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2023年6月19日月曜日

SDR200

今・・・
オートバイの中古車市場が
高騰のピークを迎えています。

まさに「バブル絶頂」という言葉が
ピッタリの様相。

30年以上前の
400ccの中古バイクに
1千万円の金額が付くという
恐ろしい市場になっています。

34年前・・・
私が高校1年生の当時
バイクは空前絶後のブーム期で
子供たちは皆
オートバイにまたがり
行く先もわからないまま
夜のとばりの中を
走り回ってました。(笑)

HONDA
KAWASAKUI
YAMAHA
SUZUKI

この四社が競い合って
次々に新しく発売するバイクに
少年たちは心躍らせ・・・

親の金で高校を受験をして
どうにか入った学校には
ほとんど顔を出さず
高校一年生が
学業そっちのけで
アルバイトに励み

バイクを手に入れるため
人の嫌がる仕事をこなし
やっとのことで手に入れたバイクを
自分で分解して
ド素人改造を施し
壊れたら直しを繰り返し
その後も改造をするために
さらにアルバイト三昧という
日々を送りました。(TT)

モトグランプリが流行り
レーサーレプリカが
世の中を席巻し

・レイニー
・コシンスキー
・ドゥーハン

町では、みんな有名レーサーの
レプリカのヘルメットをかぶり

(※ガードナーレプリカ)

NSR
RGV
GPZ
TZR
VFR
CBR
GSX

何の記号かわかりませんが
そんなバイクたちにまたがり
峠を走るために
10万近く大枚をはたき
グローブ・ツナギ・ブーツと
頭の上から足先まで
コシンスキーで
そろえたりしましたっけ。

といっても・・・
当時は、新車でも
50万円行くか行かないか。
中古は15万円前後で
程度の良いRZ250やCBX400Fが
買えた時代です。

今、そのCBX400Fが
600万円とかで
売り出されているんです。(苦笑)


どう考えても
狂ってますね。

バイクユーチューバーの
草分け的な存在である
ホワイトベースの二宮氏は
その異常なバブルが
「今年中に終焉を迎える!」
と断言されています。

■意図的に吊り上げられた相場
■高額なバイクは全く売れていない
■部品がないから直せない
■在庫がかさんでいる

よって、数倍・数十倍となった
今のオートバイの価格は
あと3年ぐらいかけて
元に戻っていくとおっしゃる。

だから、今オートバイを買うのは
やめた方が良いのですって。

ちなみに・・・
私は『ヤマハ党』です。

うれしいことに
ヤマハの古いバイクは
不人気です。
知人がKAWASAKIの
750ssを300万円で買ったとか
Z1Rを500万円で買ったとか
いう話を聞く中・・・

私の今の愛車である
V-MAX1200は
今でも60万円前後。
もう一台の愛車SDR200は
なんと30万円で購入可能です。

AB型の左利きの私。
その特性で過去
とても苦労をしてきましたが
オートバイだけは
数少ない「功を奏した」事例です。(笑)

流行りが嫌い。
他人と同じものが嫌い。
価値に見合わない高価な物が大っ嫌い。
そんな私には
YAMAHAはもってこいのメーカーといえます。

ちなみにSDRというバイクは
1987年にヤマハがもてる技術のすべてをかけ
満を持して発売し
結果、全く売れずに1年を待たずに
生産中止となった
「伝説のバイク」です。


(※上記は漫画「エバーグリーン」の一幕より。)

日本において・・・
これほど性能が高くて
見た目も独創的で美しく
なぜか超絶なマイナー車は
このSDRしか無いといえるほどの
唯一無比の存在です。(笑)

つづく

2023年6月16日金曜日

AIが人知を支配する

先日、天才「羽生善治」と天才「成田悠輔」の
対談をユーチューブで見ました。

動画が見れない人は、下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=x1NWqojaicc&t=934s

なんていうんでしょう・・・
全く異なる分野の天才2人ですが
ものすごくシンクロしていて
(※顔も似てる)
話に引き込まれました。

とても面白いので、ぜひ見てほしいです。

(以下、一部転載です。)

将棋AIが進化するスピードは
半端ではなくて・・・
最新バージョンが
1年前のバージョンと勝負したら
ほぼ最新バージョンが勝つ。

AIは・・・
人間とは比べものにならないスピードで
進化している。

将棋はもっともAIの研究をしやすい分野で
人間の知能と比較する象徴として
見られてきた。
ゆえに最初の頃は人間側に
かなりアレルギーがあった。

例えば・・・
肉体は人間よりライオンとか
ゴリラとかの方がはるかに強いが
人間は知能があるから
動物園をちゃんと管理してきた。

でも知能の部分で
AIに簡単に追い抜かれ
負けてしまうというのは
人類が経験してなかったことなので
この社会を構築してきた
人間に対する価値感が否定され
それに対する抵抗感とか恐怖感が
今、MAXになっている。

ただ、これも人間の面白いところで
だんだん適応して
すぐ馴染んでしまい
いつのまにかAIが
普通に存在していたかのようなものに
なっていっている。(苦笑)

AI将棋の使い方はまだまだ未知数で
今後、理想的なパートナー関係を
構築できる可能性もある。

新しい戦術を深掘りする手段として
コンピューターを活用している人が増え
面倒な分析をAIに任せれば
もっと人間の能力が引き出されるかもしれない。

将棋の強みである「経験」は
人間同士がリアルで対極することでしか
得ることが出来ず
それが伸び悩みにつながっていたが
今はAI将棋で効率良く「経験」できるので
棋士の成長のスピードも恐ろしく早い。

ただAIの進化のスピードと
人間の能力のスピードが離れすぎてしまうと
好影響を受け取れなくなってしまうように思う。
離されないように頑張らないといけないが
かなり難しい状況だ。

科学の世界でも似たことが起きていて
分野によってはGPTで論文を
そこそこ自動生成できるようになっている。

論理学では定理を自動的に生成して
正しさを証明・確認することが
AIで行われており
さらに、新しい論文の正当性や
品質を評価する「査読」も
AIに任せる風潮がある。

そうすると・・・
生産する側も評価する側も人間ではなくなって
人間が寝ている間に
どんどんAI主導で
科学が進化していくようなフェーズに
入ってしまっている。

人間の専門知識や経験・直感を超えた
神々のデータ遊びみたいな感じで
様々な分野で
新発見がされる時代になっていくのかもと。

機械学習の話で言うと
アルファ碁は3000万局ぐらい
機械学習させている。
人間が一生で指せる試合は
大体10万局ぐらい。
1人の人間の人生300回分ぐらいの
経験値がAIにはあるので
それは強い。

最近では、人間の試合は学習させず
AIにルールだけ教えて
最新だともうルールも教えず
何もない状態から学習させており
どんどん人間の介在を・・・
小さくしていっている。

結果、人間が介在しない方が
ものすごい進化を遂げるのではないかと。

仮に最も人気のあるミュージシャン
作家、アニメ作家、クリエイターetc
全部人間でなくなったとしたら?

その時に人はどう感じるのか・・・
とても興味が沸く。

人間の感性がちょっとずつAIの感性に浸食されて
気がつかないうちに
元の感性が失われていくはずだ。

そこに至る過渡期の人間が
どう反応をするのかが気になって。
たぶん私たちが生きている間に
それっぽい世界が訪れる可能性が高い。

無から有を創造するとか
新しいものを作り出す役割を
人間が果たすのは微妙だよねってことが
はっきりしてしまった時に
フロンティアの開拓者でない自分を
人間は許せるのだろうかと。(苦笑)

ある意味で古代に逆流するのかもしれない。

人間がもっとも強くて
人間がもっとも賢い存在だと
自分たちで思い込めていたのは
ここ数百年ぐらい。

それ以前は・・・
自然とか神様みたいな圧倒的で
理解も支配もできない存在が
世界を動かしているとされていて
人間にできることは祈ったり
踊ったりすることぐらいだった。

そういう感じに戻っていって
新しい祈りとか
新しい踊りみたいなのを
人間は作っていくのかなって気がする。

利益率とか費用対効果とかが測れる領域だと
人間はハード的にもソフト的にも
AIに置き換えられていく運命だ。

でも、不要不急で
無駄にも見える営みにおいては
AIは評価が及ばない。

人間は自分でやることに
勝手に己で・・・
価値や喜びを見出せる強みがある。

たとえAIより作曲技術が低くても
自分で鼻歌を歌いながら
ギターやピアノを弾いてみる楽しさは変わらない。

AIより将棋が下手でも・・・
人間が将棋をやる楽しさは
変わらないのと同じです。


以上

実際、話はまだまだ続きます。
ぜひ、実際に見てほしいです。

すぐ近い未来・・・
人知はAIに支配されるようです。

その時、人間という存在は
どうなっていくのでしょう?

私が子供のころに見た
映画「ターミネーター」の世界が
本当に目の前に
あるのかもしれません。苦笑

2023年6月4日日曜日

中国大使

4月28日のこと。

新任した駐日中国大使の呉江浩大使が
日本記者クラブで講演しました。

その内容に関して
マスコミはほとんど扱わないので
日本では、あまり知られていません。

私も知らなかったのですが
その内容が興味深かったので
転載してみたいと思います。

(以下大使の話を抜粋)

皆さん、こんにちは

日本記者クラブにお招きいただいて
うれしく思います。

本日は、新時代の中国外交について
皆さんと交流し、中国を認識し
理解するにあたって
力になれれば幸いに思います。

中国外交は世界のためを思いつつ
変局と変化に立ち向かって
世界の平和維持と
共同発展のために
積極的に行動を取ってきました。

世界各国との親善を深め
人類運命共同体の構築に
努めていきます。

対立より対話
同盟よりパートナーシップ
ゼロサムよりウィンウィン
を目指す決意であります。

一国主義やいじめ行為
他国への内政干渉
集団政治や陣営間の対立には
我々は反対します。

文明の多様性を尊重し
お互いの交流で壁を超越し
相互理解で衝突を超越し
寛容な精神で優劣論を超越すること。

文明とは色とりどりなもので
決して上下や優劣はなく
ましてや一色に染まるべきではない。
人種、宗教、価値観や
イデオロギーの対立を
煽り立てることに我々は賛成しない。
特に自国の制度を
他の国に押し付けることに反対します。

中日関係については
今重大な岐路に立っているという認識です。

国交正常化以来
最も複雑な状況に直面し
新しい問題、リスク、チャレンジに
差し掛かっています。
米国が中国へのネガティブキャンペーン
最大限の圧力を繰り広げ
更に他国を引っ張り込んで
強引に中国を封じ込めようとしています。
このことが中日関係に影響を与える
最大の外的要因となっています。

当面の急務は
中日関係が航路から逸脱せず
停滞、後退することなく
正しい方向性をしっかりと
把握していくことです。

さらに、両国指導者が
何度も確認した重要な合意に則り
両国や両国民の根本的利益を見据え
新しい時代の要請に
相応しい中日関係の構築を
推進していかなければなりません。

中日関係には独自の「基軸」があるべきです。
昨年の国交正常化50周年に続き
今年は中日平和友好条約締結45周年を迎えます。

条約の全文はさほど長くはありませんが
その一文字一文字に重大な意義があります。

条約は、中国と日本が
平和共存5原則の基礎の上に
両国間の恒久的な平和のために
友好関係を発展させること。
すべての紛争を平和的手段により
解決し及び武力又は
武力による威嚇に訴えないこと。

両国はいずれも
アジア・太平洋地域においても
他のいずれの地域においても
覇権を求めるべきではなく
また、このような覇権を確立しようとする
他のいかなる国又は国の集団による試みにも
反対すると規定しています。

これは双方の厳粛な約束であり
履行すべく法的義務でもあります。

今日、この文書を読み返しても
その精神は色褪せないばかりか
新しい時代においてさらに重要性を増し
今日直面する問題の対処に
極めて的確な存在であると感じられます。

日本に対しては
中国は常に善隣友好
協力ウィンウィンを主張し
日本をライバルにしたことはなく
なおさら脅威ひいて敵扱いする意思はありません。

日本においても
同じ態度をとっていただきたい。

残念ながら、最近日本側は
中国を「これまでにない最大の戦略的挑戦」と位置づけ
個別の国の反中、中国抑制に追随して
「中国脅威」を喧伝することによって
軍備拡充を加速しています。

日本側がこのような認識と
政策基調に固執するのであれば
中日関係の基盤が実質的にダメージを受け
中日関係の健全で安定した発展は
語れるわけがありません。

条約締結45周年記念を契機に
お互い条約の精神を再確認し
その規定を守り
その義務を履行すべきではないでしょうか。

ぜひ日本側が客観的な対中認識を確立し
戦略的自主性を以て
時代の大勢を見極め
建設的な姿勢で両国関係の
安定した発展を進めることを期待します。

新しい時代の要請に
相応しい中日関係を構築するために
何をコントロールすべきか。
現在、中日関係の新旧の問題が次々と顕在化し
挑戦が押し寄せて来る中
それらを効果的にマネージ・コントロールすることは
大変重要であります。

日本側には、約束と信義を守り
歴史、台湾など重大な問題の善処
中国の核心的利益への損害の停止を求めています。

台湾問題は中国の核心的利益の核心
中日関係の基礎の基礎
越えてはならないレッドラインであります。

強調したいのは
台湾は中国の台湾であり
台湾問題をどんな形で解決するかは
完全に中国の内政であり
いかなる外部勢力も干渉する権利がありません。

我々は最大な誠意
最大な努力で平和統一を求めます
しかし武力行使の放棄を約束することはしません。

日本の友人の中には
これについて誤解と憂慮を持つ人がいますが
しかしよく考えれば
武力行使を放棄しないことは
まさに「台湾独立」に対する
根本的な抑止力であり
両岸の平和と安定を維持するための
根本的な保証であります。

現在の台湾海峡の情勢が緊迫しており
「台湾独立」勢力と外部の干渉勢力が結託して
サラミ戦術で挑発の試みを繰り返し
最終目標は台湾を
中国から分離させることにあります。

これこそ現状を真に変更させるものであり
災難的な結果をもたらします。

いわゆる「台湾有事は日本有事」という言い方があります。
これはまたあまりにも荒唐無稽で危い。
中国の純内政問題を
日本の安全保障と結びつけるのは
非論理的だけではなく
極めて有害であります。

日本という国が
中国分裂を企てる戦車に縛られてしまえば
日本の民衆が
火の中に連れ込まれることになってしまいます。

新しい時代の要請に相応しい中日関係を構築するために
何を強化すべきか。
私に言わせれば
互恵協力と友好往来だと思います。

今年は中国の改革開放45周年であり
中日両国の利益が深く組み込み
互恵ウィンウィンがみのり
豊かな45年間でありました。

中国はずっと日本を重要なパートナーとみなし
日本とともに
新たな協力分野の探索
ハイライトの創出
そしてより高いレベルの協力ウィンウィンを
実現したいと考えています。

中国経済は今年
第1四半期に4.5%の成長を見せており
安定と回復の良い傾向にあります。
日本経済がこれから発展できるか否かに
直結しているとまで話す方がいらっしゃいました。
日本企業が中国との協力で
より大きな成功を収めることを
喜んで歓迎したいと思います。

同時にご留意いただきたいのは
この協力は公平でオープンなものであるべきことです。
特に人為的な制限
ましてはデカップリングや
サプライチェーンの切断はあってはいけません。

半導体の輸出規制強化という発表がありました。
これが中国を狙ったものかどうかは
皆がはっきりとお分かりじゃないかと思います。

米国から理不尽な経済弾圧を受け
その痛みが未だ肌に残っている日本には
悪事に加担するのはどうかと思います。

そうするのであれば
中国市場だけでなく
日本の半導体産業の未来も
失うことになるでしょう。

中国側としては
この政策が実際に与える影響を真剣に評価し
自国の利益がむやみに損なわれるのを
座視することはありません。

中日がルーズルーズ、
どこかの国がほくそ笑うようなこと
我々は目にしたくないのです。

私が着任して1カ月余りになりますが
各界の方々に挨拶回りをしている時に
一番良く聞く話は
早く中国を訪問し
コロナで中断された交流と協力を
回復したいということでありました。

中日間には多くの矛盾や相違がありますが
中日関係は非常に重要だと
それを改善・発展させるべきだと
そういう声が高まっています。

今やお互いコロナ対策が
新たな段階に入りました。
これを機に、積極的に人的往来を再開し
両国民のより多くのフェイス・トゥ・フェイスの交流によって
相互理解を深め
誤解や誤算を減らしていくべきではないでしょうか。

若者は中日両国の未来を担っております。
様々な調査によると
両国の若い世代の親近感は
他の年齢層より遥かに高いことを心強く思います。

最近日本のアニメ映画「スラムダンク」や
「すずめの戸締まり」は中国で大好評を受け
日本国内以上に人気を博しています。

中国のオンラインゲーム「原神」も日本で大ヒットし
日本が最大の海外市場となっています。
また、最近訪れた本屋では
中国のSF小説『三体』がベストセラーとして
たくさん横並びにされているなど
双方には文化的な共鳴や
意識の共有がたくさんあることがわかります。

両国の若者たちは友人、パートナーになれると確信しています。
それが中日関係の将来に繋がると思います。

ご清聴ありがとうございました。

以上
(※この記者会見は、日本語で行われました。)

皆さん、この内容をみて
どう思いましたか。

「なに生意気言ってんだ!」
と思いましたか?
「あれ、報道と雰囲気が違うな?」
と思いましたか?
「中国は、日本に友好的だな?」
と感じましたか?
はたまた
「上から目線で高圧的だな!」
と感じましたか?
マスコミが扱わない現実に
何か感じていただければ幸いです。

私は個人的に・・・
「中国と台湾の構図は、日本と沖縄の構図に似てるな?」
と思いました。

第二次世界大戦後
台湾は日本から中国に返還されました。
遅れること27年後
沖縄はアメリカから日本に返還されました。

この情勢下で
もし沖縄が「主権は沖縄にある」と言い出し
日本から独立するとなったとします。
すると中国が・・・
「沖縄の有事は中国の有事!」
と言い出して、パトリオットミサイルを買いだしたら
一体全体、どうでしょう?
日本は、蜂の巣をつついた様な
大騒ぎとなるでしょう。

北方領土にも
同じことが言えますね。
日本が、ロシアに返せと言い続けている
択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島。
日本がロシアに対し
「武力行使も辞さない」
と表明したとします。

その直後に中国が・・・
「ロシアを全面的に支持する!」
と言い出したら
日本人はどう思うのでしょう?

現代人は・・・
今、スマホに魂を奪われ
空想をするという時間が
皆無なんですって。

でも・・・
想像を働かせるというのが
いかに大事だということが
よくわかる事案かと思います。

2023年5月28日日曜日

ふじやす食堂

先週のお休みは・・・
子供たちが学校の間に
久々に妻とバイクデート。

妻に「昼は何が食べたい?」と聞くと
「魚がいいかな。」というので
湘南藤沢地方卸売市場へGo!
お目当ては
安いお寿司で評判の
樽寿司市場店」です。


三崎マグロ丼が1100円也!
でも・・・
到着すると、嫌な予感。


お店が全部しまってる。
水曜日は問屋さんが全て休みなんですね~
となると、飲食店も休みです。

なんてこった。
私の生業の不動産業界は
水曜日が休みなので
致し方ないのですが・・・
水曜日あるあるです。

さて、どうしようか?
こういう時に
きっと男の価値が決まります。(^^;)

踵を返して
向かったのは
藤沢北口にある
ふじやす食堂」です。

ふじやす水産さんが
魚屋さんの2階で直営する
定食屋さんで
とっても安い。




妻は、魚保定食をたのみ
私は、特上海鮮ちらし寿司。


安い~!!


コスパ最強!!

うま~い!!!

さすが魚屋さん直営です。
東京で食べたら
倍はするでしょうね~。

それにしても・・・

このインフレの世の中で
庶民側に寄り添って
頑張っている中小企業や
個人事業者は
いっぱいいます。

これが本来の
日本であるべきです。
日本人の良心です。

原材料高騰を理由に
「苦渋の選択」などと言い
ガンガン値上げをし
表向きは弱ったふりして
平身低頭を装い
裏では過去最高の利益を上げる
各大手商社や中堅商社等は
なんなんだろう?

もはや···
日本人を食い物にする
外国企業なのかも。

そんなことを思いながら
安くて美味しいランチを
眉間にシワを寄せながら
妻の前で食べる
私でした。(⁠T⁠T⁠)

2023年5月21日日曜日

玉縄歴史の会

当社が事務所を構えるのは
JR東海道線大船駅西口から
徒歩5分ほどにある
鎌倉のベットタウン
「玉縄」の入り口です。

地名の由来は
平安時代に大庭一族の
荘園(神社仏閣)があり
その名前が「玉縄」だった?
ようです。

戦国時代になり
伊勢宗瑞(北条早雲)が
この地に「玉縄城」を作ったことは
とても有名ですが
そのお城は
現在の清泉女学院となっており
跡形もありません。

個人的には
マンション計画で揉めて
何十年も手つかずになっている
駅前の土地にお城を復元して
鎌倉の観光の拠点にすれば
良いのにな~と
夢想しているのですが・・・

とにもかくにも
鎌倉のベットタウンと化して
900年以上の歴史が
見る影もない玉縄ですが
その歴史風俗を
どうにか守ろうと
何十年も
活動を続けている地元の有志が
いらっしゃいます。

「玉縄歴史の会」の方々です。
https://www.tamareki.com/index.html

毎月、第1日曜日の13:30~15:30
たまなわ交流センターにて
研究成果の発表会や
郷土史研究家を招いた講習を
開いています。
(一般500円の参加費用)

私は、仕事があるので
まだ一度も参加できておりませんが
参加したいと目論見続けています。

その歴史の会のHPには
貴重な写真資料を
多く閲覧することが可能です。
https://www.tamareki.com/history.html

下記は、その一部です。


この写真は、
当社がある場所の
昭和42年の写真です。

この時代に区画整理がされたんですね。


これは、栄光坂が造成されている
写真です。
山を真っ二つに切ったのですね。
茅葺屋根の家が
とても時代を感じます。

写真や映像は
歴史を語るうえで
この上ない資料ですね。

この貴重な写真の数々は
鎌倉中央図書館貯蔵とのこと。

今度、我が子を連れて
図書館にも行ってみたいと思います。

2023年5月15日月曜日

今のウクライナを見て・・・

今のウクライナの惨状を見て
どれほどの日本人が
77年前の自国を
想像しているのだろうか?

たぶん・・・
我々年代から下の世代は
ゼロ人に等しいと思うのです。

下記動画をご覧ください。


ユーチューブチャンネル
「ミリレコ」さんの動画です。
見れない人は下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=tvjOOFWxwhY&t=24s

この動画は
アメリカ軍が1年間
爆弾を投下し続けた
日本の日記です。

この動画を見た日本人は
赤ちゃんからお爺ちゃんまで
皆、必ず
背筋が凍りつくことでしょう。

たった、77年前に
実際に起こった事です。

でも、現在の日本では
「中国憎し!」
「北朝鮮憎し!」
「韓国憎し!」
「ロシア憎し!」
という声は
所々で聞きますが

「アメリカに憎し!」
という声は皆無です。

個人的にこの動画を見て
心底ゾッとして
さらに今の世情を直視したら
動画を見る以上に
ゾッとしました。

教育とは恐ろしいですね。

ここまで、意図的に
印象操作ができるのです。

ロシアが進行して1年。
ウクライナ国内の被害は
甚大ですが
その何十倍も日本人は
過去アメリカに殺戮されました。
1年間の爆撃だけで
41万人以上の民間人が
女・子供をいとわず
無差別に殺されています。

それでいて、なぜ
日本人はアメリカに
憎しみが無いのでしょう?

なぜ、一度も攻められていない
中国を憎むのか?
なぜ、石原慎太郎は中国と韓国ばかり
こき下ろしたのか?
遥か彼方のアメリカ軍が
日本の首都を
囲っているのは触れずに。

不思議に思わない不思議。

逆に台湾有事は日本の有事と
突然言い出して
中国と敵対し
憲法を変えてでも
殺人兵器を大量に
米国から買う様に
違和感を覚えません?

そんな考えをもつ私は
現代社会では
間違いなく異端です。

子供時分に学校が大嫌いで
通信簿はオール2で
勉強を一切してこなかったのが
原因なのでしょうね。

私が大好きな数少ない芸能人に
「さかなクン」がいます。
そのお母さんは
さかなクンが中学生の頃
通信簿がオール2で
数学のテストに
魚の絵を書いて出したとを
「家庭で勉強するよう指導してほしい」
「将来困るのは本人ですよ」
と咎めに来た先生に
こう言ったそうです。

あの子は魚と絵が好きだから
それでいいんです。
成績が優秀な子も
そうでない子もいていい。
みんな一緒なら
先生、ロボットになっちゃいますよ。

笑顔でそう答えた
お母さんの言葉は
今の日本の状況を
言い当ててます。

学校も塾も
機動戦士ガンダムで言うところの
量産型のジムを作る工場みたい。

「なんで、ガンダムを作らないの?」

アニメを見ながら子供ながらに
シャーザク・グフ・ドム・ゲルググ・ギャン
最新型をどんどん作るジオン軍に
ガンダムたった一騎で向かいあい
性能の劣るジムを作り続ける連邦軍に
あきれたのを思い出します。

今の日本に重なりません?

さかなクンの話に戻ります。
学校の先生は
お母さんに食い下がります。
「勉強をさせないのであれば絵の先生を付けてみては?」
そう言われたお母さんは・・・

それじゃあ、絵の先生と同じ絵になってしまうじゃないですか。
今でも、とても個性的な絵をかいています。
あの子は、自分の好きなように書いてもらいたい。
それでいいんです。

と笑い飛ばしたそうです。

さて学校の先生に
「このままでは将来困ることになる。」
といわれた、とうのさかなクンは
海洋立国推進功労者として
内閣総理大臣賞を受賞し
東京海洋大学の准教授になり
自伝が映画化もされ
各メディアからも引っ張りだこ。

大学から名誉博士号まで授与されています。

お母様のおかげで
個性が失われず
逆に満開となった訳です。

さかなクンのお母さんを
見習いたい。
私は全く同じ思いでして。

我が子を量産型はしたくないのです。

「子供はこうあるべき」
という一般常識に縛り
塾・受験・大学という
一般レールに乗せるのは・・・

加工場へ向かう
ベルトコンベアに
乗せられた魚や野菜を
みるように感じるのは
偏見でしょうか?

向かった加工場で
一皮むいたら
皆、均一で同じ商品(大人)に
なってしまうように
思えてなりません。

2023年5月13日土曜日

怒涛の休み明け

GWを休んでしまったので
仕事量がやばいです。

※副音声
もうすぐ50歳になって
「ヤバい」って言葉が
普通に口から出てくるのは
ヤバいですね。(^^;)

鎌倉市植木にて・・・
中古住宅をリノベーションして
新規販売しようとしていた
物件がありましたが
計画段階で購入申し込みがあり
終了。

鎌倉市浄明寺にて・・・
上棟を迎えた建築家の建売住宅を
HPに掲載を準備ていたところ
お申し込みがあり
終了。

鎌倉市笛田5丁目にて・・・
2宅地の分譲を計画していた土地が
ようやく造成工事が終わり
販売の準備をしていたところ
二つともお申込みがあり
終了。

有難うございます。

明日は、注文住宅のお引渡しがあり
その後に注文住宅の完成が
2棟控えております。

HPに反映させたいのですが
バタバタで時間が取れず
申し訳ありません。

今後の予定だけ
本ブログにて
簡単にお知らせいたします。

■建築家の新築分譲住宅

①鎌倉市梶原(山の上)/8450万円(税込)
~悠々自適の家~
現況:基礎工事中
完成:9月末日
販売:野村不動産ソリューションズ


②鎌倉市材木座2棟/7280万円(税込)予定
~海へ歩けるサーフ住宅~
現況:開発工事完了
完成:11月中旬
販売:未定


③鎌倉市梶原(富士見)/9000万円台予定
~本格ガレージハウス~
現況:更地(設計中)
完成:12月中旬
販売:未定


④鎌倉市扇が谷2棟/7580万円(税込)
~海蔵寺の参道に似合う家~
現況:更地(埋蔵文化財申請中)
完成:12月末日
販売:三井不動産リアリティ


■当社の建売住宅

①鎌倉市岡本/6280万円(税込)
~大船駅徒歩11分~
現況:更地
完成:12月中旬
販売:未定

順次、販売準備が整いましたら
HPにUPしていきますので
しばしお待ちくださいませ。

掲載前に売れてしまう事が多く
申し訳ありません。

よろしくお願い申し上げます。

2023年5月8日月曜日

うなぎの名店・三島「桜屋」

「GWになったぞ!!」
と思ったら・・・
あっという間に元通り。

何事も無かったかのように
仕事に戻ると
「あれ?ゴールデンウィークあった?」
と、本気で思ってしまいます。(苦笑)

鎌倉はとんでもない人出。
もしかしたら
日本で一番、観光客が
来ているんじゃないかしら?

GWは毎年
旅行で避難するのですが
今年は、娘の習い事の発表会や
友人の葬式など色々なことがあり
最終の土日だけ
家族旅行と相成りました。

向かう先は・・・
観光地として「混まない」西伊豆。
土肥辺りはGWでも
空いていて、好きです。

私、この旅の道中で
どうしても制覇しておきたい
目的がありまして
長年の夢をかなえてきました。

土曜日のお昼前
早速到着。



静岡県の三島大社にほど近く
伊豆箱根鉄道「駿豆線」広小路町駅の
目の前にある

『うなぎ桜屋』です。

うなぎと言えば、静岡です。
その静岡県内でも
屈指の有名店。
わざわざ、このうなぎを食べるため
東京から通う人がいるというのを
約10年前に
知人の某会社の社長に聞き
「一度は食べてみたい」
と思い続けて
ようやく、実現です。

午前11時に到着して
ビックリ。
すでに100人を越える人が
店前に並んでます。(^^;)

GWだから・・・
仕方ありませんが・・・
この様子だと2時間は待つかな~

入口の名簿に記名して
付近を散策しながら
呼ばれるのを待ちます。

目の前は、清流が流れており



こんな風に渡れます。
この清流が・・・
待つイライラを消してくれて
有名ラーメン店のような
殺伐とした雰囲気がありません。

また、すぐ近くに
駿豆線の撮影スポットがあり
子供を飽きさせません。


この駿豆線は
「江ノ電に激似」と有名でして
息子はその車両を写真に収めようと
夢中です。

電車に一切興味がない娘は
その架橋をくぐり
「権兵衛川」の中を
歩いて下っていきます。


素晴らしい環境ですね。

「危険」とか「禁止」とか
そんな看板、どこにも無いです。
子供遊び放題。
こんな街に住みたいな~。

12時10分を過ぎて・・・
ようやく呼ばれました!!!

入店して、うな重を注文。

うな丼もうな重も4800円也!
うなぎ、高くなりましたね。(TT)

10分程度で来ました。

御開帳!!


空けるのと同時に
焦げのにおいが「ふぁ~っ」と広がり
醤油の香りが残ります。(^^)

美味しい!!
身がとても柔らかく
普段、小骨が苦手で
うなぎが好きではない娘も
「うまっ」「うまっ」
とばくばく、頬張ってます。



妻は「今まで食べた鰻で一番おいしい」と絶賛。
良かったです。

個人的には・・・
ちょっと、コメが固すぎるかな~。
でもボリューム満点で
一つで十分にお腹いっぱいです。
ご馳走様でした。

ちなみに5人のランチで
お会計2万4000円也。

どえらい出費となりました。

もし今度来るときは・・・
一人かな。(苦笑)

2023年4月29日土曜日

GWのお知らせ

ここ最近・・・
鎌倉の人出が、物凄い事になっています。

昨日はまだGW前だったのに
大渋滞に大渋滞。
鎌倉駅周辺は
観光客でビッシリ。

こりゃ、今日と明日の2日間は
仕事にならないぞ。(^^;)
コロナ前よりも
凄まじい事になりそうな気配。

急激に観光客数が戻ったので
飲食店は対応に追われています。
どこも働く人を確保出来ず
てんやわんやの様相。

皆さん、頑張ってください。
3年ぶりの活況ですもの。
今までの赤字を取り戻してください。

さて、当社は今日も元気よく
営業中です。
5月2日まで通常営業をして

5月3日(水)~5月7日(日)

の間、お休みとさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが
何卒、よろしくお願い申し上げます。
また、この間に頂戴したメールは
5月8日にご返信となりますので
ご承知おきくださいませ。

現在、鎌倉では・・・
安養院のツツジが満開で
見どころを迎えています。



上記写真は、当社が大変お世話になっている
御成不動産の大島社長のブログから
拝借いたしました。
http://onr.cocolog-nifty.com/blog/

プロ顔負けの写真を撮られるので
その写真を日々掲載しているフェイスブックは
必見ですよ!!!



家に居ながら
鎌倉の絶景を堪能でします。
https://www.facebook.com/onarifudosan/?locale=ja_JP

是非ご覧ください。

皆様、良いGWをお過ごしくださいませっ!!!

2023年4月21日金曜日

資本主義の本質

突然ですが・・・・
今の世の中は
性善説に基づき
成り立っています。

でも、その社会を
守るための法律は
性悪説に乗っ取って
制定されています。

性善説とは・・・
紀元前300年ごろ
中国の儒学者の孟子が
『人間の本性は善である』
『悪は後天的なものである』
と説いたものです。

逆に性悪説とは・・・
紀元前250年ごろ
中国の儒学者の荀子が
『人間の本性は悪である』
『努力無くして善は無し』
と説いたものです。

今から2300年前の論争ですが
今なお、この論争は続いています。

荀子は
人間の本性は
限度のない欲望であり
個々が皆本性をむき出しにして
欲望を満たそうとすれば
奪い合い・殺し合いが生じて
世の中は混乱して窮乏する。
それゆえに人間は
あえて君主の権力に服従する必要があり
その規範に従うことによって
社会秩序を得ると説きます。

この荀子の教えが
現代社会を形成しており
つまりは性悪説が
民主主義の根源なんですね。

あれ?
文頭であなた
今の世の中は性善説が礎となり
成り立っていると
言ってませんでしたっけ?


この日本社会を
よくよく俯瞰してみると
日本人って日本人に対する
絶大な信頼を持っていません?

とくに弁護士・議員・医者・大学の先生etc
『先生』と言われる人たちに対する
無限に湧き出る信用には
目をみはるばかりです。

そればかりでは無く
一個人が何かを判断する際に

「日本人だから大丈夫でしょ?」
「日本企業は絶対安心だよ。」
「日本の銀行は潰れない。」
「日本の飲食店は安全。」
「日本の教育は最先端。」

といういやおうない
性善の空気が
世の中に膜を張ってるように
強く感じるんです。

だから、皆さん
「政治は、政治家に任せとけ」
と、未だに選挙にも行かないし
電車や飛行機に乗っても
事故なんてありえないと思ってる。

様々な虐待や性被害が
明るに出ても
乳飲み子を保育園に
丸一日預けるし
産地偽装がドンドン明るみになっても
スーパーの表示を信じて
商品を買う。

プリウスが暴走しても
売れまくるし
これだけ啓発を繰り返しても
振込詐欺の被害は
過去最高を毎年更新しています。

私が25年近く携わる
不動産・住宅・建設・土建各業界も
何も変わらず
個人を食い物にするような
性悪な考えの人々が
多くの富を手にし続けています。

悪いことをすれば
するだけ儲かるのです。(^^;)

資本主義ってやつは
性善を食い物にする
限りない「性悪」だと
最近、特に強く感じます。

でも皆、気が付いていない。
いや、薄々感づいているのだけれど
見て見ぬふりをしてるのかな?
ご年配の方々は
「そんなことあるわけないじゃない!」
と、おっしゃいます。

でも、そんなお年寄り方が
オレオレ詐欺のターゲットにされ
毎年100億円超の被害に
あっている現実。

それでも無類の信頼を
この今の社会に
持ち続けられる不思議。

日本の社会構造を理解するのに
簡単な動画があります。
下記をご覧ください。


(動画はshokuhinmondaiさんのユーチューブより)

動画が見れない人は
下記をクリックください。
https://www.youtube.com/watch?v=fsX93SrK8Cs&t=453s

この動画は20年ぐらい前のもので
とても有名ですが
表メディアには
一切出てこないものです。

そして・・・
その間、一切問題とされず
未だにこれら清涼飲料等は
毎年何十億本と
平然と売られており
莫大な利益を
企業にもたらしています。

これが資本主義です。

でも、もう限界のようで
近年、日本社会の「歪」が
一気に噴き出しています。

■三菱自動車/燃費試験不正
■スズキ/燃費試験不正
■神鋼鋼線ステンレス/強度試験データで改ざん
■神戸製鋼所/鉄鋼製品などで検査データの改ざん
■日産自動車/完成検査の不正
■三菱伸銅/検査データを改ざん
■東レ/自動車用補強材の検査データの改ざん
■SUBARU/燃費・排出ガス検査不正
■丸善石油化学/品質データねつ造と試験不正
■三菱アルミニウム/品質データ偽装
■日産自動車/燃費・排出ガス検査不正
■スズキ、マツダ、ヤマハ発動機/燃費・排出ガス検査不正
■日立化成/検査不正
■KYB/検査データの改ざん
■IHI/無資格者による検査発覚
■菱三工業/産業機器用鋳鉄製品で品質データ偽装
■三菱電機/検査不正
■日立金属/検査データの改ざん
■JSSJ/シートベルトの強度データの改ざん
■京セラ/UL規格不正
■曙ブレーキ/品質データの偽装
■日医工/医薬品の試験の不実施
・・・etc

嘘が湯水のように
出るわ出るわ。(TT)

上記は、一部で・・・
食品業界はもっとひどく
産地偽造は、当たり前だそうです。

アサリやウナギがニュースになっていますが
様さまな食品が
産地を偽るだけで
価格が倍になる。

マグロは・・・
他県で採れたマグロを
わざわざ「大間」まで運んで
大間の港で水揚げしてから
大間ブランドのシールを貼る。

フグも・・・
全国のフグ漁船が
水揚げを下関で行い
下関ブランドに姿を変えている。

ワカメも・・・
日本の生産量が年々減り
流通するわかめの8割が輸入品なのに
なぜか日本産の加工ワカメが
大量に販売されている。

牛肉・豚肉・鶏肉は・・・
食肉処理場で解体されてしまえば
その後何処産のラベルを貼られても
だれも分からない。
偽造しようと思えば
いくらでも偽装できてしまう。

そもそも
日本の地方のブランド牛は
生産拠点が小規模で
数が限られているのに
世界各地で
松坂牛・神戸牛・飛騨牛が
大量に売られている状況に
だれも首を傾げない不思議。

野菜も同じ。
加工せずそのまま売ったほうが
儲けが出るはずの商品なのだが
加工品が大量に売られている。

※上記内容は現代ビジネスのHP参照

今、日本社会は
日本人が日本人を
無類に信じる社会の中で
それを悪用し
改ざんや偽造を繰り返し
平気で金儲けしてきた
性悪な構造部分を
隠しきれなくなってしまっている。

これは、某総理大臣が
「嘘はついたもの勝ち」
という姿勢を示した
結果なのだと思うのです。

でも、これだけ惨憺たる有様なのに
皆、変わらない。
変えようとする気配すら無い。

その様は・・・
今、大問題になっている
「騙されても信じ続ける新興宗教の信者」
と酷似しています。

それが、外から俯瞰して見た
今の日本の姿です。

キムタクがCMで
「やっちゃえ、日産!」
なんて、決め顔で
言ってしてますが

不正を?
と、普通に思ってしまいます。

全く、笑えませんね。