鎌倉市笛田4丁目の土地の一画にて
ようやく、今月末に
完了検査済みが下りる予定となり
全ての段取りが出来て居ながら
中々手を付けることが出来なかった
新築分譲住宅の建築を開始します!!
②地盤補強込み
生活動線を考え抜いた間取りで
時期的には、新学期前に引っ越せるので
メール/info@heisei-shonan.co.jp
鎌倉は、何をするにも
時間が掛かります。(TT)
当社は、一般的に言うところの
「建売住宅業者」です。
土地の分譲開発及び
建物の建売分譲が主とする業態で
平成元年に創業し
今年で32年目となります。
商売敵は、大手パワービルダーです。
その力は絶大で
あまりもの大きさな競争相手に
中小の同業者の殆どが
創業しては数年で消えていくのを
何十年も見てきました。
当社も・・・
普通の建売住宅を建てていたら
今、生き残ってはいなかったと思います。
生き残るために考えたのが
『普通の建売住宅とは一線を画す』
というものでした。
個人が家を建てる際
一番贅沢と言われているのが
建築家に設計を依頼し
その設計図に基づき
建設する工務店を探すというものです。
ただ、設計に10倍の時間がかかり
設計料だけで建築費の10%以上。
多くの人が、入口でその選択肢を断念をして
設計に掛かる費用や時間を省き
ハウスメーカー等で建てているのが実情です。
そこで、当社は
アトリエIs一級建築士事務所
建築家の伊藤誠康先生にお願いし
建物の設計を一から外注し
建築家が手掛けた基本設計に基づき
家を建てることとしました。
それが、17年ぐらい前の話です。
結果、通常の建売住宅にくらべ
コストは倍以上かかり
利益率はとても悪いですが
「注文住宅を超える建売住宅」
というのが認識され
今でも生き残れているのだと思います。
その「建築家の建売住宅」を
手掛け始めてから
当社の建売住宅をご覧いただいた
一般のお客様及び
不動産仲介業者の営業マンより
「平成の建売仕様で注文住宅を請け負ってほしい」
というご依頼を多く頂くようになり
何時の間にか、当社を
注文住宅を手掛ける工務店だと
思っている方も多くいらっしゃり
実は、今、とても困っております。(^^;)
月に一回、必ず注文住宅の相談を受けます。
しかも、かなり熱烈なオファーです。
ただ、ここ数年・・・
建設業界を取り巻く環境は
悪くなる一方です。
建材のコストが上がり続け
流通コストも年々うなぎのぼり。
さらに職人の高齢化も伴い
人手不足も深刻化しています。
大手と政府が主導し
「ゼロエネルギー住宅」が掲げられ
業界全体が工場生産にシフトしていく中
我々のような
昔からの手法で家を建てるビルダーは
様々なコストUPを
売値に反映させることが出来ず
また、お客様からは
様々な性能を「数値化」するよう求められ
厳しさは、日に日に増していってます。
大手ハウスメーカーのように
大看板があるわけではないので
当社のように名も無い会社に来られるお客様は
困った果てに駆け込んでこられ
予算が先に決まっている方が殆どです。
「2000万円で自然派の住宅を建てたい」
「低予算で、建築家の家を建てたい」
「建売住宅と同じぐらいの金額で注文したい」
「他の工務店で予算が合わず、助けてほしい」
ご相談の多くが、こんな内容です。
今までは、そんなご依頼でも
頼られるんが嬉しく
注文住宅に取り組んできました。
でもぶっちゃけ・・・
注文住宅は、とても手間が掛かります。
「人の空想や夢」を現実に形にするという作業ですから
齟齬も生まれますし、トラブルも多い。
建売住宅の10倍は、大変です。
それを「見えないコスト」と言います。
低予算で受けてしまい
利益を取ることが出来ず
やるだけ損ということが
まま、発生している実情があります。
色々な見えない所で手を抜けば良いのです。
見えない材料を落として儲ければいいのです。
とことん人件費をカットをして
職人を泣かせればいいのです。
でも、それをやってしまうと
今まで積み上げてきた実績と信頼を
自分で放棄することとなり
きっと、数年と持たないでしょう。
今、会社として利益を得るために
一生懸命、建売住宅専門の業者に戻ろうと
努力を重ねています。(^^;)
よって、注文住宅単体でのご相談は
現在、全てお断りをしている状況です。
ご相談やご依頼を下さったお客様方
また、不動産仲介業者の方々
何卒、ご承知おきをお願い申し上げます。
m(_ _)m
鎌倉市長谷3丁目にあります
当社所有の賃貸店舗「鎌倉ジェラート」が
今月の19日を持ちまして
閉店することとなりました。
11月末に空き店舗となります。
つきましては、下記の通り
新規賃借人の募集を開始します。
よって・・・
既に埋まっている杭は
どんなに頑丈なものであろうが
単なる邪魔な物となってしまい
撤去作業をることとなります。
地盤補強は様々な種類があります。
鋼管杭が一番対応しやすいですが
「コンクリートによる表層改良」や
「コンクリートによる柱状改良」の場合
撤去費用が最大で1000万円に
およぶこともあるので要注意となります。
この「杭問題」は・・・
平成の後期から令和に入って
大きな問題となっています。
ただ、認識は全くされておらず
買う側も売る側も
更には仲介者となる不動産業者も
問題意識が希薄です。
土地に対しなんら調査や確認もせず
さらに重要事項で説明もなく
不動産売買されている。
ここ数年の間で・・・
引渡し後に地盤補強があることが発覚し
それを知らされていなかった買主が
売主や不動産会社相手に訴訟を起こし
1000万円もの賠償金が認められた
裁判の判例が多くあります。
怖いです。(^^;)
当社は分譲業者です。
よって・・・
立地や周辺の状況
また、建物の建築時期や
建設した業者名によって
「この土地は地盤補強してある」
と予測することが出来ます。
本地は
売主様からも仲介業者からも
「杭がある」という説明は
一切ありませんでした。
ただ、既存建物は大手メーカー施工で
築年数は24年前後です。
私は「間違いなく入ってるだろう」と
予測の上で購入しました。
建物の解体が終わる前に
解体業者の不動マネジメントさんに
https://fudo-m.com/
「たぶん、杭が出てくる」
「杭を潰さないように表してほしい」
「その時点で位置の計測をする」
と依頼。
不動マネジメントさんは慣れたもので
「杭頭を全部掘り起こします」
と、快諾してくれました。
結果・・・
この辺りの土地は「支持層」が
地下8mを超えるため
この杭は、一本一本
地下8mまであることとなります。
鋼管杭の太さは、約13cm
先端がドリルの羽根状になっており
大体35cm程度と思われます。
よって、これを引き抜くと
地中8mまで直径35cmの穴が
空くこととなり
地盤を緩めてしまいます。
よって・・・
建物の基礎に影響がない高さまで
一本一本、切断します。
地下1m以上掘り返し
鋼管杭を一本一本露出させ