だいぶ前の話ですが・・・
息子が小学校4年生ぐらいかな?
当時ノートに書かれた
落書きを発見。
それがとても面白かったので
ご紹介します。
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お父様やお母様が
だいぶ前の話ですが・・・
息子が小学校4年生ぐらいかな?
当時ノートに書かれた
落書きを発見。
それがとても面白かったので
ご紹介します。
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我々建設業界では
当たり前のように
差別化がされています。
デベロッパー
ゼネコン
サブコン
ハウスメーカー
工務店
パワービルダー
ゼネコン一つとっても
大中小とあり
さらに得意分野が細かく分かれており
一言では片付けられません。
また、工務店といっても
①設計・施工ができる会社
②施工だけを行う会社
③ハウスメーカー下請け専門
④リホーム専門(店舗・マンション)
⑤リホーム専門(一戸建て)
等々と色々あり
業界内では分別がされていますが
世間では、工務店は工務店で
1つという認識です。
当社は、建売業者ですが
同じ建売業でも中身に大きな違いがあります。
①他社設計・他社施工・他社管理(丸投げ)
②自社設計・他社施工・自社管理
③他社設計・自社施工・他社管理
④他社設計・自社施工・自社管理
⑤自社設計・自社施工・自社管理
業界最大手の飯田グループは⑤で
パワービルダーと言われており
全てを自社で行い
さらに資材建材も問屋を通さず
設備もオリジナルを作っていて
中間マージンがなく
よって、我々中小零細と比べ
半分以下の原価で家を建てられます。
中小企業で③④⑤を取り入れ
頑張っている所もありますが
昨今の人手不足と資材高騰で
どんどんと減っており
建売業者の大半が①です。
①の場合、丸投げ先は
飯田グループを追いかける
年売り上げ一兆円が目の前の
オープンハウス。
徹底した「低コスト主義」を掲げ
その極限までコストを削った
住宅のパワーは凄まじく
それが・・・
今の建売市場の核となっています。
当社は、自社施工・自社管理で
④と⑤に該当しており
超のつく高コストながら
どうにか頑張ってます。
でも・・・
世間一般では、建売は建売でして
中小で「地産地消」「住む側重視」で
頑張っている会社も
全て丸投げして
金もうけだけしている会社も
同じ分類なんです。
今は差別をしない世の中なので
不動産を売るプロの営業マンですら
上記のような知識を持っている人は
とても少ない現実があります。
よって・・・
皆さんが「夢のマイホーム」を欲しい
と思ったら、まずこれらを
勉強する必要があります。
表向き工務店という同じ業種でも
建売業者という同じ業種でも
中身は180度ほどの違いがあり
その差を理解しないで
購入してしまうと
①と⑤の落差はすさまじく
楽しいはずの夢が・・・
瞬く間に「悪夢」に変わり
大きな後悔に繋がってしまいます。
これが「差別化」です。
差別という言葉は
現代社会では「悪」として
独り歩きしていますが
実際には悪いことではなく
こと建設業界に至っては
「わけへだてる」手段として
とても大事だと考えます。
なぜ、こんな話を
唐突にしたかというと・・・
原因はアニメです。(アニメかよ!)
最近のTVにて
「昭和のアニメ」の再放送を
一切見なくなりました。
名作アニメは星の数ほどあり
ひろゆき氏いわく
日本の放送業界は
過去の膨大な映像を再放送すれば
新しいコンテンツなどを
一切作らなくても
十二分に収益を得られるはず。
というほど・・・
膨大なお宝映像がテレビ局には
保管されているのです。
が・・・
流せない。
流すことが出来ない。
理由は、今の「放送倫理」に抵触するから。
私が見たいと思うアニメを
列挙すると・・・
パーマン
忍者ハットリくん
怪物くん
Drスランプアラレちゃん
未来少年コナン
小公女セーラ
ふしぎな島のフローネ
トムソーヤの冒険
銀河鉄道999
みなしごハッチ
けろっこデメタン
タイムボカン
ヤッターマン
ポールとミラクル大作戦
キン肉マン
リボンの騎士
悟空の大冒険
でも、ある一定の時期から
全てのテレビ局が
これらアニメの再放送を
一切しなくなりました。
昭和の時代に
夜のゴールデンタイムで
普通に放送されて
視聴率30%を超え
お茶の間で
子供たちはテレビにかじり付き
夢中になって見ていた
アニメの数々が、令和の今
「差別表現が多数含まれる」
ことにより
放送が出来ないそうです。
今の人生や人格形成に
大いに影響したあの主人公たちを
今の子供たちには
「有害」だから見せられない?
はぁ?
どこの馬鹿(これも放送コード)が
決めているのか?
巨人の星も
あしたのジョーも
パワハラでモラハラで児童虐待。
野球アニメの不屈の名作
「キャプテン」はイジメそのもの。
魔女っ子メグやキャッツアイなんて
セクハラですって。(笑)
そこは百歩譲ったとして・・・
日曜日のゴールデンタイムに
放送していた世界名作劇場は
いいんじゃないの?
でも、今の時代ではNG。
現代の放送禁止用語には
キ●ガイなどのメジャーなもののほか
田舎者・アル中・インチキ
孤児・乞食・小人・掃除婦
チャリンコ・連れ子・農夫・百姓
ブス・デブ・ヤセ等も
入るのだとか。
さらに驚くことに
スチュワーデス(女性蔑視)
看護婦(女性蔑視)
カッペ(地方蔑視)
うんこ
もダメ。
という事は・・・
あの不朽の名作ドラマ
「スチワーデス物語」もNG。
うんこがダメなら
アラレちゃんはオープニングでNG。
いなかっぺ大将は
もう作品自体NGとなりますね。
いつから日本は
こんなに心が狭い国に
なってしまったのでしょう?
「差別用語」という言葉狩りが
社会を雁字搦めにして
子供たちを押さえつけ
様々な日本の伝統文化を
奪っているように感じませんか?
口から出す言葉や表現が
何でもかんでも
「ハラスメント」になり
子供たちや若者も
そりゃ生きずらいでしょうよ。
そのうち・・・
「建売は建売だから差別するな!」
と、我々業界も
差を論じることすら
出来なくなるかもしれません。
差を論じなければ
全ての「境」が
あいまいになるってのに!
個人的に・・・
ホモとかオカマという言葉より
「性的少数者」と言われた方が
私が当事者だったら
圧倒的に嫌ですね。
もっと嫌なのは
LDBTQとかいう言葉。
もう記号じゃん。
グローバルだかなんだか知らないが
日本の独自文化は
必要無いのかい?
まあ、政治家の言動が
常にあいまいで
その存在自体が
もう「あいまい」なのだから
全てがあいまいな世の中になるのは
必然なのかもしれません。
何をやってるんだか。(TT)
「炎上」などというネット用語が
新しく生み出され
ネット上で叩かれるのを
一番に恐れる
おかしな社会になっている
今の日本。
「ネットで叩く」
というのが最強の武器になり
最近は簡単な風刺も許されず
とにかくネット風評に怯え
何も言えない世の中になりつつありますが
東京新聞は頑張ってます。
先日のこと・・・
当社の建売住宅を
ご契約して頂いたお客様に
「平成さんの住宅は、ハイブリットですね!」
と、言われました。
「ハイブリットですか?」
と思わず聞き返しながら
その『韻』がなんだか
とても私の心に直に触れまして
お客様に何度も
「それ、良い表現ですね!」
「ハイブリットか~!」
「ハイブリットなのか?」
「なるほど、ハイブリットですね!」
「面白い~!」
と、独り言のように
話しかけてしまいました。
ハイブリットと言われて
私がいの一番に浮かんだのは
トヨタの「ミライ」
水素と酸素を化学反応させて
走る自家発電自動車です。
お客様は日本最大手の商社にお勤めで
世界中を飛び回っている
企業戦士の御方。(^^)
その発言を頂戴する前に
私が長々と当社の建売住宅の
「こだわり」をご説明したのです。
その内容を要約すると・・・
住宅を建てる際に
一番贅沢な建て方は
有能な建築家(一級建築士事務所)に
建物設計だけを依頼して
その設計図を基に
メーカーや工務店を選び
施工するという方法。
でも、建築家へ依頼すると
基本設計だけで
とても時間がかかり
それから見積もりとなると
約4~5か月を要します。
土地購入の契約とともに
建物の間取りを作り
面積を確定させて
工事見積もりを数日で作成し
契約後1週間前後で
住宅ローンの本申込みを
しなければならない
日本の不動産取引では・・・
「設計」と「施工」を別にする
という選択はどうしても合わず
結果、皆さん
すぐに間取りと見積もりが出る
ハウスメーカーや工務店を
選んでいる現状があります。
当社は、建売業者ですが
良い家がでるのが解っているのに
選ぶことが出来ない
「建築家」という選択肢を
商品としたい。
そして皆さんに
建売として提供したいと
鎌倉の地で頑張っている会社です。
本物件は・・・
一番贅沢な建築家の設計を
一番安価な建売住宅で
実現した住宅です。
こんな分かり難い説明を
いつも一生懸命
身振り手振りでしている私ですが
「建築家と建売のハイブリット」
という言葉で済んでしまうのであれば
とっても楽ちんです。(^^)
お客様からは・・・
「良いとこ取りして掛け合わせたのだからピッタリだ。」
だと、おっしゃって頂きました。
ハイブリット住宅という表現は
すでに鉄骨と木造や
コンクリートと木造の
混構造住宅を指して
よく使われているようですが
『ハイブリット建売住宅』
という言葉は、見たことがありません。
今後、使わせていただきます。
(-人-)感謝
鎌倉市浄明寺で手掛けていた
「本格ガレージハウス」
が完成しました。
設計は、建築家の伊藤誠康先生。
https://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/URA/menber/
(※基本設計・確認申請のみ)
本当は、伊藤先生に・・・
フル設計でお願いしたいのですが
そうなると、時間もコストもかかり
建売としては難しいので
基本設計までをお願いしています。
よって、内部の仕上げや
細部収まりの検討は
当社にて行っております。
本物件は・・・
元浄明寺郵便局の場所で
ガルバリウム鋼板と左官が印象的な
屋根化粧垂木表わしの家です。
当社の建売住宅として
5件目のガレージハウスとなります。
今年5月から着工しましたが
着工と同時に売れてしまい
人の目に触れず
明日、引渡しを迎えます。
なので、写真だけでも
注文住宅をはるかに超えた
当社建売住宅を
このブログにて
ご紹介できればと思います。
最初に・・・
外壁に使ったガルバリウム鋼板ですが
今、鋼板の値上がりさすさまじく
数年前の倍の金額となっています。
10年ぐらい前まで
手軽に使えていたガルバリウム鋼板も
今では外壁素材の中で
最も高価な物となってしまいました。
本物件で使用したのは
アイジー工業の「SPガルボウ」ですが
なんと、設計単価㎡9680円という
とんでもない高額品です。(TT)
※建売でよく使われるサイディングは
・・・設計単価㎡4000円程度。
あまりにも高額なので
安いサイディングに変更を考えましたが
とても目立つ場所でして・・・
「ここで安物を使ったら名が廃る」
と考え、土壇場までなやんで
このカッコいい鋼板を
使うこととしました。
でも、もしかしたら・・・
もう二度と使えないかもしれません。
それほど高くなっていて
これから日本が心配です。
どうなってしまうのでしょう?
■ガレージ
※一般的なガレージは
内部ばかりに目が行ってしまい
開口部の広さは設計任せがほとんどで
その場合、大体一間半となっている
家がほとんどです。(実寸開口2.5mほど)
そんな家は、いざ出来上がってみると
車の出し入れがとても大変で
日々、ストレスしか感じません。
本ガレージは、間口3m。
お金がかかっても
絶対に3m程度の開口部を
作ることが重要です。
(※電動シャッターは必須)
■通り土間の玄関
※ガレージ内と玄関を
土足で行き来できる工夫です。