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2015年5月14日木曜日

鷲田清一さん

話が飛び飛びでスミマセン。
ブログを3つ前にさかのぼります。

鷲田清一さんの記事、物凄く同感するのです。

このブログで、今まで、日本教育の疑問を多く書きました。
(暇だったら見てください。)

■無菌の成人
http://heisei-hitorigoto.seesaa.net/article/161544709.html

■子離れの里親教育
http://heisei-hitorigoto.seesaa.net/article/175002159.html

■塾と大学の談合
http://heisei-shonan.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-17dc.html

■義務教育は納税者を作るためにある
http://heisei-shonan.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-2d08.html

■大学教育と労働のギャップ
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2014/01/blog-post_19.html



でも・・・
きっと、私の言っていることは、物凄い少数派の意見で・・・
どちらかというと、世間には受け入れられないモノなんだろうと、思っていました。

それを、哲学者で教育者でもある鷲田清一さんが、同じことを仰ってる。(^^)
そして、なんとも解りやすく話されていて・・・
記事を読んで、スカッとしました。(^^)

しかし、さすがに私とは表現力が違いますね。(汗)
それもそのはず。
鷲田さんは、教育者のど真ん中にいる、とても偉い方なんですね。
現京都市立芸術大学理事長・学長でいらっしゃり・・・
大谷大学客員教授・大阪大学名誉教授・関西大学文学部教授・大阪大学総長などを歴任した筋金入りです。

その方が・・・
「現代の日本教育は、特殊なかたち」
「学校教育は、人として必要な能力を削いでいる」

と言い切っている。

子供たちは、小学校に入ると直後・・・
学校の校舎に拘束される。
出ることを許されません。
区分けされた狭い教室に、ビッシリと40個の机と椅子。

そこに座ることを強要され、50分も身動きを許されない。
毎秒全身で表現したい子供たちを、小さな椅子と机に何時間も強制拘束する。

私が子供の頃・・・
学校の小さな椅子が、大っ嫌いでした。
膝がやっと入る小さな机に座るだけで窮屈なのに
そこで何時間もじっとしているのは、本当に苦しかった。

でも、義務教育からは逃げることが出来ません。

小学校~中学校の反動で、高校に入ってからは、学校には殆ど行きませんでした。
行っても、正気で机に座ってられないから、寝る。
だから、学校は寝るところ。

今は無きわが母校「長後高校」は公立でしたが・・・

本当に良く卒業させてくれたと思います。

今、思うんです。

子供は、小学生から、働かせるべき。

1年、農作業をさせればいい。
2年、林業をさせればいい。
3年、養殖や畜産をさせればいい。
4年、和裁や洋裁をさせればいい。
5年、大工・塗装工、電気工・左官工をさせればいい。
6年、自動車やバイクのメカニックをさせればいい。

そうすれば、なんでも自分で出来る子供が中学生で出来上がりますよ。

数学の数式や理科の記号を何百としっているより・・・
よっぽど、大人になってから生きるために有利だと思うのです。

働いていたら、必要なことは一通り学べます。
語学も、産業の歴史も学べる。

教科書教育なんて中学からで十分。

個人的に、本気でそう思うのです。

20歳過ぎて、日曜大工に釘も持ったことのない大人が一杯いて・・・
バイクのオイル交換も出来ない人が当たり前。

日本は、24時間365日なんでも手に入る世の中です。
でも、この便利な世の中は、長い人間の歴史の中のほんの一瞬の話なのです。
大量生産・大量消費の歴史は、たった数十年。
しかも、先進国とされている国だけの話です。

日本がスーパーインフレでお金が紙クズになったら?
日本がデホルトして、流通が麻痺したら?
日本が徴兵され、戦争に駆り出されたら?
日本が戦火に巻き込まれたら??

生きていくすべは、今の教育には、どこにも見当たりません。

何が悪いのか??

人として本当に必要なのは??

鷲田さんが仰ってます。
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戦争や原発事故は
今ある社会の秩序がいつでも崩れうることを教える。

人がいつ難民になるやもしれないと教える。

そんな時に合っても、しっかりと生きてゆくために
私たちが身に着けておかねばならない能力とは何か?

そこから学びということを考え直す時期に、今、私たちはあるとおもう。
----------------------------------------

ごもっとも。

我が子は、どうしようか。
あと2年で、小学生になります。

真剣に考えます。

2015年5月12日火曜日

体調不良

今日は、午前6時半過ぎごろ・・・
寝室にて息子が大量の嘔吐。

久々に息子のマーライオンを見ました。(^^;)

我が家、嘔吐時のオペレーションは完璧で・・・

妻は即座に「嘔吐の後始末」
私は即座に「息子の介抱」

阿吽の呼吸とはまさにこのことですね。

二人で「おお、懐かしい」という感じ。

息子、1~2歳時に、深夜、良くマーライオンしたんです。
ちなみに「管理人のひとりごと・息子・嘔吐」と検索すると、昔のブログ記事が出るわ出るわ。(汗)

何度も経験済みのため、手早い手早い。

2リットルはあろうかという嘔吐物は、床・畳・壁・カーテン・布団へと飛び散っていますが、あっというまに跡形もなく。

私は、ゲロまみれの息子を裸にして、お風呂で吐かせて、シャワーできれいにして、着替えさせて、うがいさせて、水飲ませて、寝かせる。

これぞ、チーム「柳家」なり。(笑)

娘が、ここ1週間、体調不良。
私は、ここ2週間、体調不良。
妻も、よくない。
ここにきて、一人元気だった息子も参戦。

さて・・・と
今日は、早めに帰って、手助けに行ってきます。

では、では。

2015年5月11日月曜日

忙しい

今日は、一日、朝から一切の隙間なく・・・
バッタバタ。(^^;)

ブログも、向き合う時間がありませ~ん。

ので、昨日、買い取り依頼で、見に行った物件からの景色をば、ご紹介します。


由比ガ浜を望む高台の家なり。


2015年5月10日日曜日

学校は特殊なかたち

5月8日の東京新聞夕刊にて
鷲田清一さんの「学びの射程」が素晴らしかったので、そのまま転載します。

深夜にふとテレビをつけたら
「ワイドナショー」という、にぎやかなトーク番組がやっていて
武田鉄也さんの発言に思わず釘付けになった。

「子供っていうのは教室と親の見ているところでは育たない」

そう言い切った後・・・
「子供を教室と親の目から外すことが俺たち芸能人の生業なんだ。」
と念を押したのである。

学びといえば、人はすぐに勉強を思い浮かべる。
勉強であるからには
勤勉や努力がいつも要求される。

けれども私は、学校の勉強は、学びの基本ではなく
むしろ学びの特殊なかたちではないかとずっと思ってきた。

学校では「集中」という名のもとに
「見る」「聴く」以外の感覚を封印することを求められる。

全体の気配とその微細な変化に注意を漂わせておくことが
気を散っていることとなじられる。

しかし
人がどんな状況にあっても、しぶとく生き延びるのに必要なのは
逆のこと・・・
つまり、つねに全体に目をやり、かすかな異変にもすぐに対応できる
そのような知と感受性ではないのか。

おなじように・・・
本当は全感覚を巻き込んで浸るからこそ心地よい美術や音楽も・・・
学校では、見ること、聴くことという
対象から隔たられた「鑑賞」へと萎縮させられ
「とろける」と形容したくなるような、官能的な悦びからは遠ざけられる。

だから、学校で習っているうちに、美術も音楽も嫌いになる。

ずいぶん以前の事になるが
日々の勝彦さんと対談する機会に恵まれたとき
学生時代、つまり東京芸大の学生だったとき、一番熱中した授業がどんなのでしたかと訊いた。
日比野さんがすぐに挙げたのは、保健センター長で発生学者「三木成夫」さんの解剖学の講義だった。

第一回目の授業、
カーテンを閉めて暗くした教室に不穏な轟音が流れる。
そして前方のスクリーンに目と目とがうんと離れた、丸で崩れた菩薩のような不気味な顔らしきものから、両生類か爬虫類かのような顔、さらには哺乳類のような顔が、次々と映し出される。
それは、ヒトの胎児が数十日間で一億年を費やした脊椎動物の上陸史を夢の如くに再現する「胎児の世界」、その変化の記録を記録した画像だった。
それに震撼させられたというのだ。

今ある社会の秩序の内部で勝ち抜くために
あるいはそこから落ち零れないように
先生から
親から
「しっかり勉強せよ」
と言われる。

しかし、学びの射程は本来、それよりもはるかに長いものである筈だ。

人類の歴史は国家の歴史よりもはるかに古いからだ。

戦争や原発事故は
今ある社会の秩序がいつでも崩れうることを
教える。

人がいつ難民になるやもしれないと
教える。

そんな時に合っても、しっかりと生きてゆくために
私たちが身に着けておかねばならない能力とは何か?

そこから学びということを考え直す時期に
今、私たちはあるとおもう。

今ある社会の秩序の中で上手く立ち回れるよう
学校や親が敷いたレールの上を走るということでは
すまないのである。

武田さんや日比野さんが思い描いていたのは
きっと、そういう人類史的ともいえる「学び」の形なのだと思う。



2015年5月9日土曜日

インフレって、必要??

住宅建材・設備機器最大手のLIXILが・・・
またも、取扱い商品の値上げを発表しました。

・ウォールエクステリア:7%値上げ
・ガーデンエクステリア:7〜10%値上げ
・アルミサッシ10%値上げ
・庇・勝手口ドア・面格子10%値上げ


物凄い値上がり率ですね。
すでに8%の消費税で、目がチカチカし・・・
人件費や運送費の高騰でヒーコラ言って・・・
円高による輸入材の値上がりに閉口しながら・・・

ドンドンと値上がり続ける建材や住宅機器。

年間10~20棟程度を手掛ける小企業の地域工務店は
大量仕入れが出来ないので、コストUPがまともに経営に直撃します。
しかし、注文者の住宅の相場観は、ここ数年全く変わっていない。
だから、請負単価の値上げは客離れに直結していくので、簡単には出来ません。
よって、単純にコストUPがそのまま「利益減」につながっていきます。

通常、地場工務店は10人程度の社員を抱えます。
年間、一人平均400万円の給与として、人件費だけで4000万円が必要です。
その他、福利厚生・事務経費・運営費・広告宣伝費等を含むと・・・
最低でも年6500万円は必要でしょう。

よく、「年商2億円のお金持ち」なんてマスコミが紹介して冷やかしていますが・・・
年商は、利益ではありません。
総売上高です。

そこには、原価も入っているのです。

住宅の原価は高いです。
ラーメン一杯の原価は、30%~40%と言われています。
つまり800円のラーメンでは、480円以上が利益となるのですね。

でも、住宅では、60%(大手)~80%(中小)となります。
2000万円の家を10棟請け負って、1棟20%の利益を生んだとしても
年4000万円程度ですから、全然足りません。

利益率を上げたくても・・・
資材・人件費・家賃・光熱費・ガソリン代etc全てが値上がりつづけています。

中々、厳しいですね。

インフレは続きます。
年2%目標ですから、単純に5年で10%値が上がるのです。

2012年に発足した第二次安倍内閣
実質2年半で、すでに物価は10%~30%程度の上昇を起こしています。

2000万円で建っていた家が・・・
10%の値上がりで2200万円になります。
20%の値上がりで2400万円になるのです。


2017年には、消費税が10%となります。

さて、地域工務店は、生き残って行けるのでしょうか??

2015年5月8日金曜日

否応なしに年を重ねる

GWの引地川親水公園にて


41歳父と3歳娘の並んで歩く姿。(妻が撮影)

そのうち

51歳父と13歳娘となり

あっという間に

61歳父と23歳娘になるんでしょうね。


2015年5月7日木曜日

ゴールデンウィークあっという間

ゴールデンウィーク・・・
あっという間に終わりましたね。(TT)

我が家は、4日間、子供たちと遊びまくりました。

とは言っても、旅行なんてしてません。
レジャー施設にも行きませんでした。
結局、どこにもいかず。

地元の公園、地元の海、地元のヨーカドー。(^^;)

去年の教訓。

「子供との旅行は、心底疲れる。」
「レジャー施設は、人の海。」
「高速道路は、渋滞への道」

結果・・・

「我が家が一番」となるのです。(笑)

1日目は、家の雑草との格闘から開始。
子供たちは、手伝うのも最初の1分で、その後1時間ばかりダンゴ虫集め。



息子と娘の会話

「ダンゴ虫、可愛いね~」
「あ、赤ちゃんダンゴ虫だ」
「私がお母さんダンゴ虫ですよ~」
「僕がお父さんダンゴ虫だぜ!」
「なんて可愛いんでしょう~」
「家の中に連れて行こうぜ!」

ここで妻の叫び声
「絶対にダメ!本当に止めてぇ~っ!!」

100匹ぐらい集めて・・・
娘と息子は「可愛いな~」と目がハートマーク。
それを見て、ゾッとする私と妻。

しかし、なんで子供ってダンゴ虫が好きなんでしょう??

ただただ気持ち悪い大人の我々ですが・・・
自分が子供の頃はきっと同じだったはずで・・・

その失った感性が、不思議でなりません。(汗)

午後は鵠沼海岸。




鎌倉も江ノ島も、観光客と車の渋滞でビッシリですが・・・
海は、まだ肌寒く、実は人がいない穴場なのです。

3時間遊んだ後に、辻堂のテラスモールにてボーネルンド。
土日メチャ込みのボーネルンドも、GWはメッチャ空いてます。


家に帰って、子供たち疲れきって爆睡。

次の日は、藤沢の親水公園。
ここは、穴場中の穴場。



川遊び・沼遊び・遊具遊び・散策・遊歩道と、抜群。
さんざん遊んだ挙句、巨大なコイを放心状態でみる3人の図。

ザリガニ・メダカ・カエル・川魚、取り放題。

家に帰って、子供たちは歯も磨かず爆睡。

次の日は、また海



ここは、茅ヶ崎海岸なり

さすがに寒いけれど、鼻水垂らしながら、一切お構いなし。

2時間遊んで・・・
お隣の茅ヶ崎漁港に移動。



息子、生まれて初めての海釣りなり。

そういえば・・・
私、約7年ぶりの海釣りです。
4年育てて、ようやく海釣りが出来るようになりました。(TT)号泣

独身時分、毎週のように釣りにいっていた私。
といっても釣りバカではなく・・・
仕事に病んで、海にボーっとしに行っていただけなんですが。(苦笑)
主戦場だった真名瀬漁港、こんど息子と行ってみよう。

ちなみに、息子
生まれて初めて釣ったのは・・・



昆布?!

かと思ったら・・・
奇跡的に・・・



海藻の中から、カニ出現!!

あと16年経って・・・
成人しても、息子、覚えてるかな~
今日の事。(^^)

覚えていたら、57歳の私は・・・
きっと、嬉しいだろうな。


2015年5月2日土曜日

3LDKにこだわらない

建売住宅として売り出されている住宅は、形が殆ど同じです。
そして、間取りは決まって3LDKか、無理をした4LDK。

28坪程度で、4LDKというのも良く見ますが・・・

狭い玄関
小さな下駄箱
動線無し
ホール無し
急な階段
開き戸が重なり、ぶつかる居室入口

動線を一切無視。
ギュウギュウ詰め。
でも、一般のお客様は、それが解らない。
実際に住んでみないと解らない。


動線が取れていない家は、家具を置くと、瞬く間に窮屈になります。
住む人にストレスを与えます。
いつの間にか、人が窮屈な家に引っ張られて、性格までもが屈折していく。

家って、それほど人に影響を与えるものだと思うのです。

個人的に、30坪前後の家は、3LDKがメイ一杯です。
それ以上部屋は、増やしてはダメです。

でも、「部屋が多い=価値」になっていて、これが中々手強い。

家は既成概念にとらわれやすいモノでして・・・
部屋数は、皆さん特に縛られているようです。

個人的な意見ですが・・・
4人家族でも3LDKは必要ないです。

例えば、弊社がお預かりした50坪近い邸宅。
2LDKです。(正確には、2SLDK)

過去取り扱った鎌倉の建築家の家・・・
約38坪で2LDKです。

共通しているのは、リビングを主とした生活空間です。
居室は、ただの寝る部屋。

「子供に部屋をひとつずつ」なんていう考え方も、個人的には好きではありません。

高校卒業したら、巣立って行ってもらわなければ困るのは親です。
居心地の良い一人部屋なぞ与えてしまったら、大学生になっても就職しても、家から出て行かないなんていう事態になるかもしれません。

(ちなみに、ニートは一人部屋がなければ成立しませんから。)

なんだか、話がだいぶそれてしまいました。

本題に入ります。

当社売主の玉縄2丁目売地
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/tamanawa2.html

お客様のご要望で、2LDKのプランを作ってみました。
伊藤先生のプランを基本としたものです。

本来であれば、伊藤先生にお願いをするところですが、ご多忙のため、お客様のプラン変更希望は私が変わりにご対応する形となっています。(^^)

■プラン

(クリックすると、拡大します。)

■1F


■2F


■ロフト


これも、厳密にいうと2SLDKです。

使勝手がとても良いと思います。
子供は2人でも、8帖+ロフトの部屋を自由に使わせればよい。

合計帖数は、12.77帖にもなります。

リビングにパソコン机を置いて、家族全員が集う。

階段前に食品庫と家事室を設けて、お母さんのプライベート空間にしても良し。
収納部を吊押入れにして、和室にするもよし。
そうすれば、布団を一組敷くことができるので、お客様の寝室として使うこともできる。

部屋が3つの、3LDKに拘らなければ、ドンドンとプランの幅が増します。

ご一考くださいませ。


2015年5月1日金曜日

内向きor外向き

謝罪という行為は、2種類に分かれますね。

内向きか、外向きか。

先日、とあるラーメン屋さんにて。
お隣に座った初老の男性に、注文と違うものが出てきました。

「私、塩ラーメン頼んだんだけど、これ醤油だよ?」

そういう男性に対し、女性店員さんが伝票を確認してこう言いました。

「大変申し訳ありません。すぐに作り直します。」

それを聞いた初老の男性は・・・
しょうがないな~という顔をして・・・

「いいよいいよ、醤油ラーメンで全然いいよ」

おもむろに食べ始めようとします。
すると、女性店員さん、こういいました。

「いえいえ、せっかく当店の塩ラーメンを食べたいとお越し頂いたのに、別の物を食べてもらう訳には行きません。」
「本当にすぐに作り直せますので、もうしばらくお待ちになってください。」

この対応、外向きです。
完全に目線がお客様に向いた謝罪です。

普通「醤油ラーメンで良いよ」と言った時点で、大体の店は「申し訳ありません」と言って、客に甘えると思います。

でも、しっかりと自分の誤りに対して、責任を取った。
隣で見ていて、とても気持ちが良かったのです。

かと思えば・・・
先日、こんなことがありました。

当社の土地を買って頂いたお客様が住友不動産にて家を建てることになりました。
お客様から、「なにか解らない事があったら、住友の担当から直接連絡させます。」とのことで、早速電話がありました。
簡単なことでしたが、色々と質問があったので、丁寧にお答えしました。

その次の日・・・
その人から同じ内容の質問が来ました。

しかも、不動産の初歩的な質問です。

さすがに「ん?」と思い・・・

「先日同じことをお答えしましたが??」

と言うと、なんだか相手の返答があからさまに雑になり、不機嫌になった様子が電話口で伝わってきます。

で、同じ質問を繰り返すので・・・
さすがに私も忙しいので、こういいました。

「申し訳ないけど、貴方が住友という大企業の看板を背負って仕事をするなら、このぐらいは知ってないとダメでしょう??」

そういった直後、凄かった。

「テメェー馬鹿野郎!何だその口のきき方は、俺を誰だと思ってるんだ、ゴラ!!」

映画「アウトレイジ」の一幕のような罵倒を受けました。(^^;)

呆気にとられながらも・・・

個人的に・・・
売られた喧嘩は・・・
絶対に買うタイプの人間です。(TT)

電話口で、とりあえず倍返し。

でも、これ、本当に住友不動産の人なのでしょうか?
日本を代表する大手財閥系の不動産会社です。
万が一にも、こんな「その筋」の土建屋のような受け答えは無いと思うのです。

もしかしたら、お客様が騙されている可能性もあります。

すぐに住友不動産の本店に確認の電話。
事情を説明し、確認して折り返し電話をくれるとの事。

10分後。

藤沢市局の電話番号にて、電話がなります。
取ると、「住友不動産の本店事業部のSと申します。」
と仰る。

その後の応答は、さらに私を唖然とさせるものでした。

S「確かにその名前の社員は、当社の横須賀の事業所に存在します。」
私「店長って言っていましたが??」
S「はい、所長として実在します。」
私「天下の住友の営業所を収める所長が、そんな受け答えをするとは信じられないのですが・・・」
S「先ほど、本人に確認し、たしかにそういうことがあったと申しております。」
S「本人は、売り言葉に買い言葉だと申しております。」
S「そのことに関しては、大変ご迷惑をお掛けいたしました、本人に変わりお詫び申し上げます。」

ん?
売り言葉に買い言葉ということは、「売られたから買った」という事を意味します。
暗に私が先に手を出した(口を出した)ことになりませんか?
私は、なにも売りつけてないのですが・・・


S「本人も反省をしておりますので、今後このような事が無いようにいたしますので、それでは。」

で、おもむろに電話を切ろうとなさる。

私「面識も無い住友不動産の人から、突然、馬鹿野郎と怒鳴られ、脅されたのですが・・・」
S「本人も反省しています。今後このようなことが無いように致しますと、先ほど申し上げました。」
私「え?」
S「それ以上、貴方は何をお望みなのですか?」


ありゃりゃ??
こりゃ、嫌な予感がしてきたぞ。

私「いやいや、当社の御客様がこれから家を建てようとする店の責任者がヤクザのような対応で、心配している訳ですが・・・」

S「そのようなご心配は、無用です。」
S「横須賀店の所長は、お客様にとても評判が良く、今まで、このようなクレームなど一度も受けたことがありません。」
S「年間200棟を売る弊社の代表する社員で、優秀な人材でございます。」
「弊社としましては、ご心配なされるような事は一切ないと存じます。」

どうやら、私は完全にクレーマーとされたようです。(苦笑)
まさか、ここで「うちの社員は優秀で落ち度はない。」という話を聞く羽目になるとは、思いもよりませんでした。

ダメだ、こりゃ。
完全無欠の、内向きです。

横須賀の所長がどういう申し開きをしたかは解りませんが・・・
まあ、容易に想像ができます。


「外向き」の会社であれば、お客様に対して、誠心誠意を尽くす対応をするでしょう。
でも、住友さんは完全に目線が内側に向いてしまっています。
きっとS氏には私が・・・
「住友にいちゃもんを付けてきた外敵」に見えていることでしょう。(失笑)

また、彼のしゃべり方は、テープレコーダーのアナウンスのよう。
淡々として、棒読み。

感情が一切こもっていません。

禅問答かと思ってしまうほど。

電話をしながら・・・
なんだか自分がとても悪い事をしているように思えてきて・・・
悔しいやら、悲しいやら。(TT)

なんで、罵倒された側の私がこんな嫌な思いをしなきゃならないんだろうか?

最後、S氏が淡々とこう吐きました。
「お詫び申し上げ、本人にも反省を諭すと申し上げた弊社に、これ以上どうしろと?」
この言葉を聞いて、全てあきらめました。

とにもかくにも・・・
日本を代表する住友不動産に合掌。(人ー)

しかし、日本社会は、実は往々こんな内向きの体質なんです。
謝罪も形だけ。

「謝ったんだから、それでいいじゃないか。」
が、まかり通る。
だれも責任を負わない。

政治家の顔、見てみてください。
中心にいる方々は皆、過去、罷免されたり、辞任したり、スキャンダルを起こした連中ばかりですよ。

謝罪なんて、本来意味が無いのです。
要らないのです。

しっかりと責任を取る社会になるのを強く望みます。

電話を切る直後、私、住友にこういいました。

「くれぐれも、お客様にご迷惑が無いように」

するとS氏
「ご心配なく、失礼いたします。」ガチャ(電話を切る音)

ああ、このくそ忙しいのに・・・(TT)
時間を無駄をした。

くやし~っ!!

2015年4月30日木曜日

風邪をこじらした。

このくそ忙しい中、風邪をこじらせました。(TT)
2週間前から、息子ゴホゴホ。
1週間前から、娘ゴホゴホ。
そして、2日前から、私ゴホゴホ。

この調子だと、来週あたりから妻がゴホゴホ言い出すと思われます。

ゴールデンウィークなのに。
気合入れて直さなければなりません。

ちなみに、今年はどこへも行く予定を立てていません。
年明けてから、日々、精一杯で過ごしてきたので・・・
妻共々「休みたい」という一心です。(^^;)

ですが、まあ、暴君が2人、それを許してくれる気配はなく・・・

また、最近は、何を思ったのか息子が毎朝、5時半に起床してくれます。

起きた直後に、私を大声で呼び起こします。
廊下で大の字になっているので・・・
抱きかかえてトイレまで連れていき連れション。
リビングまで抱きかかえて連れて行き、豆乳を与えるまでが日課となっています。
正直、参ってます。

私、寝るのが、深夜1時ごろなので。(TT)

それはともかく・・・
ゴールデンウィークは、どうしようかしら?

そういえば、一つ、いつかやろうと思っていて出来ていないことがあります。
それは、絶叫系大好きな妻(私は大嫌い)念願の・・・

群馬のバンジージャンプ
http://www.bungyjapan.com/ja/index.php/sites/locations/C44/

橋の上からの壮絶ダイブ。

私は絶対NGですが・・・
妻は、やりたくて仕方がないのだとか。

しかも、栃木でワールドクラスの・・・
凄いバンジーが、新しく始まったらしいのです。

これです。



(トリシンさんのおでかけブログより)
http://torishin.cocolog-nifty.com/odekake/2014/03/post-9844.html

海面より、なんと100mを超える高さ!!!

こんな際物が、日本で実現されたのですか。



観光イバラキのHPより
http://www.ibarakiguide.jp/seasons/recommend/ryujin-bungy.html

これ、日本での写真ですからね。

息子と娘に、ママが飛ぶところを見せるのなんて、ファンタジーじゃないですか??

見せた後・・・
なにか悪い事をしたら・・・

「ママみたいに、バンジーさせるよ!!」

って言ったら、悪い事しないようになるかも。(笑)

でも、遠いな。
行くか行くまいか、迷ってます。