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2018年5月31日木曜日

滑舌

それにしても・・・

国会見ていて思うのですが
党首の皆さん、とても滑舌が悪い。

安倍首相・枝野代表・志位代表のお三方。
お話が、なんとも聞き取りにくい。

先日、女優の「土屋太鳳」さんが
舌小帯短縮症の手術をしたというニュースをみました。
滑舌が悪いのを改善するために
舌の下にあるヒダを切り取る手術なのだそうです。

政治家は言葉で百万単位の人を動かす仕事なのですから
滑舌の改善をぜひお願いしたい。

また、国会は退屈だと敬遠されていた昨今。
今、面白いですよ。
とっても。(^-^)
子供たちも、将来必要とされる大人の立ち振る舞いが学べますので
ぜひ、中学生や高校生の皆さんが見てほしい。
スマホがあれば、ユーチューブで簡単に見れますから。

国会中継のアーカイブを見ていて
44歳のおじさんも、この年になって大切な事に気が付かされました。

人に自分の主張を理解してほしい時
また、物事を言葉だけで正確に伝えたい時は
自分の言動を

「ゆっくり」
「ハッキリ」
「端的」

とすることがとても大事なんですね。

端的とは・・・
「てっとりばやく確信に触れる」ことを指します。

共産党の宮本岳志氏と安倍首相のやりとりをみていて
とても勉強になりました。



(動画は日本政治チャンネルより)

相手に比べ、宮本岳志氏の話はとても聞き取りやすく
要領を得ていて分かりやすい。
かたや、官僚や首相は何言ってるかわからない。(^^;)
こんなブログを書くと・・・
「あそこの会社の社長は共産党だ」とか言われそうですが
私は、自称右翼の人間ですから、あしからず。(苦笑)

それにしても・・・

以前、文科省の事務次官が更迭されたとき
加計問題に絡んで「総理の意向」と記した文書が出てきて
それを本物とした前事務次官の前川喜平氏に対し

「(彼は)地位に恋々としがみついていた。」
記者会見で痛烈に批判した菅義偉官房長官。
その時の、官房長官のお話では

「(彼は)当初は責任者として自ら辞める意向を全く示さず
その後に世論からの極めて厳しい批判などにさらされて
最終的に辞任された方だ。」
として、前川氏を『人間失格』だと批判をされていましたね。

さて現在。
総理大臣と副総理大臣は自ら辞める意向を全く示さず
世論からの極めて厳しい批判などにさらされています。

総理大臣の口癖を借りると「まさに」
自らの地位に恋々としがみついているように見受けます。
菅官房長官は、そのお二人を見てどう思われているのでしょう?

そして、国会答弁で一番笑ったのは・・・
「私と妻が関わっていたら、議員も総理大臣も辞める」
と、過去の国会で言い切った安倍首相。

今になり、2人が関わっていた証拠が次々に出てきて
一体全体どうするのか注視していたら
彼は、驚くべき事を口にしました。

「お金のやり取りがあって頼まれて行政に働きかけたという意味での関わりは無い。」

凄いですね。
ここまで、必死にしがみつくのです。
己の地位に。

恋々としがみつくその様をみて、感服しました。
「ああ、この人は身を以て国民に体現されておられるのだ。」
その姿は、なんとも勇敢で、限りなくみっともない。

総理が良く仰る『李下に冠を正さず』という諺。
中国の故事だそうですね。

2000年以上前の中国の斉の国のお話です。
虞姫(ぐき)という女性が実在し
その彼女が発した言葉に由来するとされています。

当時の王の娘だった彼女
ある日、家臣たちが悪事をしていることに気づきます。
その家臣を排除するよう父親に忠告すると
逆に家臣から不倫をでっち上げられてしまい、
普段の様子からそれを信じた威王は娘を幽閉します。

囚われた虞姫は、父親に言いました。

私はこれまで王のために尽してきたが陥れられてしまった。
もし自分に過ちがあるとすれば、
人に誤解を招くような行動があったこと。
それは自分の責任である。
たとえ死刑になろうとも、弁解はしません。
ただ死ぬ前に、これだけは聞いてほしい
と・・・
国の惨状を訴えた。

この時、虞姫が自分をたとえた言葉が下記です。
『瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず』

たとえば、瓜の実がなっている畑の中では
身をかがめて靴を履き変えてはいけません。
瓜を盗んでいるのではないかと疑われるからです。

李(すもも)の木の下では
頭の上でずれた冠を直してはいけません。
李の実を盗んだのではないかと疑われるからです。

私の死後、王としてそう心掛けてほしいと嘆願する娘を見て
王は目覚め、悪事を働いた家臣を処刑して国を建てなおした。

なるほど。

とすると・・・
安倍首相曰く「威王」が自分だと。
悪事を働いた家臣が「財務省」で
野党が「虞姫」という比喩になるのですね。

そうかぁ。
得意万弁にこういう彼に、もう少しツッコミを入れてほしいところです。
なぜこれを野党の皆さんがスルーしている不思議。

安倍氏は・・・
自分を「王」だと思ってらっしゃるのです。

安倍首相の答弁を語ると不条理のキリがないので
私も真似をして、最後に諺をひとつ。

『前車の覆るは後車の戒め』

自民党の良識ある政治家の方々に、強く望みます。


2018年5月29日火曜日

角川ドワンゴ学園

N高等学校って知ってます?

私、知りませんでした。

通信制の高校なのですが・・・
私の時代の通信制のイメージとは全く異なる「ネット高等学校」で

いつどこでも「スマホで授業」が受けられるのです!!!

本校は沖縄本島の真ん中「うるま市」の離島に所在し
2016年に開校した新しい学校なのですが
キャンパスは日本全国にあり
通信・通学・全寮制をリアルタイムで選ぶことができて
さらに何を学ぶのか、いつ学ぶのかを自分でチョイスすることができる。

学校に通う必要があるのは、年5回だけ。

今までの『やらされる高校』の概念をいっさいがっさいぶっ壊した
『自分で選び、好きなものを学ぶ高校』という

まさに今の時代にあった超高校と言えます。

詳しくは、N高校のHPをご覧ください。

動画を見てもらうのが今の時代にあってるかな?



色々な動画がありますので、ぜひご覧ください。

すでに、新しい時代が始まっていますね。
こんな試みに触れると、日本の未来に明るさを見出す事ができます。

こんな高校があと10年早く生まれていれば
多くのニートが救われていたと思います。
集団が苦手、人に合わせるのが苦手、教師が苦手。
学校の校舎の雰囲気自体が苦手という子供たちはとても多くて、
様々な個性を持った子供たちが皆
一つの箱にいっしょくたに詰められて
息苦しい思いをしています。

実際、私がそうでした。

この学校の名前を一番最初に知ったのは、新聞記事でした。
以下がその記事です。
****************************************************
~島に移住、17歳の充実~
島々が連なる鹿児島県北西部の長島町に今秋
東京から女子高校生が移住した。
通学時間の長い東京の学校に足が向かなくなった
高校2年の白鳥優季(ゆうき)さん(17)。
島に高校はなく
教育拠点「長島大陸Nセンター」で学びつつ
水産業を手伝う。

「自然にあふれ、人も温かい。島暮らしもいいかな」
一緒に移住した家族とともに
生き生きと新天地で根を張りつつある。

12月中旬、町北部の諸浦港。
海上の作業場で白鳥さんは、地元特産の養殖ヒオウギガイの
出荷作業のアルバイトに汗を流した。
口紅も引く今どきの女の子。
網に入った小魚をつかみ「かわいいー」と声を上げた。

白鳥さんを雇う水永一朗(かずあき)さん(49)が
貝の刺し身を差し出すと
「甘い。都会じゃあり得ない経験」と頬を緩ませた。
汚れてもお構いなし。とてもたくましい。
何にでも興味を持つ姿に水永さんの方が驚く。

白鳥さんは都立の進学校に通っていた。
しかし自宅から電車を乗り継ぎ片道約2時間。
朝がつらく、1年の2学期から休みがちになった。
2年生になると午後からの登校が続いた。
「生活リズムが崩れていた」

そんなとき、母の薫さん(47)が長島町への移住を提案した。
2007年に唯一の高校が閉校し、若者流出に悩む町は
昨年8月、通信制高校「N高校」の教育拠点を役場に開設。
薫さんは、知人で町の地域おこし協力隊を務める土井隆さんからセンターの話を聞き
通学時間にとらわれず学習できる環境が娘にぴったりではと思った。

白鳥さんは「環境が変われば、自分も変われるかも」と決意。
10月末、中学2年の弟、聖(あきら)さんと家族3人で移住した。

薫さんは町の地域おこし協力隊に採用された。
町には、センターで多様な学びの形を提供しつつ
若者に島の魅力を体感してもらい
定住につながらなくても「長島ファン」を増やしたいとの思いがある。

センター初のN高生となった白鳥さんは朝から養殖を手伝い
午後から授業の動画を見ながら勉強をする生活。

町の地域おこしイベントにも加わるなどして、友人も増え始めた。
「以前より自ら考え、積極的に動くようになった」
と感じている。
来年2月には出荷のピークを迎えるアオサ養殖の
手伝いもするつもりだ。

将来的な定住は「全く分からない」
それでも、今はいろんな経験をしてみたいと目を輝かせる。
「もっと長島を知って好きになりたい。」

鹿児島県長島町は
N高校を運営する学校法人角川ドワンゴ学園と連携し
役場の空き室に長島大陸Nセンターを開設した。
無料の公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」が整備され
N高配信の授業動画をネットで見ることができる。
町はこのセンターを拠点に

他のN高生らを対象にした職業体験プログラムも実施している。
***************************************************
西日本新聞より)

面白いでしょ!

東京砂漠から、自然あふれる地方の離島に移住し
働きながら、余った時間で高校生活を送るなんて素敵。

この学校の創始者、川上量生さんは凄いな!!
日本、捨てたもんじゃないね。

こんな人が、総理大臣になればいいのに。(TT)



2018年5月28日月曜日

街の自立

まちといっても
町と街では、根本的に異なります。

でも、言葉で発すると同じ「まち」となるので、なんとも解りにくいですね。
街は、コミュニティーで
町は、区分け区切りです。

だから、「街の再生」と「町の再生」では、まるで違う意味となります。


国や県や市が公共事業として行っているのは「町の再生」です。
道路や歩道は広くなるが・・・
巨大資本に頼ることにより郊外のショッピングモールばかりが増える。

町の再生が進めば進むほど、地場の生活の中心だった商店が打撃を受け
シャッター街が増え続け
地場の商店街は壊滅し、小さな街が機能しなくなる。
ドンドンと疲弊し、人が流失しつづける結果となっています。

本来必要なのは街の再生なのですね。
それは「コミュニティーの再生」であり
人と人とのつながりを再生することとなります。

富士通総研研究員の上田さんが新聞でこんなことを言っていました。

東京には数百の超高層ビルが存在し
天空に無数の人が働き
そして暮らすようになった。
一方で大災害の教訓から
建物へ期待される物事は変わりつつある。
東日本大震災では
東京も高層ビルやマンションでエレベーターが動かなくなり
断水が発生し、生活に支障が生じた。
山間地域の集落が孤立した熊本地震のように
高層ビルも限られた上下の流れを失えば
「山岳地帯」と同じである。
高層ビルや高層マンションは
こらからは、人やシステムの連携によって
建物や空間を多機能に強化し
それ自体で「自立した街」を創っていくべきである。

仙台市で行われた世界防災フォーラムでは
マルチステークホルダー型防災が「日本の伝統」として
世界で普遍化された。
「全ての人が取組み、全ての人を守る。」という事ができるよう
その対話を始めるときである。

「東京砂漠」じゃないですが・・・
人と人とのつながりが全く無い都会の生活では
熊本の震災のように、人と人が助け合うことを望むのは難しく
また、何年たっても復興は進まない熊本の惨状は
現在の政府も公共も頼りに出来ないことを表しています。

今、都心に直下型の大地震が起こった場合
公共自体が機能不全となる可能性が高い。
そうなると、誰も自分や自分の資産を守ってはくれない。

備えあれば憂いなし。
でも、それは水や食べ物だけではなく
人と人との助け合える下地造りであり
マンション居住者やビルのオーナー間でコミュニティーを形成し
自分たちの力で危機に対応できるようにしないといけない。

そう、仰っているわけです。

この東京新聞の記事がなんだか喉に刺さった魚の骨のように
私の心にひっかかっていたところ
先日、こんな記事を発見しました。

「鎌倉資本主義」

暮らしやすさと人のつながりを地域の大切な資本ととらえ
「幸せ度」を高めようという取り組みが、鎌倉市で進んでいる。
競争原理による資本主義経済から一歩抜け出し
地域が企業と協同して
全体の豊かさにつなげる、名付けて「鎌倉資本主義」だ。

なにそれ?
鎌倉市民として、全く知りませんでした。(^^;)
その中心としてオープンしたのがこれ!!
「まちの社員食堂」
https://kamakura-shashoku.machino.co/


(画像はkey-architectsさんより)

今年4月にOPENしたそうです。
地元の飲食店31店が週替わりでメニューを提供。
市内22の企業や団体、市役所が運営にあたる。

「食でつながりが増えればハッピー」
「人が集まれば、新しい発想が生まれる」
「地産地消の新しい形」
「新しい資本主義の取り組みの一つです」

そう仰るのはこの取組の中心人物である
『面白法人カヤック』のCEO柳沢大輔氏。
https://www.kayac.com/vision/kamakura

ほほ~
面白~い。

街の再生の本質を鎌倉で見るとは・・・!!

柳沢さんは44歳。
私と同じ年だね。

一緒に酒でも飲んでみたいな。(^^)
楽しそうだ。
あ、なるほど。
これが全ての原動力なのかも。

「面白そう」「楽しそう」
これがなければ、現代人は動かないのですね!!
そして、公共事業に欠落しているモノですね。
町内会や自治会にも見当たらず
もちろんマンションの管理組合にも微塵もない。

だから若者たちが離れていく。

そう考えると面白法人という名前は、まさにですね。
なるほど!

日本の未来を切り開く力は・・・
「面白そう」「楽しそう」なのか!!

ますます、柳沢氏に興味が湧くのです。
同じ柳ですし。(^^)


2018年5月27日日曜日

鎌倉山売地

鎌倉山4丁目にて土地を購入しました。

土地面積64坪の更地です。
8月をめどに駐車場の造成を行い、土地として販売を考えています。
価格は3,000万円前後。
ライフラインは全て引き込み済みとなりますので
家を建築するときに余計な諸経費が掛かりません。

今日は、駐車場スペースの大きさと階段の位置を決めるため
参考間取りを考えてみました。


方角は上が北、下が南となります。
南側は一部紀面となりますが、とても広いですね!!

建物は、1F面積が51㎡程度。
リビング部分をドンと吹き抜けにして解放的な家となります。

土地付き建物で4980万円(税込)が目途となります。

最寄は、湘南モノレールの湘南深沢駅まで徒歩11分。
又は西鎌倉駅となります。

現在、深沢エリアで都市開発が進んでおり・・・
徒歩10分程度のところに商業施設や鎌倉市市役所が建設され
2026年には開業されると思われます。

ご興味がおありの方、お問い合わせくださいませ。
(^^)


2018年5月26日土曜日

子供の世界

先週の定休日。
妻が体調不良だったので子供たちと自転車で近くの児童公園へ
そこには、小学校の同級生がいっぱい。(^^)

娘は、同級生を5人見つけ自転車レース。


息子は、同級生8人とベイブレード。
(現代のベーゴマ)


公園の周りには、付き添いのお母さん方。
幼稚園が一緒だった方が多く、ほとんど顔見知り。

私も空いているベンチに腰を下ろし・・・
おおよそ半日、公園でまどろみました。(^^;)

夢中で遊ぶ小学生低学年の子供たちを観察していると



38年前のホコリを被った記憶が少しよみがえってきて

「ああ、自分にもこんな日々があったな~」

と、なんだか感慨に浸ってしまいました。

まさか、こんなオッサンになるとは
子供のころ夢にもおもっていなかったな~。
そして、こんな風に
自分の子供たちを連れて公園に付き添うなんて
子供のころの私が知ったら、腰を抜かして驚くだろうな~。(笑)

久々に「子供の世界」に触れて・・・

そうそう大変なんだよね。子供は子供で。

人付き合いが成熟していない中で
喧嘩して、仲直りして、仲たがいして
相性が良い子も、全く合わない子もいたり
でもそれがいっしょくたになっていて
クラスの中で上下関係が生まれ
解らない中で上手い事やっていこうと努力して。
何人かのグループに分かれ
その中で主張したり自分の主張を抑えたり。

狭い中で、いっぱい嫌な思いしたな~。
(私の子供のころ)

ん?
まてよ?

こりゃ、大人の世界と全く同じじゃないか。(^^;)

そう考えると、子供って大変だ。
あんな小さな体で、大人の世界と同じように
人間関係に四苦八苦している。

最近、我が家ではルーズな息子や娘に怒ってばかりだったけど
家に居るときぐらい子供が安らぐようにしないとダメですね。
プレッシャーを掛けず、叱らず、ニコニコしないと。

学校でストレスを受け
帰った我が家でプレッシャーを受けたら
こりゃ、生きてられませんわ。(TT)

怒らないようにするのはとても難しいですが(苦笑)
親として、これからしっかりと心掛けたいと思います。

公園のベンチで、そんなことを想う・・・
44歳の春でした。