国土交通省が
各都道府県を通して
危険なブロック塀の所有者に対し
耐震診断・除去・回収の費用を
補助する取り組みが今年から始まりました。
(※画像は、鎌倉市のHPより)
補助対象となるのは
地方公共団体が
地域防災計画や耐震改修促進計画で位置づけた
「避難路・通学路」
の沿道に面するあるもの。
補助額は総額の3分の2まで。
ただし、上限は1mあたり8万円。
これは、今年の初年度に国から発表された内容で
さて、鎌倉市は今現在どうなっているかというと・・・
申請者以外の第三者が通行する道に面し
長さが1メートル以上で
高さが1メートル以上のブロック塀が対象
擁壁の上に築造されている場合は
擁壁を含む高さが1メートル以上で
塀の高さが60センチメートル以上。
それらが市から危険であると指導
または勧告を受けたものの。
補助額は、標準工事費に塀の面積を乗じた額と
工事の見積金額のいずれか少ない方の額の50%
(※津波浸水想定区域内は90パーセント)
下記単価は工事の見積金額より低い場合に適用し
その額の50%を補助を補助
※除却
■コンクリートブロック塀
基礎:16,160円/メートル(標準工事費の額)
■コンクリートブロック塀
塀:10,240円/平方メートル(標準工事費の額)
■大谷石塀(おおやいし)
基礎:19,980円/メートル(標準工事費の額)
■大谷石塀(おおやいし)
塀:24,960円/平方メートル(標準工事費の額)
■鉄筋コンクリート組立塀(万年塀)
塀:8,680円/平方メートル(標準工事費の額)
■鉄筋コンクリート塀
塀:8,640円/平方メートル(標準工事費の額)
■レンガ塀
基礎:14,230円/メートル(標準工事費の額)
■レンガ塀
塀:8,360円/平方メートル(標準工事費の額)
※設置
■軽量なフェンス(基礎工事含む)
33,120円/メートル(標準工事費の額)
さて、ここで考察。
国土交通省の発表に比べると
補助を受けられる金額はだいぶ下がっています。
ただし・・・
国土交通省「避難路・通学路」なのに対し
鎌倉市「第三者が通行する道」となっています。
つまり、より拡充されていると言えます。
また、注目するのは・・・
「津波浸水想定区域内は90%補助」という文言。
これは、凄いですね。
詳細は、鎌倉市のHPでご覧ください。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kenchikushidou/documents/annnai.pdf
鎌倉市にあるほとんどの住宅地は
大規模分譲から造成後30年を超えています。
危ないブロック塀、いっぱいです。
皆で活用して、安全な町にしていきましょう!!
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