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2020年10月23日金曜日

失敗は子供が成長するチャンス

親って・・・
子供の失敗を
先回りして
摘んでしまう
生き物ですね。

最近、自分と妻の
子供に対する言動に対し
「こりゃ、ダメなんじゃないか?」
と、とても強く
思うようになっています。

親は、どうしても
子供に効率を求めてしまい

「早くしろ」

という言葉を
本当に多く口にします。

「早く起きろ」
「早く顔洗え」
「早く着替えろ」
「早く準備しろ」
「早くご飯食べろ」
「早く学校に行け」
「早く帰ってこい」
「早く宿題しろ」
「早くお風呂に入れ」
「早く着替えろ」
「早くご飯食べろ」
「早く歯を磨け」
「早く寝ろ」

10年間親をやってきて
振り返ってみると・・・
我が子に対して
「早くしろ」
という言葉を
一番多く発していると
昨日、気が付きました。

昨日のこと。

仕事から帰って
子供達と接しながら
ご飯が遅い娘に
「早くしろ!」
テレビを見ながら
ボーっと歯を磨く息子に
「早くしろ!」
何時までも風呂に入らない娘に
「早くしろ!」

そんな自分に
突如、もの凄い違和感を覚えました。

「子供は、なんで早くしなきゃいけないんだ?」
「そもそも、それは俺の都合なんじゃないか?」


宿題をするにも
時間をかけ悩む子供をみると
親は、時間が無駄だと言わんばかりに
答えを教えてしまいます。

なにか工作をしようとしながら
道具の使い方が解らず
考え込んでいる息子に
すぐに手取り足取り
道具の使い方を教えてしまいます。

ゲームをしていて
大人が意図する遊び方と
全然違う遊び方をしていると
「それは間違いだよ」
と、直してしまいます。

学校への忘れ物が無いよう
妻は、前日に時間割をチェックし
子供達に細かく指示をだし
朝出ていくときも
宿題・教科書・ハンカチ・マスクetc
母親がすべて指さし確認。

家族で遊びに行くときも
すべて親が決めて準備し
子供は「まな板の鯉」です。

釣りに行くときも
子供に下準備をやらせると
物凄く時間が掛かるので
時間が勿体ないと
私がすべての準備をし
釣りの餌も私が付けて
魚が釣れたら私が針から外し
片付けもする。

こうなってくると・・・
現代の子供達って
「失敗する機会」を
完全に失っていますね。

すべて親が考えを巡らし
先回りして
段取ってしまう。

危険なことは・・・
しないさせない行かせない。

日本では古くから
『失敗は成功のもと』
ということわざがあります。

球界一の名監督といわれた
野村克也さんが好んで使っていた
有名な言葉があります。

『失敗と書いて、せいちょうと読む』

ということは・・・
子供のころに
多くの失敗を経験させることが
子育ての正解なのではないか?

10年目にして
なんだか根本を覆されるようで
震えています。(^^;)

親として間違ったか?
どうやらそのよう。
だったとしたら
気が付くのが遅すぎだよ。(TT)

過保護って
こういう事なのか!

とにもかくにも・・・
今日、家に帰ったら
まずは「早くしろ」という言葉を
親として封印しようと思います。

そして・・・
あまり子供を気に留めない。

放ったらかしにしてみたら
どうなるだろうか?
妻と相談しなきゃな~。

でも、妻も疲れてるから
結局夜、寝ちゃって
次の日には忘れちゃうパターンかも。(汗)

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