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2021年4月23日金曜日

お互い様

この国の決定的な欠陥は・・・

政治家は、国民を馬鹿だと思っている。
国民は、政治家が馬鹿だと思っている。
そして官僚は・・・
政治家と国民が馬鹿だと思っている。

ここに尽きると思う。
終始、互いにバカにし合っている。

今回のコロナ騒動で
そこがこの国をダメにしていることが
ハッキリした。

コロナが終息しない理由を
各自こう思ってる。

■政治家さんの言い分
我々がどんな手を打っても
国民がいう事を聞かない。
外出自粛を掲げても
外に出るし飲み歩く。
手の施しようがない。

■国民の言い分
政治家は
ただ「自粛しろ」としか言わず
コロナの政策と言えば
我々の税金をバラまくだけ。
具体的な政策を打たず
1年以上ただただ「我慢しろ」って
手の施しようがない。

■官僚さんの言い分
政治家も国民も
言う事を聞かない。
政治家は利権しか興味が無く
国民は自己の権利ばかりを主張する。
手の施しようがない。

皆・・・
自分のせいではなく
相手が悪いと思っている。

「俺は悪くない」
「あいつらが馬鹿なんだ」
「俺はこれだけやってやってるのに」

と、なっている。
結果・・・
「馬鹿は相手にしない」
となっている。

だから、何も進展しない。

「政治不信」
という言葉が
ここ何十年も問題とされていますが

政治家や官僚に言わせると

「国民不信」

なんだなと・・・

このコロナ禍の
政治家方の言動をみて
よ~く、解りました。

この芯の部分を
改善しなければ
たぶん、日本国は
潰れるでしょう。

「愛国心」などと
よく言われますが・・・

今の政治家は
国を愛して民を愛さず
今の日本人は
国を愛しても政治に無関心。

政治家には
「愛民心」を求めたい。
国民には
「愛政心」を求めたい。

とにもかくにも
互いに見下しあう心情の
一刻も早い改善を
切に願います。

2021年4月19日月曜日

やってる感

昨日の東京新聞にて
前川喜平の本音のコラムを
そのまま転載します。
(以下転載)

部活動の休止で
新型コロナの感染拡大が
止められるとは
到底思えない。

大阪の学校は
3月25日~4月7日まで
春休みだった。

大阪の感染者は
その休み中も
その休み明けも
増え続けた。

学校を休みにしても
感染拡大を止める効果は
無いということだ。

いわんや
部活動だけ休止しても
その効果はほぼゼロだろう。

大阪では
修学旅行や遠足も
延期か中止にするという。

なぜ子供ばかりに
我慢を強いるのか?

プロスポーツは
観客を集めている。
スポーツジムは
営業を続けている。

子供に厳しく大人に甘いのは
どういう訳だ?

吉村知事は
「子供を感染から守る」
という。

まらばまず
大人の活動を抑制して
大人が家庭や学校に
ウイルスを持ち込まないように
するべきだ。

正当な補償のある休業要請で
大人の集まる機会を減らすとか
学校の教職員に
定期的なPCR検査を実施するとか
部活動を禁じる前に
やるべきことがあるだろう。

学校を使って
「やってる感」を出すのは
去年の一斉休校と同じ構図だ。

子供は
補償を求めないから
一円も使わずに
「やってる感」を出せる。

子供なら
選挙にもひびかない。
だから・・・
政治家には都合がいい。

感染拡大はつづき
「やってる感」
はあっという間に
消えるだろう。

後に残るのは
部活動を禁じられた
子供達の悔しい
思いだけだ。


以上

鎌倉でも去年から今年にかけ
遠足や体験合宿
修学旅行が無くなり
運動会や卒業式までが
大幅に制限され・・・

子供達の生涯残る筈だった
大事な記憶の数々が
目の前で削ぎ落されて
無くなるのを見ると

我々大人たちは
ただただ
いたたまれなくて(TT)

それが・・・
政治家どもの
保身のためで
未来の教育が
道具にされているのだとすれば

怒りを通り越して
ただただ
同じ人間として
情けない。


2021年4月18日日曜日

トリチウム君

大臣が「すべての責任は私にある」と
土下座張りに頭を下げさせた
このキャラクター。

その名も
「トリチウム君」

なんでも、復興庁が
我々の税金を使い
電通にお金を払い
制作させたものなのだそうです。

個人的に・・・
「面白いじゃん!」
と思いました。

これを考えた官僚方は
この先進国日本が行っている
教育制度の中で
選び抜かれた秀才方です。
こんなキャラを作ったら
大騒ぎになるのは
100も承知ですよ。

これ、わざとやってますよね。(苦笑)

わざと問題をおこして
除染水が注目されるよう
仕向けているのだと
個人的に推測します。

今、日本を支えている
我々アラフィフ世代は
アニメ世代です。

つまり、この・・・
「トリチウム君」
というアンチテーゼは
ど真ん中と言えます。

是非、廃止などせず
キャラクター化を進めてほしい。

処理水に含まれるのは・・・
トリチウムだけではありません。

・炭素14君
・ストロンチウム90君
・セシウム137君
・セシウム134君
・コバルト60君
・アンチモン125君
・ルテニウム106君
・ヨウ素129君
・プルトニウム君

放射能物質には多くの仲間が居ます。
ぜひ、皆の
キャラクター化を進めて頂き
その「攻撃力」や「生命力」を
数値化してほしいです。

それにより・・・
小さな子供達も
放射能がどういうものか
より詳細に理解されることでしょう。

なんならデュエルマスターのような
カード化をして頂き


「原子力」をゲーム化して
この放射能ボケした日本人の
未来を担う子供達に
今の状況をしっかりと把握してほしいと
切に願うのです。

揶揄ではありませんよ。
本気の提案です。

是非、環境庁・復興庁総出で
実現をお願いします。

2021年4月10日土曜日

デジャブー

デジャブーって
良くありますよね。

過去に経験したことのない
初体験の事柄なのに
「あれ、これ昔もあったよね」
という感覚に包まれるヤツです。

元は「déjà vu」という
フランス語なんですって
日本語に直すと
「既視感」となるそうです。

今、我々は・・・
もっと言うと日本国民は
まさに全員・・・
「既視感」に苛まれています。

去年2月
コロナウイルスが発生し
3月に入り日本に広がり始め
4月には、緊急事態宣言が
安倍晋三首相により
発令されました。

その日の東京都の陽性者数は・・・
なんと、たったの87人。

私の記憶では
その時、安倍首相が
こんなことを言っていました。

「今から2週間が正念場。」
「1週間後の状況をみて解除する考え。」
「検査体制をあらゆる手を尽くして強化する。」
「日本が見いだした薬を、早期の薬事承認を目指します。」
「私たちのこれまでの取組は確実に成果を上げている。」

さて今・・・
1年が経ちました。

第1波が抑えきれず
すぐに第2波が続き
安倍首相がお腹痛いと言い出し
何時の間にか菅首相に代わり
安倍首相はなぜかゴルフ三昧の中
第3波と続き・・・
第4波が真っ只中の今・・・

東京の1日の陽性者数は537人。
全国の1日当たりの陽性者は3405人です。

第一波の非常事態宣言時とは
比べものにならないぐらいの
感染者となっています。

そして、第1波の非常事態宣言から
9331人の人が
コロナウイルスにより亡くなられました。
亡くなられた方の家族は
面会も出来ず
ご遺体にも合うことが出来ず
火葬にも立ち合うことが出来なかったそうです。

そんな中
菅総理大臣が
全く気力の無い
うつろな目(某お人形そっくり)で


『蔓延防止重点処置』という
なぜか新しい言葉の処置を発令し
こう仰いました。

「今からが正念場」
「非常事態宣言にならないよう努力を」
「ワクチンの早期接種実現を目指す。」

デジャブ。
強烈なデジャブですよね。

でも、これ・・・
デジャブではないのです。

デジャブとは「実際は無かった事」のに
過去あったように思う事だそうです。
この菅総理の発言は
1年前、安倍首相の口から
我々国民は
間違いなく聞いているのです。

変異株が原因?
マスコミも「変異株」「変異株」と
あたかも政府にはなにも責任はないと
いうような報道をしていますが

ウィルスが変異するなんて
第2波のころから
騒がれていたと
我々国民は記憶しております。

それを何もせず・・・
「我慢しろ」「金は出す」
という政策しかせず

さらに日本製のワクチン開発は進まず
複雑な薬の承認緩和もせず
外国製の「ワクチン」に頼りきり

買ったけど入ってこないと
右往左往する政府。
ただただ「密は避けて」「マスク会食して」
とお願いをするばかり。

その状況下・・・
政府主導でオリンピックの聖火リレーが始まり
町中に芸能人を走らせ
連日、大騒ぎをしてます。

(毎日新聞より)

これ・・・
正気の沙汰ですかね?
ちょっと、信じられません。

それでいて
「集まる国民が馬鹿!」
「モラルの低い国民!」
とブログやSNSで見下す地方政治家たち。

もう、オリンピックなんて
出来ないのは誰が見ても
明らかなんだが。

ちぐはぐだ。
なにもかもが、ちぐはぐ。

安倍首相が『日本を取り戻す』と
スローガンを掲げてから
すべてが`あべこべ´です。

今回のコロナ過も
日本が世界に誇る医療や開発技術を総動員して
ワクチン開発や検査キットを
世界に発信する
大チャンスだった。

ピンチをチャンスに変えるのが
今まで、日本が世界に知らしめた
「日本魂」だった筈です。

それが、今の日本政府には微塵もない。
政府に無いから企業にも無い。
ロシアや中国は
すぐに独自のワクチンを開発承認し
世界にその力を示しています。

安倍氏は1年前にこう言いました。

「日本が見いだした薬を、早期の薬事承認を目指します。」

蓋を開けてみれば
「外国製のワクチンを予約した」
と誇らしげに発表する大臣と
その後・・・
「入荷のめどが立たない」
と、顔をしかめる大臣・大臣・大臣。

この状況下、私には・・・
あのペピーノ・ガリアルディが歌う
「ガラスの部屋」という曲が
ただただ、頭の中に響きます。

ヒロシです。
ヒロシです。
ヒロシです。


2021年3月29日月曜日

わび茶

少し前の話ですが・・・
休日のとある日。

子供達が学校に行っている間に
妻と毎週恒例のランチに
大船商店街へ繰り出しました。

夫婦で
「行ったことがない店に入る」
という縛りを作り
中通り商店街を巡ります。

コロナ過の中・・・
商店街は
多くの店が閉まっています。

繁盛店は開いていますが
どこも入ったことがある。
う~ん
中々ないですね~。

中通りを抜けて
裏道を何度も徘徊するも
時間ばかりが過ぎていきます。

ぐるっと大回りをしていると

焼肉「童」が入っているビルに
ランチの看板が一杯でいるのを発見。


ほ~
こんなところに
ランチのお店があるんですね。


妻と看板を凝視。

居酒屋「わび茶」の看板に
手打ちそばと書いてあります。

「ここ行ってみる?」


でも・・・
何処が入り口だ?

ビルの奥に入って行くと


ここ?
普通のマンション
だよね?

奥を覗くと・・・
店の案内があるぞ!


おそるおそる
狭いエレベーターに乗り込み
2階へ!


あ、あった。(^^;)
ホッとする40代後半の夫婦。

店の中は・・・
少し薄暗く
造りは、生粋の居酒屋ですね。
メニューを見ると


大正ロマンですか。

「信州手打ち本生そば」ですってよ!
奥さん!!


つまは、日替わりランチ、私はミックスフライ。
そして、蕎麦を1つ。

リーズナブルで
とても美味しかったです。
 

昼時でしたが
客は、我々2人だけ。
こりゃ厳しいですね。

客が来なければ
食材が食べられることなく
捨てられてしまいます。

食材が泣いているのが
聞こえてくるような
ランチでした。

わび茶さんはお酒も豊富。
今度は是非、夜も来たい。
サケの〆に
本格そばが食えるなんて
レアでっせ!!