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2022年2月11日金曜日

タイル網代貼り

お客様たっての希望で
承りました
岐阜のタイル問屋さん
株式会社サンワ 「リヴァイ」
特殊貼り「網代貼り」の工事が
完了しました。


小面積ですが
貼り終わるのに2日かかり
目地まで合わせると
正味3日です。
でも、とても綺麗に納めて頂き
大進タイルの大河原さんに感謝。

すでにキッチンも設置しており
さらに造作カウンターを工事中の為
それら養生で全容がみえませんが

すきまから
袖壁が見たことも無い
タイルの仕上がりが見え隠れしています。


本物件は、壁が珪藻土となります。
壁の塗厚が3~5mmで
タイルの厚みが9mm~10mmと
5mmの段差が出来ます。

タイルの小口は真物ではなく
切ってしまっているので
汚くなります。
よって、井関大工に木材で
見切り押縁を造作してもらいました。


今日は、この押縁を
塗装屋の石井さんが塗りに来ており
無垢の集成材なので
クリア塗装とします。

養生を剥いだら・・・・
大分、華やかな見た目になりそうです。

2022年2月5日土曜日

キッチン袖壁タイル

現在建築中の注文住宅
腰越の「O様邸」にて


大工工事も佳境に入り
数日後にキッチン工事です。
その前に
袖壁のタイルを施工しなければなりません。

標準施工は「キッチンパネル」ですが
お客様たっての希望で
岐阜の株式会社サンワさんが扱う
「リヴァイ」
というの二丁掛タイルを
貼ることになりました。

(※クリックすると拡大します。)

また、カタログ通りの
貼り方を希望されました。

2色のタイルを
網のように交差させる
特殊貼りです。

この施工方法は
「網代貼り」と言われ
仕舞い部分のタイルを
斜めにカットする必要があり
細部の収まりも難しく
端切れが入らないように
貼り始めと終わりを
しっかりと考えないと
酷い仕上がりになる恐れがあります。

普通施工より・・・
作業手間が3倍ほどかかる
職人さん泣かせの
施工方法です。

フルオープンキッチンの
レンジフードが付く袖壁(赤色)に
網代(あじろ)型で
貼って行きます。


タイル職人の大河原さんに呼ばれた私。
「どうするよ?」と聞かれ
「任せる!」と言いましたが
苦笑いの大河原さん
「勘弁してよ!」
とすぐに却下。(^^;)

大工の井関さんに
「じゃあ井関さん、考えて!」
と話したら
鼻で笑われてしまいました。

そりゃそうですよね。
やっぱり・・・
私が考えなければ
ダメなんですよね~。(TT)

2種類の色違いのタイルは
メーカーの色分け指定は無く
色を分けは
現場判断となります。



床に仮で並べてみます。

そこから、一枚一枚
入れ替えてみて
遠くで見て、近くで見て
考察していきます。

大河原さんの意見や
大工の井関さんの意見を聞きながら
微調整を続けること30分。


決定しました。

というより・・・
考え始めるとキリが無く
どこかで止めなければ
何時間でも悩んでしまいます。

こういう作業は
どこかで「あきらめ」が肝心。

私が「これで良し」とすれば
それで万事進んでいきます。

「じゃあ、これで壁に貼って!」

と、大河原さんに話し
「もう後戻りできないよ?」
と、言われ了承。(^^;)

私は、違う現場で予定していた
お客様との打ち合わせに
遅れながらも向かいます。

もう、貼り終わり
キッチンも付いているので
次回のブログで
ご紹介します。

つづく

2022年1月30日日曜日

不動産会社選び

個人の方が
不動産を「売る」又は「買う」上で
何が一番大事か?

それは・・・
『だれに相談するか』です。

相談する相手によって
損するか得をするかが
決まると言っても
過言ではありません。

昔から・・・
一流の人は
「医者」「弁護士」「不動産屋」
を親友に持つと言います。

人生において
この三業種の友人がいれば
本当に強い味方となってくれます。

裏を返せば・・・
友達が居なければ
とても「怖い」という事です。(汗)

医者や弁護士は
先生と呼ばれ
もて囃されています。

でも・・・
技術や知識が未熟な人や
仕事に一切の情熱が無い人
悪徳な人であっても
一括りで「先生」です。

そこで世間では
学歴や役職を
その人が信頼できるか否かの
判断材料とします。

東大出身で
虎●門病院の部長で
大学の教授とか言われると
多くの人が手放しで
信じ切ってしまいますが
これが失敗の入口となります。

実際・・・
私の母は「C型肝炎」と診断され
まったく健康だったのに
有名な病院の某大学教授に
「肝硬変で5年以内に死ぬよ」
と脅され、言われるままに
多額の治療費を払い
インターフェロン治療を開始。

治療開始から数か月で
体重が20kg落ち
たちまち骨と皮だけになり
薬による幻覚をみて
鬱となり生死をさまよいました。

それでも、治療は止まらず
データを取られて
母は・・・
その医師を「偉い先生だから」と
信じ続け
6カ月間、治療をつづけた結果
C型肝炎は治らず
「必ず治るって言ったのにっ!」
と、先生に詰め寄ったら
笑顔でこう言われたそうです。

「治らないのは良くあること。」
「こんどは新薬を試してみましょう!」

年寄りは、実験台ですかね?
医者は本当に怖いです。

その医療業界よりも
個人的に怖いと思うのが
弁護士の世界です。

世間一般が抱いている
認識(イメージ)と
実際の弁護士という職業には
とても大きな乖離があります。

皆、弁護士と聞くと
「正義の味方」
「聖人君子」
と思いますでしょ?
でも、現実は
正義の味方は少ない。(^^;)

弁護士というだけで
食べていくのは難しく
「相談者=金」
となっており
代理人や後見人となった
弁護士による横領や詐欺が
多くの事件に発展しています。

人間社会では
裏表がある人間は嫌われますが
世の中で一番裏表がある人種は
弁護士だと個人的に思うほどです。

金融機関から
不動産の紹介を受けると
弁護士案件に多く接します。
そのたびに
酷い裏側を見せられ
辟易とした記憶しかないのです。

不動産取引も同じで
難易度が高い。

●我が家を売る時
●夢のマイホームを買う時
●土地や建物を賃貸する時
●賃貸住宅を借りる時
●不動産投資をする時

自分では取引ができませんので
必ず頼るのが
「不動産屋」となります。

この不動産屋が、海千山千。

財閥系の会社や
電鉄系や銀行系
街の小さな個人事業者まで
様々なお店があり

どこに頼るかは
個々人の判断となります。

当社は・・・
個人から不動産を買い取り
分譲して建物をたてる事業を
生業としているので
個人が売買を依頼した
千を超える「不動産屋」と
対峙してきました。

そんな私の感想は・・・

相談する人によって
数百万円得する人もいれば
数千万損する人もいる。
そして、損をしている人ほど
損をしたことを知らない。

例えば・・・
M不動産に依頼をしても
担当になる営業マンで
「売れる金額」は異なります。

どの会社も
どの人も
『お客様の利益が第一』
と口を揃えますが

大半が、利己主義です。

心底自分の利益しか
考えていない人に
誤って相談してしまうと
口八丁手八丁で
言いくるめられて
知らないうちに
あれよあれよと
損をしていくのです。

でも、そんな輩ほど
「お客様第一主義」を掲げ
外面がとても良く
評判が良かったりする。

素人は、絶対にわかりません。

全く知らないところで
大損する。
それが不動産取引と思ってください。

買う時も
売る時も
同じです。

何を信じるか?
大手の看板も
あまりアテになりません。
学歴も意味が無く
肩書も関係ありません。

名刺に・・・

ファイナンシャルプランナー
ローンアドバイザー
相続アドバイザー
インテリアコーディネーター

なんて多数書いてある人を
見かけますが
何の意味もありません。
(こんな事言うと怒られるけど)

信頼できる親友が
不動産屋であれば
心強いですよね。

でも、親友ではなく
友人止まりだと
ちょっと怖い。

友人を騙そうとする輩って
いっぱい居ますでしょ?
「ネズミ講」とか
「宗教勧誘」とか
「金銭保証人」とか
私も今まで
何度も嫌な思いをしてきました。

友人の不動産屋に
騙されている人を
何回も見てきている
私からすると
人生で一番必要なのは
医者・弁護士・不動産屋の友
というよりも

『人を見る目』

だと、痛感します。

人を見る目が無い人は・・・
医者・弁護士・不動産屋だけでなく
異性にも騙されるし
友達にも騙される。

逆に言うと
人を騙そうとしている人が
それだけ多いという事です。

人を見る目は直感です。
直観力は、野生の本能です。
本能を養いましょう~。

今後、不動産取引を考えている方へ。

今、ネットで一括査定などを使い
不動産の売却をする人が多く
また、マイホームを買う場合も
ネット問合せで
購入をされる方が殆どです。

でも、ネットの先にあるのは
人間です。

アナログ世代は
人と会おうとしますが
デジタル世代の人は
人と会いたがらない傾向が
あるように見受けますが

不動産取引においては
実際に会って
「信頼できる人」か
第一印象をしっかりと見定め
直感で確認する事を
おススメします。

ただ、話過ぎると
言葉巧みに言いくるめられて
しまう場合があるので注意。

直感ですよ。
直感!!

2022年1月28日金曜日

室内左官仕上げ

注文住宅M様邸。



外部足場も外れ
工事は内部仕上げとなり
佳境に入っています。 

室内は壁の仕上げ工事の真っ只中。



内壁は左官です。

世間では洋モノの漆喰が
流行っていていますね。
とても安いからですが
今は、材料が入って来ません。

当社は、外国製のものは
極力使わず
国産にこだわっています。
また、お客様から指定が無い限り
漆喰ではなく「珪藻土」を塗っています。

珪藻土も種類豊富ですが
その中でも
割れにくく、剥れにくく、衝撃に強い
吉野石膏株式会社が製造する
タイガーケンコートが
お気に入りです。

吉野石膏さんは
我が妻の実家「山形県」が
創業地でもあり
親近感があるんです。(^^)

先週末・・・
そのケンコートを
天井に塗り込み中の早川親方を
写真を撮るふりして
動画で撮影。


飛鳥工業さんの先代と
今の社長が
共同作業で鏝塗りしていきます。

よく・・・
「ローラーで塗るのすか?」
と聞かれますが
金鏝(かなごて)で
塗っていくんですよ~。

通常・・・
下塗り・中塗り・仕上げ塗りと
3回塗ります。

十数種類の様々な形をした
鏝を使い分けて
入隅出隅もきれいに
塗っていきます。

大変な作業です。

職人の世界では、今
後継者問題が深刻です。
「弟子をとる」という
日本の文化的行為が
現代の社会構造では
難しくなっているのです。

最低賃金・社会保障・福利厚生・労働環境・労働時間
どれも・・・
職人の世界
親方と弟子という関係性では
保証できないのです。

よって、ほとんどの職人方が
親子での営みです。

昔ながらの在来工法に携わる
職人方は、皆一律に
苦しい悲鳴を上げています。

でも・・・
建築現場にて
親子で同じ仕事をする現場に
私も身を置くと
なんだか羨ましく思うのです。

親はずっと息子に
自分の背中を見せ続けられる。
親はその背中を見て育つ。

デジタル社会・AI社会と言いますが
このアナログ文化こそが
日本人のあるべき姿だと
思うんだよな~。

ただ、逆に親として
ずっと見本になり続ける
ことになるので
親は肩肘が張って
大変なのかしら?

そんなことを考えながら、隠し撮り。(^^;)

とにもかくにも・・・
来月半ばにお引渡しなので
気を引き締めて参ります!!

2022年1月25日火曜日

観音食堂が火事

我が家行きつけの
JR大船駅前にある
美味しい定食屋さん

「観音食堂」

魚屋さんが運営しており
刺身や焼き魚系の定食が
とても美味しく
また、渥美清さんが
生前通った店として
とても有名です。

昨日、突然・・・
隣接する亀谷万年堂が出火し
もらい火で『全焼した』という
ニュースが飛び込んできました。



ショックです。
従業員がたの安否は不明ですが
きっと無事でしょう。
皆さんの無事をお祈りするとともに

お店の再建が
一日でも早く出来ますよう
お店のいちファンとして
心より願います。

頑張ってください。(TT)
応援します!!