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2019年6月30日日曜日

誕生日

先週は、息子の誕生日でした。

私も妻も、彼が初めての子供で
なにも解らないままに育ててきましたが
もう、9年目ですか。

いまだに何もわからず
何が正解かもわからず
教育方針も固まらず

この子が1歳のころ
夫婦そろって色々な教育本を読みあさり

「2歳までに音楽やらせなきゃ!」とか
「3歳までにスポーツをやらせなきゃ!」とか
「4歳までに英語を習わせなきゃ!」とか

なぜか毎日、焦りに焦っていましたが
結局何も実現できず
息子は、いまだに、なにも身に付かず。

でも・・・
一度も骨折せず
一度も大病せず
一度も事故にあわず

とにかく、健康に良いものを食べさせることに
妻は毎日頑張り、そのおかげて
どうやら人一倍、丈夫に育っています。(^^;)


誕生日当日。
相変わらずドタバタしており
誕生日ケーキの用意もしていないダメ親の私。

仕事の合間を見て
夕方、西鎌倉のレシューに行ってみるも
ホールケーキは、ほとんど売れてしまっており
ショートケーキが2つだけ。

ふと、並びのショーケースを見ると
とても目の引くものを発見!!

一個800円と高いものだったので
見事に2つ、売れ残ってます。

でも、ホールケーキより全然安い。
「子供が狂喜乱舞するヤツだ!」
と、自分に言い聞かせ
これを買って帰ることにしました。

まず・・・は、
先日の結婚記念日に使った
ホイップクリームが残っていたので
娘にお祝いの言葉を書いてもらいます。



中々、上手くやりますね。



「おたんじょうびおめでとう」 
と書いて、真ん中にはクマを描きながら
途中で急きょウサギに変更したそうです。(^^;) 



そして、子供達には見せないように
レシューで買ってきた「ヤツ」を、そうっとスタンバイ。


プリンアラモードですって。
パイナップルに乗ってます。

凄いですよねこれ!!

セッティングして
子供たちをキッチンに呼び入れ


誕生日会、スタート。

子供たちは・・・
喜んでくれました。(^^)
プリンアラモードにろうそくを立てるという
離れ業でしたが。(苦笑)

さて、私も妻も
初めての9歳の男の子の子育てが
この日から、始まります。

9歳の子には、何をしてあげればよいのでしょう。
また自問自答の日々を重ねながら
結局何もできないのだろうな~。

ウンガッンッン!!


2019年6月29日土曜日

馴れというホラー

6月17日
福島第一原発3号機にて
使用済み燃料プールのがれきを撤去する無人機が
一部破損し
重さ10kgのアーム部分が外れ
核燃料の入っているプールに落下した。
という、ニュースがありました。

メルトダウン前であれば
国を挙げて大騒ぎする事故ですが
メルトダウン中の今は
全く騒ぎにもならず・・・

東京電力は、何事も無かったかのように
「燃料棒がないところに落ちたので工程に影響はない。」
と、簡単な発表だけ。

これ・・・
燃料棒があるところに落ちていたら
一体全体、どうなっていたのでしょう?

そんな状況下
すぐ近くでは、何とかビレッジが開業し
子供たちが運動をしています。

我々の認識も
東京電力の対応も
政府の無関心も

なんとも酷い有様としか言いようがありません。

そういえば・・・
今年に行った統一地方選挙。
なにも波風立たず、野党も撃沈。
新聞にて道府県議選立候補者数をみて愕然としました。

自民/1252人
立憲/171人
国民/109人
公明/158人
共産/235人
維新/74人
大阪維新/46人
自由/1人
希望/4人
社民/20人
諸派/43人
無所属/866人

計2933人

立候補者の約43%が自民党という驚きの数字です。
野党候補を全て足しても29%と少し。

「地方から政治を変える!」

今回の選挙で
このスローガンを良く目にしましたが
こりゃ、ハナから負けてますよ。

第二政党の立憲民主党が「打倒自民党」と言っていましたが
立候補者が10分の1で、どうやって勝つというのか?
勝てるわけがない。

地方から政治を変えるというプロセスは
完全に破綻していますね。

よって、政治を変えるのであれば
国政選挙しか方法がないことが白日に晒されたといえます。
その選挙が7月21日投開票と決まりました。

さて、野党はどうするのでしょう?

話が反れますが・・・
ひきこもりと言われる人の数が
推定200万人を超えたというニュースがありました。

内閣府の指針によると
「半年以上家族以外と交流せず家から出ない人」
『ひきこもり』と呼ぶそうです。

その内閣府の統計によると
40歳~64歳の「ひきこもり」の数が
61万3千人もいると発表されました。

現在、日本の人口は約1億2700万人です。
200万人となると
きこもりが1.5%ぐらい存在することとなります。
その中で、良い大人が61万人もいる。(゜゜;)

凄い数字です。
いっそのこと・・・
この人たちで政党を立ち上げたらどうだろう?

「新党ひきこもり」

冗談じゃなくてマジで。
今、政治によって一番妨げられているのは彼らでしょ?
出たくても出られない世の中なんです。
100人ぐらい立候補して
ひきこもりが主張する場を勝ち取り
ひきこもりコミュニティーを形成すればいい。

政治って、そういうことだと思うのです。

今、政府が大企業にばかり優遇し
その優遇で票を買っています。
その結果、企業の下請け政治家ばかり。

よって、企業の利益にならない人々は
今後、よりいっそう妨げられていくことでしょう。

現在だけで
その妨げられた人が全人口の1.5%もいます。
凄いパワーですよ。

200万人をこえる後ろ盾があります。
金が無ければ政治が出来ないと言いますが
一人1000円の寄付で20億円を簡単に超えます。

国政選挙にも地方選挙でも打って出れます。
当選したら・・・
ひきこもりながら、国会にだけ出ればいい。

参議院の本会議日数は、年間なんと平均30日足らず。
別に臨時国会等もありますが
基本的に衆議院で決まってきたものを
議論しているふりをしていればいい。

残った10か月は、しっかりと、我が家でひきこもれます。

まじめな話です。
それほど、参議院議員は暇だと言われています。

さらに、新党で「ネット会議」を議員立法してはどうだろう。
2020年にはネットを取り入れた国会が始まるのではないかと言われています。
ネットで投票できる日も遠くないとされています。

そうなると家を出る必要がなくなります。
ますます、ひきこもりの方々の出番ですよ!!

まじめな話です。

だれか本気になりませんか?

2019年6月28日金曜日

なぜエリートは嘘をつくのか?

とにかく・・・
面白い。

三橋貴明さんと山本太郎さんの対談
これだけ聞くと
「殴り合いの喧嘩になるのでは?」
と思った私。

保守の論客として第一次安倍政権を支えてきた三橋氏と
安倍晋三が一番嫌う国会議員と言われる山本氏。
それが、なんと現在、意気投合。

しかも、三橋氏が現政権を「もう終わっている」と酷評。

「現政権の統計は詐欺」
「アベノミクスは完全な失敗」
「消費税は不要」

と、コケおろしてます。
その内容は、とても専門的で我々が知らない事ばかり。
下記動画をぜひご覧ください。

■借金の嘘(パート1)

■御用学者の嘘(パート2)

■統計の嘘(パート3)

とにかく、今回はこれだけ。
これだけ、絶対見てください。

安倍シンパだった三橋氏が
ここまで安倍政権を批判しています。
そして山本太郎氏の政策を評価している。
なぜ?

消費税を廃止するというのは
不可能ではなく現実的な話なんですね。

国が豊かになるには
「とにかく消費をしろ!」
「消費を増やせ!」
と、国民に言う政府。

でも、その消費に対し重税をかける。
消費が冷え込むのは当たり前です。

1000万円の物を買ったら
100万円の税金を払わなければならない。

100万円あったら・・・
冷蔵庫
洗濯機
エアコン
カーテン
リビングテーブル
ソファー
ベット

全部、消費に回せるのに。
税金として徴収してしまう愚。

消費を増やしたいなら
消費税を失くすべきという論理は
とても的を得ていると思われます。

つまり、矛盾しているのです。

「消費税は20%必要」
と経団連の会長が言いましたが
その増税をするためだけに
政府と霞が関が必死になって統計を誤魔化し
国民を騙して
その国民から、金を奪い取ろうとしている。

これはさ・・・
最近、吉本興業の芸人が宴会に参加しただけで謹慎になった
振込詐欺集団といわれる反社会勢力と
やっていることは一緒。

嘘のデータを見せて「金を出させる」手口。

まさか、国民が政府に詐欺を受けているとは。

衝撃的な内容です。

2019年6月27日木曜日

鎌倉市手広のペット共存住宅

鎌倉市手広にて建築中の
ペット共存住宅

内部大工工事がすべて完了しました。


リビング吹き抜けの様子。


天井は、杉板(源平)の板張りです。
手すりは、ゴムの集成材。


現在、芝田内装さんが
壁紙を貼るための下地パテを当てています。

これは子供部屋。
ロフトベットが付いています。
南側には、造作の勉強机。 


とても広く、余裕ある間取りとなっています。

来月中ごろにはすべての工事が完了します。
ご期待くださいませ。

物件の詳細は、下記です。

是非、ご覧くださいませ。

2019年6月25日火曜日

猫用ステップ階段

昨日・・・
茅ヶ崎市小和田にて建築中の「猫のおうち」にて
棟梁の井関さんから写真が送られてきました。


「こんな感じで造ったぞ~」 
と一言添えて。

雑務でほとんど現場に行けていない私。
この建売住宅は、
猫愛の止まない設計の善波と棟梁の井関さんに
殆ど任せっきりとなっています。

これは何かと言いますと・・・
キャットウォークに上がるための
キャットステップ階段です。



もし、猫を飼わない人が買ったら
簡単に取り外せるように
取付面にパネルを設置して
棚が一枚一枚脱着が出来るように工夫してあります。

一番下部にお手製椅子があるように見えますが・・・
これは、サービス品でしょうか?(笑)

猫は、こんな風に上がっていくことを想定しています。


現在、曇りガラスの窓ですが・・・
窓台を付けてあり
「ここから猫が外を眺めるんだ。」
と、細かいところまで考えてあります。

完成後、透明のガラスに変更予定です。

そこから上がった猫は・・・
リビング上空を一周するキャットウォークを
自由自在に動き回れる設計となっており
キャットウォークからはロフトにフリーで入れるよう
壁にキャットドアを設置。


色々と、細かい仕事、ありがとうございます。

そんな井関棟梁の屋号・・・
じつは、猫の「屋号紋」なんですよ。


分かります?
井関の「関」の字が、猫の顔になってるんです。

猫好きの大工が手掛けた「猫のおうち」
当社売り主として、絶賛販売中です。

ご興味がおありの方、ぜひ、実際に現地をご覧ください。
常時内覧募集中です。

お問い合わせは
電話:0467-46-8775

お気軽にどうぞ。(^^)

2019年6月24日月曜日

駐車場石貼り工程

まずは、外周のブロックを施工。


その間に、悩んだ挙句に石貼りを決定して
京都の大手石屋さんに注文。

デポ止めの物を、関東の運送業者が荷積みして
4tのユニックにて現場に搬入。
2パレットです。


運送費だけで、10万円近い金額となりました。(^^;)

さて・・・
貼る予定の場所は、下準備真っ最中。

残土をすき取り
地均しをして、砕石を敷き、転圧。
そして、桝の高さを調整。


A棟は、インターホンと照明器具が庭先に設置するため
CD管を配置。


そのあと、スリットのための型枠を組んでいきます。


A棟は、少し複雑。
3種類の仕上げに分け
それをスリットで区切ります。

通路部分は、曲線をつけるので、とても大変です。

机上で私が絵を描いたのですが
雨水枡・汚水桝・外水栓が邪魔をして
図面通りに進みません。

机上で書いた設計図通りには
全然行かないモノなのです。(^^;)


事件は会議室でおきてるのではなく
現場で起きているとは、良く言ったもので
まさに、この事かと。

まだまだ、下地工事が続きます。
石貼りの場所は、下地にコンクリート土間が必要です。
仕上がり天端より5cm低くコンクリートを打設します。


奥はモルタルの刷毛引き仕上げのため
仕上がりの高さで打設しています。


普通の駐車場であれば
これで仕上げて終わりなんです。

A棟は・・・
手前のひょうたん型の部分が石貼りで
左側の勝手口まで続く通路は洗い出し
車が駐車する場所は、刷毛引き
3か所が違う仕上げなので

3回、別々の日にコンクリート打設となります。


写真は、1回目にコンクリートを打設した
2日後の写真です。
打設翌日に洗い出しをして
さらに翌日、養生を外したところです。
この翌日、刷毛引き部分のコンクリートを打設します。

さて、B棟では石貼り開始です。

パレットから石を出してみて、唖然。
一個一個が小さい。(^^;)
話によると・・・
大きな石が取れなくなってきているのだとか。

石が小さくなればなるほど、貼る手間が多くなります。
予想より一回り小さいだけですが 
工期は1.5倍かかる計算です。(汗)



ここまで来ると
「話と違う」と、返品することは不可能。(苦笑)

まずは、仮置きから始めます。
石をほどいて、体裁よく並べていきます。

開始して30分。
この時点で、工事を行う佐藤親方も苦笑い。


凹凸が激しく、しかも小さい。
仮並べをしながら
ピッタリ合うように、石を削って加工していきますが


削りながら・・・
「こりゃ、どえらく大変ですよ。」
と、頭を抱える棟梁の絵。


でも、ここまで来たら引き返すこともできず
やるしかありませ~ん。

セメントをバケツで混ぜながら
一枚一枚、貼っていきます。



一枚一枚、厚みが違い・・・
一枚でも右と左で、厚みが1cm違う石がゴロゴロ。
しかも、表面も凹凸があり

一枚一枚、木槌で叩いて
数ミリの高さ調整をしていきます。


そして、何度も水平が取れているかを水平器で確認。


水勾配を取っているので
道路に向かい、2%下っています。
このくだりを確保しなら、凸凹の石を貼っていく訳です。



一枚貼るのに、5分~10分。
合わない石は加工を要するので大変。
隙間も小さな石を合うように加工して、埋めていきます。

全ての石を貼り終わるのに
雨にもたたられ
2週間かかりました。(^^;)

最後に目地を詰め、凹凸に合わせて目地を取り除き


石の表面のセメントをスポンジで洗って
全ての工程が終了となります。

佐藤親方、終わって一言。
「二度とやりたくない・・・かなぁ。」

私の変更で、だいぶ無理をさせてしまい
申し訳ありませんでした。
おかげさまで、とても素晴らしい出来上がりとなりました。
ありがとうございました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。(笑)

2019年6月23日日曜日

ジャワストーンの割石貼り

当社売り主の建売住宅
「扇が谷」全2棟、すべての工事が完了しました。

外構工事も計画変更を重ねた結果
梅雨が重なり
予定をだいぶオーバーしてしまいましたが
完成後の状況を見て
大満足です。

B棟の駐車場は、ジャワストーンの自然割石を
一枚一枚、貼りました。


破風がエコアコールウッド(特殊加工杉板)
軒天が杉板張り(キシラデコール塗装)
外壁が左官横鏝引き(ベルアート)

と、こだわった家の外観にベストマッチです。

左からパチリ。


右からパチリ


施工した幸輝土建の佐藤さん曰く
ジャワストーンは凹凸が激しく
また、一枚が普通の割石よりふた周り小さいので
普通の割石の施工の倍時間がかかるとのこと。

「今後もし割石仕上げにする場合は、違う石にしてほしい。」

と、お願いをされてしまいました。(^^;)
了解です。

でも、やはり外構は重要ですね。
手間暇かければかけるほど、家の顔が美人になります。

次回のブログは
この大変だった石張りの工程をご紹介しようと思います。
ご期待ください。

A棟は、少し工夫を凝らして・・・

石張り・洗い出し・刷毛引きで設計しました。


ここも一番最初に洗い出しを仕上げ
2番目に石張り工事。
3番目に刷毛引き工事と

3階に分けて、仕上げることになりました。


最後に黒土を入れて
玉竜(竜のひげ)を植えていただき
完成。

裏の勝手口まで、洗い出しの通路が続きます。


少しかカーブを入れて
面白味をUP。


ご購入されたお客様が
両脇にお好きな植栽をしていただければ

緑豊かな通路となる事でしょう。

本物件は現在、販売中です。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/ogigaya.html

ご興味がおありの方
是非、ご覧くださいませ!!

2019年6月22日土曜日

ちいりんご

今週の定休日は
大船の本格カレー屋さんの
「ちぃりんご」さんに初来訪してみました。

大船本に大きな写真が掲載されていたお店です。

場所がわからず・・・
グーグルアースで進むと

前回紹介した「和風ダイニング・ひととき」の
目の前のビルにありました。(^^;)
http://heisei-shonan.blogspot.com/2019/05/blog-post_23.html

小さな看板が出ており
それが目印ですが
1階の一番奥で、一見では分かりません。

店構えも「飲み屋」という感じで
カレー屋さんという雰囲気は無く
「あれ?本当にここ?」と
入るのに躊躇してしまいました。(^^;)

中はカウンターとテーブル3つの小さなお店。
10人入ったら満席です。

妻は、焼きカレー1200円。
私は、あいがけカレー1100円を注文。

ほどなくして・・・
私から、来ました~。


キーマカレーとチキンカレーのあいがけです。
ご飯は大盛。(無料)

私は、飲食店に入ると必ず「大盛ですか?」と聞かれるので
必然的に大盛となります。(^^;)

妻の焼きカレー。


チーズで覆われて
カレーが見えないっ!(゜゜;)

中は、チキンカレーのようです。


とてもスパーシー。
香辛料が効いた本場の味です。

とても美味しく頂きました。

さて・・・
来週はどこに行こうかな~。
大船駅、まだまだ奥が深いです。


2019年6月21日金曜日

自己主張

自己主張が苦手な民族。
日本人は、長らくそう言われています。

流行語大賞にもなった「忖度」に代表される
日本独特の言葉。

斟酌(しんしゃく)
思慮
配慮
おもんばかる
推し計る
etc・・・

こんなに似たような言葉が
探せば次々に出てくる国であります。

自分の主張をし合わず
相手に配慮し、おもんばかる文化。
日本の弱点でもあり、美徳でもあります

ここ数年、日本の不動産を外国の方が買うケースが増えています。
当社も外国人の方と取引することが珍しくありません。

そんな時、今まで外国人に対して
免疫がない我々は
とても面食らうことが多いです。

不動産の契約は、専門用語があふれ
少し知識がる方でも理解が難しく
読み合わせをしても、一言一句理解できる人は稀です。

でも、日本の方は
細かい説明を求めてくることがありません。

「専門家に任せておけば大丈夫」
「仲介業者に金払っているのだから大丈夫」
「日本は安全」

とても他人任せな性質といいましょうか。
ほとんどの人が説明にうなづくだけ。
今まで、仲介業者が行う契約に
売主として100回以上立ち会ってきましたが
重要事項説明時に居眠りをしている方も
数えるのに両手で足りないほどいらっしゃいました。(^^;)

多いのは、説明をしている人に
「聞き返しては申し訳ない。」
と、業者に対して妙な配慮をされるお客様。

また・・・
「聞き返しすのが恥ずかしい」
「知らないのが恥」
というように思慮をされ
理解していなくても、そのまま流してしまうお客様。

そんな方には、逆にこちらが忖度し
売主として説明を付け加えたりします。(^^;)

不動産大手の積水が
地面師に63億円を騙し取られたのも
これが原因だと思います。

でも・・・
外国の方は違います。
自分が理解するまで、とことん確認してきます。
これは、欧米人でもアメリカ人でも中国人でも同じです。

自分の考えを
一度自分の中で反芻することなく
どんどんと言葉にしてくるのです。

昔から散々言われている事ですが・・・・
全然違うので、その都度、驚きます。

なんでこんな話をするかというと
先日、我が家でのことが発端です。

毎週木曜日は、私の空手の稽古の日です。
最近、娘が「空手に行かないで」と
朝、しがみついてくるので、中々心苦しいのですが
一週間に一度、仕事帰りに道場に直行し
夜10時過ぎまでみっちりと稽古をするので
帰りは11時近くになります。

子供たちが寝静まった時間に帰り
そこから、一人晩御飯となります。

とある木曜日。
家に帰り、まず、冷たい飲み物を飲もうと
冷蔵庫を開けてみると


なんだか、紙が貼ってあります。

なんだ、こりゃ?

まさか・・・
「トンちゃんお疲れ様」
とか、そんな手紙かしら?

そう思いながら
でも、なんで冷蔵庫の中?
子供ながらのドッキリかしら。

冷蔵庫の中に貼って、驚かせる気か。
可愛いな~。

などと思いながら、目を凝らしてみると・・・


ん、違いますね。(^^;)


なになに?

「ストップ」
「あきとのです」
「食べないで下さい」
「食べるな」

す、す、すごい自己主張だ。

ケーキの入ったタッパに貼ってある。
私に対して食べるなという
強い意志を感じる「注意喚起」ですね。

夜中、思わず爆笑してしまいました。

いじめが多い昨今。
これだけ自己主張を表せるのであれば
我が息子は、大丈夫そうです。

でも・・・
もう少し・・・
お父さんを忖度してほしい。

そんなことを思いながら
一人、晩御飯を食べる木曜日の深夜でした。