住宅市場の好景気を支えた第一次ベビーブームの方々。
団塊の世代です。
彼らが、大手住宅メーカーを支えて育てたと言っても過言ではなりません。
その後、バブル崩壊。
不景気が続く。
住専ショック・姉歯ショック・リーマンショック・震災ショック・ギリシャショックetc
様々な事件が勃発し、市場がどん底に落下しても、住宅産業が成長し続けられたのは、第二次ベビーブームの子供たちが、30代になり、住宅を買い支えたからと言われています。
私も、第二次ベビーブームの最後の年代となります。
その私が、昨日、40歳を迎えました。
第二次ベビーブーム世代を境として・・・
これから日本の人口数は下り続けるそうです。
しかも、働く世代が急激に減る傾向なのだそうです。
高齢者は、リホーム市場をにぎわせますが、新築住宅は買いません。つまり、これから住宅を買う世代は、ゆとり世代やさとり世代の子供たちとなります。
彼らは・・・
「ローンのリスクを負わない」
「高望みしない」
「賃貸で十分」
「一生ワンルームでも良い」
「実家が一番」
と、悟ってしまっている。
マイホームなんて、不要だとさえ思っている節があります。
そんな彼らに、我々、住宅産業界の小企業は、どのようにアプローチしていけば、良いのでしょう???
攻めどころは・・・
「プチ贅沢」
「趣味」
この2点でしょうか??
今までの住宅メーカーの商品は、万人向けのものでした。
無難な間取り、無難な外観、無難な仕様。
誰が住んでも、ある程度満足できるようなものが多かった。
でも、これからは、それじゃあ、ダメなんです。
趣味に特化した家!!
代表はガレージハウスでしょうかね?
でも、車ではない。
「オートバイ」「自転車」「釣り」「キャンプ」
など、趣味に没頭できる小型のガレージスペースかな。
フィギュア用のショーケースを家の至る所に配置した家。
漫画喫茶のような漫画部屋のある家。
ボルタリングが家の中で出来る家。
完全防音のオーディオルーム付なんて面白いかも。
子供部屋を考えなくても良いとなると・・・
30坪以下でも十分です。
考えは広がります。
そして、プチ贅沢。
住宅の場合、「プチ」というのが難しいですが・・・
ドアの取っ手を、真鍮する。
トイレ便器を自動開閉にする。
浴室のシャワーを、マッサージ機能付にする。
玄関のドア鍵をスマホをかざして開くようにする。
自動照明器具にする。
構想を練って・・・
今年中に、一軒・・・
「趣味のプチ贅沢をした家」
を建ててみたいと思います。
候補は、今泉か極楽寺か?
ご期待ください。(^^)
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