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2021年3月21日日曜日

一戸建ての照明設計

現在、当社は

■着工中
注文/鎌倉市玉縄/M様邸(自社設計)
注文/鎌倉市玉縄/Y様邸(自社設計)
建売/鎌倉市大船4/2棟(建築家)
注文/藤沢市立石/O様邸(自社設計)

■建築確認申請中
注文/鎌倉市七里ガ浜/S様邸(建築家)
注文/鎌倉市長谷/M様邸(建築家)
建売/鎌倉市台4/2棟(自社設計)
建売/鎌倉市笛田4/2棟(自社設計)

■設計計画中
建売/鎌倉市腰越/ガレージハウス(建築家)
建売/鎌倉市笛田3/1棟(自社設計)

という状況となっています。

・着工中が5棟
・着工目前が6棟
・着工予定が2棟

よって、いつものように・・・
バッタバタしております。

建築家と明記したものは
アトリエIs一級建築士事務所に設計を依頼し
伊藤誠康先生のお力を借りて
着々と進んでいっております。

ただ、ちょっと依頼過多。(^^;)

現在、伊藤先生に5件の設計を発注。
お一人でやられている伊藤先生は
何社もの工務店の設計顧問をされており
また、他個人からの依頼もあり
かなりお忙しい身。
無理を言って・・・
当社の依頼をお受け頂いております。

伊藤先生曰く
「基本、依頼は断らない。」
ただただ、感謝です。m(_ _)m

その他、下記を購入しております。

■購入物件
鎌倉市玉縄1丁目/300㎡
鎌倉市笛田4/240㎡
鎌倉市笛田5/300㎡

これから、時間をかけて分譲する予定です。
ご期待くださいませ。

昨日は週末でしたが・・・
久々に御来客が一組もなく
時間がとることが出来たので
着工前の注文住宅の
電気図及び照明器具を手掛けました。


通常、設計事務所に設計を依頼すると
電気図はもちろんのこと
器具指定もされてきます。

ただ、照明器具はお客様の好みが顕著で
何度も打ち合わせを重ね
お客様色に変更されるケースがほとんど。
その作業はとても大変なので、当社が補い
少しでも伊藤先生の手を掛けないように進めます。


まずは、電気図!
半日かけて「S様邸」と「M様邸」を作成。

電気図面を書いたら、今度は器具考察。
多くの照明器具会社がありますが
私が好んで下記の会社から選んでいます。

・オーデリック株式会社
https://www.odelic.co.jp/
・コイズミ照明株式会社
https://www.koizumi-lt.co.jp/
・大光電気株式会社
https://www.lighting-daiko.co.jp/

ただ毎年、進化を続ける照明器具。
毎年、廃盤がとっても多く
新商品が次々と発売されるので
去年好んで使っていたものが
今年は無くなったりと
あっという間に浦島太郎とされるので
ほんとうに困ります。

毎年、更新されるカタログを
各社把握するだけでも大変なんです。


太っといカタログと睨めっこして
一つ一つ決めて行きます。

決めたら、画像をダウンロードして
番号指定して
1枚で解るようにPDFを作成して


照明器具(案)と
電気図(案)をまとめ
お客様にメールします。

他工務店の場合・・・
照明器具会社に図面を送り
プランニングをしてもらう事が多いようです。

ただ・・・ね。
照明器具を決めるには
建物を立体的に把握していないと
全くもってダメなんです。

空間設計を理解して
その空間を「空想」して
「見栄え」「光色」「光量」を
図面に落とし込んでいく作業は
『設計の要』ともいえます。

それをね。
第三者に平面図をペラッと送って
現地も見たことない第三者が
適当に決めるなんて
私から言わせたらナンセンス。

照明器具のミスチョイスで
建築家の素晴らしい空間設計が
台無しになる恐れがあるんです。

それは絶対に避けなければなりません。

よって、ここは・・・
営利を度外視した
真剣勝負となります!!

2021年3月11日木曜日

北海道物産展

昨日は休み。
久々に丸一日フルに休めるので
子供達が返ってくる前に
ここ1年、ずっと出来なかった事を
やろうと思い立ちました。

午前中、妻を連れて・・・
スズキ自動車へ!
軽自動車「ジムニー」を見にです!
ジムニーのマニュアル
良いですよね~、欲しい。

でも、未だに超絶な人気車で
「納車まで10ヶ月待ち」
は当たり前らしいです。

満を持して
ディーラー店に訪れると
まさかの休み。(TT)
なぜ、車屋さんは
水曜日が休みなんでしょう。

閉まった店の前で
「どうしようか?」と
妻と顔を見合わせていたら
スマホが鳴りました。

仕事の着信音だったので
「ぎゃっ!仕事か?」
と、スマホをのぞき込むと
相手は、大工の井関さんです。

恐る恐る出てみると・・・
「今日から藤沢のさいか屋で北海道フェアーだよ!」
「上手いラーメンが食えるよ!」
と、笑い声。
昼前に素敵な情報、あざっス!


知らなかった~。(TT)
さっそく、妻と乗り込みました。

これが、凄かった。
このチラシが霞むぐらい凄かった!!

藤沢北口のさいか屋の5階。


ワンフロアではなく
フロアの3分の1ぐらいの規模で
こじんまりとした催事です。

ラーメンは、メッチャクチャ並んでいて
食べるのを断念しましたが

海鮮系のお店が3つ。
肉系のお店が2つ。
あとは、惣菜とスイーツが一杯。


なんだこの店は!!
ウニ専門店っ(゜゜;)


都心で食べたら
4000円はくだらないと思われる
海鮮丼が、なんと1600円台です。

カニ専門店もあるぞ!!
もう、心臓がバックバク。
大興奮です。

ここは・・・
妻に、男の見せどころ。
ケチってはなりません。(^^;)

「今日の晩御飯は贅沢するぞ!」
と妻に対し高々に宣言。

まず、「札幌蟹工船」のカニ弁当。


サーモンをオマケしてくれました。

「余市町・ウニの世壱屋」の三色弁当。
ホタテをサービスしてくれました。


「函館・やきにくれすとらん沙蘭」の
ステーキ弁当。


「帯広・十勝豚丼こうふく」の豚丼


どれも、絶品!!
美味すぎて、旨すぎて・・・。

藤沢市にて
北海道旅行に行った気分を
存分に味わえました。

そして、絶対食べてほしいのが・・・

「帯広ルーキーファーム」
のメロンのソフトクリーム

「余市町・余市物産」
のリンゴジュース!!

あまりのおいしさに
写真を撮るのを忘れました。

ああ、また行きたい。

湘南にお住まいの方

まだまだコロナ自粛の風が吹いていますが
この催事は、絶対に行かなきゃ損ですよ!

個人的には、カニ丼と豚丼に
腰砕けです。

2021年3月8日月曜日

鎌倉の新規物件掲載

去年・・・
「注文住宅は、もう単体では請け負いません」
と、このブログで宣言をして
5カ月ぐらい経ちましたでしょうか?

どうにか純然な建売業者に
いち早く戻ろうと
日々、頑張っています。

ですが・・・
なぜか、現在・・・
注文住宅を4件ほど請負わせて頂き
1軒は、大工工事終了目の前で
1軒は、先日基礎着工し
2軒は、建築家の伊藤誠康先生に
設計をご依頼し
確認申請等を進めています。

さらに、2件の
新しいご相談を頂き
もう、てんやわんやとなっています。(苦笑)

注文住宅は・・・
施主様の夢を請け負います。
様々な夢をお伺いし
その夢を形にするのが
ビルダーのお仕事となります。

ただ、単純にお客様の希望を
何でもウンウンと聞いて
そのまま形にすると
「まとまり」がなく
ゴチャゴチャになり
使い勝手が悪い家になったりします。

よって、お客様の頭の中を
図面に起こしながら
私の経験値をフル動員して
付け足したり否定したり
アドバイスと修正を重ね
実際に住んだら「心地よい家」へと
導いていく作業が必要となります。

そのアドバイスが
トンチンカンだった場合
出来上がった家は
酷い有様になったりします。

他の一級建築士事務所や
他ビルダーが手掛けた
そんな酷い家を
いままでウンザリするほど
見てきました。

だから・・・
一軒一軒人に任せることは出来ず
私が必ず設計に関わるのですが
今は全く時間が無いので
建築家の伊藤誠康先生に
その仕事を何件か丸投げしてお願いしています。(^^;)
ですが伊藤先生は、私以上にとても忙しく
中々、フル設計とはいかず。

とにもかくにも
毎回、お客様の壮大な夢と
現実のはざまに
身を置くこととなるので
プレッシャーは半端ありません。

無尽にお金が掛けられれば
良い家なんて簡単に作れます。
ただ・・・
当社にお越しになられるお客様は
他社で夢破れ
「リーズナブルに良い家を建てたい」
と、駆け込んでこられる方が
殆どです。

夢は大きく、予算は小さく。

そうなると、お客様の話を聞き
頑張って夢を実現しても
会社として利益が出ない事が殆ど。
よって・・・
会社としては、手間ばかり増え
売り上げは上がるけど
利益率が悪すぎて
物凄くしんどい状況です。

今年こそは
自分の思うがままに
家を建て続けられる
建売住宅業者に戻ります。

何卒、ご理解とご協力を
お願い申し上げます。

昨日と今日
新年を迎え
やっと少し時間が空いたので
久々にHPを更新しました。

注文住宅を超えた建売住宅を
2件、新規掲載しましたので
是非、ご覧ください。

■大船A
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/oofuna4_a.html
■大船B
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/oofuna4_b.html
■笛田5
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/fueda5-1.html


(笛田5:新築分譲住宅の外観)

大船4丁目の新築分譲住宅2棟は
建築家の伊藤誠康先生の基本設計です。

おススメです。

2021年2月23日火曜日

五輪担当

「世の中で一番嫌いなものは何ですか?」

そう質問されたら
皆さんは、なんて答えます?

悩まれますかね?

私は結構パッと
答えが出てきます。
それは・・・

「空笑い」

です。
「そら笑い」ではないです。
「から笑い」です。

笑顔なんだけど
本心の笑顔ではなく
とにかく、口角を上げて
笑顔を作り
『笑顔で武装している人』
が、大嫌いです。

「作り笑い」
とは、違います。
「愛想笑い」
とも違います。

そんな可愛いものではなく・・・
笑顔が感情と繋がっておらず
相手に自分の感情を
悟られないよう
つねに能面のように
造り笑顔で身構えている人。

そんな人と接すると
心底気持ち悪く
血の暖かさを感じず
戦慄を覚えるのです。

『目は口ほどにものを言う』

日本には昔から
そんな言葉があります。

嘘を見抜くときは
相手の目を見なさい。
そう、子供のころ教えられました。

目は、本心を言います。

某元総理大臣も
国会質疑で
良く目が泳いでいたのは
皆さんもご存じかと思います。
あれほど解りやすい人は
稀ですが・・・(笑)

「空笑い」で武装する人は
本心が全く読めない。
目は笑っていない事だけは
確実に解るのですが
瞳孔が開いているというか
目が死んでいるというか
本当に気持ち悪いのです。

そんな人と出会ったら
私は、一切お付き合いしません。
かかわりを持たないようにします。

だって、自分の感情とは
真逆の表情を浮かべるのは
自分に嘘を付いているという事です。
そして・・・
自分の本心を表情で繕って
人の騙そうとしている訳です。

つまり、根っからの嘘つき。

はなからそんな輩は
その後、平気で嘘を吐きます。
悪事を働いても自尊心にあふれ
何があっても、自分の非を認めません。

偏見かもしれませんが・・・

ただただ私は、
そんな輩が大っ嫌いです。

2021年2月19日金曜日

板金の屋根

先日の地震で
仙台や福島では
ブルーシートが品薄になり
手に入れるのが
大変困難になっているそうです。

使用用途は
地震で壊れた屋根を
ブルーシートで覆うためです。

東北の多くの家屋で
また瓦が崩れ落ちました。

瓦職人が年々減っている昨今。
人手も足りず
瓦も足りず
直すのに数か月かかる。

その間、雨漏りするので
応急処置をしなければなりませんが
その応急処置に使う
ブルーシートが売り切れ。

結果、雨が降って
家の中がビッショビショ。
10年前の繰り返しです。

10年の間、多くの地域が
自然災害に見舞われました。
でも、そのたびに
同じような被害が発生します。

我が国の国や自治体は
危機管理が全くなってません。

地震があるのが解っているのだから
対策をすればよいのに。
ブルーシートを行政が備蓄してれば
良いのではないか?

それが無い。
この「過去を学ばない」という
国の性質は、どうにかならんでしょうか?

とにもかくにも
被害にあった皆さま、頑張ってください。
一刻も早い復旧を
祈念申し上げます。(TT)

ここからは、建築屋として
住宅の屋根に対してアドバイスを
申し上げます。

ここ数年の自然災害で
屋根が自損したのは
そのほとんどが「瓦屋根」です。
その比率は90%を超えるそうで
残り10%はカラーベストコロニアル等。

瓦屋根もカラーベストも
単板を重ね合わせていく工法なので
強風で捲れやすく
地震でずれ落ちる危険があります。

その危険度は
屋根材の重量があればあるほど
高くなります。

都心で一般的な住宅は
延べ床面積が30坪ぐらいです。
屋根の面積が60㎡程度。
屋根材の重量は下記となります。

■和瓦/3トン(㎡50kg)
■洋瓦/2.4トン(㎡40kg)
■カラーベスト/1.2トン(㎡20kg)

重いでしょ!!
3トンの重量物が
家の上に乗っているのです。(^^;)
そでが震度6強の地震で揺れる訳です。
そう考えると怖いでしょ?

軽いと言われているカラーベストでも
1トンを超えます。
家の上にホンダの車「フィット」が
乗っているのと同じです。

実は、多くの地震で
全く被害が出ていない屋根があります。
それは、板金屋根です。

理由は、ただ一つ
「軽量」
というところにつきます。

延べ床面積30坪
屋根の面積が60㎡程度の家で
板金屋根を葺いた場合

■板金/300kg(平米5kg)

屋根の総重量は
瓦屋根の10分の1しかありません。

また「縦はぜ葺き」などは
棟から軒先まで一枚板で貼って行くので
剥がれ落ちる事はありません。

『地震にとても強い』屋根となります。

昔の人に板金屋根と言うと
「安普請だ!!」
と、眉間にシワを寄せる方も
いらっしゃいます。(^^;)

一昔前は「トタン屋根」と言われ
とても安く
上から釘を打ち付けるだけで
簡単に施工できるので
多くの家や倉庫で使われましたが
強風で飛んだり
雨漏りをしたりと
悪いイメージが残っていたりします。

でも今、鋼板に対する塗装が
進化をし続けており
多くの日本メーカーから
様々な屋根鋼板が発売されています。

塗膜に15年の保証が付く
「ガルバリウム鋼板」や
耐食性能が飛躍的に伸び
20年以上メンテナンスフリーの
「カラー鋼板」などあり

また、工法も様々で
瓦やカラーベストよりも
高価なものも販売されています。

近年、鋼板の単価が跳ねあがり
ここ数年で40%ほど値上がりをして
高価な素材となっていますが

今後家を建てられる方は
個人的に板金屋根を強くお勧めします。

また、地震により屋根が壊れ
雨漏りをしている方。
瓦やカラーベストの補修で済ませてしまったら
また、地震が来たら壊れますので
これを機に「板金屋根」にすることを
是非、検討してください。

屋根は軽ければ軽いほど
地震に強くなります。

ただ・・・
板金屋根には
一つだけデメリットがあります。

それは「音」です。

雨が降ると
板金板に雨が当たり
「ババババッ!」という音が
室内に反響します。

これがかなり五月蠅い。

屋根板金の場合は
小屋裏に吸音性のある断熱材を使うのが
セットとなります。

当社では、吸音性がとても高い
セルローズファイバーの断熱材を
屋根断熱に採用しています。

セルローズファイバーを使うと
雨音はほどんど聞こえてきません。

屋根材に「ガルバリウム鋼板」
小屋裏断熱に「セルローズファイバー」

おススメです!