すべて取り除き
大谷石の裏込めのコンクリートに
鉄骨を「差し筋」して
それをベースに横に鉄骨を渡し
型枠を組んで
ベースのコンクリートを打設します。
養生の間に、大谷石に取り掛かります。
カキ落として行きます。
綺麗に掃除をした後
ローラーで「シーラー」を塗って行きます。
塗料やモルタルが染み込まず
塗装時に塗料が乗りやすくなります。
さらに、表面を固めてくれる優れものです。
2日目・・・
新設したブロック部分に
モルタルを塗っていきます。
大谷石の目地を
モルタルで潰します。
4日目・・・
大谷石部分の粗塗りをします。
大谷石自体に凹凸があるため
でっこみ引っ込みを調整しながら
モルタルを塗っていきます。
塗り込んでいきます。
ここで表面も平らに鏝で抑えていきます。
まだ「下塗り」です。
5日・・・
さらにモルタルを塗り重ねて
表面を平らに仕上げます。
中塗りですね。
8日目・・・
いよいよ仕上げていきます。
仕上げ材は、建物の外壁と合わせ
外壁材の「ベルアート」です。
仕上げ塗りとなります。
外壁と色が違うのは、塗りたてだからです。
数日たてば、
全く同じ色となります。
構造として成り立たないため
石の裏側に「コンクリート」が
200mm厚以上打設されていることが殆どです。
よって、表面が風化していても
問題がないケースも多く
このように補修をしてあげれば
また長く擁壁として機能します。
総工事費は100万円は越えてしまいますが
作り替える事を考えれば
もし、同じような分譲地で
「自然石擁壁」にお悩みの方が
いらっしゃいましたら
ご相談くださいませ。