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2024年2月10日土曜日

霊の世界は人口過密

今日、会社の掲示板にブログ記事を貼るため
十数年前のブログを掘り起こして
過筆したのですが・・・
面白かったので、そのまま掲載します。

・・・・
皆さん「霊」を信じますか?
僕はあってもいいかな?って思います。

でも、TVで見る霊能者の方々
あれはどうなんでしょ?

彼ら彼女らに言わせると・・・
「死ぬ直後この世に怨念があると悪霊になる」
そうです。
そして、それは
動物でも人間でも変らないとのこと。
悪霊は、人間に憑りつき
様々な災いを起こすようです。

そこで、ちょっと考えて見ます。
私達は日常的に動物の肉を口にします。
牛・豚・鳥・羊・猪・鹿・馬・魚・鯨・etc

人間の食物用の動物は
どこかで必ず「人の手」で殺されています。
そんな動物たちの怨念は
車に弾かれて死んで
化け猫になる「猫」とかの
比じゃないと思うのです。

食用のためだけに育てられ
生まれて1年も経たないある日
突然に屠殺所に運ばれていく。

そして、有無も言わさず
ベルトコンベアー形式で首を切り落とさ
つるされて皮をハギ取られて
肉の部位ごとに解体され
売られる訳ですから。

牛・豚・鳥・羊だけで
世界で年間、約730億頭が
肉にされ金に変えられています。

日本で一番多く食べられている動物は
魚です。
魚は「痛覚が無い」「感情が無い」とされ
動物扱いを一切受けておりませんが
個々に自分の命を守るため
様々な工夫をして生きる
しっかりと「生きたい」と意思を持つ
我々と同じ生き物です。

霊能者が真実を言っているのであれば
その肉を日々口にしている我々は
必ず呪われますね?

屠殺所に勤めている人は
絶対に無事ではないでしょう。(汗)
保健所はもっと凄いです。
様々な動物が年間50万頭ガス室に入れられ
毒ガスで殺されています。
保健所の職員は、よく呪われないものです。

多くの命を網で一網打尽にする漁師は
この世で一番「命」を奪っている
人種となります。(苦笑)

さらにもっと言うと
大船にある武田薬品工業の湘南研究所では
1日1トン近くも
実験で使われた動物の死骸が出るそうです。

猿・犬・猫・ヤギ・ウサギ・ネズミ
1日だけで1トンって
すさまじい数字です。

一時、敷地内でその死骸を燃やすため
焼却施設を作る計画を発表して
近隣住民と揉めに揉めたのは
もう10年以上前の話です。
(皆さん、もう忘れてるかな~)

鎌倉には、「小坪トンネル」という
日本中で有名な心霊スポットがあります。
トンネルの上に火葬場があるので
その霊がトンネルに下り立ち
走る車に悪さをすると言われています。

それが本当であれば

武田薬品工業で
人間のためだけに
様々な病気を植え付けられ
様々な薬を打たれ続けた動物たちは
死んでさえなお
むげに焼却された怨念を
近くを通る人間に
全力でぶつけるはずです。

でも実際は・・・
みなさん何の気兼ねも無く
散歩やランニングコースとして
研究所の周りを普通に利用しており
憑りつかれたなんて話は
ここ十数年、一切聞いたことがありません。

我々は大雑把に「霊」といっていますが
霊能者の方々に言わせると
下記のような分類なのだそうです。

・悪 霊(生前恨みや妬み等をもったもの達)
・怨 霊(復讐心を持ったもの達)
・地縛霊(土地に因縁がありその場に存在し続けるもの達)
・生 霊(現在生きている人の怨念が霊化したもの)
・背後霊(全ての生き物に憑いているもの
・浮遊霊(生前に未練を残し死んだことを自覚していないもの達)
・動物霊
・水子霊
・色情霊(色恋沙汰関係で命を落としたもの達)
・指導霊(いわゆる守護霊)
・その他(木々や言霊など様々なもの)

それらの霊は・・・
時代を関係なく現世に残るのだとか。
だから、平安時代の動物のなども
霊として現世を漂っているんですって。

鎌倉では、よく
「戦国時代の落ち武者の霊が出た!」
というようなお話を聞きますが
鎌倉幕府の戦争は、約700年前です。
当時の何十万人もの殺し合いは
今の深沢・稲村ケ崎・極楽寺・山の内・朝比奈あたりで
繰り広げられており
どこも今は閑静な住宅地となっています。

幕府滅亡時の死者数は何十万人です。
そんな700年前の怨霊が出るとなると
今の霊界の人口は
日本の人口1億2570万人の比ではなく
すでに、地球に入りきらないぐらいの
過密状態になっていると思われます。

だから・・・
霊能者が満員電車なんか乗ったら大変です。

一人一人に背後霊や守護霊が居て
人によっては動物霊や樹木霊が憑いているのですから。
「幽霊ドン!さらに倍」(by巨泉)
みたいなもんです。

コンサートや野球場なんか行ったら
もっと凄い事になります。

5万人の人間にひとり最低でも
3人の霊が付いているとすると
15万もの霊がコンサート会場に
ビッシリとすし詰めになっている事になります。

彼らにも一人一人「意思」があるらしいので・・・

「お前このやろう肩が当たったぞ!」
「なんだと!そっちから当たってきたんだろうが!」
なんて・・・
悪霊と背後霊が喧嘩なんてしているかもしれません。

何が言いたいのかといいますと

霊って無理があるかなと。

霊というのは・・・
潜在意識だと宮崎駿さんが言っていました。
亡くなったお母さんを日々思っていれば
意識の中の残存が母親の姿を目の前に映し出す。
幻影とも言いますかね?

「あなたの後ろに、亡くなったお母さんが居ます!」
「あなたを守っていますよ!見えます!」
なんていうのは
個人的に、それで人を救うのであれば
ウソでもかまわないと思います。

ただそれで多額の金銭を取るのは
どういう状況にしろ
詐欺のナニモノでもないと思います。

人の哀惜や憂いを蹂躙して
金にするなんて
まさに悪霊の所業ですわ。(汗)

私は幽霊を今の今まで
一度も見たことがありません。
だから、その存在を信じていません。
ただ・・・
「死んだら、どうなるだろう?」
というのは、子供のころから
とても興味を持っています。
でも、その答えは
自分が死なないと出ない。(^^;)

今は・・・
映画、ロードオブザリングにて
作中にガンダルフが放った言葉が
一番腑に落ちています。

「死は恐れるものではない。死とは終わりではなく、誰もが通る旅の途中だ。」

キリスト教でもイスラム教でも仏教でも
ほとんどの宗教では
「死んでもその先がある」
という死生観があります。

そうかぁ、旅の途中かぁ。

そう考えると・・・
自分が死を向えるのが楽しみでもあり・・・

やっぱり霊っていう存在が
益々おかしく思えてくるのです。(^^;)

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