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2022年2月5日土曜日

キッチン袖壁タイル

現在建築中の注文住宅
腰越の「O様邸」にて


大工工事も佳境に入り
数日後にキッチン工事です。
その前に
袖壁のタイルを施工しなければなりません。

標準施工は「キッチンパネル」ですが
お客様たっての希望で
岐阜の株式会社サンワさんが扱う
「リヴァイ」
というの二丁掛タイルを
貼ることになりました。

(※クリックすると拡大します。)

また、カタログ通りの
貼り方を希望されました。

2色のタイルを
網のように交差させる
特殊貼りです。

この施工方法は
「網代貼り」と言われ
仕舞い部分のタイルを
斜めにカットする必要があり
細部の収まりも難しく
端切れが入らないように
貼り始めと終わりを
しっかりと考えないと
酷い仕上がりになる恐れがあります。

普通施工より・・・
作業手間が3倍ほどかかる
職人さん泣かせの
施工方法です。

フルオープンキッチンの
レンジフードが付く袖壁(赤色)に
網代(あじろ)型で
貼って行きます。


タイル職人の大河原さんに呼ばれた私。
「どうするよ?」と聞かれ
「任せる!」と言いましたが
苦笑いの大河原さん
「勘弁してよ!」
とすぐに却下。(^^;)

大工の井関さんに
「じゃあ井関さん、考えて!」
と話したら
鼻で笑われてしまいました。

そりゃそうですよね。
やっぱり・・・
私が考えなければ
ダメなんですよね~。(TT)

2種類の色違いのタイルは
メーカーの色分け指定は無く
色を分けは
現場判断となります。



床に仮で並べてみます。

そこから、一枚一枚
入れ替えてみて
遠くで見て、近くで見て
考察していきます。

大河原さんの意見や
大工の井関さんの意見を聞きながら
微調整を続けること30分。


決定しました。

というより・・・
考え始めるとキリが無く
どこかで止めなければ
何時間でも悩んでしまいます。

こういう作業は
どこかで「あきらめ」が肝心。

私が「これで良し」とすれば
それで万事進んでいきます。

「じゃあ、これで壁に貼って!」

と、大河原さんに話し
「もう後戻りできないよ?」
と、言われ了承。(^^;)

私は、違う現場で予定していた
お客様との打ち合わせに
遅れながらも向かいます。

もう、貼り終わり
キッチンも付いているので
次回のブログで
ご紹介します。

つづく

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