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2018年1月19日金曜日

山崎ゴミ焼却場の2018

松尾市長の新年の指針が出てます。

大きなところから市民はしっかりと知っておく必要があります。
まず一番は、山崎の新ゴミ焼却施設に関して。

大船駅に隣接する山崎地区に鎌倉全域のゴミを集約し
今までは今泉と名越の2か所で焼却していたゴミを
山崎の一か所で焼却するという方針でした。

山崎の浄化施設への建設方針を発表してから2年間
住民の方々と話し合いをしてきました。
我々からは
焼却の熱を利用した温浴施設や
地域の人が集える集会室などの付帯施設
引き込み線跡地を活用した周辺のまちづくり
道路整備などを含め、色々な提案をしてきましたけれど
中々議論が進んでいないというのが現状です。

選択肢の幅を広げ、広域連携や自区外処理ということも
検討に入れていきたい。

今の段階では、山崎に焼却施設を造るという計画が基本ですが
それ以外の様々な可能性について検討を始めています。
名越の焼却施設は2024年度で終了させるという
住民の方々との約束があり、期限が決まっていますので
そこに向けてできうる可能性を追求していきます。

地元との話し合いは、2017年度末を区切りとして掲げてきました。
そういった区切りをどう考えるか
これから様々なことも含め検討していくことになります。

(タウンニュースNo.625紙面より)


この市長のインタビューを見ていると
2017年までに説明を打ち切り建設を進める計画が
山崎地区や大船地区からの反対に合い
頓挫していることがうかかげます。

それに合わせ「自区外処理」という方針が大きくなっているように見受けます。
180度の方向転換ですね。

元々、大船駅から1kmという山崎跨線橋の隣に
巨大な焼却施設を造るというのが無茶だったんですね。

新しい小袋谷跨線橋が開通後・・・
鎌倉市内でも3本の指に入る大渋滞地点となった交差点。
その目の前が建設予定地です。

朝方は、三菱電機渋滞。
夕方は、コーナン渋滞。
雨の日の朝夕は、駅へのお迎え渋滞。

ここにゴミ回収車が市内各地から集中し
さらに温浴施設の客が入り乱れたら、もう交通網がダウンします。

さらに湘南鎌倉総合病院には、湘南各地や横浜市からも救急車が入ってきます。
救急車の受け入れ数は、年間1万3,492台(13年)
救急受診者数は、年間4万6,029人(13年)

1日の救急車の受け入れ台数は平均37台!

渋滞が激しくなると、日本有数のERも混乱必至です。

ちなみに知られていませんが・・・
湘南鎌倉総合病院は、2011年に日本全国にある病院の中で
入院患者数が1位になっています。

救急・入院・通院を合わせた来院数は、すごい数となります。

付近には、武田薬品の研究施設もあります。
この研究施設も日本一の規模です。
建設時、バイオハザードが有る無しで大騒ぎしたのは
皆様、もう忘れていますかね?

やはり、山崎ごみ焼却場建設は・・・
無理がありますね。

近い将来「山崎跨線橋の老朽化」も問題になるでしょう。

個人的に、建設はできないと断言します。
「自区外処理」に落ち着くと考えます。

つづく

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