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2019年6月29日土曜日

馴れというホラー

6月17日
福島第一原発3号機にて
使用済み燃料プールのがれきを撤去する無人機が
一部破損し
重さ10kgのアーム部分が外れ
核燃料の入っているプールに落下した。
という、ニュースがありました。

メルトダウン前であれば
国を挙げて大騒ぎする事故ですが
メルトダウン中の今は
全く騒ぎにもならず・・・

東京電力は、何事も無かったかのように
「燃料棒がないところに落ちたので工程に影響はない。」
と、簡単な発表だけ。

これ・・・
燃料棒があるところに落ちていたら
一体全体、どうなっていたのでしょう?

そんな状況下
すぐ近くでは、何とかビレッジが開業し
子供たちが運動をしています。

我々の認識も
東京電力の対応も
政府の無関心も

なんとも酷い有様としか言いようがありません。

そういえば・・・
今年に行った統一地方選挙。
なにも波風立たず、野党も撃沈。
新聞にて道府県議選立候補者数をみて愕然としました。

自民/1252人
立憲/171人
国民/109人
公明/158人
共産/235人
維新/74人
大阪維新/46人
自由/1人
希望/4人
社民/20人
諸派/43人
無所属/866人

計2933人

立候補者の約43%が自民党という驚きの数字です。
野党候補を全て足しても29%と少し。

「地方から政治を変える!」

今回の選挙で
このスローガンを良く目にしましたが
こりゃ、ハナから負けてますよ。

第二政党の立憲民主党が「打倒自民党」と言っていましたが
立候補者が10分の1で、どうやって勝つというのか?
勝てるわけがない。

地方から政治を変えるというプロセスは
完全に破綻していますね。

よって、政治を変えるのであれば
国政選挙しか方法がないことが白日に晒されたといえます。
その選挙が7月21日投開票と決まりました。

さて、野党はどうするのでしょう?

話が反れますが・・・
ひきこもりと言われる人の数が
推定200万人を超えたというニュースがありました。

内閣府の指針によると
「半年以上家族以外と交流せず家から出ない人」
『ひきこもり』と呼ぶそうです。

その内閣府の統計によると
40歳~64歳の「ひきこもり」の数が
61万3千人もいると発表されました。

現在、日本の人口は約1億2700万人です。
200万人となると
きこもりが1.5%ぐらい存在することとなります。
その中で、良い大人が61万人もいる。(゜゜;)

凄い数字です。
いっそのこと・・・
この人たちで政党を立ち上げたらどうだろう?

「新党ひきこもり」

冗談じゃなくてマジで。
今、政治によって一番妨げられているのは彼らでしょ?
出たくても出られない世の中なんです。
100人ぐらい立候補して
ひきこもりが主張する場を勝ち取り
ひきこもりコミュニティーを形成すればいい。

政治って、そういうことだと思うのです。

今、政府が大企業にばかり優遇し
その優遇で票を買っています。
その結果、企業の下請け政治家ばかり。

よって、企業の利益にならない人々は
今後、よりいっそう妨げられていくことでしょう。

現在だけで
その妨げられた人が全人口の1.5%もいます。
凄いパワーですよ。

200万人をこえる後ろ盾があります。
金が無ければ政治が出来ないと言いますが
一人1000円の寄付で20億円を簡単に超えます。

国政選挙にも地方選挙でも打って出れます。
当選したら・・・
ひきこもりながら、国会にだけ出ればいい。

参議院の本会議日数は、年間なんと平均30日足らず。
別に臨時国会等もありますが
基本的に衆議院で決まってきたものを
議論しているふりをしていればいい。

残った10か月は、しっかりと、我が家でひきこもれます。

まじめな話です。
それほど、参議院議員は暇だと言われています。

さらに、新党で「ネット会議」を議員立法してはどうだろう。
2020年にはネットを取り入れた国会が始まるのではないかと言われています。
ネットで投票できる日も遠くないとされています。

そうなると家を出る必要がなくなります。
ますます、ひきこもりの方々の出番ですよ!!

まじめな話です。

だれか本気になりませんか?

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