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2018年7月21日土曜日

世の中は波打っている

世の中のすべてのものは「波」がある。

「寄せては返す」の繰り返し。

景気・経済・株価・為替
仕事・夫婦・子育・親族・近所付き合い
体調や精神・心に至るまで

砂浜の波打ち際の波のように、行ったり来たり。
上がったり下がったり。

それを人は運勢と表現し、一喜一憂する。

運にも干潮と満潮がある。

潮が満ちているときに波が引いても大したことはないが
干潮時に大きく波がひくと
元の位置に戻る事すら困難となる。
戻ろうとしても、また勢い良くすぐに引き潮きてしまう。

潮目が悪い時、人は何をやってもうまく行かない。
とにもかくにも悪いことばかりが起こる。

これを「運気の引き潮」という。

そういう時は、落ち込まず・・・
そういうものなんだと、理解するのがコツだ。
めげずに与えられた仕事をこなし
人が見ていなくても期待されたこと以上の事を行い
何事も言われる前にやり遂げる。

そうすると「運気の上げ潮」を呼び込むことが出来る。

仕事がうまく行かないとき
投資で失敗したとき
夫婦関係がこじれたとき
体調が悪いとき
心が病んだとき

自分の内面ばかりを見ると、人は堕ちていく。
運気が落ちている時はネガティブになるので
身なりも悪く、表情も落ち込み、言動も悪くなる。

ネガティブな言動は、悪い運気を呼び込むので
悪い事ばかり起こるキッカケとなる。

そういう時、他人様に目を向けなさい。
困っている人を助けなさい。
そして、人が嫌だと思う言葉を口にしない。
自分が発する言葉を選びなさい。

出来る限り「いいえ」と言わず「はい」という。
『いいえ』より『はい』に運気があるのだ。

「はい!」と気分のいい返事が幸運の第一歩となる。

人の要望やアドバイスに「いいえ」ばかりを繰り返していたら
自分の周りから人が次々に離れていってしまう。
人が離れるということは、運気も手放すこととなる。
人が「運気」を運んでくのだから。

人生の満潮と干潮の周期は、せいぜい5年程度。
悪い波もいつかか必ず良い波に変わる。
逆にとても良い大きい波も、いつか必ず退いていく。
その潮目を見極めるのが何よりも大切。
内向きに生きるとそこを見逃してしまう。

悪い事ばかりでも、悲観する必要はない。
良い事ばかりでも、引き際を間違えると泡と消える。

by萩本欽一

人生は、人を喜ばせる事でうまく行くのだそうです。

自分と関わって喜んだ人が・・・
見えない「運気」を運んで来てくれるのだとか。

欽ちゃんは『日常に発する言葉を大事にする』ことを強く言います。

『心地ち良い言葉』を吐く人に運気が集まる。

なるほど!!
真理ですね。



2018年7月20日金曜日

ガレージハウス上棟

鎌倉市七里ヶ浜にて手がけている
建築家の手がける「ガレージハウス」を昨日上棟しました。


道路上の電線が邪魔をして、レッカーがNG。
ということで、手起こしとなりました。

気温35℃。
路面上の温度42℃。
湿度70%という過酷な炎天下の中・・・
3間飛びの巨大な梁や、2階に登り梁がある家です。(^^;)

下記は、前日の土台引き時の写真。


1階の床面積が、普通の家の2件分ほどある大きな家です。

建築現場は、まさに炎天下。
作業中、強烈な太陽の日差しを逃れる術はありません。

午前中で1階まででメイ一杯。


この梁で囲まれたところが吹き抜けとなります。

3間飛ぶ大きな梁は集成材となりましたが、それ以外はすべて無垢材。
紀州産の柱に、横架材はドライビーム。


熱中症を避けるために、こまめに休憩。
午後は、午前中に組みあがったガレージへ退避できるので
幾分か楽ですが・・・

棟梁の金井さん「思考が働かない。」と顔が真っ赤っか。(^^;)

午後4時で、どうにか屋根の小屋組みに到達。


屋根も複雑で、棟が3か所に下屋もあり。
ここまで、人力だけで組み上げるのだから、凄いです。

屋根の上の井関さんが、私を呼び・・・
「海と富士山が見える」
と仰る。

2階のバルコニーから、おおおっ!
七里ヶ浜の海が見えます!!


写真では伝わりにくいですが・・・
中々のオーシャンビューです。

富士山はどうだ?
屋根の上からはバッチリみえるようですが
部屋の中からだと、鎌倉山に隠れて、頭が少し見えますよ。

狙い通りの設計となりました。
建築家の伊藤先生、有難うございます。

これだと・・・
鎌倉の花火大会も江の島の花火大会も家の中から見えますね。

さて、七里ヶ浜の自治会は、作業時間が決まっています。
建物の工事は、午後5時には止めなければなりません。

ということで、今日はこれまで!!


いつもは野路板まで仕上げて終わるのですが・・・
規模的にも、体力的にも、時間的にも・・・

無理ですね。
片付けを始めると、皆さん、安堵。


全身ずぶ濡れで、朦朧としながらの片付けです。

本当にご苦労様でした。

もう一度、バルコニーにあがり景色を堪能。


夏場なので、モヤ(PM2.5)が掛かっていますが
秋ぐち~冬は、良い景色となります。

きっと、大島が見えますよ~。

本物件にご興味がおありの方は、下記をクリック。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/shichirigahama.html

注文住宅をはるかに超えた建売住宅となります。(^^)

2018年7月19日木曜日

ベイカーブリック

鎌倉市大町3丁目の建売住宅「土間玄関の家」
外壁が板張り部分を残し完成しました。

(クリックすると拡大します。)

本物件は、サイディングを採用しました。

■メーカー/ケイミュー株式会社(パナソニック系列)
■サイディング名/光媒体の壁「光セラ」
■品名品番/ベイカーブリック・EH4274K
■色/QFルミナス チタン ホワイト

白い煉瓦張りのような、淡いベージュが入った暖かい面持ちです。

(クリックすると拡大します。)

本物件は、建売住宅です。
建売住宅の場合、仕様が共通しているため
外壁はほとんど同じ形状となります。

でも、ちょっとでも意匠性を考えれば、特徴を出すことがいくらでも出来ます。
意匠性の高いサイディングは高額なので妥協しがちですが
目先の利益に拘らなければ・・・
たった数十万で家の顔は格段に凛々しくなります。
(※本物件はすでにご成約済みです。)

このサイディングは、新発売されたものでして
はじめてつかいましたが、中々きれいなサイディングですね。

(クリックすると拡大します。)

本当にタイルみたい。

この商品、お勧めします。
ちなみに施工したサイディングの職人さん曰く
「これは職人泣かせだよ。施工が難しい。」

ごまかしが効かないそうです。

綺麗に仕上げて頂き、有難うございました。


2018年7月17日火曜日

家庭菜園の経過

毎回驚くのですが・・・
このブログで「原発」の表題をつけると
アクセス数が極端に落ちます。
昨日は、いつもの半分以下に落ち込みました。(^^;)

それだけ、皆さん見たくないものなんですね。
というか「原発」という言葉すら聞きたくないのかな?

できれば、無かったことにしたい。

・・・それは、私も同じです。
メルトダウンが無ければ、どんなに良かったことか。

20年ぐらい前に空手の合宿で何度も訪れた
福島の美しい海は
原発の幻影だったのでしょうか?
https://www.nikkei.com/edit/interactive/osensui0709/
(日経デジタルより)


なぜ原発の話題を出すと・・・
アクセス数がドカンと落ちるのでしょう?

「臭い物には蓋をする」

日本では、誰もが知ることわざですが
これは、日本独特の言葉なのだそうです。

古くからの、日本人の習性なのですね。
国民性とも言えそうです。

でも、原発は
自分の意の中で蓋をしても
実際におぞましい巨大な姿をさらしており
毎日365日、24時間とどまることなく
「自分の故郷が死の町になる」という危機を
日本全国に生み続けているのです。

糞尿ならば、騒ぎになります。
臭いますから。
でも、放射能は無味無臭で無色。

これほど性質が悪いモノはない。

世の中で一番性質の悪い「汚物」を・・・
見ぬふりをしてしまっている我々。

また、同じ事故が100%起きるでしょうね。


全く話が変わりますが
我が家の庭に植えた野菜が育ってきています。



「イチゴ」「トマト」「きゅうり」「ゴーヤ」
育ち方が全然違います。

ほぼ水と雑草取りだけですが
ゴーヤは1ヶ月半でご覧の通り。



すでに、1週間前に1本を収穫。
無農薬野菜ですよ!!

コールスローにして美味しくいただきました。

現在、大きい実が3本。
ゴーヤは、梅雨にも酷暑にも害虫にも強いですね。

トマトも強くて早い!!



トマトは、すでに2個収穫。
現在、4玉熟す直前です。(^^)

きゅうりは・・・、全滅。
間引かなければならないのですかね?
ちょっと難しい。

そしてイチゴ。


1か月半で、葉振りが2倍ほどになっただけ。
肥やしも何も与えていないので、時間がかかるようです。

6歳の娘は、この葉にイチゴが生るのを
毎日、楽しみに待っています。(^^)

西日本の大雨の報道をみるにつけ・・・
我が家で、こんな日常を過ごせていることに
物凄い幸せを感じています。

そして、福島原発の被害者の方々におきたことが
もし自分の身におきたら?

明日、この家から突然「逃げろ」と言われ

このトマトも、このゴーヤも
色着く瞬間をみることも出来ず
収穫することもなく

避難したあと、この家に帰ることが出来なくなり
もう二度と住むことも出来なくなったら・・・

我々は今、そんな避難者のニュースでみて
腫物に触るような感覚ですよね?
でも実際、何十万人もの方々に起こったことです。

想像することは大切です。
考えることは大事です。

そこに蓋をしてしまっては、なりません。

2018年7月16日月曜日

福島廃炉作業員の待遇悪化

東京新聞に・・・
「ふくしま作業員日誌」があります。

東京新聞を購読されていない方は、こちらをどうぞ。
■こちら原発取材班
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/

■ふくしま作業員日誌の過去ログ
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/category/worker

先月の記事は、とても重要なので転載します。
国民の関心が薄まれば
ことごとく「おざなり」とする国の特性を
皆が知るべきですね。
(以下記事抜粋)

新年度になった2018年4月から
福島第一原発の大半の場所の作業で
危険手当がほとんど出なくなった。

俺らは高線量の原子炉建屋周りの作業だから
危険手当ては下がらなかったけど
1日で2万円出ているはずの危険手当は
1万円しか渡されない。

同じ作業をしている別の下請けの会社の作業員は
3千円だと聞いた。

被ばくするのは俺らなのに・・・
会社が大半を持っていく。

元請け会社の寮は、経費削減でガードマンが解雇された。
食堂の食事が不味くなって苦情が殺到。
それに有料になった。

朝食が140円、夕食が430円。
それでも会社が半分負担しているという。
しかし、作業が休みの土日は、全額負担で860円と言われた。
有料だし、とにかく不味い。

それで毎日、コンビニ飯になった。

はじめて福島第一原発に来た6年半前が懐かしい。
その時は食事も豚カツとかカレーとか
とにかくボリュームがあった。
同僚と「太るな」と言っていたら
作業時間が短かったこともあるが、本当に10kg太った。

食事が有料になるのと同時に電子レンジやポットを使うのも禁止に。
ガスがダメなのはわかるが、電気機器はなんでなのか?
ブレーカーが落ちたというが
急に禁止になったのは、有料の食事を食えということじゃないか?

経費削減で、原発の外に事務所として借りていた施設も返した。
5月から携帯電話の持ち込みもダメになった。
写真の流出を防ぐらしい。
カメラ機能を使えなくした携帯を許可制で班で1人が持ち込む。
何かあったときは携帯でと言うが・・・
自分の形態は持ち込めない。

いろいろ条件が悪化しているが
せめて同じ作業なら
貰う金は平等にしてほしい。
俺なんて、まだもらっている方。
同じだけ被ばくしていることを考えると・・・
切ない。

国は、金だけ出して何もしてない。
監視も出来ていない。

東電にまかせっきり。
そして、東電も下請まで管理監督が出来ていない。
下請や孫請けのやりたい放題となっているようです。

元請け~派遣業者~下請とピンはねが横行し
待遇が悪化すればするほど、作業員の確保がままならなくなり
先日、ニュースになりましが
派遣業者は、外国人に目を付け・・・
国の未来を大きく左右する事故原発の処理を
発展途上国の外国人労働者にやらせようとしている。

信じられない状況が
今、福島で起きています。

「全身全霊をかけ」
「全力で向き合う」

という、政治家のむなしい言葉。
現状を見る限り「口だけ」「金だけ」です。
そして、その金は、我々の税金という・・・

ふくしまで作業をする人たちが居て初めて
今の我々の日常生活があります。
その日本を支えている福島第一原発の作業員方が
我々の無関心の下に苦しんでます。

国民が変わらなければ
この国は1mmも変わらないのです。

なにが聖火リレーだ。
馬鹿げてる。

その前に、原発廃炉作業員の環境改善を
一刻も早く望む。