バイクの話の第3段です。
興味のない方には
全く響かないお話となりますが
再度、ご容赦ください。
レブル250には
タコメーターが付いていません。
デジタル型のスピードメーターと
その中に
「ニュートラル」
「燃料計」
「ウィンカー」
「走行距離」
がデジタル表示されています。
で・・・・
なぜ、タコメーターが付いてない?
しかもハンドルの芯に
大きなスピードメーターが
デンっと付いているので
なんともダサく思う。
ということで
タコメーターを
取り付けることとしました。
ナップスで相談すると
デイトナ製であれば
問題なく付くとのこと。
デイトナ「VERONA」
ベローナ電気式タコメーターです。
https://www.daytona.co.jp/products/series-S02499-genre
60パイの大きめのものと
48パイの小さめのものがあり
60パイの物が売れ筋。
48パイは在庫が無く
注文となるそう。
ネットで他の人の
カスタムブログをみると
殆どの人が
60パイを付けてます。
でも直径6cmのタコメーターは
デカいですよね?
個人的に4.8cmの小型が良い。
ただ、48パイの物には
パルスジェネレーターが
付いていないので
別途必要となります。
さて、どうやってつける?
ナップスの担当の方に
「任せるので、カッコよく付けてください」
と、お願いしてみると・・・
メーカーのデイトナに電話をしてくれて
色々と考えてくれました。
そして購入したのは・・・
①タコメーター
VELONA 電気式タコメーター(パルスジェネレーター無し)
9000rpm ブラックボディ 3色LED(#91675)
https://www.daytona.co.jp/products/single-91675-genre
②パルスジェネレーター
#92333
https://www.daytona.co.jp/products/single-92333-genre
③取付金具
Nプロジェクト「汎用クランプ」
ビレットハンドルクランプ φ25,4/M8 ブラック
https://www.nproject-jp.com/products/p624d497e/
その他、ボルト類です。
取り付け作業は7500円也。
半日預かりで完成。
どうです?
やはり、針のメーターが
バイクには似合いますね。
右についているのは、
前所有者がつけたシフトインジケーターです。
右に付けたかったのですが
干渉するので、左に設置。
サイズ感もいいですね!!
設置位置も、私の希望通り。
レブル250の最高回転数は
9500rpmとのことですが
8500回転でエンジンが悲鳴を上げるため
メーターを振り切ることは無いでしょう。
それにしても・・・
上手く付けたな。
個人の方のカスタムブログでは
自作で「ライザー」に噛ませたりして
取り付けている方が多いようですが
ナップスの担当の方は
「それは、かなり危険!」とのこと。
よって、ハンドルのライザーの横に
直接取り付けてあります。
クランプもブラックなので
目立ちません。
裏は六角止めですか。
大満足の仕上がりとなりました。
お話では、とても大変な作業となり
バッテリーまで新しい配線を回したとのこと。
ご苦労様でした。
ついでに・・・
身長158cmの妻曰く
「クラッチが遠くて握れない」
というので
アドバンテージのホンダ汎用クラッチレバー
のショートタイプも取り付けてもらいました。
ゆび一個分、近づきました。
ナップスさん、お世話になりました。
また、何かあったら相談に来たいと思います。
バイクの話のつづきです。
興味のない方には
全く響かないお話となりますが
何卒、ご容赦ください。
さて、レブル250の中古を
ヤフオクの個人間売買で
手に入れて
早速、自分色に染めていきます。
(と言っても妻のバイクですが)
まずは、マフラー。
レブル250のノーマルマフラーは
とにかく・・・ダサい。
子供が持ち歩く
水筒のようなモノが
ボンと付いており
音も「ホンダどうした?」
と思うほど
味が無く、静かすぎる。
「バイクの魅力は?」
と聞かれたら
私はいの一番に
「排気サウンド」
と答えます。
音は、バイクの命です。(個人的に)
でも、ただ音が大きいだけではダメ。
程良く「心地よい音」でなければならず
さらに、細かいアクセルワークに
呼応しながら
しっかりと吹け上がる必要がある。
レブル250の社外マフラーは
さほど種類が出ているわけではなく
認可品で私が見つけたのは
約5種類ほど。
その中で選んだのが、これです。
SP忠男「POWERBOX」
パワーボックスサイレンサー
です。
元々、POWERBOXパイプ(耐熱ブラック)
が付いていた車体ですが
サイレンサーはノーマルでした。
スリップオンのサイレンサーであれば
好きなものが付けられます。
最終選考に残ったのは
SP忠男の他に
①モリワキエンジニアリング
「ネオクラシック」
②オーバーレーシング
「SSメガホンマフラー」
ただ、ネット上では
モリワキのネオクラシックの評判が悪い。
すこぶる悪い。
という事で、排除。
オーバーレーシングのSSメガホンは
恰好が良く、価格も安い!!
これに決定か?と思いましたが
音がだいぶ大きいよう。
どちらにするか悩みましたが
SP忠男の決め手は、これです。
https://sptadao.com/chu/category/rebel250/
パワーボックス開発者の
計画~開発~完成まで道のりが
手に取るようにわかるブログ。
そこに、日本人の職人気質を見たのです。
ナップスで特売をしており
52000円で購入。
2800円の取付代を払い
その日に取付。
う~ん
カッコ良い!!
パワーボックスのエキパイ&ノーマルマフラー
の車体を埼玉~神奈川まで
高速から一般道まで運転して
持って帰って来た私。
その感想は正直
「ちょっとドン臭い。」
というものでした。
過去、カリカリにいじった
V-MAXに乗っていた私ですから
250ccの単気筒を
そう感じても仕方ないかなと思っていました。
それが・・・
SP忠男のサイレンサーに取り替えて
ひと乗りした後の一言。
「全然違うぞ!」
「こりゃ、別の乗り物だ!」
乗っていて楽しい。
そして、心地よい。
アクセルが気持ちよく開ける。
音も静かながらトルクフルで
アクセルレスポンスも全然よくなった。
もし・・・
レブル250のマフラー交換を
考えている方がいたら
絶対、SP忠男のパワーボックスに
した方が良いと思います。
超絶、お勧めです。
SP忠男さんの開発ブログ、そのままです。
嘘偽りが微塵もありません。
ちなみに・・・
マフラーを変えたら
この角度の写真が一番良くなりました!!
去年の11月に
ちょこっとご紹介した
オートバイ「レブル250」
http://heisei-shonan.blogspot.com/2019/11/blog-post_23.html
実は・・・
ブログに掲載した後
気になって気になって
仕方がなくなってしまい
密かに購入の検討をしてたのですが
新車だと乗り出しで60万円以上。
程度の良い中古車も
乗り出しで55万円前後。
う~ん、高い。
個人的な感覚(昭和的な)では
250ccのバイクが
50万円を超えるなんて
どうしても納得ができないのです。
(^^;)
グーバイクなどで
中古のレブル250を検索すると
殆どが50万円以下なのですが
掲載価格は全部「整備費別途」となっており
45万円の車体でも
整備費等が別途6万円前後かかり
総額が50万円を超えます。
これ、いわゆる「二重価格」です。
我々が扱う「住宅」でも昔は
販売価格3980万円(税込)と書いてあり
広告の説明欄に小さく
「別途設備負担金30万円」などと
よく書いてありましたが
今では、公正取引協議会が規制しています。
よって、不動産売買では
「別途費用は売買金額に算入しなければならない」
となっています。
野菜や魚を買うのに
「別途加工代」なんて絶対無いでしょ?
なぜ、バイクや車だけ
それが許されるのでしょう?
しかも、その整備費が業者によって異なる。
3万円だったり10万円だったり。
買う側が、混乱します。
辞めません?これ。
なぜ、辞めないのかしら?
納得いかないのです。
話が大きくそれたので
元に戻ります。
安いバイクを見つけては
「整備費」に頭を抱え
1カ月が過ぎました。
年末が近づいた深夜。
布団の中で寝ぼけながら
ヤフーオークションを見ていたら
発見!!
妻が以前、このバイクを見た時
「黄色が可愛い」
「ハンドルが遠いな」
と言っていたのですが
その黄色の車体で
ハンドルが交換されている
走行距離が少ない
レブル250の個人出品の
新規出品です。
オークションの場合
個人出品は
整備費等はありません。
しかも通常の廃車売買ではなく
名義変更取引ができるため
自賠責保険も引き継ぎ
新規加入が不要です。
価格は、42万円!!
42万円ぽっきりですよ。
相場より10万円安い。
「う~ん」
「もっと値段は跳ね上がるな~」
「最安値という事は絶対無いな」
「でも、ダメ元で入札してみるか」
落札できないという前提で
ポチッとボタンを押したんです。
もちろん、妻には内緒です。
すると、どうでしょう。
1日経ち、2日経ち・・・
私の他に・・・
だれも入札しません。(^^;)
そして最終日の午後11時。
なんとそのまま・・・
最安値で入札成立と相成りました。
マジかっ!!
心底ビックリ。
そこで妻に初めて告白すると
妻、第一声は「マジかっ!」
それが、12月27日のことです。
新年が明けて早速、車で埼玉へ。
出品者のご自宅で車両を確認し
その場でお金を現金で払い
鍵と書類を受け取り
3時間掛けて、私が運転して帰宅。
次の日、横浜の陸運局に行き
名義変更手続き。
その場で新しいナンバープレートを受け取り
はれて・・・
妻の新「愛車」となりました。
全所有者がすでに・・・
■エキパイ/SP忠雄パワーボックスパイプ
■バックレスト/ハリケーングラブバー バックレストHA6410B
■バックサポート/DAYTONA サドルバッグサポート
■ハンドル/ハリケーンHB0264B
■ハンドル/ウェイトバランサー
■グリップ/デイトナプログリップ
■サイドバック/デグナーNB-148
■USB/ニューイングUSB電源
■インジケーター/Alproシフトインジケーターギアポジション
■タコメーター/KOSOコンパクトデジタル
■スクリーン/ワールドウォークWS-26-1LS
と、10万円を軽く超える
カスタムがされている車両です。
しかも、ピッカピカ。
傷一つない。
これは、お買い得でした。
こんなところで運をつかって
大丈夫だろうか?
写真は、ノーマルマフラーを
私が新しく
「SP忠雄パワーボックスサイレンサー」
に取り換えた後の写真です。
跨った妻の感想。
「足つきが凄いっ!」
「軽いっ!」
「乗りやすいっ!」
158cmの妻でもベタ足。
「こりゃ、立ちゴケしないわ!」
と満面の笑み。
イケメンの不倫相手に跨がり
ご満悦です。(^ー^;)
つづく
作家?数学者?の
森田真生さんのコラムが面白かったので
東京新聞より転載します。
小さな子供は
財布など持たずに
外の世界に飛び出していく。
彼らは
誰のものでもない
落ち葉を拾い
真っ赤に実った果実を摘み
まん丸の石ころを掴み
川の透明な流れに
身を乗り出してのぞき込む。
彼らの世界の境界の無さは
見ている親をハラハラさせることもある。
「その木の実は
お隣さんのものだから
勝手に積んではいけないよ。」
「そのお寺の小石は
無断で持ち帰ってはいけません。」
「買わないものには
触らないの!!」
大人の世界では
あらゆるものが
誰かのモノとして囲い込まれている。
誰かのモノを
自分のモノにするためには
正当な対価を支払う必要がある。
だから大人は
出かけるときには
財布を忘れてはならないのである。
財布が無いと出かけられないのは
地球上でも
人間だけだろう。
セミは木に止まる前に
木の「使用料」を心配していない。
ミミズは土中で眠るために
土の「宿泊料」を支払う必要はない。
自然は、お互いに分け合い
与え合っている。
大自然においては
全てが等しく
誰のものでもない。
これを
価格という一つの尺度に染め上げ
所有の権利を争い合っているのが
人間という
不思議な生き物である。
人間は、引き返すことが
できないのでしょうか?
人が作り出した機械が
人工知能を与えられ
人の価値観だけで
すべてを判断するようになると
自然は、やはり失われていく一方で
より一層、人と自然が敵対していく。
そして、人工知能が
人を凌駕するようになると
もう、人間は・・・
自然を取り返すことが
出来なくなるなるのではないか?
そんな気がして
なりません。
メモのつづき
「蟷螂はバッタにならない」
というメモは・・・
なんだったっけかな?
たぶん、カマキリ先生こと
香川照之さんの
お話をどこかで見たのだと思います。
蟷螂に生まれてきて
バッタの動きをするやつはいない。
野生は
ああしなさいとか
こうしなさいとか
言われることはなく
誰にも教えられず
子も本能だけで生きている。
という話だったかな?
これに何を感じ入ったのかというと・・・
人間とはなにか?
という問いに対し
明確な答えとして
やはり「自制」なんだなと。
人間の子は
本能の塊です。
欲望のまま生きようとします。
でも、人の社会では
理性を求められ
人の決めた道理にそった
自制を求められます。
本能の赴くままでは
生きていけないのです。
よって、親が
幼少の剥き出しの本能を
ことごとく制していく。
そして、義務教育で
本能の部分を完全に削ぎ落していく。
親や先生が子供に
「ああしなさい。」
「こうしなさい。」
というのは・・・
蟷螂にバッタの動きをさせるがごとく。
カマキリ先生はこのようなことも
仰っていました。
蟷螂からの一番の学びは
「飢えていることの大切さ」だ。
野生にいるカマキリを捕まえ
バッタを目の前に置くと
瞬時に狩って
あっという間に食べ尽くす。
翌日、カマキリと同大の
バッタを与えてみると
また、瞬時にカマで捉え
息の根を止めるために
ビュンビュンと振り回し
ペロリと平らげた。
ところが・・・
3日目から様子が変わり
与えたバッタを途中で落とし
4日目からは
あんなに獰猛なカマキリが
目の前のバッタを狩ろうともせず
5日目には身動きもしない。
眼光の鋭さも無く
一日中
じっとしている蟷螂を見た時
「常に飢えていないとダメになってしまうんだ」
と理解した。
満たされた状態がいかに醜いか。
人間も同じだ。
教育という名のもとに
過度に自己抑制された動物が
人間であり
その人間が
物にあふれた社会に身を置き
日々決められた生活をしていると
「生」に怠慢になるのですね。
そして、全てにおいて
鈍感になっていく。
なるほど。
今の日本社会を見て
とても納得してしまうのです。