Translate

2017年11月12日日曜日

大相撲玉縄場所

先週の定休日。

息子を学校に迎えに行くと・・・
下校時間より少し早くついてしまい、手持ちぶたさ。
普通、そこでスマホを取り出し覗き込むところですが
最近、スマホに抗っている私。

ポケットからスマホは取り出さず
玉縄小学校を見渡してみます。

なかなか傷んでますね。(汗)

自転車置き場なぞは、手で柱を押すとグラグラと揺れます。
土台がシロアリに食われボロボロのようです。
バルコニーの手すりはスチールにペンキ仕上げですが
もう、いたるところ剥げてます。
建物もヒビが走り、通常の家であれば早急に手を入れなければいけない状況といえます。

しかし、国は教育改革といいながら・・・
こういうところに目がいかない。

「教育無償化とかいう前に、やることあるだろう!」
と、経年劣化した校舎をみながら
いかに政治家は、現場が見えていないのかが読み取れで残念無念。

夏場なぞ、先生は冷房なしで汗だくで授業してますよ。
安倍さん、アメリカから武器を何十兆円も買ってる場合じゃないよ。
イバンカにくれてやった税金、取りやめて小学校の冷暖房設備に充てることを切に願います。

そんなことを思いながら掲示板を覗き込んでいると・・・



サッカークラブの生徒募集が2枚
野球クラブの生徒募集が1枚
玉縄祭りに、郷土芸術大会。

少子化に運動離れで・・・
どこも私設クラブは大変そうですね。

その中で、手作りの一枚が私の目に留まりました。


大相撲、玉縄場所?

11月8日開催。
すぐそこにある子供会館が開催場所です。
子供相撲かしら?
でも、大相撲とかいてあるな~。

とにもかくにも、このイラストがツボです。
アニメにもなった「マキバオー」の作者つの丸氏が昔書いていた
「ごっちゃんです」にそっくり(笑)


(画像はhttp://yarukimedesu.hatenablog.com/entry/2015/05/14/060000より)

ということで、家族で行ってみることにしました。

子供会館は、玉縄交番の横。
青少年会館の2階にあります。

児童支援施設なんですね。
両働きの親御さんの子供たちを預かるこども会館。
その子供たちの相撲大会です。


息子に参加させようと企んでいた私ですが
争いごとが心底嫌いな息子は固辞。
「俺は、絶対参加しない」と、全身全霊で拒絶してます。

仕方なく、観戦に回ります。

子供たちの本気の勝負。
息子のクラスの友達も4人ほどいて、応援で絶叫。
みな、相撲のコスプレをしながらも
白熱した戦いをして大盛り上がり。

すると、学童の先生が私に向かい
「パパさん、そろそろ着替えて!!」
とおっしゃる。
「え?」

結果・・・


一勝負、することとなりました。(^^;)

相手の学童をお手伝いするボランティアの大学生さん。
こんな図体のデカいおっさんとの取り組み、面目ない。

でも、子供たち&妻は大喜び。
小学校に迎えに行ったことで、思わぬ副産物を賜り、感謝。

息子が下校してくるまで・・・
スマホを覗き込んでいたら・・・
きっと、この場に訪れることはなかったでしょう。

スマホって、触っているだけでダラダラと時間が過ぎていくのですよね。
画面に吸い込まれたら最後、朝から晩まで目が離せなくなる。
スマホ依存症が社会問題となっていますが
個人的に一種の「寄生」だと思うのです。
電波の寄生。

人は電波に寄生されたら最後
その電波に洗脳され抜け出せない。
ふと気が付くと、無意識に画面の虜になっている自分がいて
本当に怖い思いをします。

だから私は最近、日中できる限りスマホを見ないよう努力しています。
40過ぎの大人が努力しなければならいほどですから。
ホラーです。

とにもかくにも、学童保育にかかわる大人たちや青年たちに触れ
とても有意義な日となりました。

2017年11月11日土曜日

O様邸完成

注文住宅、O様邸完成しました。


今年1月から設計をはじめた本物件。
おおよそ、1年かけて、ようやく完成となりました。


吹き抜けの家です。

先般よりご紹介してきました外構も
ご覧のとおり、完成です。


長雨や台風が直撃し・・・
外構だけで1か月を要しました。(TT)


でも、良く仕上がり、 ビルダーとして満足。

門塀は、左官の横小手引きがアクセントとなり
色合いも、建物にピッタリ。

土間には、お客様が持参した「蓄光石」をちりばめてあります。


照明器具・表札・インターホン・ポストの配置も
何度となくお客様とディスカッションし・・・
この配置に収まりました。


階段の袖も紆余曲折ありながら・・・
最後の最後に樹脂系塗料の左官仕上げとしました。

これにより、雨汚れも少なく、下地が浮き出ることもなく
最良の仕上がりとなったと思います。


ちなみにこんな形状の階段の袖は、タイルで仕上げるのはNGです。
目地が合わず、とてもだらしない様子となりますので。

本日、ご近隣の皆様にご挨拶を申し上げ
無事にすべてを終え、一安心。

この家で新しい生活が、また始まります。
お客様を支える家になるよう、心より祈念して
次の現場に向かう私でした。

2017年11月10日金曜日

ポーチ手すり

昨日ご紹介したポーチの仕上がりを
今日、ご紹介しようと思いましたが・・・

まだまだ、大仕事が残っておりました。


手すりの設置です。

先行設置の方法と、最後設置の方法がありますが
先行して取り付けを行うと、タイル職人さんがとても大変。

ということで、今回は階段がすべて仕上がった後に
タイル上部をコア抜きして仕上げることにしました。

コア抜きの機械で、タイル上部に直径7cmの穴をあけていきます。


20cm程度の深さの穴を5個。
これだけで、1時間程度を要します。

穴をあけたら、周囲の処理をして・・・
支柱を差し込み、手すりを抜き差しして
手すりの長さや角度、ジョイント部分を微調整しながら
支柱の前後左右の高さと水平を決めていきます。


これが中々大変。
午前中いっぱいかかりそうです。

門塀には、電気屋さんが照明器具とインターホンを取り付け。


この後、花壇にお客様がご希望された「はなみずき」を植えます。

その前に、ポストの設置も残っています。
ポストは、お客様支給で取り付けをサービスとします。


まだまだ、作業が残っており・・・
仕上げのご紹介まで、今日は無理そうです。(TT)

つづく

2017年11月9日木曜日

門塀の左官仕上げ

火曜日は、朝から半日、現場に張り付き
外構の仕上げに立ち会いました。

ブロックで積んだ門塀と玄関ポーチ。
それを3日前にモルタルで下地塗を済ませてあります。


まず、門塀から。
先行して・・・

・ガラス表札
・照明器具配線
・インターホン配線

をブロック施工時に通し込んであります。

モルタルの下地に、直接仕上げ塗料を薄く塗っていきます。


中塗りという手法です。
中塗りが仕上げありました。
  

塀は、一発仕上げが多いですかね?

でも、この仕上げ工事は「飛鳥工業」さんに依頼し、おまかせ。
ということは、黙っていても、下塗り・中塗り・上塗りの3工程となります。

埋め込んであるガラス表札回りを丁寧に塗り込む早川親方。


中塗りが乾くまで、階段の袖壁を塗ります。

ここもブロック積みに下塗りまで済ませてあります。
中塗りをして・・・


上塗り材は、骨材を混ぜ込みます。


まず、金鏝で上塗り材を載せていきます。




直後に、木鏝で表面を荒らしていきます。


荒らした表面を、再度、金鏝で抑えていきます。


門塀も同じですが・・・
骨材を大きめのものに変えて・・・

金鏝で乗せて、木鏝で今度は横引きに荒らしていきます。


細かいところを調整し・・・


最後、金鏝で抑えます。

手間がかかる作業のため、お金もかかります。
でも、これだけすると、家は数段「格」が上がるのです。

明後日、手すりを施工して・・・
すべての外構が仕上がります。

仕上げをご紹介することを、お客様にご了解いただきましたので
明日、ご紹介いたします。

お楽しみに。(^^)

2017年11月6日月曜日

知ろうとすることは金

「何事も知ろうとする事は金(黄金)である」

そんな標語を見ました。
本当にそうだと思います。

ノーベル賞受賞者も、同じようなことを言っていました。

「まずは、何事にも興味を抱くこと」
「何事にも疑問を持つこと」

その些細なとっかかりが、ノーベル賞へ導いた。

すべては、興味を持つことから始まる。
疑問を抱かなけば「知ろう」という行為に行き着かない。

まさに政治がそうです。

政治家とは・・・
「いかに興味を抱かせるか。」
に尽きますね。

自分という存在に興味を持ってもらわなければ
政治は何も始まりません。

ただし、権力を握った瞬間180度変わります。
無関心であるほど、政権は長生きする。
無関心であればこそ不正を誤魔化せ
時間が過ぎれば、どんな悪事も忘れてくれる。
そして、ニュースを繰り返すことで飽きてくれる。

「曖昧」という文化を持っている日本人には
この手がとても有効のようで
現政権をみていると
日本人気質をたくみに操る政治家に感心します。

さて・・・
その現政権継続の立役者、前原誠司氏。
連日、コテンパンですね。

個人的に、彼に対し興味のかけらも持っていません。
たぶん、多くの国民がそうでしょう。

そんな彼の人となりが、新聞で紹介されていました。

前原は中学生の時
父が自殺し
母子家庭で経済的に苦労する。
高校は奨学金を得て通い
大学は一浪の末、国立の京都大学法学部に合格。
入学後は、学費と生活費を稼ぐため
早朝の夜が明ける前から魚市場で働き
夜は塾の講師やウェイターを掛け持ちし
在学中に松下政経塾に入る。
寝ずに働き・学業をこなし・政治を学び
卒業後、史上最年少の28歳で京都府議になり
30歳で国会議員となる。
そして、紆余曲折ありながら、現在に至る。

すごいですね。
筋金入りの努力家ですね。

私、ただの鉄道オタクだと、勘違いしていました。
この場を借りて、お詫びしたいと思います。

知らないということは、怖いです。

かたや、召使が何人もいた超お坊ちゃま。
かたや、壮絶な人生を経験した超苦労人。

私は断然、苦労人を支持します。
たったこれだけの情報ですが・・・
前原誠司をみなおしました。
今後、応援したいと思います。

あ、でもアレか。
自分専属の召使いや執事がいて
20部屋以上もある豪邸で
何不自由なく育ったお坊ちゃまにも

興味を抱かないと・・・

不公平かな?

2017年11月5日日曜日

住宅ローンの行く末

みずほ銀行と三菱UFJ信託銀行が・・・
地方に対する新規住宅ローンの業務を撤退する

そんなニュースが飛び込んできました。

つい先日も、大手銀行がIT化を促進し
大規模なリストラと店舗縮小をするというニュースがあったばかりです。

みずほ銀行は、今後、地方店舗の統廃合をすすめ
一層のコスト削減を目指すとのこと。

みずほ銀行の地方顧客に対しては
連携する地方銀行を紹介し
地方銀行の連携を強化していくそうです。

これは、何を意味しているのでしょう?

個人的に考えるに・・・

地方の不動産に対する担保評価が
銀行内で大きく下落しているのではないか?
そして、これから急激に地方の土地の価値が下がっていく
想定をしているのではないか?

今まで散々、地方銀行を蹴散らしてきた大手銀行が
突然、顧客を地銀に禅譲するなんて有り得ないわけでして。

地方活性化を掲げる政府与党の政策と
真逆を行くようなこのニュース。

基本的に大手銀行は、金融庁の手の内にいます。
何が本音で、何が建て前なのか?
銀行・金融庁・復興庁・財務省・政府・地方自治体
もう思惑が入り乱れて
下手なあやとりのように、なにがどうなっているのか訳がわかりません。

今後、他の大手銀行も右にならえで撤退をするのか?
そうなると、地方切り捨てとなるでしょう。

とりあえず、注視が必要です。



2017年11月4日土曜日

世界一の電車

限度を知ることの大切さ。
何事でも、やりすぎは良くない。

それをリニアに乗ってみて、思い知りました。

だって、こんなんですよ。
(30秒後に通過します)



降車後、私が撮影したものです。

こんなスピードで走っていたら
走行中の些細な事故で、もう終わりです。
あれに数分前、我が家族が乗っていたと思ったら
それだけで冷や汗をかきました。

地面スレスレを、時速500~600km。

人は繊細な生き物です。
限度というか、限界はとても低い。

オートバイで160km以上出すと
簡単に生死の境が見えます。
車で200km超えを体験すると
三半規管が狂います。

でもこれらは、自分でハンドルを握っている訳でして
他人任せで地表を500km超で走るなんざ
無茶なんです。

つい100年前。
東京~京都間は「東海道五十三次」です。
早籠で時速5km程度。
早馬で時速15km程度。

皆歩いて移動した。
さぞゆったりした時空だったことでしょう。

今の世の中、何倍の速度でしょう?

JRさん、新幹線で十分じゃない?

政治家の意地のために
何十年も実用されないまま
兆円も注ぎ込んで

今度は、政治家のプライドだけのために
さらに何十兆円もかけて
整備する必要って
JRさんも感じて無いでしょ

新幹線で、十二分じゃないかな~。

はっきり言って・・・
リニアモーターカーは体に悪いよ。(^_^;)



2017年11月3日金曜日

リニアモーターカー

さて、11月1日。
私の定休日です。

先日、このブログでご報告しましたが・・・
当選したアレを、行ってきました。

リニアモーターカー試乗!!!

場所は、山梨のリニア実験場です。

第一便に当選したので、朝10:15分に集合となります。
鎌倉から圏央道で片道1時間半かかるので我が家を朝8時に出発。
(圏央道が無ければ、2時間はかかりますよ)

会場に付くと・・・
すでに長蛇の列。



入場するために並んでいたら・・・
先頭の方で、写真撮影用の列だと言われ・・・
苦笑い。
仕方ないので、柳一家でパチリ。


ちなみに私。
「リニヤのヤで撮るよ~」と言ったら、JRの係りの人に
「リニヤじゃなくて、リニアです!」と軽く叱られてしまいました。
43歳にして、情けない。(^^;)

入場は物々しい感じです。

手荷物検査ですか。


金属探知機での本格的な検査です。

内容は、飛行機と同じですね。
警備員もいて、息子たちも親も、なんだか盛り上がってきました。


広い会場に100人ほどが入り・・・
10分ほど、説明ビデオを視聴。

そして、いよいよ搭乗です。

会場の奥が入口になっており・・・
数十メートルすすむと・・・


おおおお!!
目の前にリニアモーターカーの入口が。


すご~い。
息子は、興奮絶頂で・・・

「ひゃっほ~!」

と一声発し・・・


こんな感じでコブシを突き上げ飛び上がりながら
一目散に搭乗。

そのあと、ゆっくりと行く私たち。(^^;)


中は「THE JR」という感じです。
モニターがあり、ここに速度が表示されるようです。

座ると、さほど時間をおかず出発。


なんと、後ろ向きに走り出しました。
これには参りました。
動き出した直後、妻一言「マジか!」

後ろ向きって、酔うんですよね~。(涙)
時速320kmで数分走ったら、停車。

アナウンスがあり
「これから時速500kmの走行を行います」
というと、今度は前方に向かい走り出しました。

あっと言う間に・・・


350kmを超え・・・

400kmを超えたあたりから、ガタガタと機体が振動し始め・・・

そして、あっという間に時速500km超え!!


結構ゆれますね。(汗)

外は、猛烈な風切音。
中は、ピタッと滞留する空気。
その時空のギャップが異様な空間を作り出しています。
それが、なんとも恐いのです。

時空がゆがんでるんじゃないの、これ?

この嫌な感じは、アレと似てます。
飛行機に乗っているときに遭遇する乱気流。
あの脂汗と同じ。(TT)

私はすっかり気分が悪くなり・・・
妻もダメ。
10分ぐらい走ったら、また後ろ向きで走りだし
今度はその状態で時速500km。

こりゃ、アカンわ。

賞味20分の走行でしたが・・・
降り立ったところで、ふらつく柳家4人衆。

なるほど。
これは、人の体がついて行かないな。
2025年に運行を予定しているそうですが
たぶん、名古屋駅に降り立った乗客の1割ぐらいが
体調不良で倒れるように思います。

外から見たリニアは、ブタッ鼻。
ちなみに運転窓はありません。


完全な、コンピューター制御だそうで・・・
運転士はいないそうです。

さて・・・
時空のゆがみに身を置いて
すっかり脳がモヤってしまったので
富士山方面に向かい、体を癒すことにしました。


富士山のふもとは、すっかり紅葉に色づき・・・
美しい景色を楽しませてくれます。


鎌倉は全く紅葉をしておりませんが・・・

思ってもみなかった情景を見ることが出来て
すっかり、我が夫婦の気分も良くなりました。



今日も親としてヤリ切りました~。
息子と娘には、今日という日が一生の記憶となったことでしょう。

『親として、子供の記憶に残ること』
それが40代の私の唯一の楽しみでして。
今日も大満足の一日となりました。(^一^)ニッコリ



2017年11月2日木曜日

手造り

10月31日のこと。
仕事から帰ると、娘が寝ずに待っていて・・・

「トンちゃん、怖いよ~」

と、オドロオドロしい顔をしてお出迎え。

私の手を取り「いいから、こっちに来て!!」と、引っ張る。
着替える間もなく、そのままリビングへ連れて行かれました。

なんだろか?

リビングの前に来ると・・・
「トンちゃん、目をつぶって!!早く!!」と、強い口調。
言われるがまま目を瞑る私。(^^;

「薄目あけてんじゃない?」と息子の声。
「本当?」と娘の声。
目の前で、どうやら二人、私の目が開いてるかどうか確かめているよう。

このパターンは、初めて。
私の誕生日は、2月ですし・・・
何か記念日だったっけか?

目を瞑ったまま、手を引かれ
10歩ほど歩かされ

「いいよ、目をあけて!!」
と息子の声。
「怖いよ~!!」
と娘の声。

目を開けてみると・・・



こんなものが、リビングの床に。(笑)

「お化けだぞ~」
「ぎゃーぁ~!!」

と、娘と息子が走り回って大騒ぎしております。(^^;)

トイレットペーパーの芯・・・ですね。
ほほ~。
幼稚園で教えてもらったのかしら。
良く出来てますよ~。

しかも、中に小豆を入れてあり、カラカラと音がします。

それにしても・・・
ずいぶんと、かわいいお化けたちです。


これは、吸血鬼なのだそうです。

ですが・・・・


ずいぶんと、かわいい・・・
お化けだ。

まだまだ子供だしね~。
と思ったら、中に一匹、本当に怖いものも。

気合入ってますね。


ずいぶんとリアル。
特に血の表現が。(汗)

目も何気に・・・
悲しそうなのがミソです。(笑)

・・・・・
・・・・
・・・


もはや、お化けではなく・・・
猫ですね。

そうか~
世の中、今日がハロウィンなのか~!!
なんという、無頓着な父親だこと。
残念な男です。

個人的にハロウィンなんて一切祝ったことなのなく
仮装パーティーやイベントも興味を抱くこともなく
43年間生きて来てしまった私です。

人生で初めてハロウィン的なイベントが今日かもしれません。(失笑)
しかも、トイレットペーパーの芯という、究極のエコなハロウィン!

娘も、今年10月で6歳になりました。
あと半年で小学生か~。

来年は、娘のために仮装でもしようかな?
恐怖におののくような、本格的な・・・

くっくっく。


2017年10月31日火曜日

堀部安嗣氏の集会所

つい先日
鎌倉山の土地の商談で、鎌倉山二丁目を訪れました。
メイン通りの桜並木に面した立地です。

商談のあと、すぐ近くに噂の自治会館(集会場)があるので
のぞいてきました。

そうです。
建築家「堀部安嗣」氏が手掛けた・・・
鎌倉山町内会集会所です。



これは、
鎌倉山町内会が複数の建築家に設計を依頼し
コンペに参加した住民の多数決で建築家をきめるという
とても面白い手法で建てられた集会所です。

木造平屋建て。
石畳を介して、風情のある建物となっています。



内部は入れませんでしたが・・・
外部と同じく、内部もほとんどが木肌での仕上がりなのだとか。
色々な雑誌で紹介されているので、興味がある方はそちらをご覧くださいませ。

軒の杉の木肌が美しい。

キクイムシとか蟻とかクマ蜂とか
その他いろいろな虫害に目をつむれば

桁も垂木も野路も破風も皆、国産の無垢材の表しだと良いですね~。


桁と野路の隙間は、そのまま小屋裏が開いているように見えます。
スズメ蜂とか、エゾリスなんぞが、入り放題のように見受けますが
大丈夫なのかしら?

もともと古い集会場が建っていたそうで
費用は、総額4000万円とのこと。
目視で、約40坪ぐらいにみえますので
解体や外構などを鑑みても、なかなか高価なものと言えます。

ところどころ、贅沢な作りになっています。

土間も美しい。


なるほど!!
コンクリートの金鏝と大磯砂利の洗い出し仕上げをこんな風に使い分けるのか。
継ぎ目は玄武石っぽい自然石の縁石を見切りにするなんて、素敵。

それにしても、継ぎ目が解らないぐらい、綺麗に仕上げてるな~。
よほど、腕の良い左官職人が仕上げたのだろう。



ちなみに、4000万円のお金は
町内会費の積み立てや住民からの寄付で補い
足りない部分は、鎌倉市の補助金を利用したそうです。

地域が主導するなんて、ますます素敵ですね。

町って、こうあるべきです。

知らない間に、チープな家が次々に出来る昨今。
「家がその町の景観になる」という意識は
ビルダーには皆無です。

建物の面積や土地の面積ばかりを規制する町内会や自治会。
でも、それは全く意味が無く
こんな風な「その町の風土にみあった家」が出来上がるよう
市役所ぐるみで、規制をするべきだと思います。

いっそのこと、鎌倉市役所がコンペを行い
建築家に建築関連の条例を手掛けさせればよい。

鎌倉市内すべての建築協定や自治協定を破棄して
宅地の無駄な規制ではなく、建物の規制に乗り出すべきと、考えます。