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2022年2月24日木曜日

藤沢のトランポリンパーク

先々週のお休みの日
藤沢市にて。

好き放題トランポリンが飛べる
トランポリンパークが
去年出来たと噂に聞き・・・
早速、行って参りました。

場所は、藤沢市石川です。


リクシル藤沢ショールームと
マクドナルド藤沢石川店の
間に位置します。

普通の住宅地内の一画
倉庫を改築したのですね~。

料金は・・・
60分/1500円
学割があり
子供は下記となります。
60分/1000円

新規の場合・・・
初回登録料/200円
が必要です。

また・・・
「滑止付の靴下」が必要です。
無い場合は、300円で買う必要があります。

さて、我が家は
大人2人見学で無料
子供二人、1時間「2000円」でした。

我が子供達は
1時間、跳ね続け・・・


あらためて
子供の体力に脱帽です。

以前、横須賀のトンデミに行って
トランポリンをやったとき
10回ぐらい飛んだだけで
腰に「ビリッ!」と電気が走り
歩行困難になった私。

大人にトランポリンは
危険だと身をもって知っています。(^^;)
このブログを見て
遊びに行こうと思った
40代の親御様方。

10分ぐらい飛んだら
足腰にきて
次の日、立てなくなりますから
くれぐれもお気を付けください。

また、休日は休日料金があり
大変込み合うそうです。

https://kzkmkuyi.wixsite.com/trampon/%E8%97%A4%E6%B2%A2%E5%BA%97

我が子達は大満足で
「1時間じゃ足りない!」
「また来た~い!!」
と大騒ぎ。

とても良い施設でした~。

2022年2月22日火曜日

また階段の亀裂

冬の乾燥時期になると
無垢の柱や梁を使っている
在来工法の家は
木部全体が水分を放出し
ギュッと縮みます。

よって・・・
「パキッ!」「ミシッ!」と
乾燥音が良くします。

乾燥時、材木は
コンマ何ミリと縮むことが多く
壁の中の柱から
横架材・床下の根太に至るまで
建築後、大体2年ぐらいは
ミリ単位で動くケースがあります。

その際に・・・
壁紙が裂けたりヨレたり
左官壁にひびが入ったり
床鳴りが発生するのですが

建築した時期が冬の場合
これら事案は出にくく
建築した時期が夏の場合
材木は湿気を蓄えるので
多くなります。

また、多湿の立地の家は
夏に湿気を蓄えてしまうため
何年経っても
動き続けるケースもあり
我々ビルダーを悩ませます。

また、ここ6年前後の間で
輸入材の質が落ちている傾向が見受けられ
特に一部「集成材」の質の悪化が
顕著となっています。

当社は、数年前まで
階段材に好んで
「タモの無垢集成材」
を使っていました。
木肌が美しい高級素材です。

本当は、無垢板を使用したいのですが
踏み板ほどの大きな材料は
痩せて隙間だらけになり
また、反り返るので
よっぽど高い部材にしても
お客様の理解がないと
使えないのです。

でも、そのタモが
外国で取れなくなり
5年前ぐらいに使ったものが
ことごとく割れ始め

多数のクレームとなっています。

集成材は・・・
「狂わない」
「縮まない」
「割れない」
「高強度」
が売りの建材です。

それが、ご覧の通り。


このお客様の階段は
もうかれこれ2回ほど
ひびが入り、補修をしてきたのですが
去年、石井塗装さんに
パテ埋めしてもらい再塗装した箇所が
また裂けました。
 

幅、2mmの亀裂です。
集成材は、端材を圧縮接着しているため
製材が甘いと
接着している箇所が
写真のように剥がれます。

階段の踊り場が裂けた形です。


もう20年近く
某大手メーカーの同じ商品を使っていましたが
こんなことは一度も起きませんでした。
それが、約6年前を境に
頻発している事案です。

パテではもうダメなので・・・
井関大工を呼び
くさびで塞ぐこととします。


去年補修で使った
パテを取り除いていきます。


タモ材でくさびを造り
ひびの幅と長さに合わせ
形を造り


接着剤を充てんし
打ち込んでいきます。


ガッチガチに
差し込んだら
表面を紙やすりで
整えます。


くさび打ち完了。


これで、少し様子をみて
2か月後ぐらいに
開いていなければ
石井塗装さんにオービタルを当ててもらい
オスモオイルを塗って仕上げます。

お客様のO様
ご迷惑をお掛け致しました。

一息ついたら・・・
同じ時期、同じメーカーの
階段材を使ったお客様から
「階段が割れた」
と電話を頂きました。
そのお客様も2回目です。

すぐに手配いたしますので
しばしお待ちください。

山間の町「鎌倉」は
夏の湿度がとても高く
冬場15%の湿度が
夏場90%に届き
中々、ビルダーを悩ませます。

でも、ここまで割れますか?

湿気に弱い「集成材」だとしても
さすがに許容量を超えてます。

タモは近年
材料が取れず
粗悪品が出回っています。

また、良く使われている
ホワイトウッド集成材は
個人的に危険な状況と見受けます。

同業者の方々
また、お客様方
そして、これから家を建てる方々
お気を付けください。

2022年2月14日月曜日

M様邸完成引き渡し

去年の中旬から
手掛けていました
鎌倉市大町の注文住宅「M様邸」

昨日、無事に
お引渡しとなりました。


お客様が悩みに悩み
ウグイス色にした
左官仕上げの外壁が特徴です。

ポーチ天井は
杉板「やみぞ美人」貼り



玄関を開けると・・・
今流行りの「土間玄関」です。


600角のタイルがお出迎え。

その土間玄関から
開放的なLDKが広がります。


山間の立地で
日当たりがさほど良くないので
大きな吹き抜けを設置し
採光を取りました。

お客様が当社に
初めてお見えになったとき
住宅雑誌の1枚の写真を
お持ちになり
「家の中から緑が絵画みたいに見える家にしたい」
というご要望を頂き
随所にそんな工夫がされています。


吹き抜けは・・・

「冬寒い」
「夏暑い」
「暖房が利かない」
「冷房が利かない」

とネガティブに捉えれますが
壁の中の断熱材を
セルローズファイバーという
在来工法では「最強断熱」とすることで
全て払拭することができます。


ただ、セルローズファイバーは
施工費が床暖房よりも高額なので
中々、取り入れるのが
難しいのが実情です。

この家は・・・
リビングに設置したガス栓に
6畳用のガスファンヒーターを設置してもらえれば
全室の暖房は
そのガスファンヒーター一つで
賄うことが出来るでしょう。(^^)

お客様がこだわったもう一つが
造作の洗面化粧台。


洗面ボウルはTOTOの実験用シンク
照明器具・ミラー・タイルから
棚の配置にいたるまで、お客様指定。

昨日、立ち合いを行い
極寒の中
1時間ほど詳細説明をしましたが
お客様は常に笑顔で・・・

その笑顔に触れて
私も元気を頂きました。

さて、今年に入って
最初の注文住宅のお引渡しを
無事に済ませ・・・

月内にもう一軒の引き渡しと
来月にもう一軒の引き渡しが控えております。

お客様の笑顔が見れるよう
頑張ります。

2022年2月11日金曜日

タイル網代貼り

お客様たっての希望で
承りました
岐阜のタイル問屋さん
株式会社サンワ 「リヴァイ」
特殊貼り「網代貼り」の工事が
完了しました。


小面積ですが
貼り終わるのに2日かかり
目地まで合わせると
正味3日です。
でも、とても綺麗に納めて頂き
大進タイルの大河原さんに感謝。

すでにキッチンも設置しており
さらに造作カウンターを工事中の為
それら養生で全容がみえませんが

すきまから
袖壁が見たことも無い
タイルの仕上がりが見え隠れしています。


本物件は、壁が珪藻土となります。
壁の塗厚が3~5mmで
タイルの厚みが9mm~10mmと
5mmの段差が出来ます。

タイルの小口は真物ではなく
切ってしまっているので
汚くなります。
よって、井関大工に木材で
見切り押縁を造作してもらいました。


今日は、この押縁を
塗装屋の石井さんが塗りに来ており
無垢の集成材なので
クリア塗装とします。

養生を剥いだら・・・・
大分、華やかな見た目になりそうです。

2022年2月5日土曜日

キッチン袖壁タイル

現在建築中の注文住宅
腰越の「O様邸」にて


大工工事も佳境に入り
数日後にキッチン工事です。
その前に
袖壁のタイルを施工しなければなりません。

標準施工は「キッチンパネル」ですが
お客様たっての希望で
岐阜の株式会社サンワさんが扱う
「リヴァイ」
というの二丁掛タイルを
貼ることになりました。

(※クリックすると拡大します。)

また、カタログ通りの
貼り方を希望されました。

2色のタイルを
網のように交差させる
特殊貼りです。

この施工方法は
「網代貼り」と言われ
仕舞い部分のタイルを
斜めにカットする必要があり
細部の収まりも難しく
端切れが入らないように
貼り始めと終わりを
しっかりと考えないと
酷い仕上がりになる恐れがあります。

普通施工より・・・
作業手間が3倍ほどかかる
職人さん泣かせの
施工方法です。

フルオープンキッチンの
レンジフードが付く袖壁(赤色)に
網代(あじろ)型で
貼って行きます。


タイル職人の大河原さんに呼ばれた私。
「どうするよ?」と聞かれ
「任せる!」と言いましたが
苦笑いの大河原さん
「勘弁してよ!」
とすぐに却下。(^^;)

大工の井関さんに
「じゃあ井関さん、考えて!」
と話したら
鼻で笑われてしまいました。

そりゃそうですよね。
やっぱり・・・
私が考えなければ
ダメなんですよね~。(TT)

2種類の色違いのタイルは
メーカーの色分け指定は無く
色を分けは
現場判断となります。



床に仮で並べてみます。

そこから、一枚一枚
入れ替えてみて
遠くで見て、近くで見て
考察していきます。

大河原さんの意見や
大工の井関さんの意見を聞きながら
微調整を続けること30分。


決定しました。

というより・・・
考え始めるとキリが無く
どこかで止めなければ
何時間でも悩んでしまいます。

こういう作業は
どこかで「あきらめ」が肝心。

私が「これで良し」とすれば
それで万事進んでいきます。

「じゃあ、これで壁に貼って!」

と、大河原さんに話し
「もう後戻りできないよ?」
と、言われ了承。(^^;)

私は、違う現場で予定していた
お客様との打ち合わせに
遅れながらも向かいます。

もう、貼り終わり
キッチンも付いているので
次回のブログで
ご紹介します。

つづく