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2017年9月14日木曜日

パナソニックのお客様相談センター

個人的に・・・

「俺は安倍政権を応援してるよ。」
「アメリカに押し付けられた憲法は変えるべき。」
「年に5回は靖国神社に足を運ぶ。」
「日本人は古き良き日本の心を取り戻すべき。」

と、右派を気取りながらも
それをiPadでフェイスブックに投稿し
常に最新型のiPhoneに買い替え
レイバンの眼鏡をかけ、腕にはハミルトンの時計
毎朝、ブラウンのシェーバーでひげをそり
クライスラーの車に乗る

そんな人は・・・
全く、信用しないことにしています。

でも、そんな人が多い。
そんな人ほど、年末にグアムやハワイ旅行に行く。
ウソのような本当の話です。

先日も「俺は国粋主義者だから」という自民党支援者の知人が
アルファロメオに乗っている事を知り
ズッコケたところです。(汗)

別に海外ブランド品が嫌いではありません。
アメ車も欧州車もいいクルマですよね。

ただね「国を愛する」って、そんなもんなのかい?
日本ファーストなら、トコトンやれと言いたいだけです。
日本企業を買い支えて、応援しなくてどうするんだと。

私は、以前にもお話していますが・・・
出来る限り国産を使うよう、日々努力しています。
個人的な買いものもそうです。

パソコンは「東芝」
掃除機は「パナソニック」
冷蔵庫は「三菱」
テレビは「シャープ」
空気清浄器は「パナソニック」
髭剃りは「日立」
スマホも「ソニー」

自分用の社用車は「ホンダ」
家の自家用車は「三菱」

※最近、シャープが中国企業になってしまい大ショック。

掃除機は、ダイソンなんて買わないし・・・
大ブームになった「ルンバ」も興味無し。
パソコンを買うとき知人に「アップルは良いよ」と猛烈に進められましたが、無視しました。(笑)

家電が激安のLGや
スマホがメチャ安いサムスンの商品も
手に取ったことありません。

最近、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国メーカー(ハイアール等)
または、住宅設備のドイツメーカー(ミーレ等)

日本のメーカーは、世界的にみると窮地です。

だからこそ、日本人だけでも・・・
高くても、メイドインジャパンを買わなくてどうすると思うのです。
(※製造国の問題はあれど)

メイドインジャパンは、製品の質もさることながら
海外メーカーに比べ、群を抜いて秀でていたものがあります。
それは、アフターサービスです。

日本車が世界一の理由は、今でもアフターサービスによります。

でも、最近ショッキングな事が何度かあり・・・
ちょっと個人的に、一企業のアフターの信頼が揺らいでいます。

パナソニックが「ハイブリット掃除機」なる物を発売したのはつい最近です。
それは、リチウムイオン電池を搭載したコードレスサイクロン掃除機。



品番は「MC-HS700G」
価格は7万円を超えたと思います。

ハイブリット車と同じ高性能電池搭載の掃除機として
大々的に宣伝をしていたものです。

3年前、妻がコードレス掃除機が欲しいというので
ヤマダ電機に行ったとき、目にしました。

当時(今も)コードレス掃除機はダイソンが飛ぶ鳥を落とす勢い。
日本製品を脇に退きやり
メインでダイソンを飾られているのを見てイラッとした私。

「絶対イギリスの掃除機なんて買わん!」
変な意地をだし、このパナの最新機種を購入。
値切りにねぎり、約6万5千円で手に入れました。

購入3年後の今年8月。
突然、充電が出来なくなりました。

妻から「壊れたみたい」といわれた私。
説明書に記載されていた「お客様相談センター」に電話。

細かい状況をすべて説明し
「説明書の『故障だとおもったら』のハウツー通り々と自分で手を加えてみたけれど、ウンともスンとも言わない。」
そう、話をしました。
すると、電話口の若い女性から、こんな回答がありました。

「販売店に連絡してください。」

仕方なくヤマダ電機のに本体と充電器を持っていき
故障受付センターにて同じ説明をします。
窓口の応対者は一通りメモを取ると
我々を待たせて奥の方で電話をかけています。
たぶん、パナソニックのメンテナンスでしょうね。

10分程度待ったあと、こんな回答でした。
「原因が解らないので、メーカーに送るので商品を預かります。」

預けて1週間ほどたって、こんな電話が来ました。
「バッテリーの寿命なので、交換してください。」
「1万5千円かかります。」

はぁ~。(▼▼#)

ヤマダ電機では、5年保証が付いています。
「5年保証なのに3年で動かなくなるの?」
そう言う私に、ヤマダ電機の回答はこうでした。

「説明書にバッテリーは消耗品と書いてあります。」
「メーカーも、頻繁に使うと3年未満で交換が必要になると言っています。」

なにを~。(▼▼#)弩弩弩!!

メーカーのHPを見ると、こんな告知が。



私も妻も、買う時にそんな話一切聞いておりません。
というか3年ごとに1万5千円かかる掃除機なんて
絶対に買わないわっ!

というより、掃除機って頻繁に使うもんですよね?
頻繁に使わない掃除機ってあります?
まるで・・・
「あなたが頻繁に使ったから3年で電池が切れたんですよ。」
みたいなことを言われたようで、私の怒りに油が注がれます。

「5年保証は何のためなの?」と詰め寄るも
「メーカーが故障ではないという限り、保証対象外です。」
と、担当者も困り顔。

こりゃだめだ。

それにしても、故障してから・・・
『個人→メーカー→個人→量販店→メーカー→量販店→個人』
商品が返ってくるまでの約2週間以上。
この間のやりとりって必要なんですかね。

最初の電話『個人→メーカー』で済む話なんです。

しぶしぶ休みの日、家族でバッテリー切れの掃除機を取りに
片道30分かけてヤマダ電機茅ヶ崎店まで行きましたよ。(▼▼#)

「痒いところにも手が届く」それが、メイドインジャパンだったはずです。
パナソニックは、HPで告知しているほどですから
同じようなクレームは多いのでしょう。

その証拠に、この掃除機はすでに販売中止になっています。

「車と同じ、高性能リチウムイオン電池」
そんな宣伝の高級掃除機です。
それが3年で動かなくなったら、だれもが怒ると思います。

というか、何のためのお客様相談センターなんでしょう?
そこで教えてくれれば、数分で済んだのです。
「バッテリーの寿命の可能性が高いです。」
「バッテリー交換だけで1万5千円かかります。」

企業は巨大になればなるほど、コントロールが効かないのか。
パナソニックは、最近そんなことが多い。

バッテリー切れと知るまでに約10日かかった我が家。
そのやりとりの間、我が家には掃除機が無いのです。
掃除機調べるのにメーカーに送ったら、そうなりますわ。
そこへの気遣いもな~んもアラヘン。

妻が「家の掃除が出来ない。」というので・・・
日立のコードレススティック掃除機を1万5千円で購入しましたよ。
よく考えたらバッテリーと同じ金額やん!!!

「なんでもかんでも合理化」という日本社会。
こんなところでも、アメリカナイズされてるのかな?
国内企業が日本に目が向いてないんですよね。
生産も消費も海外ばかり目を向けた結果なのでしょうか。

我々お父さん世代が造り上げた看板
『物造りの国』『世界最高品質』
その世界常識となった日本製を、守ってほしい。

日本応援団として、せつに願います。

ちなみに『ここがへんだよ日本人』を一つ。

「がんばれニッポン」とかよく耳にしますが
あれって、スポーツの時だけなんですよね。
なんでだろう?

サッカー日本代表を応援するぐらいの熱意で
メイドインジャパンを応援すれば
日本製品が国内で苦戦する事なんてない筈です。

日本製品をみんなで応援しようぜ。
何でもかんでも、安い中国製のものばかり買うの止めてさ。
スポーツの時のように日の丸背負って応援しようぜ!

ダイソン、サムスン、アップル・・・

買う前に、ちょっと考えてみて。

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