Translate

2018年7月1日日曜日

立川談笑

6月30日~7月1日は
毎年恒例の当社の慰労会を奥湯河原で行いました。
1泊2日で料亭旅館「海石榴」を半貸切させていただき開催。

毎年、6月初旬の蛍の時期に行うのですが
今年は、その時期に予約を取ることが出来ず
6月末日にずれ込みました。

お忙しい月末に皆様お越しいただき誠に有難うございました。
また、昨日今日と私に頂いた仕事ご連絡に対して
ご返信が出来ず、申し訳ありませんでした。

今年は、立川流の異端児と言われている「立川談笑」師匠が
なんと落語の独演会をお受けしてくださいました。

旅館の会議室を貸切り、番頭さんに高座を作っていだだき
主役の登場を待ちます。



お囃子の「野球拳」が流れて・・・
談笑師匠が登場。

大きい!!
進撃の巨人・・・というより、ヒグマのようです。(^^;)


とても楽しい枕から始まり・・・
演目の一つ目は「時そば」です。



「ちくわが透けてるね~。月が見えるよ。」とひと節。


「器がいいね~」の一節。


演目の二つ目は「金明竹」です。


1時間10分ほど、ぶっ続けで演じてくださいました。


やはり、何事も・・・
「一流を知る」ということと
「直に触れる」というのは大事ですね。

いくら一流をCDで聞いても、直に触れないとダメ。
いくら直に触れても、一流でなければダメ。

なぜって?
やはり、全然違うからです。

今回、一流の芸を目の前で見て・・・
とても人生の勉強になりました。

座布団に座り、顔を上げた瞬間
40人ものどこの誰かもわからない人たちですよ。
その生まれて初めて会う人の前で座ったまま
口先一つで
その人の心を瞬時に掴まなければならない。

冷房が効いて少し寒い室内でしたが
談笑師匠は全身汗でびっしょり。
こんなに小さな会場にもかかわらず一切手を抜かず
身振り手振り、全身を使っての話芸。

その姿にほんとうに感銘を受けました。

とにもかくにも感謝です。

ヒグマのような巨体ですから迫力があります。
でも、談笑師匠は顔は笑ってますが、目も笑ってる。
不思議。

話が終わり軽やかに高座から降りると
満面の笑みを振りまきながら御退場下さり
これまた感謝。


すぐに楽屋となっているお部屋にご挨拶にお伺いすると
大慌てで着替えていらっしゃり
東京行きの電車に20分後に飛び乗らなければならないとのこと。

過密スケジュールの中お受け頂き、誠に有難うございました。

ご挨拶のあと、手拭いをいただきました。(^^)


ニコちゃんマークの手ぬぐいだ~。


談笑というお名前、素敵です。


でも、落語会の異端である立川流。
その中のさらに異端児と言われている御方です。

これは、はたしてニコちゃんマークなのでしょうか?

右にしたり、左にしたり・・・
ひっくり返してみたりして・・・

何か違うものに見えるかもと、暫し手拭いを手に唸る私。

皆さんは、このマーク、何に見えますか?


2018年6月30日土曜日

鎌倉の不審者情報

今月初旬
辻堂海浜公園にて連れ去り未遂事件が起きたことを
お子様をお持ちの親御さん方は
ご存知かと思います。

5歳の女の子と3歳の男の子が
追いかけっこをしながら
お母さんより先に走って行ったとき
30代~40代の男1人女2人の3人組に
声を掛けられ、「トイレ連れて行ってあげるよ」
と手を引っ張られて、連れて行かれそうになったそうです。

30m後ろにお母さんが居て追いつたら
「なんだ、お母さんいたんだ。」
と言って手を放し、目を合わさず立ち去ったらしく
警察に通報したところ
似たような被害届が多く出ているとのこと。

我が家も良く行く公園での出来事で・・・
心底、ゾッとしました。

凄惨な事件が多い昨今。
犯罪もアメリカ化が進んでいるのでしょうか?
日本以外の海外では、小さな女の子が一人で歩くなんて
絶対にできないそうです。

もう日本の「世界一安全な国」という認識を
我々子供を持つ親は、改めなければなりません。
住んでいる我々は実感していませんが
急激に環境が変わっているように思います。

一人遊びや一人下校は、できない世の中になっているのかと。

そんな中、我が街大船で不審者情報が頻発しています。

■平成30年6月23日(土)午後1時00分頃
岡本・岡本外耕地公園付近で、50~60代の太った男
すれ違う際に体を触られそうになった。

■6月22日(金)午後3時45分頃
小袋谷・小坂小学校付近で、50代の作業服の男
下校中の児童の後をついてきた。

■6月20日(水)午前8時15分頃
関谷バス停付近で、30代~40代の身長160cm男
「ママが向こうで待っているからおいで」
と声を掛けられ、連れ去ろうとした。


■6月19日(火)午後5時30分頃
植木・陣屋坂バス停付近で、50代後半サングラスの男
「今日サッカーのコロンビア戦やるけど見る?」
と聞かれ、リュックを捕まれそうになった。

同じ男の可能性があります。
緊急要注意です。

鎌倉市では、
ホームページにて不審者情報を提供しています。

■鎌倉市不審者情報

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/anan/fusinsyajouhou2.html

毎日、チェックが必要です。

また、市民安全課がツイッターで常時不審者情報を提供しています。
https://twitter.com/kamakura_anan

親御さん達、ご活用くださいませ。

2018年6月29日金曜日

ゲーム依存と竹中平蔵

東京新聞の佐藤正明さんの風刺画が秀逸です。



いつも抱腹絶倒させて頂きながら
この風刺を通して・・・
ことの重大さと世間の関心の低さの乖離に
胸が締め付けられています。

何もかもが中途半端のまま、進んで行っています。
何もかもが中途半端のまま、決まっていきます。
こんなこと、今までありました?

でも、国民は無関心。
ジャニーズの度重なるスキャンダルや
サッカーワールドカップに夢中。
まさに夢の中。

その状況に手も足も出ず・・・
しかし放っておけず痛烈に皮肉るしかないと・・・
佐藤さんに教えられています。

先日、ゲーム依存の記事がありました。
全世界でインターネットゲームが問題化しています。
日本ではネット依存症の恐れがある中高生が約52万人いるとのこと。
(2013年に厚労省発表)

今年になり、ゲーム障害という「病気」が
世界保健機関で認定されたことで
日本でも「ゲーム障害」が保険診療で治療できるようになりました。
それほど、世界で深刻な状況なのです。

子供を持つ親は、しっかりと認識する必要があります。

解決は簡単なんです。
国が、ゲームを規制すればいいのです。
しかし、日本発の世界産業となってしまったゲームは
数少ない「メイドインジャパン」として君臨しており
企業側に傾倒する現政権にその規制を行う事はできません。

ゲーム業界団体の理事はこう仰います。

「世界で二十億人の人がゲームを楽しんでいる」
「WHOは常識的にゲームに中毒性が無い事を知っている筈だ。」

つまり・・・
ゲームを作っている我々に責任は無い。
やり手側の問題。
そう仰っているのです。

全然別のようで、似たような話があります。

『高度プロフェッショナル制度』です。

専門職の就労者に対し、残業代をゼロにする。
労働基準法の1日8時間という制限を排除する。
1ヶ月4日休日で24時間休みなく働かせることが可能。
制度が出来上がると過労死しても過労死認定されない。
年間104日以上の休暇を与えれば寝ないで働かせることが出来る。
個人の同意が必要となるが、会社の指示を断れる人は稀。

様々な不備を指摘されているこの制度ですが
法制の中心人物である竹中平蔵(人材派遣会社会長)は
その批判に対し、こう仰いました。

「なぜ、こんなに反対がでるのか不思議だ。」
「世の中の理性を信じれば24時間働かされるかのような変な議論は出てこない。」

はい。
皆さんに質問です。

今の世の中に・・・、理性を感じますか?

今の政府や企業の理性を・・・、信じられますか?

耐震偽造・産地偽造・排ガス偽造・除染偽造・強度偽造・公文書偽造etc・・・
この偽造まみれのご時世に・・・

「世の中の理性を信じて」と、性善説を掲げる竹中平蔵。(失笑)

私のような頭の悪い人間が考えても、滅茶苦茶です。

法とは、道理の通じないの人を制するものであり
元々、理性のない人を取り締まるものです。
その厳しく取り決めた法を逆に緩めて・・・
その法の基で会社経営する人の理性にゆだねるというのは
既に法律として破綻しているのではないのですか?

違います?
だれか、教えてください。

今、こんな中途半端なことが・・・
国会で中途半端に討論され・・・
半端ないモノが、ドンドンと生み出されています。

サッカー後ろに隠れ、全く議論されないまま。
全国民は、西野監督の采配批評に夢中。

我々は、やはりバカなんですか?
だれか教えてください。本当に。


2018年6月28日木曜日

パテスリーマルシェ

大船には、いっぱいケーキ屋さんがあります。

その中でも、私が良く買い物するお店がパテスリーマルシェさん。
http://www.m-arche.jp/

ご近隣のご挨拶時の手土産として
ここのロールケーキやシュークリームを使わせていただいています。

今月、息子の誕生日がありまして
一週間前、誕生日ケーキをどうするか、妻から相談がありました。
妻は、今年もキャラケーキでお祝いしたいとのこと。
息子が「カービーのケーキ」を所望しているそうです。

特注のキャラケーキと言えば港南区のケーキ屋フィサリスさん。
メディアにも幾度と取り上げられている
特注キャラクターケーキの老舗です。

好きな絵柄をとてもリーズナブルに作ってれるので
我が家の子供たちの誕生日ケーキは、フィサリスさんに今までお願いしていました。
http://heisei-shonan.blogspot.com/2014/10/blog-post_28.html

でも、去年、廃業してしまったのです。
残念(TT)

しかし、困った。

そこで妻。
誕生日の数日前、息子を連れて、パテスリーマルシェへ。
キャラクターケーキをやっていないシェフに直談判をするという
無茶を私に内緒で断行しました。

持って行ったのは、息子のマンガ本の表紙。

「子供の夢を壊したくないから受けられないな~」
と固辞するオーナーシェフの武藤さんに、息子と嘆願。(苦笑)
子供を目の前に、さすがに断れなくなってしまったシェフ。
その場で、了承して下さったそうです。

武藤シェフ、本当に申し訳ありませんでした。

その場でどういう風に仕上げるか息子とディスカッションまでしていただき
本当に感謝です。m(_ _)m

そして、当日、出来上がったのがこちらです!!!!



す、す、すごい!!
今まで見てきたキャラケーキの中でNo1です。

息子がシェフに「これのケーキを作って」と持って行ったのが
たったこれ一枚だけです。


この2次元の絵が・・・
こんなに立体的に出来てくるなんて・・・
全く想定しておりませんでした。


本当に凄い。
しかも、ビックリする価格。(□゜;)

私が仕事中に受け取りに行ったのですが
あまりにも安くて
「こんなに安くて良いのですか?」
と口をあんぐり驚愕してしまいました。

武藤シェフは、そんな私を見ながら
「普通の5号サイズのケーキ代に、俺の手間代が500円だよ」
と、ハニカミながら厨房に戻って行かれました。

本当に有難うございました。
感謝しかありません。

当日、8歳の息子。
8本のロウソクを指すことを拒否。(^^;)
「ロウソク指したらかわいそう」
と、結局、外側のフルーツに差すことになりました。

パテスリーマルシェさんでは通常
キャラクターケーキの作成は行っておりません。
普段はお受けしていないそうですので
何卒、ご承知おきください。

通常販売しているケーキはとてもおいしく
他店に比べ、リーズナブルです。
大船で、一番お勧めするケーキ屋さんです。(^^)

お見知りおきを!!!!



2018年6月26日火曜日

朝日小学生新聞

今年から、小学生2年生の息子に読ませている
朝日小学生新聞。

https://www.asagaku.com/shimen.html

バーチャルな世界が発展し続け
若年層の世間離れというか、浮世離れが進む昨今。
それが政治離れを生んでいるのだと感じる私。

せめて、我が子たちには
しっかりと自分の置かれた世界の
足元を見つめられる人間になってほしい
そう願う44歳の初老の親の希望。

どうすればいいのか?
そこで私の導き出した答えが「新聞購読」でした。

実は私も30歳まで新聞は読んでいませんでした。
さすがに30歳になって新聞読んでいないのは恥ずかしい。
そう思って、仕事の為に読み始めたのですが
新聞を読むだけで、感心事が大きく変わりました。

娯楽一辺倒だった人間が・・・
日本という国を考えるようになったのです。

紙面は多種多様です。
自分で好きなものを選んで見るインターネットとは違い
一切、感心も関連が無いようなことでも、目に入ってくる。
それらの「見出し」に何気なく気を留めて
それに続く記事を読むことで、無限に見識が広がっていくのです。

ここがネットとの大きな違い。
ネットは、興味ある事に突き進んでいきます。深く深く。
そこから反れることは殆どない。
だから、ドンドンと深く情報に染まり、視野が狭まっていくように思います。

たとえば、私が全く興味のなかったものの代表として
「哲学」がります。

ネットでそんなものに触れることは100%ありませんでした。
でも、新聞では日本を代表する多くの学者方が紙面をにぎわせます。
フラッと彼らの主張を流し読みし、興味を覚える。
じっくりと読むことで、新しい表現を知り、言葉を知り
そして、全く新しい人生観を知ることが出来ました。

新聞を読む前と後の私は、別人ですね。きっと。
私の人生観は、新聞により180度変わりました。

その経験から・・・
新聞は凄いと思うのです。
そして日常を知る最大のツールは「新聞の購読」だと。

新聞は、学校の教科書を読むよりも勉強になると思います。
子供のころから新聞を読む習慣をつけたら
人はどんな成長をとげ、どんな人間になるのだろう?
個人的に、我が息子に興味津々です。

そんな中・・・
我が国の副総理大臣がこんなことを仰ったそうです。

自民党の支持者の大半が10代、20代、30代前半。
一番、新聞読まない世代。
新聞読まない人たちは全部、自民党なんだ。
新聞とるのに協力なんかしないほうがいい。
新聞販売店の人に悪いけど、つくづくそう思った。

笑いました。
こんな輩が我が国のNo2なんですね。

国の金を握るトップが、国民に対し見識を広げるなと仰る。
ネットで配信される自分に興味のあるものだけを見て置け。
俺たちがお前らの為にやってやってるのだから、黙ってろ。

素晴らしい御主張ですね。
The封建主義ですね。(^ー^)

こんなDQN政治家を出さないためにも・・・
皆さん、読売・朝日・毎日・産経・日経etc
何でも良いので、新聞を読みましょう。

できれば、子供に小学生新聞を読ませましょう。

読売こども新聞
http://www.434381.jp/kodomo/

毎日小学生新聞
https://mainichi.jp/maisho/

ちなみに・・・
先週、朝日小学生新聞にて
我が子たちの投稿ハガキが掲載されました。



「おたより広場」というハガキ投稿コーナーです。


娘が上、息子が下。


小学生低学年の読者が珍しいのか
一回目の投稿で載せてくれました。(^^;)

息子は、夕方・・・
妻が料理をしている前で・・・
この新聞を毎日声を出して妻に読み聞かせています。

妻は、新聞を読みたがっていますが
家事と育児と町内会と学校行事で新聞を読む気力がありません。
だから昨日世の中で何があったかを息子が母親に教える。

息子の読解力を養い
朗読術も身に付き、説明力も付く。
子供ながら世の中の出来事を知り
世界のニュースを見ることで狭い視野が世界に広がり
お母さんの見識も広がる
母に教えるということで息子に小さな威厳が芽生え
さらに家族の大きなコミュニケーションになる。

一石八鳥ぐらいですね~。

こんな素晴らしい新聞を「必要ない」「不買しろ」という財務大臣。
それを「あのおっさんまた言ってらぁ」と不問にする国民たち。

酷いありさまです。

各新聞社、応援します。
頑張ってください。