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2023年6月19日月曜日

SDR200

今・・・
オートバイの中古車市場が
高騰のピークを迎えています。

まさに「バブル絶頂」という言葉が
ピッタリの様相。

30年以上前の
400ccの中古バイクに
1千万円の金額が付くという
恐ろしい市場になっています。

34年前・・・
私が高校1年生の当時
バイクは空前絶後のブーム期で
子供たちは皆
オートバイにまたがり
行く先もわからないまま
夜のとばりの中を
走り回ってました。(笑)

HONDA
KAWASAKUI
YAMAHA
SUZUKI

この四社が競い合って
次々に新しく発売するバイクに
少年たちは心躍らせ・・・

親の金で高校を受験をして
どうにか入った学校には
ほとんど顔を出さず
高校一年生が
学業そっちのけで
アルバイトに励み

バイクを手に入れるため
人の嫌がる仕事をこなし
やっとのことで手に入れたバイクを
自分で分解して
ド素人改造を施し
壊れたら直しを繰り返し
その後も改造をするために
さらにアルバイト三昧という
日々を送りました。(TT)

モトグランプリが流行り
レーサーレプリカが
世の中を席巻し

・レイニー
・コシンスキー
・ドゥーハン

町では、みんな有名レーサーの
レプリカのヘルメットをかぶり

(※ガードナーレプリカ)

NSR
RGV
GPZ
TZR
VFR
CBR
GSX

何の記号かわかりませんが
そんなバイクたちにまたがり
峠を走るために
10万近く大枚をはたき
グローブ・ツナギ・ブーツと
頭の上から足先まで
コシンスキーで
そろえたりしましたっけ。

といっても・・・
当時は、新車でも
50万円行くか行かないか。
中古は15万円前後で
程度の良いRZ250やCBX400Fが
買えた時代です。

今、そのCBX400Fが
600万円とかで
売り出されているんです。(苦笑)


どう考えても
狂ってますね。

バイクユーチューバーの
草分け的な存在である
ホワイトベースの二宮氏は
その異常なバブルが
「今年中に終焉を迎える!」
と断言されています。

■意図的に吊り上げられた相場
■高額なバイクは全く売れていない
■部品がないから直せない
■在庫がかさんでいる

よって、数倍・数十倍となった
今のオートバイの価格は
あと3年ぐらいかけて
元に戻っていくとおっしゃる。

だから、今オートバイを買うのは
やめた方が良いのですって。

ちなみに・・・
私は『ヤマハ党』です。

うれしいことに
ヤマハの古いバイクは
不人気です。
知人がKAWASAKIの
750ssを300万円で買ったとか
Z1Rを500万円で買ったとか
いう話を聞く中・・・

私の今の愛車である
V-MAX1200は
今でも60万円前後。
もう一台の愛車SDR200は
なんと30万円で購入可能です。

AB型の左利きの私。
その特性で過去
とても苦労をしてきましたが
オートバイだけは
数少ない「功を奏した」事例です。(笑)

流行りが嫌い。
他人と同じものが嫌い。
価値に見合わない高価な物が大っ嫌い。
そんな私には
YAMAHAはもってこいのメーカーといえます。

ちなみにSDRというバイクは
1987年にヤマハがもてる技術のすべてをかけ
満を持して発売し
結果、全く売れずに1年を待たずに
生産中止となった
「伝説のバイク」です。


(※上記は漫画「エバーグリーン」の一幕より。)

日本において・・・
これほど性能が高くて
見た目も独創的で美しく
なぜか超絶なマイナー車は
このSDRしか無いといえるほどの
唯一無比の存在です。(笑)

つづく

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