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2016年1月29日金曜日

スーパージェットファイバー

当社売主の新築分譲住宅
「鎌倉市玉縄二丁目」
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/tamanawa2.html

セルロースファイバー断熱の施工を行いました。


日本製紙木材の「スーパージェットファイバー」です。
http://www.jet-npl.com/

一般的な断熱施工と異なり・・・
第三者の専門業者による、責任施工となります。

床・壁・天井全てを、一切の隙間なく覆います。


複雑な勾配天井も、ご覧のとおり。

マット型のロックウールやグラスウール・・・
固形型のウレタンフォーム・・・

皆、人の手で壁内に充填するため、必ず隙間が出来ます。

スーパージェットファイバーは、壁の内側にシートを張込み・・・
その内部にブロー機械で吹き込むため、隙間を完全にふさぎます。
特に床下に威力を発揮します。
大引きの下に垂木で受け材を取り付け、そこにシートを貼り、吹き込みます。
よって、内壁部もセルロースファイバーがビッチリと入り・・・
在来工法の欠点である床下からの内壁への通気を完全にシャットアウトできます。

つまり、床下の冷気がゼロとなる訳です。
もちろん、天井の輻射熱もゼロ。

先日お引き渡ししたセルロースファイバーの家にお邪魔しましたが・・・
今のこの時期で、朝30分ほど軽く暖房を入れただけで・・・
家の中は、半そでで過ごせるほどの暖かさでした。


複雑な造りですが、隙間がありません。


照明器具のコードも、エアコンのスリーブも・・・
セルロースファイバーがビッチリと詰まってます。


マット型で必ず隙間になるコンセント周りも、ご覧のとおり。



このパンパンな状態、解ります??

簡単に言い表すと・・・
真冬の寒い夜
フカフカの羽毛布団に包まれた感覚です。(^^)

当社の住宅は、こんなところにお金を使ってます。

見えない所ですが・・・

家は、見えない所が性能となるのです。

2016年1月28日木曜日

コの字型キッチン

材木座のリノベーション住宅。

元々、キッチンは1Fにありました。
古い独立型の御勝手キッチンです。

それをきれいに解体し、2Fに新しく移動。



カウンターと食器棚を造作して・・・

2250×1650のL型キッチンを対面式に設置しました。

こうすることで、高級なコの字型キッチンを、安く簡単に造ることが出来ます。


コの字型のキッチンは、日本製ではほとんどありません。
輸入品か、オーダーとなり、高額となります。

ちょっとの工夫で、安くできます。
参考にしてくださいませ。

コの字の一翼を担う造作食器棚の奥行は600mm。
H850mm高のキッチンよりも、造作カウンターは5mm低くしてあります。

ほぼ、ピッタリの収まりです。

将来、このカウンターには、レンジやジューサーが乗せられ、下部には、トースターや炊飯器が治まるようにスライド棚が付けられます。

全てが、振り返るだけで出来る、動線の良いキッチンです。

元々、3部屋に分かれていた2Fは、ワンフロアのLDKに変更。



これにより、由比ガ浜を一望できる20帖ほどの贅沢なスペースに。


江ノ島・富士山・伊豆半島も、一望。

贅沢な景色です。

浴室も、洗面所も総入れ替え。



とても、昭和60年築の家だとは・・・



思われないでしょう。(^^)

お力添え頂いた協力店の方々・・・

相伸建設
涌元工務店
井関工務店
山六木材
湘南トーヨー住器
リクシル
エフトレーディング
トラス
雷電
小島電機工業
武蔵設備
石井塗装
飛鳥工業
林板金
大進タイル
芝田内装
富士工芸
TOKAI
リペアワークス


有難うございました。
また、よろしくお願いいたします。

2016年1月26日火曜日

材木座6丁目リノベーション完成

去年の9月から行っていた、材木座のリノベーション住宅。

完成しました!!!!

ビフォー


アフター



こう見ると、あんまり変わってないように見えますね。(^^;)

中々、大変でした。

明後日、お引き渡しとなります。

詳細は、次回、ご紹介しま~す。

2016年1月25日月曜日

善行、解体完了

年明けから開始していた善行の古家の解体
完了しました。



この状況を初めてみたら・・・
「ここに家が建っていたの?」

と、思う事でしょう。

ここに、また新しい建物が建てられ・・・

新しい人の営みや生活、関わる人の「人生」が形成されると思うと・・・

何とも、不思議な気持ちとなります。

時の流れは、全てを「古く」します。
我々業界の用語で言うと・・・

劣化する。
経年変化する。
減価償却。

すべてを無に帰そうとする。

そう考えると、時間は悪魔のような存在に思え・・・

でも、時間が流れるからこそ、「命」が生まれるとすると・・・
「命」とは、時間が万物に与えたものなのでしょうか?

だとすると、時間とは、神そのものですね。

2016年1月24日日曜日

ベルアート

当社売主の鎌倉市玉縄2丁目の建売住宅・・・
段々と、家の形が出来上がって来ました。



左官にて仕上げます。

藤沢は凄腕左官屋さんの飛鳥工業さんが、下地のモルタルを塗っています。

さて、「色決め」をしなければなりません。

・外壁の色
・破風・鼻隠しの色
・軒天の色
・雨どいの色

仕事の合間にMyディスクに「色見本」を並べて、腕を組みます。


外壁は、左官仕上げ。
エスケー化学の「ベルアート」です。

鏝捌きは、ベテラン職人の早川親方にお任せ。
稲村ケ崎の注文住宅で話し合って決めた横引きの「プレスL」風が良い。

軒天は、白。

破風・鼻隠しと外壁の色は、濃淡でリンクしたい。


日本塗料工業会のカラーカードとベルアートの色見本を重ねては・・・・
首をひねりながら、あっというまに30分経過。(^^;)
時計を見ると、もうすぐ21時です。

そろそろ、帰らなきゃな~。

外壁は、難しい。
周囲の家の色も考慮して、街の雰囲気も崩せない。
左官らしい色にもしたい。
そして、鎌倉の街造りを想い。

ベルアートは、AC-3054、AC-1256、AC-3080で悩む。
悩み過ぎでイライラしてきたので・・・
「AC-3054」にして、破風・鼻隠しを「C-05-30B」に決定。

ペンキ塗料は「全ツヤ」「半ツヤ」「艶消し」があります。

基本的にツヤが強い方が塗膜の強度が高いのですが・・・
ツヤがあると、よりペンキっぽくなります。

家にツヤを出すと、安っぽくなると個人的に思っており・・・
よっぽどのことが無い限り「艶消し」を選んでいます。

雨どいは、パナソニックの「シビルスケアPC50」


よし、「MQCZ130T」オークブラウンにしよう。

破風の色は、右から2番目。
外壁の色は、上段の右から2番目。

写真ではベージュに見えますが、色は結構濃いです。

実際に塗ると、濃くなったり薄くなったりとしますので、仕上がってみないと解りません。

そこは、飛鳥工業さんに任せます。

外壁の品番は、藤沢の飛鳥工業さんへFAX。
雨どいの品番は、横浜の林板金さんへFAX。
ペンキの品番は、藤沢の石井塗装さんへFAX。

さてと。
腹減った。

家に帰って、飯にありつきますか。(・3・)