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2016年9月30日金曜日

厚顔無恥

原発事故直後の衆議院議員選挙・・・
自民党の公約には、こうありました。

全てのエネルギーの可能性を掘り起こし
社会・経済活動を維持するための
電力を確実に確保するとともに
原子力に依存しなくても良い
経済・社会構造の確立を目指す

「原子力に依存しない社会を目指す」

そう公言し、自民党は大勝しました。
公約から、4年。

世界一危険とされる高速増殖炉もんじゅに対し・・・
安倍総理大臣は、昨日こう言い切りました。

高レベル放射性廃棄物の管理を安全にし
資源を有効に利用する観点から、必要だ。
エネルギーの安定かつ低廉な供給と
気候変動問題の対応を同時に実現するため
原子力は欠かすことが出来ない。

※寒い発言なので、文字を青で表現しております。

そして、もっと驚くことに・・・

元、プロレスラーの馳前文部大臣がこう仰いました。

原子力規制委員会からもんじゅに対し
物理的、技術力、費用、予算で可能な限度を超えた
要求水準があった。
彼らには血も涙も無い。
もんじゅは、継続して稼働すべき。
ハードルを高く上げてほしくなかった。
もんじゅを設計し、建設し、出力40%までだが
それでも、動かしたのは大きな成果だ。

ええと・・
先のたった4年前の自民党の公約には・・・

原子力の安全性に関しては
独立した規制委員会による専門的判断を
いかなる事情よりも優先する。

と、掲げられています。

「規制委員会の判断はなによりも優先する」

馳さん、ジャイアントスイングで回り過ぎたんでしょうね。
「血も涙も無い」って、そりゃアンタらの言動でしょう(失笑)
自分の客観性が全く無い発言を・・・
微塵も気が付いていない。

歯止める役目の、公明党さん。
4年前の公明党の公約には・・・

一年でも早く原発ゼロを目指す

とありました。
皆、御年を召して、記憶力を失ってしまったのでしょうか?

舌の根も乾かないうちに、権力を握ったら、この通りですよ。
ひどい連中です。
沖縄の基地問題も、安保も、自衛権も、TTPも、すべてにおいて、こうです。

「税金の3兆円ぐらいでガタガタいうな。」
と仰った、オリンピック組織委員会会長の森喜朗も・・・

「豊洲は俺も騙されてた。」
と仰った、現形状を推し進めた張本人である元東京都知事の石原慎太郎も・・・

今の自民党及び原子力政策を造ってきた張本人です。

あれが、権力を握ってきた政治家のなれの果てですね。(TT)
感性が無くなってしまう。
もはや、妖怪のたぐいで、人間ではない。

恥を知ることなく死んでいくのかな。

マスコミは、来年1月に解散総選挙などと仰ってます。

彼らの「お財布」と成り下がっている我々国民。
客観的に政治家を見ると・・・
TVドラマなどに出てくる
お金を稼ぐ妻の金をギャンブルにつぎ込む「ヒモ夫」のよう。
まあ、妻の知らないところで借金ばかり作って
人の金を我がもの顔で、使いまくる。

鉄槌をくださなければ。

といって、蓮舫総理、野田佳彦官房長官
・・・
・・・
・・・
それは、ないな。
絶対。

第三極、望む。





2016年9月29日木曜日

本当にやるの?

しかし・・・
本当に、やるんですかね?

東京オリンピック。

なんだか、無茶ですよね?

東京新聞、鷲田清一さんのコラムに気になった部分がありました。

今、高齢化率が高いのは、東北や四国
しかし、高齢化の増加数でみれば、東京が危ない。

東京は、団塊の世代がやがて後期高齢者になるころに・・・
人口の「破壊的」なアンバランスが生じるであろう。

東京は出生率が全国で一番低くく、失業率もつねに上位である。

大震災の時・・・
東京に住み働く人たちが経験したことは
まさに大都市で暮らすことのリスクそのものであった。

電車が止まれば。自宅に帰ることも出来ない。

スーパーやコンビニの棚から、食料・飲料・電池等が瞬く間に消えた。

流通が止まれば、明日の暮らしにも困るという、生活の異常さである。

「社会というものの適正サイズ」
あらためて根本から考え直さなければならない時代に、入ってきているのだと思う。

・行政システム
・グローバル経済
金融市場

これらに生活の基盤をそっくり預けてしまっている都市型の人たち。
有事には、何もできず、生きる術を知らない。

いざというときに駆動できる生活者としての地力。
それを、東京都民はどう蓄えておくか?

そのための生産と流通の仕組み
育児・介護などの素手での相互扶助が可能なコミュニティー
いざとなればすぐに帰宅できる就労先

それぞれの適正なサイズというものがどういうものか?
そのチェックを今、きちんとしておかないと
これからの暮らしは立ちいかなくなるのではないかと思うのである。

「適正サイズ」

逸脱してますよね。
今の都政は。

しかも、都民無視。

オリンピックという言葉だけを巧みに使い・・・
箱モノの公共事業を大手企業に落としたいだけ。

より一層、一極集中を招こうとしている。

政治家はやっぱりバカなんですよ。
ちがうでしょ?
政府が今やらなければならないのは、地方分散でしょ!

オリンピックは、東京オリンピックじゃなく、日本オリンピックにするべきで・・・

できる限り、会場を地方に分け与えるべき。

そこで、地方に目が向けば・・・
地方再生につながり、東京の企業がばらけるキッカケになり
東京でしか就職先が無い人たちが、自分の故郷にもどれることになるかもしれない。

地方には、古くからのコミュニティーが生き残っており
行政・経済・金融に頼らなくても、生きる術があります。

今からでも、遅くないと思うんだけどな~。

身の丈に合った「適正サイズ」
大事ですよね。

2016年9月27日火曜日

湘南ボウル

私が中学生のころ・・・
良く行ったところがあります。

湘南深沢にある「湘南ボウル」です。

もう28年前の話です。(^^;)

その湘南ボウルに、先日、25年ぶりぐらいに訪れました。


ああ、キレイになってる!!
昔は、さびれた感じだったのに。
しかも、平日の昼なのに、超満員だ。(^^;)

流行ってるぞ!!

息子と娘は、生まれて初めてのボーリングです。

よって、軽いトランス状態。


大興奮で、あっち行ったりこっち来たりと、走り回ってます。

お隣のレーンの方には、大変ご迷惑をおかけすることに。(TT)

投げ方を教えて、2ゲーム目で・・・
息子は、ご覧のとおり。


まさかのパワーボーリング。

凄いな、6歳の学習力と吸収力は!!

さすがに、4歳の娘は、6ポンドの玉は重すぎて、持てない。
子供用の投てき器みたいなものがあり、それでゲームしました。

生まれた初めてのボーリングの成績は・・・


4歳の勝ち!!

また一つ、生まれて初めての体験に立ち会えて・・・

良かった。(^^)


2016年9月26日月曜日

相続割合

さて、相続の話の続きです。

今、相続税は基礎控除額が3,000万円+(600万円×法定相続人数)となっています。
それとは別に、配偶者は法定相続をしている限り、税金がかかりません。
それ以外でも、16,000万円を超えなければ、無税となります。

そして、一番、皆さんが勘違いをしている部分。

誰がどんな比率で、相続を主張できるかです。
ご主人が死亡した場合を例にしてみます。

①子供が居る場合

※子供が居る場合は、妻が半分、子供達がその半分を分け合います。
他の人たちは、一切、相続を主張できません。


②離婚した前妻に子供が居る場合

※前妻の子供も、今の妻との間の子と同じ権利を有します。
ただし、子供が居ることを主張して、前妻が相続をすることは出来ません。


③離婚した後に死亡


※離婚した妻の子供が全て相続します。


④子供が居ない場合

※ここで初めて主人の両親が相続を主張できます。


⑤子も主人の両親も親もいない場合


※死亡したご主人の兄弟が4分の1の相続を主張できます。
人数が多くいても、この4分の1を当分することになります。
ただし、遺言で兄弟姉妹は、排除することが可能です。


⑥ご主人の兄弟もすでに亡くなっていてその子が居る場合


※ご主人の兄弟の子供が相続を主張することが出来ます。
ただし、甥姪は遺言状で排除することが可能です。

どうです?
ご存知でしたか?

奥さんが全てを相続できるわけではないのです。

若いと、遺言などを考えることは無いでしょうね。
だから、突発的な事故などで命を落とした場合は、法定相続を進めるしか方法はありません。

ですが、そうなると・・・
今住んでいる家なども相続対象となり・・・
②や⑤のパターンだと、今までのまま住むことが出来なくなる可能性があります。

もし突発的な事故があった時も、家族を守る為・・・
お子様が居ないご家庭や、離婚歴がある方は、遺言を作成されておくことをお勧めします。





2016年9月25日日曜日

知ってるようで知らない相続

不動産の仕事をしていると色々な相談を受けます。
その中で最も多いのが、相続です。

特に、鎌倉に点在する分譲地は
その多くが昭和40年前後に開発された物が多く
当時、皆さん30代や40代でご購入されています。

現在、その方たちは、70歳後半~80歳超となります。

相談事の内容は・・・
遺言の効果や、相続の対象者に関すること。
はたまた、課税額や節税方法など、多岐にわたります。

これらの相談は、様々なところで受け付けています。

大手不動産業者
大手建設会社
大手不動産仲介業者
銀行
信託銀行
保険会社
etc

この相談、入口を間違えると・・・
税金対策という名目でアパート経営を斡旋されたりします。

そして、「30年借り上げ」という、一見おいしそうな話に飛びつき
終の住まいを取り壊し
アパートを建築するため、多額の借金を背負ってしまうケースも。
しかも親子ローンで、子供を巻き込んで。

何も知らないご老人に対し、「30年借り上げ」という飴をぶら下げ
暴利をむさぼっている大手業者を知っています。

実際、5000万円程度で建築できるアパートを
9000万円で請け負っている大手業者を知っています。

しかし「賃貸保障」などと言いながら、その契約書をみると・・・
家賃の改定や不測の事態での契約解除が、アリンコのような小さな文字で謳ってある。
その事の重大性を注文者であるご老人の多くは知りません。(^^;)

すでに、今、空き家が社会問題になっている昨今。
20年や30年、家賃が保証されるなどというのがありえないのは
普通に不動産業に従事している人間なら解るはずです。

家賃を保証する借り上げ会社が、10年先に存在しているのかすら
怪しいのでして。

あ、そうそう。
安普請で建てたアパートは、メンテナンス費用が多額に掛かります。

このメンテナンスの工事も自由度はありません。
建設した業者に任せる特約が、契約書に明記されていたりします。
しかも、普通ではない、恐ろしく高い金額です。(^^;)

もし・・・
相続対象の不動産で賃貸経営を考えるなら・・・
第三者の不動産コンサルタントやファイナンシャルプランナーに一度相談することをお勧めします。

一言だけ言わせてください。

「渡る世間は鬼ばかり」ですよ。

つづく