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2020年9月6日日曜日

回帰

少し前のニュースですが
三菱自動車が大きな赤字を抱え
もだえ苦しんでいますね。

20年4~6月の連結決算を発表し
売上高が前年同期比57.2%減で2295億円となり
1961億円という天文学的な赤字を記録したそうです。

日産が創業以来最大の赤字を記録したというニュースに続き
中々ショッキングな内容です。

そこで、三菱自動車の経営陣が公表したのが

①子会社の製造停止
②国内工場の閉鎖
③新規社員の採用制限
④社員リストラ
⑤東南アジアへの経営資源移譲
⑥国内直営ディーラーの閉鎖
⑦国内直営ディーラーの統合

というものでした。

ようは・・・
「日本を捨てて東南アジアに行きます」
という宣言ですね。(苦笑)

世界が羨望したメイド・イン・ジャパンは
「日本人が日本で造る」ことによる
品質が最大の武器だった筈です。

スタートアップデータベースでは
https://startup-db.com/
下記の表が閲覧できます。



平成1年、日本企業は世界を席捲しました。

それから30年経ち・・・
トヨタが孤軍奮闘していますが
43位と7社の中国企業に抜かれており
2年後の今年は、48位とギリギリ50位台に
顔を出している状態です。

日本企業が世界から置いて行かれた背景には
大量生産のために外国に製造拠点を移したことにより
製造技術を他国に奪われ

メイドインコリア・メイドインチャイナを
台頭させてしまったからと言われています。

自らメイド・イン・ジャパンを捨てたわけです。

その結果、東芝・シャープ・三洋という
世界に誇った白物家電メーカーが外資に買われ
パイオニアやレナウンまでも中国企業となり
保険会社から世界に誇った半導体も
外資に奪われています。

この状況を作り出した政府は
急ぎ方向性を見直すのかと思いきや
その状況を放置し
さらに加速させているように見えます。

「やること、逆じゃねぇ~?」

と、強く思うのです。

今、日本に必要なのは・・・
原点回帰じゃないんですかね?

日本の製造業は、品質命。
国外生産を国内にすべて戻して
品質回帰するべきです。

今月、安倍首相がやめられます。
彼は「日本を外国に売りまくった総理大臣」として
将来、日本史に名を遺すでしょう。

現在、日本を代表する観光地である鎌倉も
多くの不動産が、中国資本に買われており
先日、小町に店を出す方とお話をしたところ
「駅周辺のビルは、皆、所有者が中国人だよ」
と、嘆いておりました。

我が国の素晴らしい政府は
他先進国のような売買制限の政策を打ち出さず
日本全国の不動産が今
大国「中国」に買われているのです。

ただ、政権を取る前
一番最初だけ・・・
良い事を言っていました。

「日本を取り戻す!」

その公約を・・・
今こそ、発動してもらえませんかね?

そして、日本企業が次々と
日本を出て行っている中
メイドインジャパンを見つめ直してほしい。

もう、日本製品を買ったのに
その商品のタグに

「メイドインチャイナ」
「メイドインコリア」
「メイドインベトナム」
「メイドインタイ」

と他国名が書いてあるのを見るのは
正直、ウンザリです。

日本人を感染から救うために
日本政府が用意した「マスク」や「ワクチン」さえ
すべて外国製というイカレポンチ。

日本政府共通のプラットホームに今年から
アメリカの「アマゾンウェブサービス」を
使う事も発表しています。
つまり、簡単に言うと・・・
日本政府の中枢にあるパソコンは
すべて、アメリカの一企業である
アマゾンの管理下になりえるということです。

数年前、スノーデン事件により
アメリカ政府による「監視システム」が
全世界に構築されていると暴露され
他国の全ての政府内の通話やメールが
CIAに覗かれていたことが解り
世界が激震したのは記憶に新いのですが・・・

その対策を我が国の政府は
アメリカ企業に託すのだそうです。(笑)

2020年9月5日土曜日

まあ、そうなりますわ

先月ごろ・・・
住宅ビルダーの中小企業にとって
衝撃的なプレスリリースがありました。

大手企業にだけベクトルが向いている政治家が
10年近く政権を握り
日本政府として大手企業ウケする
政策だけを出し続けてきたのを
目の当たりにしてきたので

まあ・・・
こういうふうになっていくだろうとは
予想していましたが
こんなに早くなるとは
思っても見ませんでした。

『三菱地所が今後10年内に1000万円以下の30坪の注文住宅を商品化』

これは・・・
中小工務店に「さようなら」と
言っているようなニュースとなります。

あまりに痛いニュースだったので
ブログでは触れていませんでしたが
昨日のブログの続きで
エイヤッと、ご紹介いたします。

以下、抜粋です。

三菱地所が中心となり
竹中工務店、大豊建設、松尾建設
南国殖産、ケンテック、山佐木材
の合わせて7社が
建材の生産から流通、施工、販売まで統合する
新たな総合木材事業会社を設立した。

その新会社が商品化した「内装に出来る型枠材」は
型枠材をそのまま内装の仕上げ材として利用でき
手間と廃材を無くす画期的なものとして注目されている。
三菱地所はその使用第一弾として
札幌市中央区で建設中の
ホテルの客室内天井部に採用するという。

また、木質パネルや集成材を
部材としてあらかじめ工場で形成し
現場で組み立てるだけの建築工法を確立し

30坪の平屋を・・・
なんと1,000万円未満で販売供給すると発表。

さらに、林業の流通の仕組みを独自に形成し
山林側と直に欲しい木材を伝える
調達スタイルに変更することで
調達コストを大幅に抑制するほか
それにより製造コストの効率性を向上させる。

将来的には多品種、多用途に展開し
製造・販売エリアの拡大(多拠点化)を目指す。

以上

平屋戸建て30坪の住宅を
三菱という日本を代表する会社が
坪単価33万円で商品化するというニュースです。

しかも、一般的に「コストが高い」
といわれている、平屋でです。

三菱地所の森下佐長は・・・
「10年後の売上高目標として100億円」
「無限の可能性を秘める」
と、仰ったそうです。

・・・
・・・
・・・

大手企業がこれをやると
我々は、一切太刀打ちできなくなります。

昨日のブログでもお話しましたが
現在、我々は
コストUPでヒーコラ言いながら
利益を減らすことで仕事を取り
注文住宅を建てています。
それでも、毎年10%前後の建材等の値上げを
吸収することは出来ず
請負金額を上げるしかありません。

地場の工務店さんが
今、在来工法の住宅を注文住宅で請け負う場合・・・
どこも、本体工事で坪単価70万円は最低でも貰わないと
やっていけないと思います。

それが、三菱という大看板の住宅が
「坪単価33万円でできますよ~!」と
突然、仰った。

独占禁止法に抵触しませんか?

などといっても
政府の進める政策が
大手による「生産の統合・効率化・巨大化」である以上
どうしようもないのかな?

さて、さて。

2020年9月4日金曜日

サッシ値上がり

忙しくて
すっかり忘れていましたが

9月1日より
また、住宅サッシ類の価格が値上がりしました。

それも、物凄い値上がり率です。

下記は、6月某日
コロナ騒動真っただ中に
当社に届いた・・・
そのお知らせです。

 


■ガラス→10%値上がり
■網戸→15%値上がり
■雨戸→20%以上値上がり
■シャッタ→25%値上がり
■面格子→10%値上がり
■出窓→30%値上げ
■天窓→30%値上げ
その他

毎年、各メーカーから
「値上げのお知らせ」が来るので
もう、感覚がマヒしており

こんな『猛烈な』お知らせが来ても
「まただよ。」としか思わない私がいます。

慣れって・・・
本当に怖いですね。

ここ5年ぐらいで
建材は、約35%程度
価格が上がっています。

それ以上に
運送費の高騰が凄い。(TT)

今まで無料だったトラックからの荷下ろしも
すべてが有償になっており
今、石膏ボードや構造用合板を注文すると
1回3万円前後の荷下ろし代を
問屋から要求されます。

先日、度肝を抜いたのは・・・
当社は九州木材工業という九州にある会社から
破風板などの材木をとっているのですが

1棟分の破風板を15枚程度頼んだら
数年前は、3万円だった運送料が
年々徐々に値上がりして
今年に入り、なんと4倍の運送料になりました。
12万円の木材を購入すると
運送料が12万円掛かるという・・・
嘘のような本当の話です。(^^;)

こんな内情なので
我々ビルダーは年々、厳しさを増しております。

大手ビルダーのように
独自の流通を持たない中小ビルダーは
日々来る各種の値上げ通告に
ヒーヒー言うことしかできず

そのコストUPを価格に反映することも出来ず
利益を削り、給料を落とすことに
転換するしかない状況となっています。

今後、大きな政府の政策転換がない限り
値上がりは続いて行くでしょう。

そして、住宅の省エネ関連法の改正により
古き良き日本の「在来工法」が無くなり
あと数年たったら
我々のような中小零細ビルダーは
もしかしたら
すべて消えて無くなっているかもしれません。

戦々恐々です。

2020年9月3日木曜日

居酒屋さじのランチ

第一火曜日はお休みを頂き
昨日と今日は二連休を頂戴しました。

お盆休み明け最初のまともな休みです。

休日ボケは全くないのですが
お盆休み中の子供との遊びで
現在、体がガクガクです。

火曜日は、久々に妻とマッサージに行き
夫婦共々、疲労回復に務めました。

そして、マッサージの後は
恒例のランチをするため
大船仲通り商店街を歩きます。。

コロナの影響で
大船商店街は、多くの店が閉店。
回転すし屋、靴屋、うどん屋、洋食屋、喫茶店、居酒屋etc
老舗や大きな店も含め、なじみのお店も無くなりました。

その閉店したあちこちの店舗跡に
早くも新しいお店が
開店の準備を進めています。

夢半ばでお店を閉め
借金を背に違う道を行く人がいれば
その夢冷めやらぬ場所で
新たな夢を見て
借金をしてお店を出す人が居る。

このコロナ下でも
新しい夢を追い求めている
新店舗を見ると
なんだか幸せな気持ちになります。

すっかりと跡形もなく
名前が消えた古い店に
「お疲れ様~」
というねぎらいと
開店準備をしている店に
「頑張れよ~!」
と声にならない応援をしながら
中通りを歩く私。

そんな中
「せっかくだから新しい店に入ってみよう」
妻とそういう話になり
妻が「大船の外れに新しい店があったよ」
というので、そこに向かう事にしました。


ひばり湯の並びにあります。
なんて読むのだろう?

「招徳」
しょうとく?


凄い、京都創業1945年?
そんな店が大船に支店をだしたの?

張り紙を見ると・・・
「さじ」と書いてあります。
お店の名前はさじ?
どっち?

どうやら、招徳というのは
有名なお酒の銘柄だったようです。(^^;)
酒をあまり飲まない私・・・
お恥ずかしい限りです。

私が注文したのは「温カレーうどん」のランチ。
1000円(税込)也!!


妻が注文したのは
「刺身盛り合わせ」ランチ
1500円(税込)也!!


うどんは、見た目ラーメンですね。
こんなうどん、初めて見ました!!


なるほど。
食感もラーメン感覚ですよ!
それでいてカレー。

面白い~!!

うどんを食べたら、ご飯が無料。
「追い飯」をして
おじやにして頂くそうなので
やってみました。


とてもやさしい味のカレーうどん。
美味しく頂きました。

鉢の淵に柚子胡椒が付いており
「お好みで溶かしてください」と言われ
食べながら溶かしてみました。

フムフム、サッパリした風合いになりますね。

しいて言えば、猛暑だったので
スパイスがガツンと効いて、辛くても良かったかな~。

内装はとてもお洒落。
寿司屋さんのカウンターのようになっており
厨房は、100%丸見え。
これは、お店の人、一時も気が休めないね~。

とにもかくにも、頑張ってほしいです。

本筋は、夜の居酒屋営業とのこと。
今度は、夜に来てみたいと思わせる
新しいお店でした。(^^)

2020年8月31日月曜日

建築家の建売住宅

建築家の伊藤先生より
設計依頼をしている
鎌倉市大船4丁目の新規建売住宅の
ラフ図面が送られてきました。

とても特徴があり
これがコロナ騒動後の
スタンダート住宅になるのかと
思わせる図面となっていたので
先行してご紹介いたします。

下記はA棟です。

■1階。


①玄関前の広いポーチ
奥行1m82cm、幅3m46cm(有効面積)
の雨に濡れない広い玄関ポーチが特徴。

②大型シューズボックス
玄関の脇にカウンター型の
幅3mを超える大型シューズボックス

③玄関クローク
キャンプ道具などが仕舞える
玄関大型クローク

④主寝室のウォークインクロゼット

■2階

⑤インナーバルコニー
6㎡を超える屋根のある雨に当たらないバルコニー

⑥大型パントリー
キッチン横に2帖を超える部屋を設置
パントリーとしても良いですし
家事室として使うのも良いです。

■3階

⑦余裕ある子供部屋

⑧書斎

3帖のフリースペースを作り
そこを書斎にも出来き
ファミリークロークにも出来る
設計となっています。

書斎として作り込んでも
在宅ワークではない人には不要となるため
自由度を高くした間取りとなっています。

面白いですね。

玄関から入って、すぐ脇に洗面があるのも
このコロナ騒動後のスタンダードと言えます。

これから、本設計に入ります。
早ければ、10月末日に着工となります。

大船駅徒歩圏&北鎌倉駅徒歩圏。
建築家が基本設計を手掛けた建売住宅です。

ご期待くださいませ!!