Translate

2021年10月23日土曜日

子供の自己決定

社会とつながりにくい
子育ての家庭現場で悩む
親御さんに対するケアを行い
かけがえのない親子関係を
守る取り組みをし
子どもがしんどい時に
いつでも親に「抱っこ!」と
言って甘えられる関係を
サポートする事を掲げる

NPO法人「DAKKO」
https://dakko-kosodate.com/

その代表である
横張寿希さんの新聞コラムが
とても心に染みたので
ご紹介したいと思います。

親も含め・・・
子供が政治に興味を持つには
どうしたらよいか?
そんな問いから始まります。

社会学が好きで
大学は法学部に進み
地元選出の国会議員の事務所で
4年間、選挙の手伝いをしました。
そこで町興しや
子育て支援をしていて
気が付いたんです。

皆、家族のことが精いっぱいで
政治の事を考える余裕が
全くないという事に。

政治にかかわる上で
まずは・・・
「自分のやりたい事は何か?」
「自分は将来どうしたいか?」
を考えてほしいです。
その上で
自分の選択に近い政策を掲げる
政党や候補者を見つける。
でも、これが実は難しい。

今の子育て世代は
小さいころから
「親や先生の言う事を聞け」
「宿題はやらねばならない」
と言われて育ち
『自己決定』の余地を
与えられず育ったから。

結果、日常に流され
自分の将来も漠然としたまま
未来を決めるはずの政治に
他人事となっている。

だからこそ・・・
子供には
自分の事は自分で考え
自分で決める習慣を
つけてあげてほしいのです。

所得や学歴より
『自己決定』
が幸福度を上げるという
神戸大学の調査結果があります。
進学や就職に関し
自分で決めた人ほど
幸福度が高いのだそうです。

自分で決めた事だから
結果も責任も生まれ
うまく行けば
自己肯定感も高まる。

こうした経験をすると
自分一人ぐらい
選挙に行かなくても
なにも変らないという
今の世間一般の考えには
ならないと思います。

以上
2021年10月19日
東京新聞紙面より

むむむむっ!
11歳と9歳の子育て中の我が家。
耳が痛いです。

毎日毎日・・・
「あれやれ、これやれ」
のオンパレード。

毎日・・・
「起きろ~!朝だぞ~!」
という私の声から始まり・・・

「着替えろ~!」
「早く朝ごはん食べろ~!」
「学校行け~!」
「ランドセルを廊下に置くな!」
「手洗ったか?」
「うがいしたか?」
「脱いだら片付けろ!」
「連絡帳出せ~!」
「宿題やったの?」
「自転車のカギ閉めろ!」
「明日の準備はした?」
「ゲームやめろ~!」
「新聞よめ~!」
「部屋を片付けろ!」
「カメとクワガタに餌やった?」
「漫画を片付けろ!」
「トイレでマンガ読むな~!」
「お風呂入れ~!」
「ちゃんと体拭いて出てこい!」(TT)
「歯を磨け。」

そして毎日
「もう寝ろ~~~っ!!!」
となる。

こう我が家の一日を振り返ると・・・

『子供はロボットか?』
と、N●Kの某番組を思い出す私。

(画像はsavetheplanetpplより)

なるほど、国営テレビも
日本の子供はロボットみたいだと
認識している訳です。(笑)

子供は・・・
親が言わないと
何もやらない
動物だと思っている私ですが

横張さんのお話では
その親の認識が間違えであり
それが日本の教育の
根本的にダメなところなんだと。

む~~~ん。

親が一切何も言わず
1週間過ごしたら
一体全体どうなるのだろう?

宿題もやらず
忘れものもし放題
脱ぎっぱなし
遊びっぱなし
手も洗わず
うがいもせず
廊下は、子供たちのランドセルが散乱し
体操着を持って帰ってこず
酸っぱい臭いで学校に放置され
ビチョビチョのまま風呂から出てきて
髪も乾かさず、ゲームをしだして
クワガタは干からびて
カメはやせ細り
何時までも寝ずにリビングでぐーたら。

これが、子育て中の
世の親たちの
子供を放置した時の
共通認識だと
・・・思いますが

自己決定をさせたら
実は違う結果になる?
本当?
どうなの?

我が家で・・・
実証実験をしてみたい。

でも・・・
妻に相談した時点で
却下されそうな予感。

(^^;)

0 件のコメント:

コメントを投稿