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2018年12月13日木曜日

日本の凄いところ

コカコーラのCOOや、タカラトミーCEOを歴任し
タカラトミーをV地回復させたことで有名な
現、新日本プロレスの社長で日本に住み続けるハロルドメイ氏が
東京新聞紙面で、こんなことを仰っていました。

私はこれまで四か国で暮らし
多くの国を旅してきましたが
日本は世界で最も暮らしやすい国だと思います。

一つは治安が良く、安心して暮らせることです。
海外では銃乱射事件などが時折起こり
何人もの命が一度に奪われるような痛ましい事件が発生しますが
日本ではそんな心配はほとんどありません。
夜遅くに外を歩いても無事に帰ってこられますし
警察の方々が大変優秀で親切です。
日本の方からすれば、これは普通の事でしょうが
世界から見ればこれは凄い事です。

二番目に「接客応対」が世界一素晴らしいです。
店員さんや銀行、企業などの窓口の方は
テキパキしていて親切で、笑顔で感じの良い方が多い。
何か質問やリクエストをしても
親身になって丁寧に応対してくれます。
海外でも笑顔の接客はありますが
自分で笑いたい時だけ自然に笑うという感じで
そっけない態度が多いです。

三番目に宅配便や郵便の配達が早くて正確で
信頼できることです。
時間通りに届けてくれて
きめ細やかな応対で荷物の紛失や破損もないですし
こんなに便利で頼りになるサービスは
日本以外のどこを探しても無いと思います。

「安全で快適で便利」
日本の凄さを知ってしまうと、他の国にはもう住めません。

世界のどこを探しても・・・
子供が午後9時以降に普通に歩ける社会は、日本だけだそうですね。

住んでいる我々は、当たり前のことですが
外から見ると、本当に凄い国なのです。

その、世界に誇る「スペシャル」な日本社会が
今、大きく変わって行っています。

マイナンバーから始まり
・個人情報保護法の改正
・刑事司法法制の改正

・安全保障法制の改正
・労働者派遣法の改正
・入国管理法の改正
・農地法の改正
・漁業法の改正
・水道法の改正

・労働法の改正
・カジノ法の新設
・種子法の廃止

(正確な名前や改正順があっているか不明。)

一つ一つが小さいように思え
その法律の下に生きている我々は
なぜか、その法律の改正に全く興味すら持たず
何が変わったかすら認識していません。
知っていたとしても、数か月で忘れてしまいます。

これら小さな法改正が積もり積もって
いつの間にか、全く異なる国に日本はなってしまうのではないか?

来年、その中の一つである入管法が施工されます。
日本の治安は、以後に大きく変わる事でしょう。

また、今年に入り、総務省が郵便法の規制緩和を発表。
法改正がされた場合・・・
郵便物の翌日配達がされなくなります。

現在、有識者会議(失笑)で内容を吟味しているそうですが
報道などで漏れ聞こえてくる内容では
現在「差し出しから原則三日以内」に届けなければならない速達類に関し
三日以内という規制を無くすことで大まか合意しているのだとか。
批判をかわすために、日本郵政に速達料金等を少し安くさせるという。
また、ゆうパック等も、到達規制を緩和するようです。

つまり、木・金曜日に預かったものを土日に届ける必要がなくなり
土日の配達は無くなっていく方向で決定ということです。

「手紙は翌日配達しなくてよい」
「速達・ユーパックは3日以内に配達しなくてよい」

そうなれば・・・
郵便はどんどんとルーズになっていくことが予想されます。
政治主導で。

今、まさにこの瞬間、我々が知る日本の形が大きく変わっているのです。

でも、皆、その認識がありません。
目先に惑わされ、個人も企業も政治家も何も見えていません。

世の中がすっかり変わった後に
その日本国に長く住む多くの若者たち。
彼ら彼女らが「政治に興味がない。」という簡単な一言だけで
この状況を右から左に受け流してしまっています。

この小さな島国の日本が世界で生き残っていくには
どうしたらよいのか?
それは、外国人のハロルドメイさんが仰るような
「日本の良さはなんなのか?」に焦点を当て
そこを伸ばして行けば良いのだと思うのです。

でも、今の政府は、その良い部分を次々に捨て去っているように見受けます。

日本が、これからドンドンと特性を失っていったら・・・
あっという間に世界に飲み込まれてしまうのではないか?

現政権をみていると
なんだか、得体のしれない動悸が止まりません。

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