Translate

2020年1月30日木曜日

レブル250

去年の11月に
ちょこっとご紹介した
オートバイ「レブル250」
http://heisei-shonan.blogspot.com/2019/11/blog-post_23.html

実は・・・
ブログに掲載した後
気になって気になって
仕方がなくなってしまい
密かに購入の検討をしてたのですが

新車だと乗り出しで60万円以上。
程度の良い中古車も
乗り出しで55万円前後。
う~ん、高い。

個人的な感覚(昭和的な)では
250ccのバイクが
50万円を超えるなんて
どうしても納得ができないのです。
(^^;)

グーバイクなどで
中古のレブル250を検索すると
殆どが50万円以下なのですが
掲載価格は全部「整備費別途」となっており
45万円の車体でも
整備費等が別途6万円前後かかり
総額が50万円を超えます。

これ、いわゆる「二重価格」です。

我々が扱う「住宅」でも昔は
販売価格3980万円(税込)と書いてあり
広告の説明欄に小さく
「別途設備負担金30万円」などと
よく書いてありましたが
今では、公正取引協議会が規制しています。

よって、不動産売買では
「別途費用は売買金額に算入しなければならない」
となっています。

野菜や魚を買うのに
「別途加工代」なんて絶対無いでしょ?

なぜ、バイクや車だけ
それが許されるのでしょう?
しかも、その整備費が業者によって異なる。
3万円だったり10万円だったり。
買う側が、混乱します。

辞めません?これ。
なぜ、辞めないのかしら?
納得いかないのです。

話が大きくそれたので
元に戻ります。

安いバイクを見つけては
「整備費」に頭を抱え
1カ月が過ぎました。

年末が近づいた深夜。
布団の中で寝ぼけながら
ヤフーオークションを見ていたら
発見!!

妻が以前、このバイクを見た時
「黄色が可愛い」
「ハンドルが遠いな」
と言っていたのですが
その黄色の車体で
ハンドルが交換されている
走行距離が少ない
レブル250の個人出品の
新規出品です。

オークションの場合
個人出品は
整備費等はありません。

しかも通常の廃車売買ではなく
名義変更取引ができるため
自賠責保険も引き継ぎ
新規加入が不要です。

価格は、42万円!!

42万円ぽっきりですよ。
相場より10万円安い。

「う~ん」
「もっと値段は跳ね上がるな~」
「最安値という事は絶対無いな」
「でも、ダメ元で入札してみるか」

落札できないという前提で
ポチッとボタンを押したんです。
もちろん、妻には内緒です。

すると、どうでしょう。
1日経ち、2日経ち・・・
私の他に・・・
だれも入札しません。(^^;)

そして最終日の午後11時。
なんとそのまま・・・
最安値で入札成立と相成りました。

マジかっ!!
心底ビックリ。
そこで妻に初めて告白すると
妻、第一声は「マジかっ!」

それが、12月27日のことです。

新年が明けて早速、車で埼玉へ。
出品者のご自宅で車両を確認し
その場でお金を現金で払い
鍵と書類を受け取り
3時間掛けて、私が運転して帰宅。

次の日、横浜の陸運局に行き
名義変更手続き。

その場で新しいナンバープレートを受け取り
はれて・・・
妻の新「愛車」となりました。


全所有者がすでに・・・
■エキパイ/SP忠雄パワーボックスパイプ
■バックレスト/ハリケーングラブバー バックレストHA6410B
■バックサポート/DAYTONA サドルバッグサポート
■ハンドル/ハリケーンHB0264B 
■ハンドル/ウェイトバランサー
■グリップ/デイトナプログリップ
■サイドバック/デグナーNB-148
■USB/ニューイングUSB電源
■インジケーター/Alproシフトインジケーターギアポジション
■タコメーター/KOSOコンパクトデジタル
■スクリーン/ワールドウォークWS-26-1LS

と、10万円を軽く超える
カスタムがされている車両です。
しかも、ピッカピカ。
傷一つない。

これは、お買い得でした。
こんなところで運をつかって
大丈夫だろうか?

写真は、ノーマルマフラーを
私が新しく
「SP忠雄パワーボックスサイレンサー」
に取り換えた後の写真です。

跨った妻の感想。

「足つきが凄いっ!」
「軽いっ!」
「乗りやすいっ!」

158cmの妻でもベタ足。
「こりゃ、立ちゴケしないわ!」
と満面の笑み。

イケメンの不倫相手に跨がり
ご満悦です。(^ー^;)

つづく


2020年1月28日火曜日

尺度

作家?数学者?の
森田真生さんのコラムが面白かったので
東京新聞より転載します。

小さな子供は
財布など持たずに
外の世界に飛び出していく。

彼らは
誰のものでもない
落ち葉を拾い
真っ赤に実った果実を摘み
まん丸の石ころを掴み
川の透明な流れに
身を乗り出してのぞき込む。

彼らの世界の境界の無さは
見ている親をハラハラさせることもある。

「その木の実は
お隣さんのものだから
勝手に積んではいけないよ。」

「そのお寺の小石は
無断で持ち帰ってはいけません。」

「買わないものには
触らないの!!」

大人の世界では
あらゆるものが
誰かのモノとして囲い込まれている。

誰かのモノを
自分のモノにするためには
正当な対価を支払う必要がある。

だから大人は
出かけるときには
財布を忘れてはならないのである。

財布が無いと出かけられないのは
地球上でも
人間だけだろう。

セミは木に止まる前に
木の「使用料」を心配していない。
ミミズは土中で眠るために
土の「宿泊料」を支払う必要はない。

自然は、お互いに分け合い
与え合っている。

大自然においては
全てが等しく
誰のものでもない。

これを
価格という一つの尺度に染め上げ
所有の権利を争い合っているのが
人間という
不思議な生き物である。

人間は、引き返すことが
できないのでしょうか?

人が作り出した機械が
人工知能を与えられ
人の価値観だけで
すべてを判断するようになると

自然は、やはり失われていく一方で
より一層、人と自然が敵対していく。

そして、人工知能が
人を凌駕するようになると
もう、人間は・・・
自然を取り返すことが
出来なくなるなるのではないか?

そんな気がして
なりません。

2020年1月27日月曜日

蟷螂

メモのつづき

「蟷螂はバッタにならない」
というメモは・・・
なんだったっけかな?

たぶん、カマキリ先生こと
香川照之さんの
お話をどこかで見たのだと思います。

蟷螂に生まれてきて
バッタの動きをするやつはいない。
野生は
ああしなさいとか
こうしなさいとか
言われることはなく
誰にも教えられず
子も本能だけで生きている。

という話だったかな?

これに何を感じ入ったのかというと・・・

人間とはなにか?
という問いに対し
明確な答えとして
やはり「自制」なんだなと。

人間の子は
本能の塊です。
欲望のまま生きようとします。

でも、人の社会では
理性を求められ
人の決めた道理にそった
自制を求められます。

本能の赴くままでは
生きていけないのです。

よって、親が
幼少の剥き出しの本能を
ことごとく制していく。

そして、義務教育で
本能の部分を完全に削ぎ落していく。

親や先生が子供に
「ああしなさい。」
「こうしなさい。」
というのは・・・

蟷螂にバッタの動きをさせるがごとく。

カマキリ先生はこのようなことも
仰っていました。

蟷螂からの一番の学びは
「飢えていることの大切さ」だ。
野生にいるカマキリを捕まえ
バッタを目の前に置くと
瞬時に狩って
あっという間に食べ尽くす。
翌日、カマキリと同大の
バッタを与えてみると
また、瞬時にカマで捉え
息の根を止めるために
ビュンビュンと振り回し
ペロリと平らげた。

ところが・・・
3日目から様子が変わり
与えたバッタを途中で落とし
4日目からは
あんなに獰猛なカマキリが
目の前のバッタを狩ろうともせず
5日目には身動きもしない。

眼光の鋭さも無く
一日中
じっとしている蟷螂を見た時
「常に飢えていないとダメになってしまうんだ」
と理解した。
満たされた状態がいかに醜いか。
人間も同じだ。

教育という名のもとに
過度に自己抑制された動物が
人間であり
その人間が
物にあふれた社会に身を置き
日々決められた生活をしていると
「生」に怠慢になるのですね。

そして、全てにおいて
鈍感になっていく。

なるほど。
今の日本社会を見て
とても納得してしまうのです。

2020年1月26日日曜日

彼岸花

気になった記事や語録を
自分のスマホの中の
カレンダーに雑にメモ書きして
保管する癖が最近ある私。

時間がたつと
「何に感化されたんだっけ?」
となり、メモした意味も
忘れてしまいます。

今、スマホのカレンダーを見ていたら
3つ、メモを発見。
「彼岸花」
「蟷螂はバッタにならない」
「武田真治、おばあちゃん」

今、見返してもよくわからない。
まだ、さほど古くないメモなので
自分の頭の中を整理したいと思います。

■まず一つ目
「彼岸花」

これしか書いてありませんでしたが
たしか・・・
なぜ、彼岸花という名前なのか?
という記事をみて「知らなかった~」
と感心した際のメモかと思います。

彼岸花は別名「死者の花」とも言います。
なぜ、死者の花が
少し前の日本で多く群生していたのか?
なぜ、全国の田畑にあったのか?
そして、なぜ現代社会で全く見なくなったのか?

彼岸花には毒があることを
私は知りませんでした。

葉や茎、球根すべてに
アルカロイドという強い神経毒を持つ。

彼岸花といえば墓地ですね。
昔は、多くの墓地に植えられていたそうです。

現代では、火葬が主流ですが
昔は土葬だったため
昔の人、特に田舎の町や村では
故人を動物から守るため
毒があり動物が嫌う彼岸花を
お墓の周りに植え、動物対策とした。

彼岸花は、9月中旬に花を咲かせます。
だから、昔の農村では
お彼岸の時期に墓地で彼岸花が満開。
お墓参りの時に満開となるので
彼岸花という名前になり

さらに「死者の花」という
別名が付いたのだとか。

この彼岸花は、少し前の日本では
全国の田畑でも多く見られたそうです。
でも、毒がある植物が作物と一緒に合ったら
危険なように思えます。

なぜ?
理由は簡単でした。
日本の農業に農薬が入ってきたのは、最近です。
その前は、完全無農薬でした。
田畑は常に大小多く動物に狙われ
虫の被害も深刻。
その農作物を守るため
動物除け虫よけとして
田畑の畦道や畦畔に
彼岸花が植えられたのだそうです。

さらに、その昔
年貢が厳しい時代に農村では
彼岸花を毒抜きをして食べていたそうです。
彼岸花は毒物なので年貢の対象外。

非常食として重宝されたのだとか。

現代の田畑で見なくなったのは・・・
農薬の普及で単純に不要になったことと
年貢がなくなったからだと。

こんな話を聞いたら
凄く面白い花だと思いません?

そして、日本人にとても根付いた
地の花だったのです。

現代の人は「死者の花」として
不吉なものと思っていますが
全く違ったものだったことを知り
とても驚くとともに

知らないってことは
本当にダメなことだなと
あらためて認識したメモとなりました。

麺屋でこぼこ

JR大船駅徒歩圏内で
また新しくラーメン屋さんが出来た
という話を聞き

さらに「無添加ラーメン」という
噂を聞いたので
先週の日曜日のお昼、行ってきました。

大船駅を背にして
小袋谷の交差点を北鎌倉方面に進み
二葉会館の手前に旗が出ていました。

その名も「麺屋でこぼこ」さんです。

他のブログ等をみると
すこぶる評価が高かったので
物凄く楽しみ。

場所は、以前・・・
くるまやラーメンだったところかしら?

お店は小さく
店内に入ると、ワンオペです。
最近、ワンオペのラーメン屋さんが
多いですね。

食券機で醤油ラーメンの大盛を買い
ワンタンをトッピング。

席に着くと
こんなウンチクが貼ってありました。


期待が膨らみます。
シジミですか!!

さて、10分程度で来ました。



く、黒いですね。
しかも鶏油が膜になるぐらい浮いている。
鶏油のディテールは・・・
藤沢南口の「ら塾」に似てます。

でも、ラーメンの鬼系ではない。

見た目ほど、しょっぱくありません。
味のバランスは良いのですが
でも、何だろう?
カツオ・煮干し・シジミ
どれも、主張が無く
鶏の強さだけが引き立っています。

もう少し魚介を強くしたほうが
良くなりそう。

食後、残り香が少なく
鶏油だけが残り
口元がベタベタします。
口の中もベタついてしまい
車を運転しながら、何度もお茶でうがい。

人気店「ら塾」でもこれがダメで
美味しいのだけれど、足が向かない私です。
「ラーメンは食後の残り香が命」
と個人的に思っている私には
ちょっと苦手なタイプでした。

でも、繁盛しており
「好み」が分かれるラーメンですね。

今後の進化に期待したいです。
ご馳走様でした。

★★★☆☆☆