
さて、どうしたもんか?
そこで、私、よくよく考え・・・
とあるものを、楽天で注文しました。
※最近、アマゾンドットコムの利用をやめて
日本企業の楽天から買うようにしています。
※個人的に日本企業応援団です。
最近、楽天は送料で訴訟をおこされたりして
ダーティーなイメージがありますが
アマゾンドットコムに対抗しようと必死です。
注文すると、次の日届きました。
はだしのゲン、新刊です!!!
先日、小学校の文化祭があり
小学校の図書館に入ったのですが
その際、昔懐かしい本は無いかと
「はだしのゲン」を探したのです。
でも、何処にもありませんでした。
私が子供のころには
何処に行っても「はだしのゲン」だけは
所蔵されていたので
図書館にある唯一の漫画として
子供ながらに
なんども読んだ記憶があります。
なんで教育現場や
図書館、児童施設から
この本が無くなったかというと
保守系といわれている
地方議員や団体から
「こんな本を置くな!」
と、圧力がかかるからと言われています。
ならば、自分で買えばよい。
ヤフオクで中古本もありましたが
ここは中沢先生に敬意を払い
新書を買わせていただきました。
https://books.rakuten.co.jp/rb/1071445/
これを、息子に与えてみようと思います。
懐かしい。
ただただ、怖かった。
人が溶けることや
川で溺れガスで浮くことや
そんな記憶が
鮮明に残ってます。
私がこの漫画を初めて読んだのは
小学校3年生のころなので
約37年前のこととなります。
その当時、広島に原爆が落とされたのは
38年前のことですから
私自身、それとほぼ同じ月日を
過ごしたことなります。
そう考えると・・・
時間がたつのはあっという間で
ドントンと忘れられていく中
この「はだしのゲン」という漫画の存在は
とても重要に思えてなりません。
75年前の日本の記録です。
著者の中沢先生の実体験です。
なぜ、この本を排除しようとするのか?
その意図を思うと
ぞっとします。
さて・・・
我が子はどんな反応を見せるでしょう?
親として、興味津々です。
当社建売住宅をご購入いただいたお客様より
「太陽光と蓄電池を付けたい。」
というご要望を頂きました。
お引渡しをした住宅には
太陽光も蓄電池も付いておらず
既存住宅に対して
全くの新規取付となります。
お客様からは
特にメーカーの指定もなく
「出来るだけ多く発電したい」
「出来るだけ多く蓄電したい」
「パネルで発電した電気を蓄電したい」
「停電の時に使いたい」
「震災の時、自家発電したい」
というご希望です。
太陽光発電システムだけであれば
どのメーカーを選んでも支障はありませんが
蓄電池が絡んでくると違ってきます。
蓄電池は多くの種類が出ていますが
太陽光と蓄電池がうまく連携しているものは
実は少なく
安い蓄電池の多くは
東京電力から買電して蓄電する
というシステムとなっています。
よって、震災時の長期停電時には
利用することが困難となります。
太陽光パネルの発電したものを
昼間蓄電して
それを夜、自動で使いたい。
停電の時も
自動で家の電気を使えるようにしたい。
さらに・・・
コンピューターが売電・買電・蓄電を
自動でコントロールしてほしい。
もっというと・・・
将来の拡張性も併せ持ちたい。
それをすべてクリアするもの
パナソニックにありました!!!
「創蓄連携システムSプラス」です。
https://sumai.panasonic.jp/chikuden/sochiku/system/s_plus.html
2019年10月に発売された
最新の蓄電池システムとなります。
太陽光パネル5.14kwと共に
お客様にご提案し、ご了承。
新年の一発目で
工事と相成りました。
足場をかけて、いざ開始。
まずは、太陽光パネルの取付。
パネルは、21枚です。
この太陽光からのケーブルを
外部取り付けのパワコンに持ってきて
そこから壁に穴をあけて
室内の新規分電盤と切り替えユニットにつなげます。
今回は、浴室の上を開通。
真ん中の小さな穴に通っているコードが
今回新設したものです。
とても小さな穴一つで開通できます。
外部ケーブルもシンプル。
発電用のパワコンと
蓄電池用のパワコンがならび
右側のパワコンの背部から
室内に直径5cm程度の穴を抜いています。
1F浴室の上から、天井裏を這わせて
パントリーにある分電盤の横に
新しい分電盤を設置するため
壁を3か所抜き取ります。
そのあとは
ひたすらケーブル処理。
真ん中が太陽光用の分電盤
左が電力切り替えユニットとなります。
その下に蓄電池ユニット。
とてもコンパクトです。
この蓄電池で、5.6kwの容量となります。
よって、エアコンをガンガン使わなければ
1夜の電力を補えます。
室内の壁にコントローラーを新設。
これらすべて、内壁であれば壁内配管で対応。
そして、タブレットも1台。
丸1日で設置完了。
その日の夕方には、発電&蓄電が開始されました。
日本の技術は、凄いですね。
足場の建造が1日。
足場の解体が1日。
よって、3日ですべてが終わります。
施工日の夕方
パナソニックさんから使用説明。
私もお客様と一緒に聞いて
ビックリすることに。
全てが自動なんです。
既存分電盤の2系統を選び
停電時に使えるようにするのですが
停電すると、勝手に蓄電池に切り替わり
選んだ「キッチン」の電気が付く。
キッチンには冷蔵庫や電子レンジがあるので
震災時に蓄電された電気で動かすことが出来ます。
しかも・・・
日中に太陽光で発電された電気を
自動で蓄電してくれるので
晴れてさえいれば
停電していても、電気が使える。
停電が復旧すると
システムも自動で元に戻る。
通常の太陽光システムのように
復旧ボタンを押す必要もない。
また、売電・買電のころあいも
蓄電池の蓄電や残電も
蓄電池で貯めた電気を使う時間も
すべてコンピューターが管理し
お客様は何もする必要がない。
さらに、その設定は
お客様の希望にあわせ
細かく取り決めることが出来る。
これは、凄いですね。
さすが、パナソニック。
今、日本国内唯一の国産総合メーカーです。
金額は、まだまだ高く
5.14kwの最新パネルと
5.6kwの蓄電池と
創蓄連携システムSプラスと
足場工事合わせて
300万円(税込)を超えます。
でも、良い!!
これは、良いです。
プロとしてお勧めできる商品です。
先日お引渡しをした
建売住宅のお客様より
「大きい宅配ボックスを付けて」
というご依頼を頂きました。
とくに商品のご指定は無く
メーカーのご希望も無い。
ただ一つだけ
ミカン箱大の段ボールが
そのまま入るもの
というご所望です。
大手が出しているものは
大体大きさが同じです。
さて、こまった。
当社が付けるとなると、日本製が良い。
しかも、信頼がおけるメーカーが良い。
なぜかと言うと・・・
無名の物は壊れるから。
壊れたら、厄介です。(^^;)
リクシル・YKK・三協アルミ・三和シャッター
色々探すも、皆、大きいものが無い。
さてどうしたものか?
頭を悩ませていたら
パナソニックから
新商品の大型宅配ボックスが
2019年10月に発売されていました。
その名は
「コンボライトラージ」
です。
https://sumai.panasonic.jp/exterior/takuhai/combo/combo_light.html
本体サイズは
幅/390mm
奥行き/473mm
高さ/790mm
受取りできる最大サイズ
幅/310mm
奥行き/400mm
高さ/700mm
重さ/25kgまで
価格は49,800円(税抜)と、とてもお手頃価格です。
色を選ぶと、59,800円(税別)と1万円UPしますが
悪くない値段です。
早速、お客様にご提案して
了承を頂きました。
パナソニックリビングさんに早速注文し
納期を待たず、すぐに到着。
早速取り付けてみました。
組立は無く
別途、据え置き用ベース9,500円(税別)を使い
据え置き用ベースと本体を固定したら
そのまま、タイル面に接着します。
アンカー取り付けも出来ますが
タイル面に穴を空けるとなると
もし不要になったときに
穴が残ります。
メーカーの取付説明書には
「タイル面には接着剤でもOK」となっていたので
やってみました。
最初見つけた時
「なんで大きいのにライトなのだろう?」
と思いましたが
面材がすべてプラスチックなんです。
だから、片手で「軽く」持てる重さ。
でも、雨が当たるところでも
問題ないとの事。
質感は、とても良いです。
10分程度で、設置完了。
簡単です。
あとは、接着剤が乾くまで待つのみ。
素人でも難しくないですね。
印鑑を設置でき、配達伝票への押印も可能。
今までのコンボに比べ
内部の構造もとても簡単な仕組みで
これであれば
大きいものを無理やり入れられ
引っかかったりする心配はなさそうです。
ただし・・・
プラスチックの箱なので
泥棒に狙われたら
簡単に壊される可能があるかも。
まあ、そんなことを言い出したら
どんな宅配ボックスも同じかな?
設置してみて
とても高級感があり
お客様も満足されていました。
このパナソニックのコンボライトラージは
良品です。
価格で考えたら
今発売されている宅配ボックスの中で
一番かもしれません。
■冷蔵庫で食品を腐らす日本人
■うおつか流 台所リストラ術
■ひと月9000円の快適食生活
等々、多くのベストセラーの著者である
食生活研究家の魚柄仁之助さん。
新聞紙面で
こんなことを仰っていました。
地球環境を守るために
食べ物を大事にしようなんて
きれい事を言って
モラルに訴えても
人は動かない。
去年10月に自民党が施行した
『食品ロス削減推進法』は
意味が無いと思います。
「食べ物を無駄にしてはいけない。」
と、みな思っていますよ。
でも言うはやすく
行うは難しでね。
国が言ったからといって
どうなるものではない。
なぜ食べ残しが発生するのか?
不味いものだからですよ。
本当に美味しかったら残らない。
食品メーカーは
コストを考えて作るから
いかに安く「平均値の味を出すか」
に、チカラを入れている。
僕はよく友人を家に招き
料理を振舞いますが
いつも顔を見て作っている。
同じ人でも
「今日は体調がわるそうだな。」
と、思い遣り作ってこそ
全部食べたくなる
料理が出来るのです。
食品ロスを解決するには
そうした個人のスキルが
大事だと思います。
つまり
相手の顔を見ないで
機械的な大量生産を行うことを
日本が辞めない限り
食品ロスは無くならない。
ということです。
この「食品ロス削減推進法」は
下記を推進していくというものです。
①消費者、事業者等に対する教育・啓発等
②食品関連事業者等の取組に対する支援
③食品ロス削減にな功績がある者を表彰
④食品ロスの実態調査・研究
⑤食品ロス削減の先進的な取組等の情報収集
⑥フードバンクの支援・調査・検討
なんだか、色々と言っていますが・・・
いやいや、そんな事ではなくて
政府がやらなければいけないのは
「大量生産の規制」
「大量輸入の規制」
この2つだけなんです。
これだけやれば
食品ロスは消えて無くなります。
教育や啓発なんて一切不当。
必要なだけ生産。
必要なだけ輸入。
簡単な事です。
是非、上記著書を読んでみてください。
目からうろこです。