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2020年4月17日金曜日

「終の棲家」販売開始

建築家「伊藤誠康」先生に
基本設計を依頼していた
鎌倉市常盤の新築住宅(建売住宅)
『終の棲家』第三弾

本日より、販売開始いたします!!



(※クリックすると拡大します。)

土地面積256.19㎡
建物面積117.31㎡

外構すべて込み
消費税込みで
6350万円での販売となります。

建売住宅としては
ほとんど見ることのない
「大きな土地」と「大きな建物」です。

ガレージが付いており
そのガレージから渡り廊下で
家がつながっています。

伊藤先生から頂いたラフスケッチでは・・・


ガレージから、家の中に
雨に濡れることなく入れる形状で


軒・破風が無垢で
外壁は漆喰のような左官仕上げ。
自然素材の家です。

最終的に出来上がってきた設計図では
少し形状が異なっており


昔、子供のころ学校でよく見た
渡り廊下のようになっていますね。


スケッチを元に
伊藤先生の意匠に沿うよう
仕上げていくこととなります。

完成後の雰囲気は
鎌倉山で手掛けた「終の棲家」第一弾と
だいたい同じです。


屋根の形状も同じ大屋根で
建物の外観仕上げも同じ。

※本物件は薪ストーブはありません。

内部も仕様も同じです。(^^)


自然素材あふれる
ぬくもりある住宅となります。


詳しくは・・・
当社HPをご覧ください。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/tokiwa_k.html

現在、基礎工事中です。
上棟は、5月中旬。
完成は9月初旬を目指します。

当社が売り主です。
常時内覧受付中です。
お問い合わせは、下記まで。

TEL:0467-46-8775
メール:info@heisei-shonan.co.jp

お気軽に、何なりとお申し付けください。

2020年4月16日木曜日

ウイルスと細菌

先々週の出来ごと。

仕事から帰ると
学校が休みが決まったばかりの
9歳の息子が
玄関で待ち構えていて

「ちょっと、教えたいことがある」

と私の目の前に仁王立ち。(^^;)

「まだ手も洗ってないから、近づかないで」
と、息子を制して
急ぎ、仕事着を脱ぎ、部屋着に着替え
お風呂場で足を洗って(最近徹底してます)
洗面で手を洗って、うがいをして

その間、私の後ろで仁王立ちの息子。
終わると手を引っ張られて
ダイニングに連れて来られました。

そこで、息子が
おもむろにスケッチブックを取り出し
「これを見て!」
と、ページを開き
「今から大事なことを説明するから」
と、こんな自作の説明文を
私に見せました。


(※クリックすると拡大します。)

そして、10分ほど
「ウイルスと細菌の違い」という題名の
レクチャーを受けることとなりました。

とても熱く・・・
「細菌は生物だけど、ウイルスは生物じゃない」


「細菌は大きいけど、ウイルスはメッチャ小さい」
「人の細胞は直径0.02mm」
「コロナウイルスの大きさは0.00000002mm」


「細菌は分裂するが、ウイルスはコピーを作る」


「一番ヤバいのは、SFTSウイルス」
「ダニから人に感染する」


「ウイルスは、電子顕微鏡で無いとみることが出来ない」


「細菌はこんな見た目」


「ウイルスは、こんな見た目」
「全然違う」


ほほ~
息子よ、お前凄いな。

「人の細胞の100万分の1」

ウイルスって、そんなに小さいのですね。
タンパク質を使ってコピーを作るんだ。

知らなかった。(^^;)

とても勉強になりました。
まさか、自分の息子に
こんなことを教えられるとは
夢にも思っておらず
本当に驚きました。

中学・高校と
学校の通信簿は
ほぼオール2だった私。
特に高校は10段階で・・・

息子よ、本当に俺の子か?
顔は瓜二つなんだけど。(^^;)

2020年4月13日月曜日

鎌倉市内のプロパンガス

以前の鎌倉は
下水道が普及しておらず
「浄化槽の町」として有名でした。

平成に入ってから
本下水工事が本格化し
今では、浄化槽を使用している世帯は
全体で約3%というまでに
減少しています。

下記は、平成20年に調査した
神奈川県の資料です。
(※画像は、神奈川県のHPより)
(※クリックすると拡大します。)

葉山町や三浦市は
まだまだ、下水道が普及していませんが
逗子に至っては、100%の普及率です。

この数字は、現在でもあまり変わっていません。
(※画像は、神奈川県のHPより)
(※クリックすると拡大します。)

昔の浄化槽は分流型で
トイレと生活水が分かれており
生活水はそのまま川に流されていました。

つまり、洗剤も歯磨き粉も油も
浄化されることなく
そのまま、すべて海を汚染していたのです。

私が子供のころ
大船駅前に流れていた柏尾川は
異臭を放ち
町に流れる小さな川も
洗剤の泡が浮き上がり
とても遊べる状況ではありませんでしたが

現在は、下水道のお陰で
川魚が泳ぎ、それを狙うサギや鵜が住み
カワニナやタニシが豊富で
それを餌とする蛍がどこの川でも見られるほど
きれいになっています。

その下水道工事に付随してか
都市ガスの工事も盛んにおこなわれており

「浄化槽の町」とあわせて
「プロパンガスの町」だった鎌倉が
今では、プロパンガスのボンベを見る機会も
だいぶ減ってきております。

それに合わせて
プロパンガスを専門に扱っていた会社も
多くが廃業しており
数が減ってきております。

そんな中、お客様から・・・
「鎌倉のプロパンガスはどこが良いですか?」
というお尋ねを多く頂いております。

プロパンガスは
供給会社ごとにガスの料金が異なります。
また、LPガスはガソリン等と同じように
日々、価格が変っていますので
どの会社が安いかどうか比較するのは
かなり難しいのが実情です。

そこで、私のアドバイスとして・・・
「将来潰れる心配がない」
「様々な割引がある」
という所を主眼にして
選んでみてはどうですかと、お話しております。


この辺で、潰れることのない
将来安心なプロパンガスは

湘南液化ガス(東京ガスグループ)
https://www.shonan-lpgas.co.jp/
0467-43-1811

こちらは、当社が建物を建てる際
都市ガスがないときに
お世話になっている会社です。

鎌倉市内の会社で
「東京ガスグループ」という安心感と
個人的な調査では
単価が一番安いと判断した
プロパンガス会社です。

もう一つ大きい所では・・・
TOKAI
https://www.tokaiholdings.co.jp/
045-812-1822

この会社は宅配水もやっており
将来、宅配水も考えており
さらに自由化枠をメイ一杯お使いになりたい方
おススメです。
https://denki.tokai.jp/tlc/

両者ともに
10年以上の供給契約を交わすことを
条件として、「配管工事」「給湯器本体」
を無償で提供してくれるサービスもしています。

プロパンガスのお宅で
器具が故障したり
配管が老朽化していたり
そんな悩みも
上記2社がとてもリーズナブルに
ご相談に乗ってくれると思います。

詳しくは、各会社のHPを
ご覧下さいませ。(^^)

2020年4月12日日曜日

一汁一菜

『大量生産』
『大量消費』

この2つが現代社会を形成し
人々の生活を豊かにしている一方

「とにかく金」という
経済至上主義が世界を席捲し

後先考えず生産し始めた企業が
「とにかく消費しろ」という
マインドコントロールを
国やマスコミを媒体として行い
それに侵された現代人。

元々自給自足をしていた人間は
マインドが完全に破壊され
「使い捨て」が定着。

使い捨てカイロ
使い捨てライター・カメラ
の流行からはじまり

マスク・手袋・コンタクトレンズ
コップ・歯ブラシ・ストロー
割りばし・爪楊枝・紙おむつ
コンドームにいたるまで

恐ろしいほどの「大量廃棄」が起き
結果・・・

『自然破壊』
『海洋汚染』
『大気汚染』
『オゾン層破壊』

を、生んでいます。

全ての問題の起因は「大量生産」です。
大量生産さえ止めれば
上記問題は、解決されるのですが

経済至上主義に完全に侵された
現代社会は
それを止めることが出来ません。

そこで今
一生懸命行われているのが
個人規模による
マインドコントロールからの脱却です。

おかずクッキングや今日の料理で
有名な料理研究家「土井善晴」さん

その足掛かりとなるようなことを
東京新聞でおっしゃっていましたので
その記事をご紹介します。

一汁一菜について・・・・
「手を掛けるのが料理」
という考え方がありますが
そこはもう少し
合理的に考えるべきですね。

「味噌」は自然がつくったもので
それだけで一つの味が
出来上がっているんです。
だから味噌汁は誰でもすぐに作れるし
不味くなりようがない。
帰宅しても10分もあれば作れる。

相撲取りのちゃんこ鍋も
「鍋」と言っていますが
あれは具たくさんの味噌汁です。
だから若い人が入門したら
すぐにチャンコ番が出来るんですよ。

食卓にいっぱい料理を並べるのが
良しとされたのは
戦後の高度経済成長の時代。

それまで日本人の庶民の多くは
日常的に「一汁一菜」だったと思います。

一汁一菜とは
ご飯と味噌汁、保存食としての漬物。
この「汁飯香」を
大きな柱とする和食スタイルです。

みそ汁というと
ワカメや大根、豆腐や油揚げなど
限られた具をイメージする人が多いですが
何でもいい。

冷蔵庫に眠る野菜や肉、魚を入れて
具沢山にすれば
おかずの一品を兼ねます。

焼き魚を食べ終わったあと
その魚の骨を入れて
出汁を取ったりすれば
何一つ無駄にしない。

かつお節や昆布で出汁を取るのであれば
出がらしの昆布やかつお節も
捨てないで食べる。

昆布で出汁を取るとき
最初からハサミで細切れにして入れれば
早く出汁が出るし
そのまま食べれます。

煮干しも同じようにすれば
みそ汁で、タンパク質とカルシウムがとれます。

栄養が足りたいと思ったら
それを補う食材を
みそ汁に入れればいいだけ。
全ての栄養素を含む完全食品が
みそ汁となるのです。

いまだに多くの人が
食卓がいっぱいにならないと
良い家庭を作れないと
思い込んでいますが

自縄自爆の
高いハードルを設けてしまったんですね。
毎日献立を変えるのは
プロでも凄いエネルギーが要る。

余裕があり
ああ食べたいなと思うものがあったら
おかずを作る。
なかったら
つくらなくても良いのです。

日本人には
日常を表す「ケ」と
非日常を表す「ハレ」という
世界観がありますが
「ケ」の方は味噌汁に任せとけ
ということです。

一汁一菜という和食のスタイルは
毎日おいしいと感じられ
健康でいられる。
食品ロスがなくなり
やりたいことをする時間が出来て
余裕も生まれる。

そういう意味で
日本人が持つべき「武器」として
有難い考え方やと思いますね。

昔の日本は
冬の間、良く鍋をされたでしょう?
今の人が言う鍋って
一汁一菜の事です。

具たくさんの汁とご飯。

味噌ではなくても
しょうゆ汁であったり
ポン酢で食べたり、同じことです。

小さなことから
マインドコントロールを解いていく。
我々個人は
その作業をする必要があります。

現代人は「健康を保つために」といって
どこかの国で企業が大量生産した
錠剤やカプセル等の「サプリメント」を
高い金を払い何種類も摂取し
たんぱく質を取るのにプロテインを飲む。

それがマインドコントロールだということを
気が付かなければなりません。

日本人は、簡単な一汁一菜で
健康が保てるのです。

みそ汁のダシをとる
昆布・かつお節・煮干しは
最初からきざんで入れる。
捨てずに、すべてを食べる。

ご飯は毎日「汁飯香」の自炊。
そこにおかずを一つだけ。

それが日本国内の生産者を
守る事にもつながるのです。

まずは、そこから始めましょう!!

2020年4月11日土曜日

妙手多子無

かの有名な比叡山延暦寺の「千日回峰行」


(※jinnさんのユーチューブチャンネルより)

動画が見れない人は下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=v87aDBWc9sI

この7年にも及ぶ
日本一の荒行を2回も遂行し
87歳で亡くなられるまで
生き仏と言われた
大阿闍梨「酒井雄哉」さん

俳優の黒沢年男さんが
過去に患った癌の開腹手術前
その酒井さんと対面した時の言葉が
昨日の東京新聞記事『この道』にて
紹介されていました。

人間なんて
立派なものになれない。
変わろうとしても
人間なんてそんなに変わらない。

酒井さんは2000日修行しても
そうおっしゃるのだ。

「そのままの自分でいいんだ。」

その言葉とともに
『妙手多子無』と書いた
書を頂いた。

人生に妙手は無い。
無心に目の前の物ごとに
取り組んでいくこと。
という意味だ。

なるほど。

常人では耐えることのできない
7年もの苦行を2回完遂し
計14年もただひたすら
己と向き合った
大阿闍梨(密教の最高位)の言葉です。

「人は変わらない。」

凄い・・・
物凄い説得力ですね。

私は無宗教者ですが
今後の人生の
物凄い教訓となりました。

また、同じ禅の言葉に
『一大事とは、今日ただ今の心なり』
というものがあります。

今日という日は
過ぎてしまったら
二度と来ない。
一大事と慌てふためき
明日の心配をするより
今日を見失わず
この瞬間を大事にしなさい。

『妙手多子無』

という言葉を通じて・・・
「今を大事に生きろ!」
と、活を入れて頂だいた気がします。

世界に伝染病が蔓延し
家から出るなという時だからこそ
目の前のやるべき事を
コツコツとしていく。

それが大事なのだと教えて頂きました。

感謝(人-)