サラリーマンの方々
アパレル業の方々
飲食業の方々
皆、通勤できるか、お店を開けるか・・・
冷や冷やされたことでしょう。
私の場合は、ちょっと違います。
不動産業者
建設業者
不動産管理者
不動産売主
かなり特殊な職業です。
夜、雪の状況を確認し、体の調子をチェック。
妻にスキー用の手袋と防水服を準備してもらい
「あしたはやるぞっ!」と覚悟して就寝。
朝、6時に起床。
足早に身支度し、いざ出動!!
まずは、自宅の通路を確保。
家の駐車場の雪を全部取り除き、
そして、すぐさま家の前の道路の雪かき。
きついですね。
皆、雪国のような専用道具を持っていない。
手に持つのは普通のスコップ。
道路に出るとチリトリで雪に対峙している人がちらほら。
無茶です。(^^;)
大き目の角スコップでも、30分で体が悲鳴を上げます。
私も、すぐに腰が痛くなりましたが・・・
ここで、無心で雪カキをしてしまうとOUT。
すぐに体がいうことを聞かなくなります。
心が折れるまえに
自分で自分の脳にちょっとしたトリックを加えます。
雪カキを目的化せず
「雪だるまを作るため。」と、手段化するんです。
ほんのちょっと遊び心が加わるだけで、あら不思議。
「ああきつい、ああヤリたくない。」という気持ちが消えて
雪だるまの出来ていく工程があるだけで苦しくなくなるのです。
それだけで体が軽くなるのです。
とりあえず、1時間半かけて3軒となりぐらいまでザックリと雪かき。
積み上げて量をある程度確保!!
こちらも町内総出で、雪かきが始まっています。
そこに急ぎ参戦!!
これは、遊び心なく、義務です。
でも、まだ中途で終えてきた「遊び」が残っているので
気合満々。
サラリーマンの方々が革靴で滑りながら駅に向かう中
道路や歩道、駐車場の雪を一通り除去。
1時間ぐらいで一通り片付けて、急ぎ我が家に戻り・・・
町内の総仕上げ。
きっちり雪を無くして・・・
その大量の雪をさらに一か所に集め・・・
先ずは、目的の一つを完成させました!!
カマクラ。(^^)
これを造るのには・・・
わが家の前の雪では足りないのでして・・・(^^;)
お隣3軒分の雪をここに一人でかき集めました。
町内の方々に感謝されましたが・・・
ただ単にこれが作りたかっただけなんです。(苦笑)
結構大きいでしょ?
入口は狭いですが、中は広く作ってありまして。
娘が中で遊べる大きさです。
せっかくの何年ぶりの雪。
子供たちに「巨大雪だるま」も見せたい!!
ということで、もう2軒先も雪かき開始。
必死にかき集めて・・・
巨大雪だるまの完成!!!
これまたお隣さんに感謝されましたが・・・
ただ単に、雪だるまが作りたかっただけなんです。(TT)
さて、すでに午前も10時過ぎ。
かれこれ、ブッ通しで4時間雪かきをしてます。
でも、まだまだ終わりではありません。
売り出し中の物件があるのですが、そこは人が住んでいないため
私が雪かきをしに行かなければなりません。
じゃないと、物件がある町内会からおしかりを受けます。(^^;)
スコップを持ち物件へ!!
梶原の新築現場に向かうと、向かいにお住いの70代のご主人が
一人、道路の雪かきをしていました。
私を見るなり「来てくれて助かった~」と、曲がった腰を伸ばされ
その現場で、みっちり1時間。
3軒分の雪かきをこなし・・・
すぐ近くにある梶原の売地へ。
すでにお昼を回っていますが・・・
この町内はご老人が多く、手つかずです。
ここも隣接する50代の奥様が一人で雪を見ながら呆然とされていて
「助かるわ~」と感謝されました。
50分ぐらいである程度やっつけて・・・
次の現場に向かいます。(^^;)
現場は、あと7件有りますが、すべて回ることは出来ません。
いけなかった物件の町内は、ご迷惑をおかけしました。
午後2時半の段階で、体力的にギブアップ。
さすがにもうすぐ44歳、体力の限界。
家に帰り、冷え切った体を元に戻すために風呂にジャポン。
それにしても、サラリーマンのご家庭は大変ですね。
大雪だろうがなんだろうが、電車が動いていればご主人は出勤しなければなりません。
朝7時にはスーツに革靴で家をでるので、雪かきなんて無理。
だから殆どのお宅で、家の前の道路を奥さんが雪かきをしていました。
馴れないスコップを持って悪戦苦闘。
お母さん方、本当にご苦労様でした。
午後3時ごろ
仕事着に着替え、仕事をしに会社へ。
さすがにフラフラです。
ふと、ベランダからなんだか目線を感じ
振り向くと・・・
幼稚園が休みだった娘が作った雪だるまがこっちを見てます。(笑)
中々の出来ですね!
やるな、娘。
この愛くるしい雪だるまと・・・
カマクラで遊びまくる娘をみて・・・
疲れがブワッと抜けて 気分よく仕事に向かうことが出来ました。
遊び心、大事ですね。
ちょっとの遊びを持つことで、体を壊さず乗り切れました。
人体は、つくづく心の持ちようなんですね。