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2018年5月24日木曜日

スケープゴート

日大アメフト事件で・・・
日本マスコミ特有の「個人叩き」が始まってます。

攻撃する必要がある先は、日本大学という組織なのに
終始「井上コーチ」や「内田監督」に矛先が向かい
ネットでは、個人攻撃がやまない。

元々、宮川泰介君が「殺人タックル」の首謀者として
ネットに顔写真から自宅の住所が晒され
家族構成から親の職業、兄弟親族までを特定され
彼らの身に危険が及んだことが
これ程までに事態が大きくなった原因です。

そこにマスコミはクローズアップせず・・・

一緒になって、コーチや監督個人の猛烈なバッシングをする。

しかも、時期が「森友学園の交渉文書」の国会提出にかぶさり
この日大アメフト問題が、絶妙のスケープゴートにされてしまい
もう、酷い有様です。

森友問題では「首相夫人が関わった」事が明らかになりました。
もし、このアメフト問題が無ければ・・・
ワイドショーは、首相が「妻が関わっていたら総理大臣を辞める」という
あの一点で、盛り上がっていたことでしょう。

方や民事の全治3週間の傷害事件。
方や税金8億円詐欺。首相の収賄&偽証罪。

本当に、日本のマスコミはアカンですね。(TT)

ただ、今回の件で一つだけ為になったことがあります。

パワハラ会見の志學館大学が特殊だったのではなく
日本最大規模の日本大学も全く持って同じだった。

大学というのは、利権なんですね。
教育に情熱がある人間がトップに付くのではなく・・・
権力と金だということ。

それが、今回、本当に良~く解りました。

加計学園の加計考太郎理事長しかり
志學館の谷岡郁子学長しかり
日本大学の内田正人常務理事しかり

言動も容姿も含め、失礼ながら・・・
皆様とても教育者には見えないのです。
アウトレイジに出てきても違和感がない。(苦笑)

先日、高須クリニックの院長のツイッターが炎上し
ニュースとなりましたね。
それは下記若者の記事に対し意見したことがキッカケでした。

~20歳大学生~
「若者の車離れ」「若者の旅離れ」など
「若者の○○離れ」という言葉が存在する。

メディアは
その原因を若者の意識の低下のせいだと指摘しているが
はたして本当にそうなのだろうか?
私は違う考えだ。
根源にあるのは「お金の若者離れ」ではないだろうか。

2016年度、20代の給与所得者の平均年収は
258万円とのこと。

月々の家賃や水道光熱費の支払いに加え
奨学金の返済がある人もいるだろ。
この中でやりくしり・・・
私たちに支払われるかどうかも分からない年金の事を考え
貯蓄に回す分を含めると
思うように使えるお金はほどんと手元には残らない。

「車が欲しい!」
「旅行に行きたい!」

そう思う若者は多くいる。
だが、車や旅行が高嶺の花になっていく。

今なお、右肩上がりに経済が成長した時代の感覚で
物事を考える人達から
「最近の若者は夢がない。欲が無い。」
と言われるのは、うんざりだ。

「お金の若者離れ」という言葉は
もっと広く知られて欲しい限りである。

これに対し、高須院長が「甘ったれるな、目を覚ませ!」とツイートし大炎上。

どちらの言い分にも一理あるのですが・・・
一言だけ言わせてください。

「大学が腐ってるんですわ。」

教育を食い物にしている連中がいる。
結果、子供を食い物にしている訳です。
その連中が権力を握り、今のこの社会を形成している。

それが高須院長と若者のギャップを生んでいるのだと
強く思うのです。

日本を形成する人員を生む為の大学が
金と権力を得るための箱物に成り下がってしまった。

福沢諭吉や大隈重信の人を育て国を創造しようという志が
今の大学運営から、失われてしまった。
教職員もただの金儲けの道具として扱われている。

今、我々が見せられているのは、その腐った部分かと。

そんな大学を出た若者たちを不能だと嘲笑うのは
筋違いだといえます。

また、テレビを見ていて不思議に思ったことがあります。

・セクハラ財務省事務次官
・志學館大学学長
・日大アメフト部監督

顔が、皆様とても良く似てらっしゃいます。

写真を並べて見ると・・・
「3兄弟か?」
と思うほど。(苦笑)

なぜか、考えてみました。
国も企業も大学も皆、横でつながっているのです。
金・コネ・天下りで。
同じ穴のムジナ。
同じ穴に入ると、人って顔が似てしまうのですね

政治家も官僚も学長も理事も本当に人相がソックリ。

プライドの塊で人を見下すあの目。
良いもの食いすぎて、ただれた肌。(ただのひがみ)
ほくそ笑みすぎて、ひん曲がった口元。
金の匂いを嗅ぎすぎて膨れた鼻の穴。

厚顔無恥を絵に描いた御顔々。

人相って、本当に凄いですね。
人としての性質や本質はすべて相に出るのです。

日大の記者会見を見ていて・・・
だただた感心する私でした。

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