Translate

2018年11月2日金曜日

リサイクルの嘘

マイクロプラスチック汚染が世界を席巻しています。

世界の水道水の80%から微粒プラスチックが検出され
なんと塩に関しては・・・
市販されているものの90%から微粒プラスチックが検出されたそうです。

人体に影響はないとされていますが
動物での実験では、血液、リンパ液、肝臓などからも検出されており
同じ動物である人間の血液やリンパに入り込んでいるのは確実な状況のようです。

でも、なぜ?
プラスチックの世界一の消費大国である日本。
でも、その日本はリサイクル大国とも言われています。
我々日本人は「リサイクルしているから関係ない。」
と、部外者を決め込んでいます。

しかし、実は・・・
日本でゴミとして出たプラスチックは・・・
おおよそ70%が海外に「輸出品」として持ち出されており
その先でどうなっているかは、知らぬ存ぜぬという
衝撃の事実が明らかとなっています。



武田邦彦さんの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=iC2Xh2XTB9s

毎日コンビニやスーパー、自動販売機で買う・・・
●飲料水のペットボトル
●コンビニ弁当の箱
●御惣菜や魚・肉の梱包材
●スナック菓子の袋
●コーヒーのカップとフタ
●レジ袋

我々が毎日捨てるこれらのゴミは
「分別されて100%リサイクルされている」
と、日本人は皆思っていますが、それが実は間違っていた。

もっとも驚くのは「ペットボトル」に関してです。
分別され集められたペットボトルは
日本国内で集められ、精製工場でペットボトルに再利用されていると
日本人の誰もが、そう答えると思います。

実際は、東南アジアに大半を輸出してしまい
国内に残ったモノの内、たった約
26%が再利用され
あとの残りは、全て焼却しているのだそうです。

ペットボトルゴミの約70%が海外に持ち出され
国内に残った30%のうちの26%だけを再利用し・・・
あとは、全部燃やしている。

ということは、自国でリサイクル出来ているのは
全体のたった8%程度に過ぎないこととなります。

これ、リサイクル?
じゃないですよね。(TT)

衝撃的です。

しかも、輸出先の東南アジアは散々たる有様。



詳細は、グリンピースのHPをご覧ください。

企業はそこには一切目を向けない。
我々消費者は、リサイクルしていると思い込まされ
毎日大量消費しています。

それが世界一マイクロプラスチックの原因を生み出している
日本という国の消費の仕組みとリサイクルという名の怠慢です。
その嘘に成り立つ企業の最高益。
日本コンビニ業界の悪。


問題を解決することに一切の労力を使わず
とにかく大量生産、大量消費。
それで生まれるのは、大量廃棄。

ゴミの量に比例して、利益を上げ続ける企業。

私が一番、この件で驚いたのは・・・
「使用済みペットボトルは、ペットボトルにリサイクル出来ない。」
という事実です。

マイクロプラスチック汚染のニュースをみても
我々日本人は、無頓着です。
皆、全く悪びれず、ペットボトル飲料を手に
「日本は、100%リサイクルしてる。」
「他の発展途上国のせいだ。」
と、たかをくくっています。

実際は、毎日買う我々のペットボトルが
世界のプラスチック汚染の主原となっている。
という「不都合な真実」を
私たちは、一刻も早く認識しなければなりません。

知らないってことは、怖いですね。
本当に悪です。

プラスチック梱包品を出来る限り買うのを止めましょう。
それは今、この瞬間からでも始めることが出来ます。

コンビニで買い物をする生活を続けていると
一人暮らしでも一週間で45リットルのゴミ袋一杯のプラごみが出ます。
本を買っても、レジ袋に入れられて手渡されます。

それが・・・
回りまわって、環境を破壊し
動物たちを汚染し
我々の体内に戻ってきている訳です。

やれること、いっぱいありますね。

やるのは、今でしょ!!

0 件のコメント:

コメントを投稿