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2023年10月16日月曜日

風刺

「炎上」などというネット用語が
新しく生み出され
ネット上で叩かれるのを
一番に恐れる
おかしな社会になっている
今の日本。

「ネットで叩く」
というのが最強の武器になり
最近は簡単な風刺も許されず
とにかくネット風評に怯え
何も言えない世の中になりつつありますが
東京新聞は頑張ってます。


梅沢富美男の歌う「夢芝居」に

誰のすじがき
花舞台
行く先の影は見えない
男と女
あやつりつられ
細い絆の糸引き引かれ

という節がありますが

今の政府を見ると
「誰のすじがきなの?」
と腹立たしく
行く先は全く見えず
ただ単に
「操られている政治家」
の姿に
日本人の絆は
微塵も感じず

政府の絆の糸は
日本人の頭を飛び越え
はるか海のかなたの
ホワイトハウスに
繋がっているようです。

2023年10月14日土曜日

ハイブリット

先日のこと・・・
当社の建売住宅を
ご契約して頂いたお客様に

「平成さんの住宅は、ハイブリットですね!」

と、言われました。

「ハイブリットですか?」

と思わず聞き返しながら
その『韻』がなんだか
とても私の心に直に触れまして

お客様に何度も
「それ、良い表現ですね!」
「ハイブリットか~!」
「ハイブリットなのか?」
「なるほど、ハイブリットですね!」
「面白い~!」

と、独り言のように
話しかけてしまいました。

ハイブリットと言われて
私がいの一番に浮かんだのは
トヨタの「ミライ」



水素と酸素を化学反応させて
走る自家発電自動車です。

お客様は日本最大手の商社にお勤めで
世界中を飛び回っている
企業戦士の御方。(^^)

その発言を頂戴する前に
私が長々と当社の建売住宅の
「こだわり」をご説明したのです。
その内容を要約すると・・・

住宅を建てる際に
一番贅沢な建て方は
有能な建築家(一級建築士事務所)に
建物設計だけを依頼して
その設計図を基に
メーカーや工務店を選び
施工するという方法。

でも、建築家へ依頼すると
基本設計だけで
とても時間がかかり
それから見積もりとなると
約4~5か月を要します。

土地購入の契約とともに
建物の間取りを作り
面積を確定させて
工事見積もりを数日で作成し
契約後1週間前後で
住宅ローンの本申込みを
しなければならない
日本の不動産取引では・・・

「設計」と「施工」を別にする
という選択はどうしても合わず
結果、皆さん
すぐに間取りと見積もりが出る
ハウスメーカーや工務店を
選んでいる現状があります。

当社は、建売業者ですが
良い家がでるのが解っているのに
選ぶことが出来ない
「建築家」という選択肢を
商品としたい。
そして皆さんに
建売として提供したいと
鎌倉の地で頑張っている会社です。

本物件は・・・
一番贅沢な建築家の設計を
一番安価な建売住宅で
実現した住宅です。


こんな分かり難い説明を
いつも一生懸命
身振り手振りでしている私ですが

「建築家と建売のハイブリット」

という言葉で済んでしまうのであれば
とっても楽ちんです。(^^)

お客様からは・・・
「良いとこ取りして掛け合わせたのだからピッタリだ。」
だと、おっしゃって頂きました。

ハイブリット住宅という表現は
すでに鉄骨と木造や
コンクリートと木造の
混構造住宅を指して
よく使われているようですが

『ハイブリット建売住宅』

という言葉は、見たことがありません。

今後、使わせていただきます。
(-人-)感謝

2023年10月12日木曜日

セコンド

私の友人(54歳)が
11月12日に
キックボクシングの試合に
出ることになり
「セコンドに付いてほしい。」
と、お願いをされました。

「ナイスミドル」という
40歳以上の人だけが出場できる
中年のための大会です。(^^;)
https://nicemiddle.jp/

その彼がチャンピオンになる前の
動画が↓↓下記です。


動画が見れない人は、下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=r96M9za7QOU

去年、タイトル戦でダウンを奪取し
チャンピオンとなりました。


今年で54歳ですが・・・
メッチャ若いでしょ!?

毎週日曜日の朝に
徳元道場で一緒に稽古をしていて
https://tokumoto-dojo.com/
その道場の徳元先生は先日
空手雑誌の表紙を飾りました。


徳元先生との付き合いは
今年で29年目です。
私が空手の選手時代
一緒に切磋琢磨した仲間なんです。

極真空手・心道流空手・沖縄拳法空手と
競技空手から古流武術にも精通した
空手の達人です。
彼の道場は、横浜の元町にあります。

話をもどしまして・・・
今度のタイトル防衛戦は負けられません。
なぜかというと
「やっぱり年齢には勝てないか!」
と、言わせないためです。(^^)

私も今年50歳の代ですが
「今が一番強い」
という自負があります。
相手は若いですが
「若い奴には負けない」
という気概を示すために
応援Tシャツを作ることにしました。

イラストの依頼をしたのは
我が家のデザイナー。
そして出来上がってきたのが
こちらです!


友人のチャンピオンは
なぜか「鳩」が
トレードマークでして
鳩がボクシングをしている絵を
我が家のデザイナーである
息子に書いてもらいました。

これをオリジナルプリント.jpで
Tシャツにして

防衛戦に挑みます。

開催/11月12日(日)
場所/新宿フェイス

私の身近な方、またはお客様にて
ご興味がおありの方は
私がチケットをお分けします。
(無料で配ります!)
お早めにお声掛けくださいませ。

また、その日・・・
私は仕事をお休みとさせて頂きます。
何卒、ご理解とご協力を
お願い申し上げます。m(_ _)m

2023年10月5日木曜日

新築分譲ガレージハウス完成

鎌倉市浄明寺で手掛けていた
「本格ガレージハウス」
が完成しました。



設計は、建築家の伊藤誠康先生。
https://www.chilchinbito-hiroba.jp/column/URA/menber/
(※基本設計・確認申請のみ)

本当は、伊藤先生に・・・
フル設計でお願いしたいのですが
そうなると、時間もコストもかかり
建売としては難しいので
基本設計までをお願いしています。
よって、内部の仕上げや
細部収まりの検討は
当社にて行っております。


本物件は・・・
元浄明寺郵便局の場所で
ガルバリウム鋼板と左官が印象的な
屋根化粧垂木表わしの家です。
当社の建売住宅として
5件目のガレージハウスとなります。

今年5月から着工しましたが
着工と同時に売れてしまい
人の目に触れず
明日、引渡しを迎えます。

なので、写真だけでも
注文住宅をはるかに超えた
当社建売住宅を
このブログにて
ご紹介できればと思います。

最初に・・・
外壁に使ったガルバリウム鋼板ですが
今、鋼板の値上がりさすさまじく
数年前の倍の金額となっています。
10年ぐらい前まで
手軽に使えていたガルバリウム鋼板も
今では外壁素材の中で
最も高価な物となってしまいました。

本物件で使用したのは
アイジー工業の「SPガルボウ」ですが
なんと、設計単価㎡9680円という
とんでもない高額品です。(TT)
※建売でよく使われるサイディングは
・・・設計単価㎡4000円程度。

あまりにも高額なので
安いサイディングに変更を考えましたが
とても目立つ場所でして・・・

「ここで安物を使ったら名が廃る」
と考え、土壇場までなやんで
このカッコいい鋼板を
使うこととしました。

でも、もしかしたら・・・
もう二度と使えないかもしれません。
それほど高くなっていて
これから日本が心配です。
どうなってしまうのでしょう?

■ガレージ


※一般的なガレージは
内部ばかりに目が行ってしまい
開口部の広さは設計任せがほとんどで
その場合、大体一間半となっている
家がほとんどです。(実寸開口2.5mほど)
そんな家は、いざ出来上がってみると
車の出し入れがとても大変で
日々、ストレスしか感じません。

本ガレージは、間口3m。
お金がかかっても
絶対に3m程度の開口部を
作ることが重要です。
(※電動シャッターは必須)

■通り土間の玄関


※ガレージ内と玄関を
土足で行き来できる工夫です。

■スケルトン階段


※階段の形状一つで
壁を取り除き
開放的にすることが可能です。
ただ、普通の階段より高額で
全てが見えてしまうため
誤魔化しが一切きかず
大工の腕がしっかりしていないと
将来、必ず欠陥に繋がるので注意。

通り土間を介して
1階の居室がありますが
大工の井関さん手製の檜簀子で
移動できる跨ぎを設置。(^^)


■吹き抜けリビング


※2階に景色の良いリビングダイニング。
水回りをすべて2階にまとめ
大胆に吹き抜けにして
明るく開放的な生活空間としました。


■採光設計


※優れた建築家が設計した家は
どこに行っても明るいのです。
全ての部屋、トイレ・廊下まで
日中は、照明が不要。


■3階渡り廊下

※無垢の杉板を張った天井があでやか。
階段袖壁を手作り本棚に造作。
特注スチール手すりは高額ですが
意匠性が上がります。


■読書スペース


※リクライニングチェアーを置いて
立体的で開放的な空間で
読書をすることでしょう。
(羨ましい)


■キッチン


※家の奥に鎮座して
暗くなりがちなキッチンですが
建築家が手掛けると
これだけ明るくなります。
(照明器具は点灯してません)

床はヨーロピアンタイル。


■パントリー

※キッチンの奥に食品庫。
小さいスペースですが
大収納となります。


■洗面

※ガス衣類乾燥機「乾太くん」標準装備。
水回りの床は
セラミックタイルにして
お手入れ楽々。


■ランドリー


※共働きがほとんどの昨今
部屋干しを最大限サポート。
今の時代・・・
もしかしたら一番必要かも。


その他、盛沢山。

近いうちに・・・
他の写真も併せて
施工写真としてUPします。


そういえば最近・・・
デザイナーズハウスなる建売住宅が
とても増えてきて
20年ぐらい前から「建売を覆す」と
いう思いで建築家の建売住宅を手掛けてきた
当社としては嬉しい限りです。

でも、実際に完成現場を見に行くと
見栄えばかりが良く
設計のセの字も出来ていない
酷い家がほとんど。

一流の設計士が見たら失笑される家が
堂々と「デザイナーズ」として
高額金額で広告されているんです。

そんな家々をみると
「やはり建売は変わらないのか!」
と、何十年前と同じ業界に
泣きたくなってしまします。

でも、売れてしまう。
だから、無くならない。

この業界、どうにかならないものだろうか?

ただ・・・
そんな建売住宅ばかりだから
当社の建売が比類されて
高評価され
好業績をあげられている面もあります。

このままの方がありがたいのかな~?

なんだか、納得が出来ないのです。

2023年9月29日金曜日

丹沢湖で川遊び

隔週の火曜日は
私の貴重な連休です。
その先週の火曜日・・・
なぜか息子の中学校も休み。

前日の夜に仕事から帰ると
息子が明日
友達のR君とS君を連れて
子供たちだけで
何処かに遊びに行くという。

「よこはまコスモワールドに行こうかな?」
と計画を立てているのを
横で聞いていた私は
チャチャを入れます。

「金がいくらあっても足らんぞ!」
「乗り物1回900円だぜ!」
「4回乗ったら、遊園地のフリーパスポート代だ!」

そしてつかさず・・・

「中学生は金のかからない遊びをするもんだ!」

と、親らしいことを
矢継ぎ早にまくし立て
息子、凹んでしまうかと思いや
その瞬間、してやったりの顔をして
私にこう言います。
「じゃあ、どこか連れて行ってよ!」

ああ、なるほど。
最初からそういうつもりか。
我が子ながら(ズル)賢いな。(TT)

ということで・・・
隔週の貴重な2連休の日
急遽、子供たちを連れて
タダで出来る川遊びに行ってきました。

と言っても
近くに泳げる川なんて
どこにもないので
神奈川の霊峰「大山」の裏手にある
丹沢湖へ。

ほとんど知られていない
川遊びの穴場中の穴場が
ここにあるんです。
その名も
『中川温泉ぶなの湯』
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004453.html

その温泉施設の真ん前にある
中川です。


駐車場はないので
この温泉施設の駐車場を借ります。
駐車料金は1日1100円で
温泉入浴券が2枚付いてきます。(^^)

この日は、平日なので
ほぼ貸し切り状態。


下界が気温34度ほどでしたが
ここは、30度を下回るぐらい。
渓谷になっており
日陰もあり快適。

空気が澄んで森林浴をしながら
海水浴ならぬ淡水浴!!


贅沢です。

深いところは
大人でも足が付かず
また、山水のため
とても冷たいので
注意が必要ですが

透き通った山水に惚れ惚れします。


写真ではうまく伝わらないかもしれませんが
本当にきれいな水で
足元に魚がいっぱい。


塩素がない
自然のプールですよ。
水の中で目を開けても
全然痛くない。(^^)

鎌倉から、1時間半ぐらいで
こんなに自然で遊べるところが
あるんですよ~。

さて・・・
ここはキレイ以外に
超絶に良いところがあります。
それは

・・・
・・・
・・・

「飛び込み放題」ということ!

今、どこのプールに行っても
飛び込み禁止で
ちょっとでもハシャいだら
ピッピッピッピー!!
と、きつく注意されますでしょ。

ここでは、注意する監視員は
どこにもいません。

飛び込める岩場がいっぱいで
上中下と
レベルに合わせて
飛び込み場所を選べます。



岩に上っては・・・



ジャンプ!!

岩に上っては・・・



ジャンプ!!


子供たちが思うがまま
足の届かない
川の中に飛び込みます。

もちろん、危険はつきものです。
でも、危険なことをしないと
人間にとって一番大事な
危険回避能力(直感)は養えません。

私は常に細心の注意を向けて
「そこは危ないね」
「そこは大丈夫だ」
と、判断をしながら
万が一おぼれたら助けに行く準備だけして
基本、子供たちにお任せ。

「ここはいっていい?」
「そこは滝つぼだからダメ~!」


そして、ここが
絶好の飛び込みポイント。
写真では低く見えますが
実際はかなり高く
水深も2.5m前後。



レッツゴーッ!!






登っては飛び込んで
登っては飛び込んで

子供の体力は、尋常じゃないですね。
羨ましい限りです。

3時間、ぶっ通しで飛び込み続け
帰路につきます。



自由の国日本に暮らす我々は
自由でいるようで
全然自由ではありませんね。

そして、全ての子供たちは
大人達の決めた「ルール」に
がんじがらめで
大人になるまで
自由なんて殆どありません。

だから子供たちは皆
ゲーム会社が金もうけで作った
仮想空間に自由を求め
ゲームに夢中。
子供だけではなく大人達も
その仮想空間に
魂を奪われ
現実逃避をし続けてますね。

でもね。
子供は、ルールさえ取っ払えば
ゲームなんて見向きもせず
自分を解放して
自然の中で遊び続けますよ。

行きの車の中では
スマホを見ていた子供たちも
帰りの車の中では
「やばい、メッチャ楽しかった!」
「また来たい!」
「今度は、キャンプで来たい!」
と、わいわいがやがや。

やっぱり子供って窮屈に生きてるんだな~
と改めて思いながら

溜まっている仕事の疲れと
怪我の無いよう神経を使いつづけて
疲労困憊の私も
その子供たちの声が聴けて
とても癒されました。

大満足です。

暦は、もう秋なので
川遊びは、もう来れないかな~。

年内にもう一回
チャレンジしようかな~

フラフラで
ハンドルを握りながら
「次いつ来よう?」と考える
アラフィフのおっさんでした。