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2023年8月28日月曜日

日本一の旅館

金沢市内の観光は
あまりの猛暑に
妻も娘も「もう歩けない」
というので早めに切り上げ

最後の宿泊地に向かうことに。

金沢で超有名なケーキ屋さん
「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」に寄り道。
https://le-musee-de-h.jp/


石川県立美術館の中にあり
やたらとおしゃれで
やたらと敷居の高そうな
超高級スイーツ店です。


そこに・・・
おのぼり観光者丸出しの
私の図。


(外気36度の中なので、何卒お許しを)

その後、1時間かけて
能登半島へ到着。

4日目に選んだのは・・・
妻が何年も前から「行ってみたい」と言っていた
世界的に有名な
あの『日本一』といわれる旅館です。


和倉温泉加賀屋!!

能登半島のくぼみに位置し
目の前が七尾西湾。
海に浮かぶ能登島大橋と
能登島が一望できる
素晴らしい景観立地です。

実は今日・・・
妻の誕生日でして・・・
今回の中部横断の旅の
最終目的であり
この加賀屋への宿泊が
誕生日プレゼントとなります。
(高価だぁ~)

エントランスは海一望。
そして広い!!


入口で着物を着たベルガール?がお出迎え。
フロントで受付し
海一望のソファーに導かれ
「ウェルカム抹茶」
をごちそうになりました。

茶菓子(わらび餅?)が
めっちゃくちゃおいしい。

飲み終わったころ合いを図り
こんどは和装の男性の仲居さんが声を掛けに来て
すべての荷物を持って
部屋まで案内してくれます。

とにかく広い。
部屋に行く間に
いくつもある館内施設の
説明をしてくれましたが
広すぎて覚えられない。(笑)

ここは、夜11ごろまでやっている
ラウンジですって。


その他・・・
ミュージカル公演や
マジックショー
ダンスホールに
特産物朝市・・・etc

盛りだくさんですね。

部屋に付いたら
仲居さんが・・・
私が手に持った紙袋を見て
家族に聞こえないように
「そちらは何かサプライズですか?」
「お手伝いしましょうか?」
「厨房の冷蔵庫で冷やしましょうか?」
「お皿とフォークをお持ちいたしましょうか?」
と、耳打ちされます。

凄いね。
袋のお店の名前見て
ケーキと解かったのも凄いけど
普通、そんなことある?
加賀屋のサービスは
すげー!!

「妻が誕生日なんです」
「ケーキは妻は自分で選んで買ったので」
と、私が話をすると
「お誕生日おめでとうございますっ!」
と、妻に笑顔。

冷蔵庫だけお借りすることをお願いすると
「お食事の後にお皿とフォークを合わせお持ちします」
だってさ。(゜゜;)

お部屋で一服し・・・
館内を散策。
中階にあったバルコニーが絶景。


能舞台。(□゜;)


他の階では
エミール・ガレの陶磁器の販売会や
輪島塗の販売会もやっていて
その横では、輪島塗り体験も。


館内探検は40分ぐらいかかり
「兼六園散策より時間かかったね」
と息子と顔を見合わせます。(苦笑)

4階にプールもある。

エントランスから
ホテルの外に出ると
温泉源がいくつもあり
そこを通り過ぎると防波堤。
ドルフィンウォッチングの船が数隻。

釣り具の貸し出しもやっていて
4組ぐらいが釣りをしていましたが
この時期は何やっても釣れないよ~(^^;)

堤防からの加賀屋。


さて、お風呂に入って
晩御飯です。


晩御飯は豪華絢爛。
しかも最上階ラウンジ。

この旅4泊5日の中で
最終日だけ、お宿でご飯。(苦笑)

ケチった甲斐あり
絶景の中の夕食は
とても良い思い出となりました。

こりゃ、日本一と言われるのも
納得です。

食後・・・
ケーキを手渡されて
部屋に戻って
妻の誕生日のお祝い。



ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュの
「ガブリ・ペシェ」
ですってよ、奥様。(^^;)

桃が丸ごとで
種の部分をくりぬいて
そこに生クリームが詰まってて
絶品でした。

その後は・・・
4日間の猛暑の中の観光で
皆すぐに爆睡。

つぎの日の朝。
初老の私だけ日の出前に目が覚め
部屋からの景色を堪能。

一人で大浴場の露天風呂に入って
家族を起こして
朝ごはん。



朝ごはんは・・・
今まで泊まった旅館の中で
ダントツNo1です。

米と味噌汁がうめえ。

部屋に帰って荷造り。

チェックアウトの前に
息子と二人で
もう一度、館内を散策。


有名な「加賀友禅」エレベーター。


旅館から出た直後
家族全員一致で
「素晴らしかった~!」
と一言。

贅沢なひと時を
過ごさせてもらいました。

さて、今から・・・
8時間かけて
神奈川に帰りまっせ!!!

つづく

2023年8月27日日曜日

拍子抜けの兼六園

お盆休み旅行も
4日目に突入。

今日は、金沢旅行の
王道の経路をたどります。

まずは、朝一に兼六園へ

兼六園に向かう道すがら
SNSで超ド定番の
金箔のソフトクリーム店を発見。


めっちゃくちゃ高いので
1個買って
4人で食べました。(^^;)

さて、兼六園に入場!!


園内を歩いて約30分。
あれ?もう一周しちゃった。
あれ?見どころあった?
あれ?もう出口?

思ったより小さい。
庭園としても
なんだか普通。

日本を代表する特別名勝で
文化財指定庭園なので
「さぞ、凄いのだろう!」
と、期待がMAXに膨らんでいましたが
ちょっとガックリ。

これだったら・・・
横浜の三渓園の方が
https://www.sankeien.or.jp/
良くないかしら?(ボソッ)

あっさりと退園して
隣接する金沢城へ向かいます。


でも、本丸もなく
広いだけだな~。
さほど見どころ無く・・・
あまりの暑さに
そそくさと退散。

「金沢は凄い」という
事前情報があったので
かなり拍子抜け。

次に向かうは
忍者寺。
隣にある願念寺でパチリ。


忍者寺はとても小さく
覗き込むと
すでにお寺の中に
百人を超える観光客が
ひしめき合っています。

こりゃ、ダメだ。
この暑さで無理~っ。

気温36度なり。

朦朧しながら
あるいて5分ほどで
「にし茶屋街」へ


あまりの気温に
歩いている人はまばら。
ここで昼食とします。

グーグルで調べると
お店が何件かありますが
看板が出ていないので
よく見ないと
見逃してしまいます。

この建物の2階にある
「和風ダイニングばん菜」さんへ!


ここが超絶美味しかった!!

妻と娘は
ランチ握り寿司8貫/1200円
私は
バンライ刺身定食/1500円
で・・・
息子はというと
「俺はお腹空いたから」と
でかネタ寿司10貫/3000円っ(^^;)

遠慮ないな息子よ。

これが「でかネタ寿司10貫」です。


私が頼んだ
「バンライ刺身定食」はこちら。


とってもおいしくて
さらに「金沢おでん」が付いていて
大満足。

私が旅の前に掲げていた目標に
「金沢おでんを食べる」
があったので
ここで食べることが出来て
とてもラッキーでした。

つづく

2023年8月26日土曜日

天然温泉健康ランドゆめゆ

お盆休み旅行3日目も
もう午後です。

白川郷を出たのは午後1時半過ぎ。
3日目の宿泊地である
金沢駅方面に向かいます。

白川郷の食事処は
有名なお店もあり
魅力的でしたが
どこも大混雑で断念。

白川郷から5分ほどの所に
お蕎麦屋さんがありましたが
ここも5組待ちで
午後2時にオーダーストップ。

じゃあ、金沢駅に行く道中で
食事処があったら
そこに入ろうということで
車で走り続けるも
結局1時間何もなく
金沢駅に到着してしまいました。(^^;)

「じゃあ、駅中で食べよう」
ということで、駐車場を探します。

駅前はさすがに満車かな?
恐る恐る探すと
1か所目ですんなり空いていてビックリ。
さらにコインパーキングの
料金を見て2度ビックリ。
安い!!
駅前で40分220円!?

東京駅は10分330円ぐらいで
鎌倉駅も30分600円なんてザラ。

東京駅は、視覚トリックを使っていますが
1時間1980円ですからっ!!
金沢駅の6倍ですよ。
同じ土俵に居るようで
全く別次元ですよ~。(TT)

金沢駅のフードコート
「金沢百番街」で遅い昼ご飯。

妻と娘は
「あっさりしたものが食べたい」
息子は
「肉・肉・肉・能登牛っ!!」

ということで女性陣は
金沢のお寿司ランキング1位の
「かなざわまいもん寿司」へ
私は・・・
泣く泣く息子と
「金沢肉食堂」へ

食後・・・
お腹をさすりながら
「いや~、メッチャ美味かった」
と笑顔の女性陣。
片や男性陣は
「肉は硬くて、脂身が凄くてアカン」
と、もたれる胸をさする。

明暗分かれるとはこの事です。
日本海側に来たら
有無も言わず海鮮ですよね。(TT)

食後は、駅を観光。


時間は、すでに午後4時。

猛暑で、フラフラなので
今日は、早めに宿に向かいます。

本日、予約していた宿は
駅から車で10分のところの
こちら!


天然温泉の健康ランド「ゆめゆ」です。
https://yumenoyu.net/kanazawa/

なんと・・・・
お盆真っ最中の3連休の初日
祭日(山の日)の宿泊で
4人朝食付きで
税込み30,800円也!!

広い露天風呂付の
スーパー銭湯入り放題ですよ!


部屋は窓無ですが
しっかりしてる!!

(※上記写真は、ゆめゆのHPより)

部屋から歩いて30秒で
ウォークスルーのスーパー銭湯なんて
とっても素敵。

ゲームセンター
漫画スペース
食堂
カラオケボックス
タイ式マッサージ etc
と遊びも満載。

今回の旅は・・・
4泊5日で・・・
1泊目と4泊目を贅沢し
2泊目と3泊目は
極限まで削りました。(^^;)
で・・・
道中での食事は
特産品を惜しみなく食べる!

だから、くれぐれも
「平成の社長はケチくせー奴だな!」
とは、思わないで頂きたく
何卒、お願い申し上げます。m(_ _)m

お風呂に入って
館内で遊んで
マンガ読んでダラダラして
あっという間に午後8時を過ぎました。

午後3時過ぎにお昼ご飯をたべたので
今日の晩御飯はいらないかと
(私は)思っていましたが

息子が「腹減った」というので
食堂に付き合うことに。


夜寝る前に・・・
カレー&ナンですか。
ついさっき貴方
超大盛のカルビ丼を食べて
「腹がはち切れそう!」
って言ってなかったっけ?

育ち盛り、感服です。

つづく

2023年8月25日金曜日

世界遺産「白川郷」へ

お盆休み3日目。
福井県から石川県へ向かいます。

その道中にある
超有名観光地が
この旅の第三の目的地。

日本は、他の先進国に比べ
世界遺産が少なく・・・
イタリアは58ヶ所
ドイツは51ヶ所
スペイン49ヶ所
フランス49ヶ所

日本は、半数の25ヶ所です。

その中で建物等の登録は

奈良/法隆寺地域の仏教建造物
兵庫/姫路城
京都/古都京都
岐阜/白川郷・五箇山の合掌造り集落
広島/原爆ドーム
広島/厳島神社
奈良/古都奈良
栃木/日光の社寺
沖縄/琉球王国のグスク及び関連遺産群
和歌山/紀伊山地の霊場
島根/石見銀山遺跡
岩手/平泉-仏国土を表す建築・庭園・跡群
群馬/富岡製糸場と絹産業遺産群
九州/明治日本の産業革命遺産
東京/国立西洋美術館本館
福岡/宗像・沖ノ島と関連遺産群
長崎/潜伏キリシタン関連遺産
北海道/(25)北海道・北東北の縄文遺跡群

18ヶ所と思った以上に少ないですね。

京都や奈良は「都市全体」が
指定されており
我が地元「鎌倉」も
同じような登録を
ユネスコに申請し
「現況が古都を形成していない」
と、落選しています。
http://www.bukenokoto-kamakura.com/

落選の指摘要件は下記の通り
1.都市全体において武家政権などを示す物的証拠が不足
2.個々の資産と他文化財との比較研究価値の説明が不足
3.国内的価値に留まらない世界的普遍性の説明が不足

鎌倉市長を含め
神奈川県知事・藤沢市長・逗子市長は
再度、世界遺産登録を目指すと
仰っているようですが
景観を形成する住宅への
外観規制が何ら行われず
年々チープな家が増え続け
街の景観が崩れていっている
状況を見る限り

何度、チャレンジしても
難しいと個人的に思うのです。

話を戻しまして・・・
そんな鎌倉に幼少から住んで来て
あまり他の文化遺産に
触れてこなかった私。

恥ずかしながら
25の日本の世界遺産の内
8か所しか行ったことがありません。(^^;)
(京都・奈良・日光は学校の修学旅行)

今回の旅の目的は
我が子たちに
日本文化を触れさせることなので
中部を代表する世界遺産
「白川郷」は外せません。


2023年8月11日(金)
「山の日」の午前11時過ぎ
気温は、すでに35度。
猛暑を通りこして酷暑です。

到着して車から下りて
10分程度歩いたところで
娘が頭痛を訴え・・・
妻も体調不良を訴え・・・

こりゃ、もう歩くのは無理ですね。(TT)

仕方なく女性陣は別行動にして
息子と私で散策。


凄いですね。
日本昔話の世界です。


昔の日本は
貧しくも
美しかったのでしょうね。

車も電車もなかった時代・・・
その時代に生まれていたら
自分という存在は
どうなっていたのでしょう?

空は澄み渡り
食べ物は無農薬で
気温は低く
夏場でも20度台で
花粉も飛ばず
PM2.5なんてあるはずも無く
黄砂はあったのかな?

きっと今より100倍
住みやすかった事でしょう。

今の日本は春夏秋冬が無くなり
夏と冬だけのようで
四季を感じません。

どうにかしないと。

そんなことを
ずっと考えながら
歩くこと1時間。

体力の限界を迎え
日陰に避難してみるも
この気温は
無理ですね。


あまりの暑さに
観光をあきらめ
かき氷で体を冷やし


退散することとしました。

本当だったら
1日ゆっくりしたいほど
情緒あふれるところでした。

冬は雪深く・・・
春先は花粉が凄そうなので・・・
一番ゆっくり巡れるのは
秋口かな~。

電柱も電線も舗装もない
日本の古代風景を
動画に納めました。

ご覧ください。


つづく

2023年8月24日木曜日

東尋坊

越前松島水族館から
すぐ近くにある東尋坊へ

時間はすでに午後6時を回っており
東尋坊に向かう沿道は
ご覧の通り。(TT)

本当であれば
色々なお店があり
楽しい場所だと
事前にリサーチしていましたが

まあ、仕方ありません。

7分ほど歩くと

火曜サスペンス劇場の聖地に
と・う・ち・ゃ・く!

20~30mある
断崖絶壁。

この個々の崖の上に
歩いて行けます。

柵などは一切ありません。


だから・・・
子供たちがふざけあって
少しでも押そうものなら
奈落の底に
真っ逆さまな状態です。

遠間から、写真をパチリ。


息子の左2mのところは
下30mの絶壁です。

しかも歩道もなく
足場がとても悪い。
岩石むき出しなので
躓いたらと思うと
私は怖くて進むことが出来ませんでした。

多くの観光客の方々が
30mの断崖の上に立ち
写真撮影をしていて
それを見るだけで
嫌な汗が全身に噴き出ました。


また・・・
ここは日本全国有数の
自●の名所でもあります。

いまだに年間80人もの人が
NPO法人の方々の努力によって
直前で保護されているとのこと。

そんな話を聞くと
余計に怖くなり
観光とは程遠く

崖の上にあったお地蔵様に
参拝して
足早に立ち去りました。

帰り際
駐車場に人だかりがあり
見に行くと
国民的アイドル?が!!


我が家もパチリ。

少し、気がまぎれましたとさ。

つづく